Silver Lining ~ BanG Dream Story~ 作:おたか丸
新たにお気に入り登録をしてくださった皆様、☆9評価をくださったキョウ17様、ありがとうございます!
皆様のアンケート調査へのご協力、感謝いたします。開始してまだ1日しか経っていないので何とも言えないのですが、すごく興味深いアンケート結果となっております。アンケートを作る側というのも、中々面白いものですね~。
タイトルの通り、デート回中編でございます。楽しんでくださると嬉しいです。また途中あるキャラがチラッと出てきます。
それではどうぞ!
「Wow……ここが……東京のアウトレット……ッ!!」
「あっ、今の外国の人みたいだった」
「興奮しすぎてネイティブスピーカーになっちまったよ」
「あははっ! なにそれっ!」
出入口である大きなゲートの前で立ちすくんでしまう俺と、それを面白そうに見ている沙綾。休みの日だからか、まだお昼を食べるのには早い時間帯だが、それでも多くの人が出入りしている。
「すっげえ……建物がでけえよぉ……」
高いビルを下から見上げたら、その時点で田舎者だとバレる――俺が小学生の頃、大阪に遊びに行った時に友達から言われた言葉だ。
それが事実かどうか分からないけど、やっぱり自然が多い環境で育った俺は、実際に高い建造物を見たら無意識の内に見上げてしまうのだった。
「これは回りきるまで1日かかりそうだな……!」
「ふふっ、ちょっと大げさだよ~」
「でもこのマップ見てくれよ、服屋さんがこんなにいっぱい……最高や」
「あははっ! ちょっと、貴嗣ってそんなキャラだっけ? ふふ……っ♪」
いかんいかん、楽しみがデカすぎて興奮しっぱなしだった。沙綾と買い物に来てるんだし、そろそろ抑えないと。
「沙綾になら素が出せるってことで。さあ、最初はどこに行く? 希望はある?」
「(信頼されてるってことかな?) そうだね~……私はどこでもいいから、貴嗣が行きたいところでいいよ」
「ありゃ、そうか。じゃあお言葉に甘えて」
予想はしてたんだけど、やっぱり沙綾は自分の行きたい店を言わなかった。もちろん本当にどこでもいいって説もあるけど、沙綾は他人の意見を優先しがちだ。
この前の文化祭の時みたいに、自分の願望っていうのを抑える癖がまだある気がする。さっきも地図に載っているお店を見ていた時に、ちらほら目が留まってたお店あったし。
ちょっとカマかけてみるか。
「じゃあそうだな~……まずはここだな!」
「あっ、いいね! そこ私も行きたいって思ってた!」
「……やっぱり、行きたいお店あるじゃん」
「……あっ」
しまったと言っているような顔の沙綾。まさかこんなに簡単にかかるとは思っていなかった。
「沙綾、また自分抑えてたでしょ?」
「あ……あはは……またやっちゃった……」
「他人を優先できるのは沙綾の良いところだけどな。俺としては、もっと自分のしたいこと言ってほしい」
「うん……ありがとね、貴嗣。気を付けてはいるんだけど、まだまだ慣れなくて……」
「ああ。ちょっとずつでいいよ」
もちろん前と比べたらマシになったと思う。まだ遠慮がちだけど、学校とかでは周りの人達に自分のやりたいこと、自分の意見を言う場面が増えてきた印象を受ける。
自分のやりたいことを優先したから家族に迷惑をかけてしまった(と沙綾は思っている)彼女のことを考えると、自分の欲を少しでも出せるようになったことは、本当に大きな進歩だ。
「じゃあこうしよう。今日1日は俺に遠慮しない。行きたい場所とかお店はとりあえず言ってみる。1日ならできそうじゃない?」
「……うん。頑張ってみるね」
「よしっ。じゃあこの話はおしまいな。折角2人で来たんだし、今からいっぱい楽しもうぜ」
「うんっ! ありがとう、貴嗣!」
「どういたしまして。んじゃ、早速さっきのお店に行ってみようか」
「うん!」
沙綾の笑顔も見ることができた。
