Silver Lining ~ BanG Dream Story~ 作:おたか丸
投稿が遅れてしまい申し訳ないです。
Roselia編メインヒロインである紗夜さんとのお話、後編です。例に漏れず、タイトルは適当です。
それではどうぞー。
真優貴との過去を紗夜さんに伝えた数日後の今日、俺は紗夜さんと一緒にギターの練習をしていた。
ただ、場所はいつものCiRCLEではなく、うちの店の小さな地下スタジオ。本当なら設備がしっかりしているライブハウスでの練習がしたかったのだが、今日はどのスタジオもいっぱいで使うことができなかった。
「ごめんね2人とも。今日はどのスタジオも予約いっぱいなんだ。キャンセルが出ない限り空くことはないかなー」
「了解です。ありがとうございます、まりなさん」
「貴嗣君……ごめんなさい。私が急に練習したいと言ったばかりに……」
「紗夜さんが謝ることじゃないですよ。突然練習したくなる時ってありますし。……でもギター持って出てきたから、このままとんぼ返りっていうのも勿体ないしなぁ……あっ」
「どうしたんですか?」
「……紗夜さんが嫌じゃなければ、なんですけど」
「?」
「……うちの店のスタジオ、来ます?」
こちらの提案に紗夜さんは二つ返事で頷いて、今に至る。
自分達の持ち曲、その苦手な部分を反復練習する。相手に自分の演奏を見てもらい、ミスがあれば指摘してもらい、内容をスコアにメモしてから弾く、これの繰り返し。
ご存知の通り紗夜さんの技術は凄まじいもので、非常に細かいミスですら見逃さずに指摘してくれる。紗夜さんからの意見やアドバイスを1つ残らず記入する。気が付けば自分のスコアには、いつものようにメモがビッシリと書かれていた。
「……ふうーっ……」
「お疲れ様でした。今日の練習はここまでにしましょう」
そんな練習を2時間程続け、今日はお開きとなった。ほぼ休憩なしのぶっ通しだったので、紗夜さんの顔にも疲れの色が見える。
「流石に2時間ぶっ通しは疲れますね」
「そうですね。……そういう貴嗣君は全く疲れているように見えないのですが」
「いやいや、もうヘトヘトですよ。疲れていないように見えてるだけです」
現にピックを持つ右手の感覚は鈍くなっている。これ以上練習をすると、明日からの筋肉痛は避けられないだろう。
「そういえば、紗夜さんってギター弾く以外に何かやってるんですか?」
「えっ? ぎ、ギター以外ですか?」
「はい。ずっとギターばっかりだと流石に疲れますし。紗夜さんは何か息抜きで別の事やってるのかなーって思って」
シンプルに興味があって聞いた。
別に紗夜さんを困らせようとか、そんなことは一切思っていなかった。
紗夜さんの今までを、自分は断片的に知っている。良くも悪くも、ギターに全てを掛けていた人だ。だけどそれは少し前の話だし、紗夜さんはいい意味で最近変わったように思う。そんな紗夜さんがギター以外に何かしているのか、ふと気になって聞いたのだ。
だが——
「……」
「……ん?」
少したっても、紗夜さんからの答えは返ってこなかった。それどころか、ものすごーく居づらそうにしているではないか。
練習用の椅子に座って、ギターを膝の上で抱えて、ムッと口を閉じて目を泳がせている紗夜さん。伏目がちにこちらをチラッと見る紗夜さんを見て、焦りが出始めた。
「……あー、紗夜さん? 読書とかはしないんですか? ほら、紗夜さんって凄く知的な印象だし、手を休めるって意味でも練習の息抜きに本を読むとか……」
「……読書好きなのは白金さんです」
「あ、ああ! そうですよね! 白金さん本大好きですもんねー! あはは……そ、そうだ! テレビとかは? この前日菜さんとワンちゃんの番組見たって言ってましたし……」
「……あれは日菜が見たいと言ったからで、自分からテレビを見ることはないです」
「……おうっと」
会話を繋げようとする試みは、どれも虚しく失敗に終わった。
どうしたのだ山城貴嗣。
お主、話題の振り方が下手ではないか?
