ファーストコンタクトの時間が来ました!
鳴滝との邂逅により、彼とディケイドが敵対関係にある事を把握した装者達だが、それでも僅かに不信感は残る事となる。故に鏡香はディケイドとの交戦を決めた。
「もう1度言いますけど……ここは私達の世界であり決めるのは私達です。貴方ではありませんから!」
ただし介入はディケイドの戦闘終了を待って行う事を鏡香は決意した。
「あ〜鏡香ぁ、ピンクのディケイドだったか? どうやら戦闘に動きがあったぜ?」
「形勢がディケイドに傾き始めたか。ならば決着はそう遠く無いのかもしれない……のかしら?」
「やはりディケイドはディケイドだな。こうも容易くダークライダー達を押し始めるとは……」
鳴滝の表情に怒りが込み上げ始めていたが、全員戦闘の様子を違う思惑で見守っていた。
「僕達の識るディケイドと
「戦闘が続く程に黒い方から禍々しい気配を強く感じるね……そうなると私達の見立ては間違いじゃないかもしれないかな?」
「もう数の不利を克服したのか? すげぇ戦闘センスだな……」
「やはり危険だなディケイド……」
そしてとうとうディケイドが勝負の決め手となる攻撃を3人に向けて発動した。
「ホログラムのカード……ね? アレを潜ると力を増すのかな?」
ディケイドの戦闘中の挙動を観察する鏡香だが、空気を読まない男がそこにはいたのだ。
「おのれ……ディケドゴォン! 「うるさいです。黙ってください!」ぐあぁぁ!!」
【悲報】 鳴滝は定番の台詞を告げ終える前に戦闘の分析をする鏡香に殴られて言い切れ無かった模様……
「これは貴方が悪いわね……鏡香は自分のしている事を邪魔されるのを嫌悪するもの……」
「ぐ……うぅ……覚えておけ。貴様達の世界はディケイドによって破壊されるのだからな!」
鳴滝は捨て台詞を吐いてオーロラカーテンの中へと消えて行った。
「そういえば彼は何処へ?」
「あっ……バイクで移動してますけど場所はわかってますから転移します。鏡香さんは準備をお願いしますね? それと鏡香さんは…………」
勇は再び
「さて……ありがとうね勇。それと3人共……ひとまずは私が接触するから後はよろしくね?」
「任せろ鏡香。ちなみに戦闘の援護はどうする?」
「シンフォニックドライブも援護も無しでお願い。
ディケイドの激闘を見て戦闘意欲が湧いた鏡香は交戦する為にディケイドの前に降り立った。しかし勇の助言でローヴに身を包んだ状態で。
「こんにちは通りすがりのライダーさん。一応貴方が異世界の人物であるのは識っているけど、危険性が無いとは言えないよね? もちろんそれは貴方から見た私も同じ。だからさ……戦おう?」
鏡香は接触後すぐに戦線布告をした。対するディケイドは鳴滝によってこの世界に飛ばされた為にイライラしていた。
「この世界にいきなり現れた事は申し訳無いとは思います。でも……僕も被害者なんですよ? それなのにいきなり……!」
「識っているって言ったよね?
「後悔しても知りませんからね!」
KAMEN RIDE DECADE!
