私が貴女を守るから……(本編完結)   作:タク-F

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さて……原作前最後の回となります。時系列では翼との邂逅前からの話ですが、ルナ・アタック前に語るべき3人の心情回となります!

お目通しいただければ嬉しいです。




3人のオモイ

〜〜響side〜〜

 

 私にとってのお姉ちゃんは……()()()()()()()大切な存在だ。だって……お父さんは私達家族を捨てて何処かへ行ってしまった。だけど……お姉ちゃんは私に対して言ってくれた。

 

 〈まだお父さんの事を好きな気持ちがあるなら……響の怒りや憎しみ……悲しみは私に預けて欲しいの。響が……お父さんを好きで……いられる為に……

 

 って。本当はお父さんに掴みかかったお姉ちゃんが……誰よりもお父さんを憎んだ筈だった。だけど……私が憎しみに囚われる事をお姉ちゃんはきっと悲しんだ筈だ。

 

「だから私は……お姉ちゃんが笑ってくれるようにたくさんの人を助けよう! だってお姉ちゃんは……私が人を救っているのを喜んでくれるから!」

 

 それに……あのライブで生き残った私は……それ以上の命を救わないと()()()()()()()()よね? でも私は心配はしていない。

 

()()()()()()()()()()私が私らしくある事を喜んでくれるから! だから私は私らしく人助けができるんだから! 

 

 私……負けないよ? 謂れの無い誹謗中傷にも……生存者を苦しめる魔女狩りにも……私達をこんな目に遭わせたノイズにも……絶対負けない! 

 

「それに……結果的に未来を巻き込んだのは私だから……」

 

 お姉ちゃんのお見舞いに行って……目を覚ましたお姉ちゃんの情報は……私達の生活を激変させた。ライブに誘ったのは未来だけど……未来の生活を変えたのは私だ。だから未来の安全は私が守らないといけない。

 

「それが私の責任の取り方だから!」

 

 その為にはリディアンの卒業まで何事もなく過ごさないといけない。もしシンフォギア(奏さんの槍)が現れたら……その時に私は戦場に立つ事になるだろう。

 

「そしたらお姉ちゃんは悲しんじゃうかな? でも……もしそうなったら今度は私が……」

 

 その力で人を……そして誰よりも大好きな鏡香お姉ちゃんを守りたい。きっとそれは……未来よりも大切になるんだろう。

 

「未来は()()()()()だから……危険からは守らないと……」

 

 だけど……私の1番の光は……

 

「世界で1番大好きな鏡香お姉ちゃんだよ?」

 

〜〜響sideout〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜未来side〜〜

 

 私はずっと後悔していた。響を……ツヴァイウイングのライブに誘わなかったら……運命は変わっていたかもしれない。

 

「私のせいで……響が……鏡香さんは……」

 

 そして私が行っていれば鏡香さんはケガを負う必要は全く無かった。だって……本来は私が行く筈のライブだったから。

 

「だけど鏡香さんは私の事を恨んでは無かった。それどころかか……重症を負った響を……ずっと案じていた……」

 

 だから私は鏡香さんに誓ったんだ。響を守り抜こう。響が戦場に立たなくても良いように……私が引き止めよう。

 

「それが私のできる贖罪。私だけにしか出来ない償い方だから……」

 

 その為にはまずは勉強だ。響に教えられるように……私自身の学力を上げよう。鏡香さんの負担は……少しでも減らそう。

 

「そして鏡香さんが1番大好きな響の笑顔が見られるように……私も響を明るく照らそう。そうすればきっと……()()()()()()()()()()()に寄り添う事ができるから……」

 

 私は私の戦いがある。鏡香さんは絶対に無茶をする。私と響がいくら甘えても……絶対に何処かで気を張り詰めている。

 

「だからお願いです。もし私に翼さん達みたいな力があるなら……私が響を支えます。何があっても……たとえ鏡香さんが私を嫌っても……」

 

 鏡香さんを安心させるには響を戦わせない事だ。そしてそれは……私自身の願いでもある。

 

「でも……不思議だなぁ……。鏡香さんの想いを叶えたいと思う私の中で……響を取られたくない私もいるんだから……」

 

 だから……もし……力を手にした時には……

 

「私が全てを滅ぼして……鏡香さんへの恩を返して……最後には響をシアワセにしよう。そうすれば……みんなきっと笑顔になれるから……」

 

 あぁ……神様……叶うならば私に……平和な世界(戦う力)を与えてください。そうすれば……きっと……

 

〜〜未来sideout〜〜

 

 

〜〜鏡香side〜〜

 

 ヒビキとの邂逅から凡そ半年が過ぎた。そして私は浪人する1年で身体を鍛える事にした。多分だけど……今の私ではヒビキのエレクライトは扱いきれない。だから……

 

「ちゃんと指導を受けて身体を作ろう。幸い……私には下地があるから……」

 

 幼少期から体力作りをしていた事が功を奏した。新しいトレーニングは始めこそキツイけど、慣れたら体力である程度反復する事ができた。

 

「後はもう少しだけ……弦十郎さんのトレーニングメニューをこなして……私がヒビキの背丈を超えたら……」

 

 あの時に見たヒビキの背丈はまだ今の私よりも高かったように見えた。だから……そのぐらいの体格になったらエレクライトを纏ってみよう。その頃にはきっと……身体も耐えられる筈だから……。

 

「そうすればノイズを倒せるのはシンフォギアだけじゃあなくなる。響が戦わなくても良くなる筈!」

 

 だけど忘れてはいけないのは櫻井 了子の事だろう。ヒビキがあれだけ警告したんだから。

 

「とりあえず……エレクライトがバレないようにしよう。考えたくは無いけど……響達を人質にされたら……」

 

 政府の施設とはいえ……1度は信頼した人達を疑うなんて失礼だ。しかし……それでも……

 

「私が絶対に響を守るよ。それがヒビキとの約束だから……」

 

 だからお願いヒビキ……私の事を……見守っていてね?

 

〜〜鏡香sideout〜〜




次回よりルナ・アタック編に突入します!変化を以て原作と乖離したこの世界のルナ・アタック……その結末を楽しみにお待ちください!

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鏡香ちゃんのメインヒロイン(恋人)誰にしよう……

  • キャロル
  • クリス
  • マリア
  • きりしら
  • 未来
  • パヴァリア
  • シェム・ハ
  • 緒川さん
  • 弦十郎司令
  • あおいさん
  • 藤崇さん
  • エルフナイン
  • ノブレ
  • 自動人形
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