「その……私、今までギターにばかり打ち込んできたので……それ以外のことをするというのを考えられなくて……」
膝をモジモジと動かして、紗夜さんは言った。
「貴嗣君との関わりを通して、私も変わろうと決めました。その為には今までのように、ギターをするだけではダメ……様々なことに挑戦し、経験を通じて変わりたいと思っています」
ですが、と紗夜さんは言葉を続けた。
「私はとても不器用です……いざ変わろうと決めても、何からすればいいのか分からなくて……」
「今までギター一筋だったのもあって、その習慣が抜けきらずに、時間が出来てもやっぱりギターのことを考えてしまう……みたいな感じですかね」
「はい……その通りです」
紗夜さんはそう言って、はぁ……とため息をついた。難しい顔で悩んでいる姿は、この間までの彼女——コンプレックスで自分を追い詰めてしまっている紗夜さんを思い出させた。
自分の椅子を持って、紗夜さんの隣に移動する。
「紗夜さん」
「?」
「そんなに焦らなくてもいいと思いますよ」
「……!」
紗夜さんの目を見ながら話す。
「そうやって1度やるって決めたことに全力で取り組もうとするのは、とてもすごいことだと思います。でもどこかで休憩を入れてあげないと、やる気があっても疲れちゃいます」
「……」
「真面目に頑張るのは大切です。でもそれと同じくらい、息抜きも大切だと思うんです。メリハリってやつです」
「はい。それは分かるのですが……どうすれば力を抜けるのかが分からないんです」
「うんうん。……それじゃあ紗夜さん」
「?」
「俺の息抜きに付き合ってくれませんか?」
こてんと首を傾げる紗夜さんに、1つ提案する。
「うちのホープと一緒に遊びませんか?」
◇◆◇◆
場所は変わって、山城家。真優貴は仕事で夕方までおらず、母さんは今からカフェを開けるので、俺が交代で留守番だ。
「おかえり貴嗣~……って、あら、紗夜ちゃんもいるのね。いらっしゃい」
「おっ、お邪魔します……!」
「年上の女の子を家に連れて来るなんて、貴嗣もやるようになったわねぇ」
「えっ!? い、いや、そういうのではなくて……!///」
「あははっ、分かってるわよ。遠慮なくくつろいでいってね。じゃあお母さん今から仕事だから、貴嗣留守番よろしくね」
「りょーかい。……あれ? ホープは?」
リビングで母さんと会話していると、いつもならすぐに出迎えてくれる小さい家族の姿が見当たらないことに気付いた。
「ホープはあそこでお昼寝中よ」
母さんの視線を、紗夜さんと辿る。すると窓際で日の光を浴びながら、クッションの上で丸まってぐっすり寝ている我が家の愛犬がいた。
「じゃあお母さん行ってくるわね~」
「ほーい、いってらっしゃ~い」
荷物を持ってリビングを出ていく母さんを見送ってから、俺は紗夜さんへと視線を戻した。紗夜さんはその場で立ったまま、スヤスヤと寝ているホープを見つめていた。
「か、かわいい……///」
そんな声が紗夜さんの口から漏れた。
「紗夜さん。こっち来てください」
「は、はい……!」
小声で話しながら、紗夜さんをホープの近くに呼ぶ。静かに座った紗夜さんは、ホープを見ながら目を輝かせていた。
ホープの可愛さにメロメロになっているのは、紗夜さんだけではない。丸くなってスヤスヤと寝ているホープの写真を撮るため、俺も無意識の内にスマホのカメラをオンにして何回も撮影ボタンを押していた。
そしてそんな俺を見て、隣に座る紗夜さんがソワソワし始めた。興奮気味な紗夜さんに少し笑いながら、ボソッと紗夜さんに話しかける。
「紗夜さん、遠慮しないで写真撮って大丈夫ですよ」
「は、はい……! ありがとうございます……!」
紗夜さんは嬉しそうにスマホを取り出す。カメラをホープの顔に近づけて、シャッター音と共にホープの寝顔を撮った。
