【川神市】
「.........」
「おっ、はー。君がタクヨちゃん?」
「(コクリ)」
「メッチャ可愛いじゃん。合格間違いナシでしょ。俺が客になりたいくらいだよ、リアルで」
「川神学園の学生って激レアだから、お小遣いスゲー稼げちゃうよ。リアルでさ。さ、こっちこっち」
「(コクコク)」
「モロが男と接触。移動開始。大和好き、付き合って」
「さすが弓使い、目がよくて助かるよ。そしてお友達で」
「男のはるか後方にも男。周囲を確認中。二重尾行だね」
やっぱりアレ、モロか。しかし似合いすぎだろ。さて、次はどう動くのかね?
ちなみに、俺は、スキマの中で見ている。
「もしもし、まゆっち。モロはそっちの信号にくるよ」
「確認しました。追跡に移ります」
「気配を消すのはお任せだぜ」
まだ、松風で話す(?)癖治ってないんだ。まぁ、あってもなくても面白いと思うがな。
「釣れたぞ。わざわざ露出の大きい夏服を選んだ甲斐があった」
「...あのまま真っ直ぐいくと、本町のほうに出るな」
「ガクト、本町の交差点に先回りしてくれ。そこで、まゆっちと尾行を交代してくれ」
俺も先にガクトのいくところの本町の交差点に先回りしますかね。
携帯での会話はあらゆるものを創造する程度の能力で会話を拾って聞いている。
「おうよ!モロの貞操のためだ、頑張るか」
「尾行リレー...上手くできてるな。素人騙すには充分だ」
「めんどくさい真似するなー。捕まえて締め上げてしまえばいいんじゃないか?」
「姉さん、相手は携帯でこまめに連絡を取り合ってるんだ」
「連絡が途切れたらアクシデントと思われるか。ふーむ」
「一網打尽にしないといけないからな、逃げられても困る」
「目標モロと車に乗っちまったぜ。ナンバーを伝えるぞ」
「二重尾行していた男も、その車に乗りこんだよ」
「追跡者がいないと判断してくれたかな...キャップ頼む」
次は翔一かそっちに行くか。
そう思った後に、すぐに翔一のところに移動した
「俺の
やっぱ、翔一は主旨を解ってなかったか...。
「尾行だっつうに!途中で俺たちの車と変わるから。ヒゲ先生、楽しくしてる分車の運転よろしく。俺達も追跡」
「おう。依頼人として、協力させてもらうぜ。」
やっぱり、依頼人は宇佐美巨人先生か。大変だね、巨人先生も。
途中で翔一のバイクと追跡を交代する
「大和。あの車、親不孝通りにはいるみたいだな」
「そうみたいだね、姉さん。全員に通達、親不孝通りに集まってくれ」
「それにしても売春組織とは、最近のガキはませてるぜ」
「川神学園の学生を商品にしようとは図々しい」
「はじめから警察に通報するという手はどうなんだ?」
「もちろん仕上げは警察におねがいするけどさ」
「その前に黒幕達を数発殴って、お仕置きしねぇとな」
こうして、9人の少年少女と一人の大人は親不孝通りに集結した