短めの文章ですので、長文苦手な方でも気楽に読んでいただければ幸いです!!
……そして第六部ストーンオーシャンアニメ化決定ィィィ!!!
最高にハイってやつだぁぁぁぁ!!
譲信&ザ・ワールド
僕がこの町に引っ越して来たのは今年の2月。
高校受験が無事に終わって、◯◯高校に今年の4月から通う事になった僕。
丁度僕のお婆ちゃんが◯◯町に住んでいたから、お婆ちゃん家に僕だけ引っ越した方が電車代も浮いて両親は助かる。
つまり僕は今、お婆ちゃん家でお婆ちゃんとの二人暮らしをしている訳だ。
あ、そういえば僕の自己紹介がまだだったね。
僕の名前は“
何処にでもいるような普通の新高校1年生。
運動はあまり得意じゃないけど、人並み程度には出来る。
趣味は……うーん……漫画とアニメ鑑賞かな…?
ハハ…実はオタク発症しててね……。
こんな僕だから友達や、ましてや彼女なんて出来る訳がない……そう思いながら迎えた初日。
まさか、僕の身にあんな事が起こるなんて、この時は全く想像しておらず、僕はまだ慣れない道を歩いていたんだ。
不良1「おらドケ邪魔だ!!道の真ん中歩いてんじゃねーぞ!!」
不良2「おいオメー何コッチ見てんだよ?俺らに何か言いたい事でもあんのか?」
創也「い……いえ…!!そのような事は……」
登校初日、創也は同じ学校の制服を着た不良高校生2人のうち1人に絡まれてしまっていた。
創也(知らなかった……まさか僕の通う学校は地域の不良達が通う場所だったなんて……)
創也はその辺については、あまり調べずに進学してしまった事を、今更ながら後悔していた。
ひ弱でオタクな自分なんてイジメの良い標的になるかもしれない…それだけは何とかしたかった。
創也「お、同じ学校の制服を着ておられたので…気になってつい……」
不良2「あー?…あぁ、お前も◯◯高校か」
不良1「おーそうか、それなら俺ら仲良くしねーとなぁ?」
そう言って不良1は創也の肩に腕を回した。
創也「あ…はい…!!僕は高木創也って言います!!よろしくお願いします!!」
不良1「ヨロシク~…ところでさ、俺らちと今日の昼飯代が無くて困ってんだよね?」
創也「…………え?」
不良1は創也の下げていた鞄に手を掛けた。
そして不良2もニヤニヤしながら創也に話し掛ける。
不良2「俺ら今日から友達じゃん?だから金貸してくれよ」
創也「え………いやでも……」
不良1「良いから貸せって!!」
不良1は嫌がる創也から無理矢理鞄をひったくると、鞄を開けて逆さまにし、中に入ってた物を地面に全てぶちまけた。
創也「…あ!!」
不良1「アン?何だこりゃ?」
しかし、中から出て来た物は不良達が求めていた財布では無かった。
水筒、教科書、筆記用具、お弁当の入った袋、そして“ジョジョの奇妙な冒険”数十冊だった。
不良2「こいつ財布持ってねーじゃん…それに何の漫画だ?…ジョジョの奇妙な冒険…?…はぁ?くだらねぇ!!」
グシャッ!!
不良2は創也の漫画を踏みつけて、ぐしゃぐしゃにした。
創也「そ…そんな!?僕のジョジョが!!」
不良1「ハハハ!!ひっでぇ~♪やめろよー」
そう言いながら不良1も漫画を不良2と同様に踏みつけてぐしゃぐしゃにした。
創也「やめて……やめてくれ…!!」
創也は涙を浮かべながら不良達の足にしがみつくが、軽く蹴り飛ばされ尻餅をついた。
周りの学生達はそんな一部始終を見ていながらも、巻き込まれたくない一心で創也の事を、見て見ぬふりをしていた。
不良1「何だよ?あ?文句あんのか?おい」
創也「う………うぅ……」
不良1「文句あんのかって聞いてんだよぉ!?何がう……だこの野郎!!」
創也は不良1に殴られ、胸倉を掴まれてしまった。
初日から不良達にイジメられて、創也は涙を止められなかった。
不良2「ハハハ!!そいつ泣いてるぜ?よーし、漫画全部オジャンにしてやろうじゃんか!!」
グシャッ!!グシャッ!!