「おおっ、良い感じに撮れてるじゃないですか」
「はい……ふふっ、可愛い……♪」
写真を見つめながら、フニャリと顔を緩ませる紗夜さん。普段の凛々しい表情からは想像も出来ない程、優しくて可愛らしい笑顔だった。
嬉しそうに笑う紗夜さんを見て、こちらも幸せな気持ちになる。自分も頬が緩んでいるなーと思いながらホープの方に目をやると……。
「(……ん?)」
パシャパシャと紗夜さんに写真を撮られているホープ。シャッター音が鳴るたびに、僅かに彼の耳がピクッと動いているように見えた。
「……ふふっ♪」
「(あっ、これもうすぐ起きるのでは?)」
そう思った瞬間。
ホープの目がゆっくりと開いた。
「~?」
「「あっ」」
俺と紗夜さんの声が重なる。
固まった俺達を、ホープは丸まったまま見つめる。
「あっ……シャッター音……」
「犬は音に敏感ですからねー」
やってしまった、と焦る紗夜さん。
そんな彼女を見て、ホープはゆっくりと体を動かして近づいた。そして紗夜さんの手の匂いをクンクンと嗅いで——
「~♪」
ニパーの笑顔になり、尻尾をこれでもかと振りながら紗夜さんに甘え始めた。
「ひゃあっ! ホ、ホープ君……!?」
「紗夜さんのこと、匂いを嗅いで思い出したんですよ。会えて嬉しいよーって言ってます」
「そ、そうなんですね。……私のこと、覚えていてくれたのね。ありがとう。私も会えて嬉しいわ」
「~♪♪」
紗夜さんにたくさん甘えた後、ホープはすぐに自分のハウスからおもちゃを咥えて持ってきてくれた。最近お気に入りのボールだ。
「ははっ、ボールで遊んで欲しいのか?」
「♪」
「紗夜さんと遊びたいんだな、よしよし。……ってわけで紗夜さん、ボールで遊んであげてもらってもいいですか?」
「ええ。喜んで」
紗夜さんは快く答えてくれた。
こうしてホープと遊ぶという、大変幸福度が高い息抜きが始まった。
◇◆◇◆
「驚きました。こんなに小さな体なのに、すごい体力でした。流石は狩猟犬ですね」
「はい。ダックスフンドはのんびり屋さんってイメージを持っている人も多いですけど、それは間違い。この子達は優秀なハンターです」
ホープ君と一通り遊んだ後、休憩も兼ねて私は貴嗣とリビングで話に花を咲かせていた。ソファに座らせてもらっている私の膝の上には、ホープ君がいる。
最初はボール遊びから始まった。私がボールを投げてホープ君がそれを走って取ってきてくれるというシンプルな遊びだ。驚いたのは次に彼と一緒に引っ張り遊びをした時だった。
丈夫な素材でできた紐のようなおもちゃで引っ張り合って遊ぶのだけど、その時のホープ君の力が想像以上に強かった。未経験というのもあって、最初引っ張られた時には体勢を崩してしまいそうになった。すぐに貴嗣君が手助けに入ってくれて「これくらいの力でやると良い感じですよ」と教えてくれたのでよかったけれど、見た目以上の力が彼の小さな体に込められているのだと、身を以て学ぶことになった。
「この間日菜とワンちゃんの特集番組を見たのですが、その時にダックスフンドの特集をしていました」
「そうなんですか?」
「はい。名前の由来や性格、あとは実際にダックスを飼われている家族への取材などが主な内容でした。とても面白かったですよ」
それから私は彼に、日菜と見た番組について詳しく話した。
ダックスフンドの出生はドイツ、その名前はドイツ語で「アナグマ犬」を意味するということ、ドイツ語では文節末尾のdは濁らないため実は「フント」であること、性格は明るく温和、でも好奇心も強く活発、そして賢く飼い主に忠実であること——思い出せる限りのことを彼に話した。
私が一方的に話してしまったけれど、貴嗣君は隣でしっかりと話を聞いてくれた。そして私が話す度に、ニコニコと笑って応えてくれた。
