別にコロナでくたばった訳じゃあないのでご安心ください!
実は……つい最近までエジプトにいる「時間を止める」能力を持ったスタンド使いをやっつけに行ってただけですので……。
無事に勝ってきたのでもう大丈夫です(^^)(大嘘)
まぁ、リアルが忙しいっていうのはガチなので、ちまちまと投稿させていただけたらなぁ~…と思っております。
始まりは、ほんのささいな偶然だった。
物置部屋から見つけ出した、買った覚えのない奇妙な形の矢。
ソレは真っ直ぐに女性の体目掛けて飛んできて、そして突き刺さった。
女性が躓いて、近くの板に手を突いた結果、板が起き上がりテコの原理で矢が飛んできたのだ。
………それからだ。
女性が“この”能力を身につけたのは。
欲求を全て満たしてくれるこの“力”。
女性はこの力を…
それを目覚めさせてくれた“矢”は誰にも譲るわけにはいかない。
例え、幻想郷の賢者と敵対することになろうとも……。
これは試練だ。
矢を本当に支配する為の。
……しかし、この女性に限ってはそんな事なんて考えてもいない。
ただ、目の前に立つ敵を……自身が快楽で満たされるまでいたぶり、そして殺す。
生粋のサディストである。
それだけを女性は考えていた……。
狂花「知ってると思うけど…私の名前は“
今にも八つ裂きにして、苦痛に呻く二人の声を聞きながら、体中をかきむしって血みどろになり、快楽に浸りたいと狂花は、目を見開き息を荒くしながら甘く微笑んだ。
紫「これはいやね………狂ってるわ…」
譲信「…………」
そんな狂花には流石の紫も少し引き気味になる。
強い弱い以前に、とにかく関わりたくないし、できれば戦いたく無い……紫はそんな気持ちだった。
ボクサーの世界チャンピオンでも、常にパンツ一丁でロクに風呂に入っていない中年とは、できれば殴り合いたくないのと同じなので当然の感覚だと言える。
紫(まずは……譲信を何とかして離脱させないとね…。治療も早急にしなければいけない…)
紫「譲信……私が合図したら右へ飛びなさい……そこへスキマを開くわ……。貴方は逃げるのよ……良いわね?」
紫は譲信にだけ聞こえるように小声で譲信に話し掛けた。
………しかし
譲信「…………」
譲信は紫の言葉が聞こえていないのか、全くの無言だった。
痛みには慣れたのか、呻き声は上げなかったがただ無言で、血を流し続ける譲信を見て紫は「もしや死んだのでは?」と焦りを感じた。
紫「譲信?聞こえてるの?……ちょっと?……ねぇ譲信くん?譲信さん?……えーと、生きてる……?」
狂花「♪~~~?」
そんな紫の様子を、離れた場所から狂花は興味深そうに見ていた。
………しかし、いつまでも狂花が眺めている訳は無い。
狂花「フフ…来ないなら……私から攻めるわよ!?そーいうプレーがお好みかしらぁ~!?」
紫「っ!」
迫り来る狂花にすぐに気付き、応戦しようと紫は前に出る。
……が、その紫の横から誰かが物凄い勢いで飛び出した。
……その者は…………
紫「譲信ッ!?」
そう、空条譲信だった。
瞑った瞼から血を流しながら、迫り来る狂花の方へと向かっていく。
狂花「まだ動けるのぉ~~?」
狂花は満面の狂った笑みを浮かべた。
譲信「てめぇ…………誰の目ン玉を………引っこ抜いてくれてんだぁゴルァァァ!!」
譲信はブチ切れていた。
目が見えないクセに、スタープラチナを出して怒りのパンチを繰り出す。
しかし当然それは狂花に躱される。
狂花「アハハ♪バ~~~カ♪」
譲信「………!!!!!」ビキビキビキ…
嘲笑う狂花に、青筋を浮かべる譲信。
そのせいで、瞼から更に勢い良く血が飛び散った。
狂花「や~~~ん怖ぁ~~いの♪」
バキィッ!!
