私が貴女を守るから……(本編完結)   作:タク-F

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プレラーティと対峙するのは切歌・未来……そしてフィーネ(調)の3人。イグナイト無しでの戦いは熾烈を極め……


背中を追う者達の覚悟

「2人共……私達の役割はこの戦線の維持もしくは押し上げる事。だからここで役割を果たそうね?」

 

「もちろんデース! 未来さんの為にもあたし達が支えて見せるデース!」

 

『でも……私達は出力で負けています。最悪の場合は撤退戦から援軍を求めましょう……』

 

「中々賢しいワケダ。フィーネの入れ知恵とはとても面倒なワケダ……」

 

「そうか……ならば私もお前達への因縁を精算するとしよう。調……こ(・)の(・)ま(・)ま(・)身(・)体(・)を(・)借(・)り(・)て(・)も(・)構(・)わ(・)な(・)い(・)か(・)?(・)」

 

『構わない。だから全力でやって!』

 

 引き続き調へと憑依したフィーネがシュルシュガナを纏いプレラーティと相対した。

 

「切歌ちゃん……私達はフィーネさんのサポートをするよ?」

 

「わかったデース! 調じゃなくても共に戦える事を証明させるデース!」

 

 切歌は切・呪リeッTぉを、フィーネはα式 百輪廻を、そして未来は閃光を以てプレラーティとの応戦を始めた。

 

「その程度の出力……やはり腕が訛っているワケダなフィーネ。この程度では脅威足り得ないワケダ。まだあの時の方が手応えがあったワケダ!」

 

「随分と余裕だなプレラーティ。そんなにも私のスペックダウンが滑稽か?」

 

「もちろんなワケダ! お前が嘗て私達の脅威だった時代は過ぎ去ったワケダ! ならば私達は本懐を遂げるワケダ!」

 

 プレラーティはけん玉のようなファウストローヴを3人へと薙ぎ払う。その出力が自身の出力を上回る事を認識しているフィーネは冷静に己の手札を切る。

 

「掴まれ2人共! 私達のギアの出力ではアレを受け止める事は困難だ! 」

 

「わかっています! だ(・)か(・)ら(・)こ(・)そ(・)フィーネさんの作戦を信じます!」

 

「あたし達最高の頭脳を持つフィーネがやられっぱなしでは終わらないのデース!」

 

「偉く信頼されたモノだな……この私も……」

 

γ式 卍火車の機動力で回避するフィーネは切歌と未来を回収してプレラーティとの距離を開けた。しかしプレラーティも3人を容易には逃さない。

 

「威勢の割に逃げ腰なワケダ! このままならばジリ貧なワケダな!」

 

「ふむ……そろそろ頃合いだな。切歌……3(・)秒(・)後(・)に(・)地(・)面(・)を(・)崩(・)落(・)さ(・)せ(・)ろ(・)。未来はその間奴の視界を奪え!」

 

「わかりました! その作戦を信じます!」

 

「ととと……急すぎるのデース! でもあたしはやってやるのデース!」

 

 そしてフィーネは宣言通り3秒後に停止してプレラーティへとα式 百輪廻を展開した。しかし……

 

「攻撃が温すぎて対処が容易なワケダ! いや……私が強(・)く(・)な(・)り(・)過(・)ぎ(・)て(・)し(・)ま(・)っ(・)た(・)ワケダ……」

 

 ニヤける頬で余裕の笑みを浮かべるプレラーティだが、それは慢心の笑みをしていた。故(・)に(・)フ(・)ィ(・)ー(・)ネ(・)の(・)掌(・)の(・)上(・)にある。

 

「なら……これでも余裕でいられますか!」

 

流星! 

 

 特大の光がプレラーティを包むが……しかしながらもプレラーティの余裕は崩れない。

 

「やれ! 切歌ぁ!」

 

「合点デース!」

 

 切歌は指示通り地面を崩落させると……その亀裂がプ(・)レ(・)ラ(・)ー(・)テ(・)ィ(・)を(・)も(・)飲(・)み(・)込(・)ん(・)だ(・)。

 

「ッ! 海の藻屑はごめんなワケダ!」

 

 しかし現在プレラーティは未来の流星を受け止めている最中だ。そこでそんな大きな隙を晒せば……

 

「その余裕は無いだろうなあ!」

 

 フィーネは接近するとΔ式 艶殺アクセルを以てプレラーティのけん玉を弾き飛ばした。つまりそれは致命的な……

 