そんな彼との時間が、ホープ君を膝の上で撫でながら貴嗣君と話すこのゆったりとした時間が、本当に心地よかった。
「紗夜さん、息抜き、できましたか?」
「はい。とても良い息抜きができました」
会話が途切れたタイミングで、貴嗣君がふとそう聞いてきた。私が答えると、また彼は嬉しそうに笑った。彼の柔らかい表情を見ると、とても心が安らぐ。朝練習をしていた時に感じていたストレスや不安は、知らない内に消えていた。
「ふふっ」
「?」
「貴嗣君には助けられてばかりですね。ギターの練習に付き合ってくれて、日菜との関係を聞いてくれて……そして今日も」
「あははっ、そんな大したことしてないですよ。それに今日もって、俺の息抜きに紗夜さんを付き合わせただけですよ?」
「いいえ。さり気なくホープ君との遊びに誘うことで、気分転換をさせてくれたのでしょう? ギターから離れられない私に息抜きをさせるため……違いますか?」
図星だったのか、私が詰め寄ると貴嗣君は露骨に目を逸らした。
貴嗣君ってこんな反応もするのね。何だか新鮮。
「貴嗣君。気を遣ってくれてありがとうございます。とても嬉しかったですよ」
「どういたしまして。紗夜さんがリラックスできたのなら、良かったです」
「はい。……ホープ君もありがとう。あなたと遊んだり触れ合ったり、とても癒されたわ」
「~♪」
私が話しかけると、ホープ君はニパッと笑ってお腹を見せてくれた。ゆっくりとお腹を撫でると、ホープ君は嬉しそうに私の手の感触を味わっていた。
ところでさっきからずっと思っていたのだけれど……膝の上で仰向けになっているホープ君の表情、この見る人を安心させるような笑顔……。
「ん? 何ですか紗夜さん? 俺の顔に何かついてます?」
「……ふふっ♪」
「?」
「犬は飼い主に似るとよく聞きますが、本当ですね」
「……!」
私の言葉が予想外だったのか、貴嗣君は驚いた表情を見せた。
「今日遊んでいた時、ホープ君はずっと私のことを気遣ってくれていました。ずっと私の傍にいてくれて、癒してくれて……誰かにそっくりだと思いませんか?」
「……勘違いじゃないですかね?」
「ふふっ♪ 照れているあなたは新鮮。誤魔化すのはそこまで得意ではないのですね」
「……紗夜さんは手ごわいですね」
そう言いながら、ぎこちなく笑う貴嗣君。その何とも言えない不器用な感じが面白くて、思わずクスっと笑ってしまう。そして笑う私を見て、貴嗣君の表情も柔らかくなる。ホープ君も嬉しそう。
「貴嗣君」
皆で笑った後、彼の名前を呼ぶ。
「今日はありがとうございます。とても良い息抜きになりました。また明日から頑張れそうです」
「それは良かった」
「ですが、やっぱり私はまだまだ未熟です。道に迷う時も多々あるでしょう。もしまたどうすればいいのか分からなくなったときは……」
「はい。いつでも相談に乗らせてください」
「ありがとうございます。心強いです」
貴嗣君が答えた後、ホープ君が私の方に乗り出してきた。私を励ましてくれているような、そんな気がした。
「今日はありがとうホープ君。また一緒に遊びましょうね」
「♪♪」
「すっかりホープも紗夜さんに懐きましたね。遠慮しないで、是非遊びに来てくださいね」
「はい。親切にありがとうございます」
「そうだ、次は日菜さんと真優貴も入れて、皆でドッグランに行くってのはどうですか? 最近行けてなくて、そろそろホープを外で思いっきり走らせてあげたいなーって思ってたんです」
「ドッグランに、日菜と真優貴さんも入れた4人で……はい、是非行きたいです。でも私、ドッグランというのがどういった場所なのか詳しくないですけど、大丈夫でしょうか?」
「勿論ですよ。……そうだ。前に行った時の動画あるので、それ見せますね。どんな雰囲気の場所か、大体分かるでしょうから」