さあ、思う存分買い物を楽しもう。
◇◆◇◆
「沙綾ー、こんなのとかどうだ?」
「わあ、可愛いブラウス……! 生地の触り心地もすごくいいね!」
「だろ? 沙綾ってよく白の服着てるじゃん? ここはあえての紺色で、ちょっと大人っぽいコーデもありかなーって思ってさ。下はこのベージュのチノスカートとか良いんじゃないか?」
「確かに! 紺色とベージュって合うし、スカートのおかげで色が暗くなりすぎないし。やっぱり貴嗣に頼んで正解だったかな♪」
「You’re welcome」
ここは最近オープンした服屋さん。この前ファッション雑誌を見ていた時に見つけたお店だ。取り扱っている服がすっごくオシャレで是非行ってみたいなーと思ってたんだけど、まさか貴嗣と一緒に来れるなんてね。
今私達はお互いのコーデを考えているところ。まずは貴嗣の番だ。一生懸命店の中をぐるぐる回りながら、あれもいいなーこれもいいなーと楽しそうに考えてくれていた。
そうして選んでくれたのは、私があまり持っていない紺色のブラウスとベージュのチノスカート。ちょっと大人っぽい感じが良い。この組み合わせ、貴嗣らしいよね。
「じゃあ試着してきてもいいかな?」
「もちろん。俺は外で待っておくよ」
「りょーかい!」
店の奥にある試着室に向かう。貴嗣は外で待ってくれている。
鏡の前で今着ている服を順番に脱いでいく。
今日は自分の中ではかなり気合を入れたコーデ。電車に乗っている時に「今日は一段とお洒落してるな」って言ってくれたし、髪型も褒めてくれた。
こんな髪型が好きなのかな?
「……サイズピッタリだ」
大きすぎず小さすぎず。ちょっと余裕があるこの絶妙なサイズの服を選んでくれたセンスに内心驚き、試着室の中でぼそっと呟いてしまった。
どうしてサイズが分かったんだろうと考えたけど……そうだ、貴嗣には女優の真優貴ちゃんという妹がいるんだ。2人で買い物に行くことは多いらしく、毎回服を選んでほしいって頼まれるみたい。
お洒落のセンスはそういうところで磨かれてきたってわけだね。
「おまたせー。どうかな?」
「おおっ! いいじゃんいいじゃん! 沙綾の雰囲気に合ってる」
「そうかな? ふふっ、ありがとっ。じゃあ……これ買おうかな?」
「えっ? そんな即決でいいのか?」
貴嗣の反応は良い感じ。実際私もこの服はすごく気に入っている。色の組み合わせが私の好みっていうのもある。
でもやっぱり一番の理由は――
「うん。だって、貴嗣が選んでくれた服だもん」
「……そっか」
優しそうに笑う貴嗣。この笑顔を見るのも久しぶりだなぁ。前はほとんど毎日見てたのに。
「ねえ貴嗣。手に持ってるのって……?」
「ああ、これ? ネックレスだよ。どっちがいい?」
ふと、貴嗣が両手に何かを持っているのに気付いた。
貴嗣が持っていたのは、金と銀の綺麗なネックレスだった。私が試着室で着替えている間に取ってきてくれたらしい。
うーん、どっちにしようかな? 紺色に合うのは……金色かな?
「じゃあ、金色のほうで」
「オッケー。じゃあ鏡見てて。俺がつけるから」
「……えっ?」
予想外の発言に、一瞬思考が停止した。
「つけるって……ネックレスを? 貴嗣が……?」
「ああ、そうだけど…………って、ああそういうことか。すまん、配慮が足らんかった」
「えっ……えっと……?」
貴嗣は手をポンと叩き、納得しましたといった顔をしてこう続けた。
「恋人同士みたいだもんな。気が回らなくてすまん」
「こ、恋人……!?」
「真優貴にはいつも付けてあげててさ、なんかそれが当たり前になっちまってた。兄妹ならまだしも、友達同士でそれやるのは違うよな。すまんすまん」
恋愛ドラマなんかではよく見る、女の子の憧れのシチュエーション。その女の子の中には、当然私も入っている。
「ね、ねえ貴嗣……」
「ん?」
ものすごく恥ずかしい。それは本当。
だけど、こんな機会滅多にないんじゃないかな……?