「攻撃を防衛出来ないワケダと!? 何故こんな事になるワケダ!」

 

「ついでにぶった斬られるデース!」

 

「援護するよ切歌ちゃん!」

 

『そこだよ切ちゃん! やっちゃえ!』  

 

 調の声援も受けた切歌の調子はどんどんと上がり……その出力はシュルシュガナ・神獣鏡との共鳴を始めていた。

 

「だりゃあぁぁデェス! 」

 

 切歌の双斬・死nデRぇラがプレラーティを捉える事で深手を与える事に成功する。イガリマの刃は絶唱にて魂を刈り取る性質をしているが……

 

「私は……サ(・)ン(・)ジ(・)ェ(・)ル(・)マ(・)ン(・)の(・)為(・)に(・)も(・)お前達に負けられないワケダ!」

 

 攻撃を受けながらも反撃の意思を奪う事は困難を極め……プレラーティは強引にトリビアルミスチーフを発動させた。これにはフィーネも動揺を見せる。

 

「下がれ切歌! 貫かれるぞ! 」

 

「切歌ちゃんを……やらせない!」

 

 フィーネはヨーヨーを、未来は触手を伸ばして切歌を後ろへと引っ張った。その結果僅かばかり回避する余裕を得た切歌は前方へと鎌を回して氷柱を叩き壊した。

 

「支えてくれる相手への想いが力に変わる事を……識(・)ら(・)な(・)い(・)あ(・)た(・)し(・)達(・)じ(・)ゃ(・)あ(・)無(・)い(・)デス! だからこそあたし達も負けられ無いのデス! 」

 

『今は見ているけど……私も切ちゃんと同じ気持ち! だから私達も想(・)い(・)の(・)強(・)さ(・)を(・)否(・)定(・)し(・)な(・)い(・)! 』

 

 今回はフィーネへと主導権を明け渡した調だが……その想いの強さは負けていない。

 

「そんな2人を支えるのも私達の役割です! でも私達だって……2人に支えられてもいるんです!」

 

 未来は散開させたビームを偏光させてプレラーティを射抜いた。

 

「グッ……これが立花鏡香へと肉薄した強さなワケダ……!」

 

「甘いな……。小日向未来の強さはこ(・)の(・)程(・)度(・)で(・)は(・)終(・)わ(・)ら(・)な(・)い(・)。本当に強い想いを秘めていられるのは……愛があるからだ!」

 

パリィィン! 

 

 更にフィーネは懐からア(・)ル(・)カ(・)・(・)ノ(・)イ(・)ズ(・)の(・)結(・)晶(・)を取り出して叩きつけた。

 

「不思議デスね……。アルカ・ノイズと戦うあたし達が……アルカ・ノイズと肩を並べるとは……」

 

「これで頭数も含めてこちらが上だ。もちろん……熟練度もな? これでもまだ進行を続けるならば……私(・)達(・)と(・)て(・)遠(・)慮(・)は(・)し(・)な(・)い(・)。何せ私達は嘗て悪を背負ったのだからな!」

 

【1人の為に戦う覚悟】を決めたプレラーティと、【たくさんの守りたいモノを守る】為に力を求めた装者達。その根底にあるのは間違い無く同じ感情から派生しているが……今(・)は(・)立(・)場(・)故(・)に(・)相容れない。

 

「本職にノイズを展開されれば数の利すらも失うワケダ。ならばここは撤退させて貰うワケダ……」

 

 苦虫を噛み潰したような表情をしながらも不利を悟ったプレラーティは撤退を選び転移した。そしてフィーネ達は……

 

「さて……牽制の為とはいえ私達が召喚したアルカ・ノイズだ。さっさと連中の分にぶつけて処理をするぞ? 都民には違い等わからないからな……」

 

「わかりました。漏れがあればこちらでも処理をしましょう。もちろん私達のアルカ・ノイズも例に漏れず……ですけどね?」

 

「だけど少しだけもったいないデース。これがあればあたし達はもっと楽になるのデース……」

 

「敵に利される可能性がある以上は不可能な選択肢だな。まぁ……そのうちディーンハイムが違いや改造を施すだろうな……」

 

 後々フィーネのこの予想は……勇(・)達(・)に(・)よ(・)っ(・)て(・)実現をする事となる。しかしそれは……少し先の未来の話だ。




勇君は【元序列5位】……つまりアルカ・ノイズの扱いも1流だったりします。そしてフィーネポテンシャルパネェ……

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鏡香ちゃんのメインヒロイン(恋人)誰にしよう……

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