私が貴女を守るから……(本編完結)   作:タク-F

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さてさて~本当の地獄を見るのは果たしてどちらなのか……


バルベルデ地獄変

 魔法少女事変が収束した翌月末……国連からの正式な出動人娘によりバルベルデ軍が保有する【アルカ・ノイズを含む】武装戦力の無力化という司令が【S.O.N.G】へと通達された。

 

「いや〜……国連のお偉いさんは知らないんですねぇ〜? アルカ・ノイズを製作したマスターが【S.O.N.G】へ既に合流してるだなんて……」

 

「そう言う事は言わねぇんだよガリィ……。ていうかバルベルデ軍もバカだよなぁ〜……」

 

「対アルカ・ノイズ戦のエキスパートどころか製作者もいるんですからねぇ……」

 

「哀れ……くすっ……」

 

「アホなのデース……」

 

 魔法少女事変以降まさかの【S.O.N.G】がアルカ・ノイズの製作者と仲良くなり、その結果を所持していると……誰が考えたのだろうか……? 

 

「は〜それにしても課題が終わってホッとしたよ〜……」

 

「響様……恐れながら申し上げますがそれらは鏡香様と未来の手柄です。響様は……あのままではお誕生日まで課題に追われていましたよ?」

 

ガシャアン

 

「そりゃあそうなるよ?」

 

「フロンティア事変と同じ失敗をする?」

 

なんでもありません……

 

 立花響(主人公)らしいものの、身内に頭は上がらない様子だ……

 

「では改めて任務を発表しよう。バルベルデに蔓延るアルカ・ノイズを含む連中の無力化……それが俺達への任務だ!」

 

了解しました(デス)! 

 

「それでは討伐にはファラ・ガリィも同行しろ。どうせ上空の兵器も無力化せねばならんからな……」

 

「わかりました! ガリィちゃん頑張りま〜す!」  

 

「お任せを!」

 

 武力介入に些か過剰戦力が投入された瞬間であった。

 

 

 

 


 

 

 

 

 バルベルデにて到着した装者達へと通信が入った。

 

『こちらレイア……連中は地味にアルカ・ノイズを使役して進軍を試みている。国連軍の本隊が上陸するまで凡そ35分です……』

 

「了解だよ! さぁ……無力化の時間だよ! 」 

 

 原作と違いマリア達も前線入りしている為にヘリの護衛は自動人形達が受け持っている。

 

「じゃあ行くよ! まずは私とクリスが上空から狙い撃つよ!」

 

 ネフシュタンの力で飛行する鏡香はクリスと上空からの先制攻撃を名乗り出た。そして地上は……

 

「翼・響の機動力で一気に奇襲をお願いね? そしてマリアさん達は……」

 

「ええ。混乱に乗じて武器破壊を行うわ。陽動は任せたわよ?」

 

「あたし達もやってやるのデース!」

 

「ふふ……楽しみ……」 

 

 最早蹂躪に変わろうとしていた。

 

『第1波来ます! 活動開始です!』

 

「それじゃあ作戦通り行くよ!」

 

 各自の能力を生かしたチームアップ……その結果何が起こるかは言うまでもない。

 

アルカ・ノイズがあっさりとやられて行きます! 

 

戦車が正面から無力化されました! 

 

対空装備……悉く破壊されています! 

 

 懇切丁寧に組み上げられた装者達の作戦の前では……バルベルデ軍の戦力との差は歴然だった。しかし……

 

『連中が提供したアルカ・ノイズの量は依然不明瞭だ。油断するなよ?』

 

「仮にも錬金術師の作品だしね! 皆も気をつけていくよ!」

 

『敵戦力の損耗率13%! 依然反撃の機会が失われていませんので不意打ちには警戒をお願いします!』

 

「地上のノイズは見える分にはあれで打ち止めだと思われるけど……それよりも上空からの質量攻撃に注意して! 

 

 マリアが呼びかけた上空からの質量攻撃……それが戦場を最もかき乱す攻撃なのは言うまでもない。故に……

 

『私とクリスで引き続き対処するから地上は任せたよ!』

 

『派手に撃ち合うぜ! そっちは任せたぞ!』

 

破壊神と銃火器の使い手(鏡香とクリス)が敵の大型艦との撃ち合いを開始した。

 

調! 撃ち合いに際してヘリを守る為に手を貸してくれ! 