好きな人に、こんなことしてもらえるなんて……。
「……やっぱり、付けてもらってもいい……?」
「ああ。分かった。じゃあじっとしてて」
「うん……///」
試着室の前で肩を優しくつかまれて、そのままクルリと180度回転させられる。鏡には私と貴嗣が映っている。
本当のカップルみたいでドキドキする……///
「よいしょっと……」
貴嗣の大きな腕が私の前に来る。逞しい腕だ。
文化祭の時、彼は病院からお姫様抱っこで学校まで連れてきてくれた。あの時私の体を支えてくれていたのは、このかっこよくて力強い腕だった。
腕フェチの女の子って結構いるけど……今その気持ちが分かった気がする。
「ひゃうっ!」
「おおっと、ごめん。大丈夫か?」
「だ、大丈夫……///」
そのまま慣れた手つきで首の後ろに手を持ってきて、カチッと止めてくれた。その時に貴嗣の大きな手が私の首の後ろ――うなじにちょっと当たってしまった。
変な声出しちゃった……///
「――よし。どうかな?」
「わあ……綺麗……! ふふっ、金色いいかも!」
「だな。大人っぽくて沙綾に合ってるよ」
鏡を見てお互いに感想を伝える。似合っているといわれて自然と顔がにやけてくる。そして鏡に映っている、貴嗣と恋人のようなやり取りを楽しんだ私の顔は、ほんのりと赤かった。
「ははっ。沙綾、嬉しそうだな」
「もちろんだよ。だって貴嗣にこんなにお洒落なコーデしてもらったんだから」
「そっか。ならよかったよ」
「ありがとね、貴嗣。じゃあ次は私の番だね」
「だな。じゃあお任せしますね、沙綾先生?」
「ふふっ、任されました♪」
さあ、今度は私が貴嗣のコーデを考える番!
貴嗣が私に素敵な服を選んでくれた。任されたからには、とっておきのを選んであげよう!
◇◆◇◆
メンズのブースにある服を見て回る。貴嗣って大人っぽい服着ることが多いけど、最近はカジュアル系にも挑戦してるみたい。
「沙綾が見てみたいコーデを選んでほしい」って言ってくれたし、もうこの際私の好みを全部出しちゃえっ!
貴嗣は今お手洗い行ってる。ここのお店からはちょっと遠いから、貴嗣が帰ってくる前にできるだけ選んでおこうっと!
「あれ、沙綾?」
「えっ?」
突然声を掛けられた。
あれ? この声って――
「……ナツ?」
「わあ、やっぱり沙綾だ! 奇遇だね~こんなところで会うなんて!」
間違いない。ナツだ。海野夏希。それにCHiSPAの皆もいる。
中学生の時に入ってたバンドであるCHiSPA。私が抜けちゃってから文化祭の時までちょっと気まずかったけど……今はもう大丈夫だ。
……って、そうじゃなくてっ! なんでここにいるの!?
「あ、あはは……そうだね……こんなところで会うなんて奇遇だねー……なんて」
「ん? どうしたの沙綾? なんか変だよ? それに……なんかすっごいお洒落してるじゃん」
「!? そ、そうかな~……」
うぅ……ここで貴嗣と来たなんてバレたら……色々と気まずいことになっちゃう……。
「それにここってメンズのブースだし……あれ? いつもと全く違うファッションにメンズの服を選んでいる……あっ」
「な、何?」
「…………デート?」
「!?!?」
え、嘘!? なんで分かったの!?
「その反応は図星だなあ? ねえねえ、相手は誰なの!?」
「うぅ……勘弁してよぉナツ……」
「ごめん沙綾~遅くなった」
「……あっ」
よりによってこのタイミング!?
「あれ? 貴嗣君じゃん! なんか久しぶりだね!」
「おおー、ナッちゃんにCHiSPAの皆じゃん。おひさー」
……ナッちゃん?
