私が貴女を守るから……(本編完結)   作:タク-F

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グレ響が可愛いので書いた!悔いも時間も無い!(いやいや……)

よろしければ楽しんで行ってください!


原作前 リディアン入学まで
物語のハジマリ


2025年 7月21日

 

(…………あれ……私? どうして……?)

 

「嬉しいわね洸さん。私達の……娘だもの……」

 

「そうだな。俺達の……愛する娘だな……」

 

 この日……本来いない筈の、後の立花 響の姉(転生者)がシンフォギアの世界に生を受けた。

 

「名前は……どうしようかしら?」

 

「実は決めてたんだ。鏡香……俺達の照らした光の象徴……それを四字熟語を参考に選んでみたんだ……」

 

「〈鏡花水月〉ね? 良いと思うわよ? なら……今日からこの娘の名前は〈立花 鏡香〉ね……」

 

 その夫婦はこの日授かった命と共に……新しい生活を始めた。そして……この2人の娘達が後にシンフォギア(この)世界に大きな影響を与える事になるとは……誰も知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バタン! 

 

お姉ちゃん聞いてよ! 未来がライブに誘ってくれたの! あの〈ツヴァイウイング〉のライブだって! 

 

 唐突に開けられた扉から1人の少女が部屋に入って来た。

 

「え!? 凄い人達のライブチケットじゃん!」

 

 そして彼女の出生から16年が経過した2041年7月22日……

 この世界の主人公(立花 響)は、親友である〈小日向 未来〉から2人組のアーティストである〈ツヴァイウイング(運命)のライブ〉に誘われた。

 

「良いじゃん! 未来と行って来なよ!」

 

「え〜でも私詳しくは知らないんだよ〜!」

 

「きっと行けばわかるよ。せっかくのトップアーティストのライブ何だから! しっかり楽しんでおいで!」

 

「う〜ん……わかった! とりあえず行って来るね!」

 

 そう言うと響は部屋を後にした。

 

「あはは……我が妹ながら元気過ぎないかな……」

 

ピロリン♪ 

 

「ん? 通知音?」

 

 鏡香はスマホを手に取りその通知内容を確認する事にした。

 

「相手は……未来か……」

 

 送り主は響の親友であり、公式に認められた嫁(この世界のラスボス)である未来だ。当然だが鏡香とも面識はあり関係は良好。しかし……そんな人物から何故自分に連絡が来たのか鏡香はわからずにいた。

 

「え〜っとなになに……」

 

 そこで鏡香は文面を確認する事にした。

 

『10月27日のツヴァイウイングのライブチケットが当たりましたので響と行く事にしました。本当は鏡香さんも誘いたかったんですけど……チケットが2枚しか取れなくて……』

 

「なるほどね……でも未来に悪気は無いからなぁ。チケットを2枚取るのだって大変だった筈なのに……」

 

 鏡香はそう言うと未来に返信を始めた。

 

『大丈夫だよ(•‿•)響とのライブを楽しんでおいでね!』

 

 そう返信を完了させた。

 

さぁて……響にライブの楽しみ方でも教えて、お父さんとお母さんにも教えてあげないと♪ 

 

 鏡香も足取り軽く部屋を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして10月27日(運命の日)の朝……突然の連絡が鏡香に届いた。

 

『ごめんなさい鏡香さん! 盛岡の伯母さんが倒れてライブに行けなくなったの! 誘った私が行けないのは申し訳ありませんが響とライブを楽しんでください! 私の分のチケットをそのまま使えば入れる筈ですから!』  

 

「未来……しかたないよね。悪気は無い訳だし……」

 

 しばらく文面に悩んだ後に鏡香は未来へと返信した。

 

『わかったよ。未来の分も楽しんで来るから、今は伯母さんを助けてあげてね? 帰って来たらライブの想い出を未来が羨むくらい聴かせてあげるから!』

 

 そう未来に送信した鏡香は響へと連絡をした。

 

「響……未来の伯母さんが倒れてライブに行けなくなったらしい。それで未来から私と2人で行ってくるように頼まれたから直ぐに準備するよ?」

 

えぇぇ!? 未来来ないの!? どうしよう……私実は良くわかってないの……

 

「あれほどライブ情報は調べなさいと言った筈よ? 自己責任ね……」

 

 ひとまずは響との通話を終了させた鏡香は母親へと伝える事にした。

 

 

 

 

 

 

「お母さん……響が行く予定のライブ……未来の代わりに私が行く事になったから……」

 

「あら? じゃあ今から2人分の軽食を作るわね?」

 

「うん! 美味しいおにぎりをお願いね!」

 

 私はお母さんに準備を頼むと着替えることにした。

 

「流石にスウェットにジーパンじゃなぁ……」

 

 響に比べて服装に無頓着な鏡香はパーカーやスウェットを家では着回している。流石に外に出る時は明るめな色の服装をするが……

 

「今が10時でライブの開場が13時から……移動の時間を考えると……」

 

※ライブは15時からです! 

 

 どうやら彼女に残された時間はあまり多くなさそうだ……

 

 

 

 

 

 午前11時30分

 

ただいまぁ! お母さんご飯! 早くしないとライブが! 

 

「おにぎりは出来てるから手を洗って来なさい!」

 

ありがとうお姉ちゃん! 

 

 響はこの日の午前に中学で補習を受けていた。しかし何とか急いで帰宅して来た。

 

「さて……響の着替えでも用意しておこう……」

 

 自分の服装には無頓着な鏡香だが、妹にはお洒落をして欲しい彼女(オカン)だった。

 

食べたら行くからね〜! 

 

は〜い! 

 

 ドア越しに聞こえる妹の声に彼女は一抹の不安を抱えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ペンライトは向こうで買うから財布は持った? ハンカチは? リュックの中身は大丈夫?」

 

「お姉ちゃんお母さんみたいだよ?」

 

ゴツン! 

 

「………………良いから行くよ!」

 

 午後0時18分……2人は急いで支度を済ませて……自宅を後にした。そして……彼女達の運命を狂わせるライブが……この日開催された……。




ちなみに名前の〈鏡〉は作者が学生時代に起こったトラブルの際に、「鏡みたいな奴!」と言われた記憶から当てました。まぁ……グレ響ならやられたらやり返すと思いますけど……

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鏡香ちゃんのメインヒロイン(恋人)誰にしよう……

  • キャロル
  • クリス
  • マリア
  • きりしら
  • 未来
  • パヴァリア
  • シェム・ハ
  • 緒川さん
  • 弦十郎司令
  • あおいさん
  • 藤崇さん
  • エルフナイン
  • ノブレ
  • 自動人形
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