譲信「ぐぅぅ……!!?」
スタンドを身に纏った狂花に蹴り飛ばされ、譲信は紫の隣まで吹き飛ばされた。
紫「譲信!?あなたね!!!!」
言いたいことはゴマンとあった紫。
折角逃がそうとしたのに、そんな怪我で立ち向かっていく譲信の馬鹿さ加減には呆れていた。
譲信「……スンマセン。ちと頭に血が上りすぎたぜ…。こいつぁ…やっぱクセだな……。でもまぁ…結構出血したお陰で上りすぎた血を抜くことは出来た……ぜ?」
軽口を叩ける辺り、血の気が多い若者ならいくら血を出しても無駄ということなのだろう。
紫「それは良かったわね!!お陰で私にとっては面倒な状況のままよ!!」
紫は譲信の首根っこを掴んで後ろへ飛ぶ。
丁度飛んだタイミングで、狂花が先程まで紫と譲信のいた場所に拳を叩き込み、床にデカイ風穴を開けた。
譲信「見えないから分からねぇが……どうやら助けてくれたみてーだな。ありがとさん。ついでに、拳サイズの物を……紙でも石ころでもいいから持ってきてくんねーかなぁ?」
紫「はぁ?何言ってるのよ…私は今あの人間の相手で忙しいのよ!そのくらいのサイズなら自分の靴で我慢しなさい!」
そう言うと、紫は譲信を投げ飛ばしてから狂花の拳を躱し、弾幕を撃ち込む。
狂花にはガードされるが、その隙に紫は後退した。
一方紫に投げ飛ばされた譲信は…
譲信「………あぁ、確かにそうだ…!!」
一人納得していた。
紫「後手に回るのは好きじゃないのよ。特に……貴女のような…醜い人間を相手にするなら尚更ね…!!」
境符「二次元と三次元の境界」!!
紫が発生させた衝撃波は壁を伝って走り、狂花へと向かってくる。
狂花「あらぁ~~?もしかして私のこと……舐めてるの?」
だが、スタンドを纏った狂花は余裕の表情で衝撃波を拳で弾いていく。
紫「………その台詞……そっくり返すわよ…」
ドゴン!!
狂花「!?」
スタンドを纏って胴体視力が格段に上がっている狂花が、衝撃波を見誤る事などまず無い。
……しかし、どういう訳か狂花は紫の放った衝撃波を被弾してしまった。
紫「光の屈折……。境界を操って少しいじらせて貰ったわ。つまり、実際に見えている物は既に終わった物なのよ」
狂花「…………へぇ?」
紫「例えると、夜空に浮かぶ星の光は距離によっては何年も前に放たれた物がようやく地球に到達して見えるようになっている光……。それと同じことよ」
狂花「………うんすごい。けど…だから何?だ・か・ら・何なのかなぁ~~~~!?」
狂花の姿が突然パッ…と消えた。
紫「ッ!?」
狂花「こ・こ♪」
いつの間にか狂花は紫の背後に立っていた。
そして、エボルの拳で紫を殴り飛ばそうとする。
ズウウ…
が、突如開いたスキマに吸いこまれると、別のスキマが狂花の頭の後ろに出現し、そこからエボルの拳が現れ狂花の後頭部を殴りつけた。
狂花「痛っ!?……何よもぉーーー!!!!」
紫(さっきから全くダメージが入っていない………。あの纏っているスタンド……かなり硬いわね)
紫はすぐに狂花から距離を取る。
接近戦に持ち込めば間違いなく狂花の方が上手。
そう判断している紫は決して狂花に接近戦は持ち込ませない。
だが、その瞬間
狂花「でも…結果ラッキー♪」
バキィッ!!
紫「………くっ!?」
何と、紫の正面にスキマが開きそこから飛び出たエボルの拳に紫は殴り飛ばされた。
紫「何故私の……!?」
何と、紫と同じスキマの能力を狂花は使って見せたのだ。
狂花「私は見てれば大抵の能力はコピーできちゃうのよ…!!便利よね?」
そのままスキマに飛び込み、紫と距離を一気に詰めようと狂花は動く。
紫が体勢を立て直す頃には既に狂花は距離2m以内にまで近付いていた。
紫「速い…!!」
狂花「さぁ~もう一発♪」
ガッアァーーーン!!