不良2は笑い声を上げながら次々と漫画を踏みつけていく。
酷い光景だった。
それでも誰も彼もが見て見ぬふりをする。
創也は悔しくて悲しくて、奥歯を噛み締めた。
「おいテメー…」
不良2「アァ?」
その時不良2の肩を誰かが掴んだ。
妙に怒気の籠もった声に、不良2は振り返る。
その瞬間
バキィ!!
不良2「ぶげぇッ!?」
不良2は突如現れた別の不良に殴り飛ばされた。
盛大に鼻血をぶちまけて、地面を転がる。
「舐めた真似してんじゃねーぞ!?その漫画はそいつの物だろうが!!それに……テメーら……よりにもよって……ジョジョをそんな汚ぇ足でグシャグシャにしやがってぇ………」
不良2「ぶぐっ……!?」
謎の不良は、不良2の頭を思い切り踏みつけて、気絶させた。
「テメーら二人まとめて処刑だゴルァ!!」
不良1「う……うわぁぁぁ!?」
謎の不良は不良1にも殴り掛かった。
そして数分後…
不良1、2「…………」チーン
二人とも仲良くボコボコにされ、並んで気絶して倒れていた。
謎の不良は未だ尻餅をついたまま、唖然としている創也に手を差し伸べた。
「大丈夫か?お前、殴られてたけど…まだ痛むか?」
創也「大丈夫……あの………助けてくれて…ありがとうございます……!!」
「礼なんていらねー…気にすんな!!それと…俺とお前は同じ高1だろ?だから敬語なんか使わなくて良いって!!」
創也「あ……う、うん」
「…にしてもこりゃヒデェーなぁ…もう読めたモンじゃあないぜ…」
謎の不良は、グシャグシャにされた漫画を手に取ってみるが、漫画は相当ボロボロになっていた。
創也はそんな謎の不良を観察する。
金髪、赤っぽい瞳、改造された制服。
創也の制服の面影があるので、恐らく同じ学校通いだろう。
不良だが、どうやら悪い奴には見えなかった。
「これは……四部だな。お!!…お前、もしかしてジョジョ好きか!?」
謎の不良は突如、創也に迫る。
創也「え…うん、そうだよ。ジョジョは面白いからね。僕の一番好きな漫画さ」
キョドリながらも、創也は答えた。
すると、謎の不良はみるみる楽しそうな笑顔になっていく。
そして
「おぉマジか!!俺もなんだよな!!俺もジョジョ好きでよ、ハハハ!!こりゃあ良い!!初日から仲間発見だぜ!!」
そう言って創也の肩に腕を回した。
「創也だっけ?お前、何部が好きなんだ?」
創也「僕はやっぱり5部かな。そういう君は?……というか君の名前は?」
「そうそう…名乗り遅れて悪かったな……」
不良は一旦、創也から離れて向き直った。
譲信「俺は空条 譲信!!三部の主人公と同じ姓を持つジョジョラーだぜ!!当然、俺が好きなのは三部だ!!」
よろしくなッ!!
そう自己紹介した彼…空条譲信。
そう、この日僕は彼と出会った。
漫画の主人公と同じ姓を持ち、そして何処か不思議な雰囲気を放つ不良の彼と、何処にでもいるようなオタクの僕。
実に奇妙な出会いだった。
そしてこれは、これから始まる僕達の奇妙な高校生活の始まりでもあったんだ。
一生忘れることのない思い出……それを僕はこれから、ここに記して行こうと思っているよ…!!
TO BE CONTINUE………