「この前ギター貸してくれてありがとね~。あの時はほんと助かったよ!」
「どういたしまして。力になれてよかったよ」
「……この前? 何かあったの?」
「うん。この前ライブハウスでミニライブやったんだけどさ、リハーサルの時にギターが壊れちゃってさ。そこでたまたま練習に来てた貴嗣君に会ってね、本番でギター貸してもらったんだよ」
「そうだったんだ……!」
なるほど。そこでCHiSPAの皆と仲良くなったと。貴嗣って話しやすいタイプだから、初対面の人でもすぐに仲良くなってるもんね。
「ふむふむ……そんな優しい貴嗣君とデートですか~♪ 沙綾も中々やるねえ!」
「うぅ……///」
確かにデートだけど……貴嗣の前だよ……?
うぅ……恥ずかしくて貴嗣の顔見れないよ……。
「ふふっ。沙綾顔真っ赤だよ? 可愛いね~♪」
「ナ、ナツー!!」
「あはは! ごめんごめん。そうだ、ねえ貴嗣君」
「?」
「沙綾とデート、楽しい?」
「もちろん。最高」
「~~!?///」
た、貴嗣まで!? 最高って……もう何言ってるのぉ……///
「あははっ! やっぱ貴嗣君面白いや! この前のミニライブの後もそうだったけどさ、すっごい真面目なのに滅茶苦茶ノリ良いよね」
「これでも関西人だからね~」
「おまけにデートを楽しいって堂々と言っちゃうなんて……。実は案外女の子慣れしてるとか?」
「社交的って言って欲しいな~。なんかそれだと変な意味になっちゃう」
「確かに。貴嗣君って全然チャラくないもんね」
笑いながら楽しそうに会話する貴嗣とナツ。クラスも違うのにこんなに仲良かったんだ……知らなかったなあ。
「いやー面白いなあ。まだまだ喋っていたいけど、さっきから沙綾が寂しそうだから、私達はそろそろ行くね」
「おう。またね~」
「うん。バイバイ、ナツ」
「うん! あっ、そうだ。ねえねえ沙綾」
「ん? どうしたの?」
ナツは手のひらをクイクイっと自分の方に動かし、こっちに来てとジェスチャーで伝えてくる。ナツの近くに行くと、彼女は私の耳に口を近づけて囁いてきた。
「沙綾って貴嗣君のこと好きでしょ?」
「えっ!?」
「隠さなくてもいいよ。でも貴嗣君、うちのB組でも結構人気あるよ。他の人に取られる前にガンガンアタックしちゃえ」
「う、うん……! 頑張る……!」
「ふふっ。私でよければいつでも相談に乗るからね」
「ホント!? ありがとう!」
そっか……B組でも人気あるんだ……。確かにA組以外の女の子に話しかけられてるの、最近よく見るなあ。
「今日のデート頑張ってね! じゃあまたね!」
「うん!」
*
「わお、こんなにたくさん選んでくれたのか。サンキューな」
「どういたしまして。とりあえず私の好みの服を選んできたんだけど、どうかな?」
「最高。さあ、どれとどれを組み合わせようかな~……」
顎に手を当てて私が選んできた服を見つめている貴嗣。服を手に取って色んな組み合わせを楽しんでいる。
「さすがは沙綾。ファッション雑誌をよく読んでるだけあって、どの組み合わせも良さそうだ。いいセンスしてるよ」
「ありがと。貴嗣にそう言われると自信持てるなー」
「そりゃあよかった。うーん、どれも良さげなんだよなあ~……沙綾がこの中で1つ選ぶとしてたらどれ?」
「そうだな~。私のおススメはやっぱりこれかな」
私が手に取ったのは、白Tシャツとミントグリーンのカーディガン。珍しい色だったからつい取ってしまったんだけど、貴嗣の好みに合うかな?