そう言って貴嗣君はスマホの動画を再生し、私にドッグランの説明をしてくれた。私のすぐ隣で色んな話を楽しそうにする貴嗣君を見て、ふと気付いた。
「(貴嗣君……私と日菜が一緒に遊べるように誘ってくれた?)」
以前貴嗣君に相談したことがある。日菜を遊びに誘いたいけれど、どう誘えばいいのか分からないと。
数日前、偶然CiRCLEで彼とすれ違った時に悩みを打ち明けたのだけれど、すぐにRoseliaの練習があったので、ゆっくりと話し合う時間が無かった。もしかしたらその時のことを覚えていてくれたのかもしれない。
都合よく考えすぎかもしれない。
けれどもし、貴嗣君がそう考えて、私が日菜と一緒に遊べる機会を作ってくれたのなら。
「それで、この小さなアスレチックみたいなのがこのドッグランに設置されているミニアジリティっていうもので……あっ、アジリティっていうのは犬の障害物競走で——」
貴嗣君、ありがとうございます。あなたは本当に優しい人です。一生懸命私のことを考えてくれて、とても嬉しいです。
今の私には成長のための課題が沢山あって、上手くいかないときはどうしても不安になってしまいます。でも貴嗣君がいると思うと、安心できます。
あなたはどんな時でも私の話を聞いてくれます。今までもずっとそう。出会って間もない頃、あなたにもひどい言葉をぶつけてしまった時も、私を拒絶せずに受け入れてくれました。そんな温かい心を持っている貴嗣君が支えてくれるから、私は前を向いて頑張れます。
でも、あなたの優しさに甘えてばかりではいけませんね。あなたが日々“善い人”になれるように努力しているのを見習って、私も成長していこうと思います。日菜と一緒に笑い合えるようになりたいから。そして——
「あー、紗夜さん? もしかしたら俺の話、退屈になっちゃってますか?」
「いいえ。そんなことないですよ。貴嗣君のお話、もっと聞かせてください」
躓いても手を差し伸べてくれるあなたに、いつか恩返しができるようになりたいから。
【おまけ】
同日夜。氷川家にて。
「えぇー! おねーちゃん貴嗣君くん家に行ってたのー!? しかもホープ君と遊んだなんて……いいなぁ……」
「そんなにしょんぼりすることかしら?」
「だってあたしもホープ君と遊びたいもーん! っていうか貴嗣君ともまた遊びたいし!」
「また……? ちょっと待って日菜、貴嗣君と遊んだことがあるの?」
「あるよー? ちょっと前の話だけど、一緒に映画観たりゲーセン行ったり……あっ」
「な、何よ?」
「おねーちゃん、ひょっとしてジェラシー?」
「っ!? べ、別に嫉妬なんてしてないわよ……!」
「その割にはムスーッとしてたよ~? 貴嗣君のこと、好きになっちゃったの?」
「す、好きとかそういうのじゃ……彼のことは信頼してるけど、その……」
「ふ~ん♪」
「……なによ」
「何でもないよ~♪ あっ、そうだ! あたしもホープ君と貴嗣君と遊びたいし、今から電話して聞いてみよっと!」
「ちょっと日菜! もう夜遅いのに電話なんて失礼よ!」
「……あっ、もしもし貴嗣君? あたしだよ~!」
「(も、もう電話してる!?)」
『日菜さん? こんな夜にどうしたんですか?』
「来週の土日かどっちかに貴嗣君の家行ってもいい?」
『……はい?』
「(貴嗣君……夜遅くにごめんなさい……)」
この後色々話した結果、氷川姉妹と山城兄妹でドッグランに行く日が無事決まりましたとさ。
読んでいただき、ありがとうございました。
紗夜さんは推しの中でもトップクラスに好きなキャラクターだったりします。犬が好きな紗夜さんほんと大好き。ワンちゃんと遊ぶ紗夜さんの話が書きたいなーと思い、今回の内容となりました。
それでは次回もよろしくお願いします。
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