アダムが神の力を天のレイラインよりティキへと注いだ時……響はアダムへと糾弾した。
「なんでこんな事を! 人類の開放に神の力は必要ありません!」
「関係無いのさ……人類の開放は。口実なんだよ……僕の計画の為のね」
「どういう意味ですか統制局長! 神の力を用いれば【バラルの呪詛】を解呪し……人類を支配の軛から解き放てると教えてくださったのは貴方ではありませんか!」
「不可能では無いだろうね……多分。ただ……するつもりは無かったんだよ。最初からね。忌々しい事に増えたのさ……力を得る理由もね」
「お前……とんだ嘘つきデース! あたしはお前を赦せないデス!」
切歌は怒り心頭でアダムへと双斬・死nデRぇラで斬りかかるも、投げられたシルクハットに迎撃される。
「舐めすぎなんだよ……この僕を。教えてあげようじゃないか……格の違いをね!」
アダムの蹴りの重さはサンジェルマンの比ではなく、切歌の想定を超えていた。その為に右頬へと振り抜かれる脚を鎌で防御しようと試みた切歌だが、アームドギアごと攻撃が直撃してしまった。
「うあぁ……ぐう……うぅぅ……」
「切歌ちゃん!」
響は切歌へと駆け寄るもギアの頭部はかなり破損しており出血も酷かった。それだけ力の差が切歌とアダムには存在していた。
「残念だよ……つくづくね。無さすぎるよ……手応えがね」
「そっか……それじゃあ仕方がねぇな。ぜってぇにアタシがぶっ飛ばすよ!」
LAST∞METEOR!
突然飛来した複数の槍がアダムの右手首を貫き一時的に装者達から距離を取った。
「来てしまったのか!? この場所に! 目障りなんだよ……君達の存在がね!」
「奏さん! やっぱり来てたんですね!」
「まぁな。とりあえずダンナ! 切歌ちゃんを回収して……いや! 勇が来るまでこのアタシが持ち堪えさせてやるぞ!」
「なら響……私達の役割……わかるよね?」
「ッ! わかったよお姉ちゃん! 私も頑張るから!」
鏡香は響にアダムとの交戦を促した。そしてそこに……
「済まないなそこの3人……交戦前にどうしても局長に確認をさせて欲しい事がある!」
サンジェルマンが2人の前に立ちアダムへと問いかける。
「局長……最後に確認をさせてください。神の力……本当に占有されるおつもりですか? 人類を支配から解放するのでは無く……
「言ったじゃないか……さっきも。必要なのさ……僕の為にね。伝えておこうか……せっかくだから」
そしてアダムは真の目的を全員へと語り出した。
「倒すのさ……神をね。この世界のそこの神さ……正確にはね!」
「やっぱり神様みたいだな。当人としてはどう解釈してるんだ?」
『無駄……否。徒労であるな木偶人形。不敬が尚も過ぎて勇を悲しませるとは極刑に値するぞ?』
「だってさ! という訳でアタシ達全員がお前と敵対するよ。まぁ……まずは腸煮えくり返ってる奴等からの報復に気をつけな!」
「どういう意味かな……その言葉は。ッ! ……なるほどね!」
アダムは自身の背後より飛来するNIRVANA GEDONを咄嗟に回避したが、それはつまり鏡香・響・サンジェルマンの3人との交戦を意味していた。
「既にお前は赦さない! 今の私達の全力を以て排除するよ! イグナイトモジュール……もう1度力を借りるよ!」
ダイン……ダイン……ダイン=スレイヴ
鏡香は躊躇い無くイグナイトの全てのセーフティを解除した。同時に響もまた……イグナイトの2段階解除での応戦を開始した。
「お姉ちゃん……私はアイツが赦せない! サンジェルマンさん達まで騙したアイツを! 」
響が珍しく怒りを顕にして突撃をするが、
「信用を求めるつもりは無いが……叶うならば共闘を申し出たい! どうだろうか!」
「構いません! 寧ろこちらからお願いします!」
鏡香はサンジェルマンの提案を了解してアダムとの戦闘を開始した。そして手合わせをした3人故に鏡香の重要性を互いが理解していた。
「立花鏡香こそがこの連携の要だ! 私と立花響で必ず隙を作り出す! 故に局長をブチのめしてくれ!」
「面倒くさいね……その連携は。嫌なモノだよ……つくづくね!」
しかしイグナイトの3段階霊基はアダムへと肉薄するとその反撃速度に対して完璧な反応をしていた。
「見切られているのか!? この僕が!?」
アダムは黄金錬成の隙すらも貰えずに鏡香の拳や蹴りを受け止めざるを得ない。しかし劣るとはいえ響もまた神殺しの特性を有している。つまり鏡香を相手取りながら
『さて……頼んだよ神様。後は任せるからな?』
「あの木偶人形の討伐は任せろ。今宵は我の戦果を目に焼き付けるが良い!」
次いで切歌の治療を続けるシェム・ハが奏と意識を切り替えてアダムを見据えた……そんな時だった。
『許さない! アダムにひどい事を下お前達を私は許さない! 』
ティキが神の力を収束させきり形としていた。その力……そして迫力は
「早かったじゃないか……存外と。ならば振るわせて貰おうか……その力をねぇ!」
『アダム! 私はアダムを傷つけたアイツ等が憎い! 絶対に倒そう!』
ティキの巨体より叩きつけられる拳……そして放たれる熱波はアダムの黄金錬成を容易く超えていた。
「ッ! 神獣鏡での偏光すらも不可能な程の熱波!? 理不尽にも程があるでしょ!」
これには鏡香すらも動揺は隠せない。
「街の方角に撃たせる訳にはいかない! 絶対に止めないと!」
『ヘンテコな隠れんぼはあたし大嫌い!』
姿を隠してティキの懐に入り込もうとする鏡香だが、神の力の前にそのステルスが解かれてしまう。
「冗談にもならないよ……。これじゃあ火力差が尋常じゃないのに……ッ!」
「うらあぁぁあ!! 」
接近した鏡香に気取られたその僅かな隙に響はティキの懐に入り下からのアッパーを見舞わせた。しかしその代償に……
『ちょろちょろ目障り! 早くしんでよぉ!』
ティキの熱波こそ宇宙へと逸らせた響だが、やはり質量差による1撃を凌ぐのは不可能だった。激昂したティキの拳で地に伏せる事となってしまう。
「流石は人でなしと化け物だね……この私が
鏡香は理すらも超越したアダムとティキの2人に初めて恐怖を抱いていた。
鏡香は【転生者故に】死のイメージができてしまいます。そのせいで神の力を見て、【本能から来る恐怖】を抱いてしまいました。
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鏡香ちゃんのメインヒロイン(恋人)誰にしよう……
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マリア
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きりしら
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未来
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シェム・ハ
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緒川さん
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弦十郎司令
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あおいさん
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藤崇さん
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ノブレ
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