真剣恋に転生者がINしたら! S版   作:初雪桜

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ファミリーのミッション 1-2

【親不孝通り】

 

「あのオーナー募集って書いてあるボロビルが売春斡旋所の本部みたいだな。皆入っていったぞ」

「根城に廃ビルを利用するって考えはみんな同じなのか」

「入口にごっついのが立っているから、関係者以外はあいつに追い払われるんだろ」

「アジトがビルか…配置パターンBでよろしく」

「モロからワン切り連絡来たぜ!」

「敵はそろってるみたいだな。武力制圧。指揮はキャップ」

「よし。俺とモモ先輩とクリスは、正面から行くぞ」

「悪の組織に踏み込みか。正義の血が騒ぐぞ」

 

俺は、この正義正義って言って人の戦い方等にケチ付けたりするところが嫌いなんだよな。

卑怯でも大切なものを守れなければ意味ないのにな。

 

百代がステップ踏みつつガードマンに近づく

 

「楽しくなってきたな。こーんにちはっ」

「…?なんだお前らは帰れ。ここは入れないぞ」

「女が女を買ってもいいじゃないか」

「!貴様何所でそれを…こっちへ来い!」

「うごぐぼはっ!」

 

うわぁ、痛いだろうなくらったやつ。百代、相手の首の骨外したぞ。気絶くらいはするんじゃないか。

 

「なぁに、死にはしないさ。そのまま悶えてろ」

「よし、突入だ!行くぜオラーーーーーーーーー!」

 

キャップたちは中に踏み込んだ

 

「っ、なんだ!?警察…じゃねぇな、リアルで」

「てめぇらの悪事はお見通し。証拠と身柄よこしやがれ」

「ほう、なかなか数がいるな。20人といったところか」

 

百代がそう言うって事は喧嘩強いのは20人であとは雑魚って事か。

 

「…ざけんな!川神の群狼と言われた俺達、なめんなよ」

 

男たちは、その一言を皮切りに猛りながら襲ってくる

クリスが前に出た

 

「ここは自分が退治してくれよう」

 

クリスは、舞うように蹴りを放っていた

 

「何だこいつら…やべぇ、逃げろ!」

 

裏口になだれ込む男達の前に岳人がいた

 

「残念だが、ここは通行止めだぜ!」

 

岳人は男の足をつかみ、豪快に振り回した

組織の人間達は、窓からも逃げ出した

 

「おっとー!一人も逃がさないわよ!」

 

一子が、逃げる敵を捕まえていた

 

「一子、あんま無茶するんじゃねぇぞ!」

「分かってるわよ!タッちゃん!」

「んー。こそこそ逃げようとしても駄目」

 

さらに京が屋上から逃げようとしている敵を狙撃していた

放たれた矢は服を破り壁に突き刺さり、敵の足を止めていく。そこに一子と忠勝が追撃していた

 

「て、てめぇら動くな!リアルで!」

 

最後に残った男一人がビルから出てきた

 

「うわ、ちょっと放してよ!!」

 

…モロに拳銃をあて、人質にしながら

 

人質か許せないけど、今は出るべきではないな。動いてるやつがいるし。

 

「俺は、絶対生き延びるぞ…」

「あの、それ銃刀法違反…ですよ?」

「お前だって刀持ってるじゃねぇか!ってか、それ以上ちかづくんじゃねぇ!」

「まゆっちのは…合法なんだぜ、ヤンキークン?」

 

男の拳銃が二つに割れて地面に落ちた。服も、キャベツの如く微塵切りになっていた

 

「あ…あぁ、な、なんなんだよお前たちは!?」

「名乗るほどのものでもないな」

「えーここは名乗って決めないと」

「俺の愉快な仲間達だ!」

「いやいやいや、俺と、だろ。お前のじゃないから」

「モロ、怪我はないか、大丈夫か?」

「うん、大丈夫。なんか、いつもより優しいね…」

「素晴らしい友情だっ!!!」

「京、お前ボーイズラブ的なところで喜んでるだろ」

「…特にやたら強い女達、なんなんだよお前達!」

 

そりゃ強いだろうなぁ。武神や剣聖黛十一段の娘もいるんだし。

 

「元気一番・努力大好き・川神一子!」

「大和の正妻・あまり他人に話す口なし…椎名京」

「騎士道精神最高!クリスティアーネ・フリードリヒ」

「け、剣を使います。後輩の黛由紀江ですっ」

「三年の川神百代だ。武器は美少女らしく拳のみ」

「五人揃って!(サムライ)戦隊!!」

「川神レディース!!」

 

バカだろ…岳人そんなこと言ったらボコられるぞ。

 

「横槍を入れるなコラァー!いつまでたっても名乗れないだろ」

「誰がレディースだっつーの!」

「うぐわっ、じょ、冗談だっつの、殴るなお前達」

 

ほれ見たことか。

 

「武士の血を引く武士娘…川神で悪さするもんじゃねぇな」

「全員ひっくるめて、風間ファミリーだ。覚えておきな!」

「くそっ、金儲けしたかった…ぜ…ぐふっ」

「なぁ、売春のサンプル写真とか落ちてないのかな」

 

そんなの言ってると、さらにモテなくなるぞ岳人…。

 

「ごくり…って、だ、駄目だよガクト!」

 

お前もかよ…モロ。

 

「じゃあ俺達は、縛ってから警察に通報しますね」

「…おう」

 

そう言うと巨人はビルの奥に姿を消した。

 

「おかしいなぁ、視線だけはあるのに気配がしない」

「そうですね、おかしいですね」

「そうなのか、姉さん」

「ああ、近くで視線だけ感じるんだけどな」

 

それ絶対俺だな。仮面とコート来てあいつらの前に出るか。

 

「見させてもらいましたよ、貴方達の頑張りを」

 

仮面は狐の仮面でコートは、普通の黒いコートだ。両方の対物理と防弾と破損不可はつけているがな。

 

「誰だアンタは」

「さっき会話に出ていた、視線を感じさせていたものですよ」

「なんのためだ」

「興味があったからですよ。では、ここで私は退散させていただきます、では」

「ま、待て!」

 

そう言うと同時に魔法でスキマの開いた場所には何もないという幻覚魔法をかけて俺はスキマで退散した。

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