 

「わかりました! 切ちゃん……地上は任せるね?」  

 

「任せるデース! 翼さんや響さんに遅れは取らないデース!」

 

 敵戦艦からのミサイルの迎撃をクリス・鏡香・調が受け持ち、対空戦は互角の勢いまで押し返す。そして地上では……

 

「戦車が防衛ラインを下げた! ここであの敵戦艦を落とせばこの戦場の戦力は無力化できるぞ!」

 

「だけど戦艦の撃破後には改めて残る戦車も無力化するわよ!」

 

『鏡香さん! クリスさん! 調さん! 敵のミサイルを足場に響さん・切歌さん・翼さん・マリアさんを突撃させます! 一定量のミサイルは()()()()()お願いします!』

 

任された! この2機のヘリを除いて残るヘリは後退してください! 

 

『敵戦力の損耗率78%! その戦艦を落とせばほぼ残りは戦車のみです!』

 

『同時に国連軍は上陸準備を終えました! 後はこの戦場のみです!』

 

「了解しました! 行くわよ響! マリア! 切歌!」

 

「合点デース!」

 

「ふふ……任せなさい!」

 

「ええぇ!? 置いて行かないでくださいよぉ〜!」

 

 4人の突入が完了するまで撃ち合いを続ける3人は……並行して地上の戦力を観察する。

 

「鏡香さん! やはり戦車が少しずつ戻って来ています! 私が無力化して来ます!」

 

「1人で背負わないの! クリス……後は任せるよ! そしてヘリは1機離脱をお願いします!」

 

 クリスにミサイルの迎撃を任せて地上の戦力を再度無力化する為に降りた2人は……あっさりと不意打ちによる反撃の目を潰しにかかる。

 

「任せな鏡香! あたしが見せ場を奪ってやるよ!」

 

「あの状態のクリスは頼もしいからね! それに今は……」

 

『ヘリの周囲にファラさん・ガリィさんが帰還されました! 存分にお願いします!』

 

「頼もしい戦力がいるからね!」

 

 バルベルデ軍の作戦は完膚なきまでにに装者達に叩き潰される事となった。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「さて……大型艦からアルカ・ノイズまでほぼ全ての兵器を破壊したけど……本国はどんな内情ですか?」

 

 捕虜にした将校への尋問により近くの村にも武器製造に関わる施設が存在する事や……アルカ・ノイズを提供したパヴァリアとの繋がりを把握している者の正体が発覚した。

 

「まさか大統領自らがアルカ・ノイズを運用するつもりだったとはね……」

 

「そこで次は戦力を分けるとしよう。チーム旋律に鏡香君とガリィ君で潜入を頼む」

 

「チーム激唱にはレイアとミカを動員して派手に立ち回れ。ちなみに負傷者の救護には先日の来訪者も手を貸すとの事だ」

 

「来訪者は……何故急に協力を?」

 

「そこの詮索をしないのも取引の1つだ。まぁ……こちらに一切の不利はないので見逃してやれ……」

 

 この突入でクリスに因縁の再会が訪れる事を把握しているのは……()()()()()()()()()()()()()()だった。しかし……彼らは既により良い未来を目指して……歩いている。




知 っ て た !

まあ〜マリアさん達がレギュラー残留でバケモノオリ主がチーム激唱に加わればこうなりますよね……。次回からは国内へと本格的に進軍します!クリスは過去を乗り越えて行けるのか?

よろしければ感想・高評価・メッセージ・お気に入り登録等もお待ちしています!アンケートの回答もしていただければ嬉しいデェス!

鏡香ちゃんのメインヒロイン(恋人)誰にしよう……

  • キャロル
  • クリス
  • マリア
  • きりしら
  • 未来
  • パヴァリア
  • シェム・ハ
  • 緒川さん
  • 弦十郎司令
  • あおいさん
  • 藤崇さん
  • エルフナイン
  • ノブレ
  • 自動人形
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