「おおっ、綺麗な緑だな。これいいかも。ちょっと更衣室で着てみるわ」
貴嗣は開襟シャツとベージュのTシャツを脱いで、シンプルな白Tシャツを着た。そしてTシャツの上からミントグリーンのカーディガンを羽織った。
「どう? 違和感ない?」
「違和感どころか、すごく似合ってるよ! 私は結構好きかな」
「そんなにか。でも確かにこの色の服持ってなかったしなー。じゃあこれは買うの確定っと」
「えっ? そんなに簡単に決めていいの?」
「だって沙綾が選んでくれた服だろ?」
「あっ……。ふふっ、そうだね♪」
さっきと逆だけど、思ってることは全く同じだったみたい。同じことを考えてたということが分かって、すごく嬉しい気持ちになる。
「そうだ貴嗣。ちょっとそのカーディガン脱いでこっち来てくれる?」
「いいよ。ほい」
貴嗣はカーディガンを脱いで私のほうに来てくれた。Tシャツの上からでも分かるくらいガッシリとした体。
この前のお泊り会で……私、この体に抱き着いちゃったんだよね……?
「沙綾?」
「……はっ! ごめん、ボーっとしちゃってた……///」
「全然大丈夫だよ。それで、そのカーディガンの着方を変えるって感じ?」
「そう。この前雑誌で見たんだけどね、女の子にウケるお洒落な着こなし方っていうのがあるんだ」
「なんと。それは是非とも教えていただきたいね」
「はーい♪ じゃあまずは……鏡の方向いてくれる?」
「オッケー」
貴嗣の広い背中が視界に入ってくる。ドキドキする気持ちを抑えながら、私は意を決してカーディガンの袖の端を持ち、片方を彼の左肩、そしてもう片方を右側の脇から前に通した。
さっきよりも距離が近く、傍から見ると私が貴嗣の背中に抱き着いてるようにしか見えない。ほぼ密着状態なせいで、さっきから心拍数が上がりっぱなしだ。
「……ああ、なるほど。だいたい分かったかも」
「そ、そう?」
「次はこのまま沙綾の方を向いたらいいんだな?」
前に回した襟を持ってこちら側を向いてくれた。
「……貴嗣ってさ、結構ガッシリしてるよね」
「ああ。筋トレしてるしな」
「……やっぱりそうだったんだ。どうしてここまで鍛えてるの?」
「色々理由あるけど……やっぱり一番は楽しいからかな。体を鍛えるのって、見た目も変わってくるから、自分が成長できてるなーって分かって楽しいんだ……って、ちょっと安直か」
「そうなんだ……いいね、そういうの。かっこいいよ」
「おう。ありがとな」
後ろから前に回してきた襟を、今度は貴嗣の胸のあたりでキュッと結ぶ。
「はい。これでオッケーだよ」
「サンキュ。おお、肩掛けみたいに結ぶのか」
「そうそう。今のトレンドらしいよ? ……うん。こっちも似合ってるね」
「ありがとな。結んでるとより一層涼しそうな印象があるな」
「そうだね。私としては、こっちの方が着慣れてる感があるかな」
「じゃあ今度からチャレンジしてみるわ」
貴嗣にも気に入ってもらえたみたい。正面、左右、後ろからどう見えるかを、鏡を見ながらチェックしている。
そんな貴嗣の様子を見て、自然と私も嬉しくなってくる。前に貴嗣が“嬉しい気持ちは皆に伝わる”って言ってたけど、まさにそれだよね。
「よーし。この調子で他の服も試してみるぞー」
「おっ、やる気だねえ。それじゃあ私もアドバイス頑張るね」
「よろしく頼む」
さあ、まだまだ時間はあるんだし、どんどん貴嗣の服選んじゃおっと!
読んでいただき、ありがとうございました。
ちょっと強引な感じもありましたが、CHiSPAのナツを出すことができました。前回の後書きのヒントでティンと来た方もいらっしゃったかも? ナツの声、個人的に好きだったりします。
次回はデート回後編、ラストになります。その後にまた別の日常回を2話挟んで、第3章に移る予定です。
少しずつではありますが、第3章の下書きが進んでおります。満足のいくクオリティを皆様にご提供したいので、もうしばらくお待ちください。
アンケートまだの方は、お時間があればご協力をしてくださるととても嬉しいです。それでは次回もよろしくお願いいたします。
ハロハピでのあなたの推しは?
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