強烈な打撃音が響く。
咄嗟のガードで視界を覆っていた紫だったが、いつまで待っても衝撃は伝わって来なかった。
紫「………?」
紫はゆっくりと目を開く。
………そこで見えた物は………
狂花「………ふ……………っ」
譲信「ンの野郎ォ……」
間一髪、紫と狂花の間に入り狂花の腕を押さえ込んでいる譲信の姿だった。
スタープラチナで狂花の纏っているエボルの両腕を掴み、軋む音を鳴らしながら押さえ込んでいる。
紫「な……!?」
もはや譲信は戦闘不能と思っていた紫はその光景を見て大変驚いた。
狂花「………?」
狂花もまさか目の見えない奴に、自分が捕まるとは思ってもみなかったようだ。
譲信「舐めやがって…確かに死ぬほど痛ぇが……何も問題はねーんだぜ!!」
気合でどうにかなるんだよー!!っと譲信は叫んだ。
見ると譲信の片足に履いていた靴が消えていた。
片っぽ裸足という不格好な姿に紫は少々の疑問を感じていた。
狂花「舐める……?フフ…舐めるというのはね………目が見えないクセに、格上を格下と見くびって立ち塞がる…坊やの事を言うのよぉぉ!!」
狂花はいとも容易くスタープラチナの拘束を弾くと、譲信の顔面向けてパンチを繰り出す。
紫「譲信!!」
この距離からでは狂花から譲信に向けられた攻撃を無効化するには時間が足りない。
その一撃をくらえば譲信は確実にあの世行きだ。
譲信「……」ギラン
その時、譲信は目を見開いた。
するとなんと、その両目には無くなった筈の譲信の目玉がちゃんと入っていた。
狂花「何ィィィィィィィィィ!!?」
譲信「“ゴールド・エクスペリエンス”!!痛みは消えねぇが……人体の欠損した部分はこうやって修復可能なんだよ!!間抜けがぁッ!!」
譲信はスタープラチナで狂花を拘束したまま、“世界”を発現させて拳を叩き込もうとした。
譲信「WRYYYYYYYYYYYYY!!」
スカッ……
譲信・紫「!?」
だが、瞬時に狂花の姿は消え譲信の背後に狂花は立っていた。
狂花「詰めが甘かったわねぇ?アハ……アハハ!!」
譲信「後ろかッ!?」
狂花「死んじゃえ~~!!」
慌てて振り向こうとする譲信に向かって、狂花は素早く手刀を振りかざし、譲信を真っ二つにしようとした。
しかし、
ドォーーーーーーン!!
譲信「
間一髪、譲信が発動させた“世界”の能力の方が早かった。
譲信「ヤバいな………。取り敢えず危険は回避できたが………まだ視力が完全じゃあねぇ。完全に馴染むまではまだ…景色がボヤけすぎて敵味方の区別が出来ないじゃあないか!!」
譲信は狂花が立っている位置に向かって、ラッシュを叩き込む!!と世界を動かした。
譲信「無駄無駄無駄無駄む………!?」
だが、その時。
“世界”の片腕が狂花に当たる直前で、何かに捉えられたかのようにピタリと止まった。
譲信「何…………だ?」
引っ張っても、押しても世界の片腕は固定されたまま、動かなくなった。
そしてわずかに、鈍い痛みが伝わってくるのを譲信は感じていた。
そうしてたじろいでいる内に、時止めの限界を迎える。
譲信「やっべ…!!」
狂花「!やったぁ……引っ掛かっちゃったね?」
譲信「ぬうぐ!?」
すると譲信はどんどん何かに吸いこまれていくではないか。
これは……そう………これはまるで……
譲信「ブラックホール……とでも言うのかこりゃ!?」
狂花「あたり~!」
狂った笑みを浮かべ、狂花は譲信に向かって飛びかかる。
まともに狂花の一発を貰うのは譲信にとって死を意味する。
譲信「キングクリムゾン!!」
瞬間、世界の時間は消し飛ぶ。
ブラックホールの拘束から抜け出た譲信の体を狂花はすり抜けていく。
しかし、狂花はそのことを認識出来ていない。
今、キングクリムゾンの能力が発動された世界を認識できるのは譲信ただ一人だけである。
譲信「時よ…再始動しろッ!!」
譲信は時を再始動させ、背を向ける狂花にキングクリムゾンの手刀を叩き込む。
が…
ガァン!!
譲信「か……硬い!?」
予想外のガード力に、譲信は思わず顔をしかめた。
その隙に、狂花は瞬間移動し譲信から距離を取る。
譲信(瞬間移動…ブラックホール…キングクリムゾンのパワーに耐える守りに…推定スタープラチナぐらいはあるであろうパワー………。やれやれだぜ……マジにヘビーな野郎だなおい。こいつと闘うのは…“危険が危なすぎる”ぜ)
狂花(瞬間移動……では無いようね……。ブラックホールに捕まったのを見るに………多分、時間停止………そして………さっきのはすり抜け?かしら?複数の能力を持ってるようね)
紫(おかしい……“境界”による無力化が効かない。譲信同様、スタンド使いには“境界”の力に対して何かの耐性でもあるのかしら?)
三者三様、それぞれが互いに考察を脳内では行っていた。
譲信(…………とりあえず……まずは瞬間移動を何とかしねーとな。
こういうピンチの中での慣れない頭脳戦。
だがしかし、すでに譲信の作戦は始まっていたのだった。
TO BE CONTINUE……
一旦、オリスタなどの募集は〆ようと思います。
たくさんの案、まことにありがとうございました!
えー…主がしばらくエジプトで吸血鬼のスタンド使いと闘っている間に(また大嘘)、たくさんの感想や質問やらがきていましたので、時間あるときに、ゆっくりと返信や閲覧をしていきたいと思っております!