私が貴女を守るから……(本編完結)   作:タク-F

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記念すべき第100話!今回は装者達がエクスドライブへと至る回となります!

原作と異なる過程を経て至る装者達はどうなってしまうのか……本編をどうぞ!




私達の信念を賭けて!

「響……お前は鏡香と並び立つ為にたゆまぬ努力を続けている。それが実を結ぶ日も遠く()()()()()()()()……オレが現れるまでは……」

 

 キャロルの告げた言葉のニュアンスが……まるで懺悔と言わんばかりなのは装者達全員が感じていた。

 

「それでも尚……鏡香を花嫁として迎えたいんだろ? あたし達を……差し置いて……」

 

「雪音クリス……お前にも申し訳なく思っている。お前の目を覚まさせた鏡香を目の前で奪う事になるオレの姿は……さぞ悪越な魔女に見えるだろうな……。事実その通り故にオレにはその言葉を強く否定する資格は無い……」

 

【恋敵の目の前で意中の相手を奪う】……それがどれほど理不尽極まりないない事か……キャロルは()()()()()()()()()

 

だからこそオレはお前達を真正面から叩き潰す! 禍根を残さぬように小細工はしない! それでも尚受け入れられないならば……このオレを乗り越えて見せろ! 

 

 キャロルは装者達にこれ以上に無い程堂々と宣戦布告をした。

 

「キャロルちゃん…………さっきも言ったけどお姉ちゃんの隣は私の場所! 絶対にキャロルちゃんにはあげないから! 

 

 響は立ち上がると受けたダメージが()()()()()()()()()瞳をしていた。そして同じ人物に恋したクリスもまた……

 

ざっけんなよキャロル! 鏡香はあたしが貰うんだ! あんなにも暖かい想いを抱く事が出来る人物は鏡香以外いねぇ! だからこそあたしは鏡香が大好きだ! もちろん【LIKE】なんて気持ちじゃねぇ! 【100%のLOVE】なんだよ! 

 

 クリスもライフルを支えに立ち上がる。すると他の装者も立ち上がり始めた。

 

「鏡香は私の親友だ。親友が結ばれるのは喜ばしいが……()()()()()()()()のは気に入らないのでな。私は()()()()立ち上がるとしよう!」

 

 翼にとっての【立花 鏡香】は無二の親友だ。そして同時に響は……【可愛い妹分】だ。

 

「鏡香は私と同じく妹を愛する同志よ! だからこそ鏡香の妹である響が泣くのは……私だって()()()()()()()!」

 

 マリアも翼と同様に響を【妹分】として見ている。そしてそんな響を【()()()()】に立ち上がる! 

 

「響さんには未だに罪悪感が拭えません……。あの時の言葉は謝罪できましたけど……その行動の偉大さは()()()()()()()気付きましたから……」

 

 調にとって響はトラウマを刺激する発端となった存在だが……同時に憧れの目標でもあった。だからこそ今回はその背中を強く支えたいと思っている。

 

「響さんの笑顔は……あたしも元気を貰ったデース! だから今度は……あたしが響さんの荷物を背負うデース! 

 

 切歌にとっての響は……()()()()()()()()だった。同じ目線で共に楽しんでくれる先輩だった。

 

「まっ……あたしも響の事は()()()()()愛しく想っているよ。響の明るさに救われた事やその実績は……評価してるんだからな……!」

 

 クリスにとって響は()()()()()()()()だ。だからこそ……その輝きを眩しく思えど、()()()()()()()()()()()! そして響も……皆の決意を聞いて己を再度奮い立たせる! 

 

「翼さん……マリアさん……切歌ちゃん……調ちゃん……ありがとうございます! そしてクリスちゃん……私だってクリスちゃんには負けたく無い! だけど今は……()()()()()()()! 

 

 響は自身の背中を押してくれる装者達に感謝を示し、同時にライバルでもあるクリスにキャロルの打倒を改めて願い出た。

 

「「「「もちろんだ(デス)! 」」」」

 

「あぁ……あたしもキャロルに勝ちてぇ……だから合わせるぞ響! 

 

 6人の装者達が手を取り合った瞬間……戦場に()()()()()()()()()()()が漂い始めた。

 

「これは……あの時の?」

 

「だけど……()()()()()()()()()……」

 

『戦場をフォニックゲインが漂い始めたか……。しかし……まだエクスドライブに至るには程遠い。何か……決定打になる要素があれば……』

 

 フィーネも自身の体験を元に現在の状況を分析した。そんな装者達にキャロルは詠った

 

愛が……託した命題を。血肉を焼かれても守り紡ぐ。さぁ……宇宙が〜傾く歌に爆ぜよ……チェックメイト! 

 

 キャロルの歌によって戦場のフォニックゲインが増幅して行く。そしてその上空に……チフォージュ・シャトーが現れた。

 

「あれは……城? でもこの現象は……」

 

「キャロルちゃんの歌に……まるで……」

 

共振している……のか?」

 

 するとシャトーより()()()()()が発信された。

 

『マスター……()()()()()()マスターの歌をシャトーとリンクしました。この戦場にフォニックゲインが満ちるまで……凡そあと5分もかからないですよぉ〜!』

 

「あの声は……ガリィか? だけど……もし今の話が本当なら……」

 

 そんな時に装者達へと本部から通信が入る。

 

『あの城はキャロルの歌を伝播させる音叉の役割を果たしています! でも今なら……()()()()()()()!』

 

「聞いたな皆……私達はキャロルにお膳立てをされているが、この機会を逃す理由もまた……無いな?」

 

「ええ! 響……S2CAよ!」

 

「わかりました! 皆の力を……キャロルちゃんの想いを……そして私達の想いを束ねます! S2CA……ヘキサゴンバージョン! 

 

Gatrandis babel ziggurat edenal〜♪ 

 

 鏡香の隣へと並び立ちたい響の想い……

 

Emustolronzen fine el baral zizzl〜♪ 〜♪』

 

 親友の想い人達の譲れない想いのぶつかり合いを、最高の形で支えたい翼の想い……

 

Gatrandis babel ziggurat edenal〜♪ 

 

 それでも尚手を伸ばしたいクリスの想い……

 

Emustolronzen fine el zizzl〜♪ 

 

 それらを真正面から受け止め……打ち破るつもりでいるキャロルの想いさえも束ねて……装者達は……奇跡を纏う! 

 

さぁ……()()()()()()()立花 響よ! 全てを束ね……オレへと示せ! 

 

「負けない……負けたく無い! 私達の想いはキャロルちゃんにも劣ら無い! 

 

「そうだ! それでこそ我が義妹(いもうと)だ! 故に……オレも逃げん! 死力を賭して……()()()()()()()()()()()()()!」

 

 奇跡を束ねた戦士達が……戦場へと舞い降りた! 




この局面でキャロルが歌うのは紛れもなく【愛の歌】です。

それほどまでにキャロルは装者達を【愛して】います。

よろしければ感想・高評価・メッセージ・お気に入り登録等もお待ちしています!アンケートの回答もしていただければ嬉しいデェス

鏡香ちゃんのメインヒロイン(恋人)誰にしよう……

  • キャロル
  • クリス
  • マリア
  • きりしら
  • 未来
  • パヴァリア
  • シェム・ハ
  • 緒川さん
  • 弦十郎司令
  • あおいさん
  • 藤崇さん
  • エルフナイン
  • ノブレ
  • 自動人形
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