私が貴女を守るから……(本編完結)   作:タク-F

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【姉の会】……新たなる入会者と名誉会員が決定する。

それではシスコン談義(GX)をどうぞ!


私の妹(姉)は可愛いぞ!(GX)

 最終決戦から72時間が経過した【S.O.N.G】の保有する潜水艦の1室にて……()()()()()が行われていた。

 

「ではこれより第5回【姉の会】を開催します! まずは新規入会者の自己紹介です!」

 

「会員No.03 キャロル・マールス・ディーンハイムだ。存分に語り合おうではないか!」

 

「会員No.04 ファラ・スユーフです。私をお迎えいただき嬉しく想いますわ……」

 

 嘗ての酒の席で語られた新規入会者の決定……その決行がされたのがこの日となった。

 

「さて……今日の議題は新規入会者の妹達について……だよ? つまりはエルフナインちゃんとミカちゃん達のエピソードだね!」

 

「本当は翼や響の事も語りたいけど……貴女達の話がそれ以上に気になって仕方ないわ!」

 

 興奮の隠せない表情でマリアと鏡香は進行を始めた。

 

「ふむ……エルフナインのエピソードか……。語れば湯水の如くあるが……まずはこの話からするとしよう……」

 

〜〜キャロル回想〜〜

 

「キャロル〜助けてくださぁい!」

 

「どうしたエルフナイン……そんなに慌てる程の事態が起こったのか?」

 

「パパの料理が再現出来ないんですよぉ〜! 想い出の味なのにぃ〜!」

 

ババの料理……お世辞にも美味いとは言えない料理だが、それでもオレ達の心を満たしてくれる料理だった。

 

「はぁ……アレは再現しようとして再現できる料理では無いだろう? そもそも()()()()()に調理を進めるなぁ! 食材を無駄遣いするんじゃあ無い!」

 

「あうぅ……すびばぜん……」

 

 涙目になりながら謝罪するならばするんじゃあ無いと言うのに……まったく……

 

「とにかく()()()()()()では禁止だ。しかし……どうしても食べたいならその時は……」

 

「その時は?」

 

 目を輝かせて続きを求める辺り……お前は本当に懲りているのか疑わしいな……

 

()()()()()()()は入念にバックアップしておくか。()()()()()()()()……再現できる筈だからな……」

 

「うん! 楽しみにしてるね!」

 

 地上の暦では既に2月……パパが教えてくれたオレの誕生日は……来月だったな……

 

「まさかエルフナインめ……()()()()()再現するつもりなのか? だが……心配をかけさせて……」

 

 オレはこの時……()()()()()()止まらなかったな……

 

〜〜キャロル回想終了〜〜

 

 

「なるほどね……それで藤堯さんに料理のリクエストをしてたのね。私も気になって来たわ。なにせ私は……ウクライナ出身だもの……」

 

 マリアは元々はヨーロッパ圏の出身であり、嘗てのキャロルの故郷に……()()()()()()であると言えるだろう。

 

「そう言えばそうでしたね。だけどどこまでの距離だったんだろう……」

 

「まぁ……東洋よりは近いかと思われますわ。私達も当時の情報はマスターの想い出でしか存じておりませんので……」

 

 そんな時に会議室へ……()()()()()()()()()

 

「ははは……驚いたよ。まさか()()()()()()()()()()()()時はね。だけどキャロルちゃんのおかげで正確に再現できたよ……」

 

「え……!? 藤堯さん!?」

 

「凄い腕ですね……本当に作ったとは……」

 

「あぁ……この匂い……まさしく()()()()()()()()()だ……」

 

 その時の料理は現代で言うパンのような料理だったが……付け合わせのスープも含めてかなりの再現がされていた。

 

「本当はもっと美味しい料理にできたけど……()()()()ご所望だからね。そう言われたなら全力で再現するだけだよ!」

 

「済まないが……少しだけ待ってくれるか?」

 

 朔也は料理を人数分提供すると退室しようとしたが、キャロルは呼び止めた。

 

「ありがとう……とても大切な想い出だったんだ。また食べられた事……とても感謝している。願わくばエルフナインにも食べさせてやってくれ……」

 

「もちろんだよ。戻ったらエルフナインちゃんにも出来立てを持って行くからね!」

 

 朔也はそう告げると張り切って厨房へと戻った。

 

「それでは私もよろしいですか?」

 

「うん! ミカちゃん達の想い出を教えて欲しいね!」

 

「そうですわね……それではこの時の話等いかがでしょうか……」

 

〜〜ファラ回想〜〜

 

「ファラ! アタシも可愛い服が着てみたいゾ!」

 

「ふむ……ミカちゃんの場合はその手の形状からオーダーメイドになりそうですね。レイア……少し買い出しに行きましょう?」

 

「派手に了解した。サプライズで素晴らしい服を提供するから少しだけ待っていてくれ!」

 

「ガリィにもお土産を買って来ますわ。だから留守番を任せたわよ?」

 

「もちろんだゾ! 楽しみにしているゾ!」

 

 そうして私とレイアは裁縫道具や素材を購入に向かいましたわね……。資金はまぁ……合法的に荒稼ぎしてしまった事で目立ってしまいましたけど……

 

「派手に良い物が買えたな。帰ったら制作を始めよう!」

 

(※2人はラスベガスのカジノでディーラーとの対決を以て荒稼ぎしました)

 

「さて……それではマスターにミカちゃんの腕の件を相談しないといけませんわね……」

 

 そうして私はミカちゃんの腕のスペアの製作をマスターに依頼しましたわ。

 

〜〜ファラ回想終了〜〜

 

「ちなみにこれがその時に撮影した写真ですわよ?」

 

 ファラはその時の写真を取り出して配る。

 

「赤を基調とした……力強さを感じるわね……」

 

「だけど同時に……戦士としての風格も感じるわ……」

 

「あの時のファラの提案……非常に有意義な物だった。この後にミカにも精密作業を頼む事ができるようになったのだからな……」  

 

 キャロルも当時を思い出していた。そして()()()()()の話題へと移った。

 

「永遠の会員No.00 【木原 由紀】。私でありながらも別人であり……姉らしさは……相当な器があったわね……。だけど……」

 

「由紀はオレ達の想い出で生き続けている。だからこそ……No.00は由紀に相応しいだろうな……」

 

 当初キャロルの会員No.こそ【00】の予定だった。しかし……キャロル本人よりこの提案がなされ……議会で満場一致の可決がされた。

 

「これからも会員は増えるけど……私達は妹達の成長を……」

 

「暖かく見守りたいものよね……」

 

「えぇ……そうですわね……」

 

『はは……なんだかこそばゆいね……』

 

 そんな由紀の声が……一瞬だけ聞こえた気がしたのは……この場の全員が望んだからなのだろう……

 




尚……第2〜4回の内容は

・【小日向未来の愛】と向き合う私達

・【きりしら達によるやんちゃエピソード】に楽しみつつも奮闘するマリア

・【妹(分)達の成長】をどう見守るべきかの方針協議

が行われていました。

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鏡香ちゃんのメインヒロイン(恋人)誰にしよう……

  • キャロル
  • クリス
  • マリア
  • きりしら
  • 未来
  • パヴァリア
  • シェム・ハ
  • 緒川さん
  • 弦十郎司令
  • あおいさん
  • 藤崇さん
  • エルフナイン
  • ノブレ
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