ディケイドが変身を完了させるのを確認して鏡香はローヴを脱ぎ捨ててエレクライトを展開した。
「君は……響? でも背丈や雰囲気が……」
「その秘密は本部で教えてあげるよ! まぁ……まずは戦おうよ!」
鏡香は蛇腹剣を展開してディケイドへと斬りかかる。対するディケイドもライドブッカーをソードモードにして応戦を開始した。
「立花響は剣なんて使わない! 君は一体誰なんだ!? 」
「そうだね……名前は語っておこうかな? 私の名前は立花鏡香! 身長は163センチ! 体重は乙女の秘密! 誕生日は7月21日でもう19歳だよ! スリーサイズは87-59-87! 趣味は司令との特訓と妹達の世話! 好物は響達2人が振る舞う手料理! 至福の時間はもちろん響達と過ごすお家の時間! 彼氏はいないけど……恋人は4人いるよ!」
「ご丁寧にありがとうね! とはいえ……どこまで本当かな!」
仮面ライダーとエレクライトの使用者……実力は互角に思えたが、ここで性別の壁が現れる事となる。
「剣撃が……重い。腕が痺れて来たかも……」
「想定している響よりもずっと強いね! こっちも油断出来ないよ!」
ディケイドはライドブッカーをガンモードにして射撃へと切り替える。その1発も
「コレ……ジリ貧かもしれないね。このままだと押し切られそう……」
「その隙……貰った!」
ATTACK RIDE SLASH
「っ……! なんて重い斬撃!」
鏡香は何とか斬撃を受け止めるも、ディケイドから視線を外してしまった。
「これで終わりだよ!」
FINAL ATTCK RIDE DE・DE・DE DECADE
「これはさっきの!?」
上空へと飛翔したディケイドがホログラムカードを展開する。そしてそれは鏡香へ向かって伸びていた。その必殺技の名は……
「ディメンションキック……これで終わりかな?」
蹴り飛ばされた鏡香は瓦礫のへと叩きつけられた。
「やばい……かなり……キツイ……」
しかししばらくすると瓦礫の中から声が聞こえて鏡香は立ち上がった。しかしその身体は……
「ネフシュタンの再生……? でも何で……?」
「そろそろ良いか鏡香? 本部へ連絡をするぞ?」
翼・クリスが黒服に扮した勇と共に戦場へ降り立った。
「あ〜……時間切れかぁ……。これは完全に私の負けだね……」
「翼に……クリスまで。やっぱりここは……」
「その話を詳しくする為に本部への同行をお願いします。まぁ……こちらも貴方に伝えるべき事がありますから……」
「伝えるべき事? それは一体……?」
「【鳴滝さんに接触された】……と言えばどうですか?」
「詳しい話を聞かせて貰えますか?」
ディケイドはこの事変の真相を識る為に本部への連行を受け入れた。
「さて、それではディケイド君……だったかな? まずは俺達の自己紹介をさせて貰うぞ? ここの本部の司令をしている風鳴弦十郎だ。よろしく頼むぞ?」
「弦十郎さんはこの世界でも弦十郎さんですね。あおいさん……朔也さん……緒川さんも同じ感じか……?」
「並行世界とはいえ……そこまで変わらない人物もいるのだな……」
「あれ? 受け入れられてる? もしかして前例とかありましたか?」
「あぁ。勇君……来てほしい!」
「了解です」
先程黒服の姿をしていた勇が変装を解いて司令室へと入る。隣に奏を連れて……
「奏もいるのか……。てことは了子さんも?」
ディケイドの言葉に返事をしたのは調だった。
「フィーネは私の中にいる。必要があれば代わるけど?」
「それとアタシはこの世界の住人じゃないからな? 勇と同じ時にこの世界に来たのさ。だから異世界からの来訪者の前例はアタシ達の事なんだぜ?」
『まぁ……ギャラルホルンの影響と縁によるものだ。詳しく語るならば互いの情報を交換するべきだと私達は認識しているが?』
フィーネの言葉で本部全体の雰囲気が真剣なものへと変化した。
「そうですね。それじゃあまずは俺の自己紹介からします。【神風 優斗】……向こうの世界では二課の協力者として、写真館の経営者として、そしてディケイドとして活動しています」
「優斗君か……ありがとう。早速だが、君は俺達を【二課】と言ったな? 君達の世界はどんな出来事があったのか教えて貰えないか?」
「えっ……? ここは二課じゃないんですか?」
「ここは国連直轄機関……通称【S.O.N.G】の本部だ。その口振りだと魔法少女事変より前の世界と判断するが……」
ここで初めて優斗は自分の世界と
「俺達は先日……【ルナ・アタック】を切り抜けました。魔法少女事変だなんて識りませんよ?」
「なるほどな。それならば納得だ。それにこちらでもルナ・アタックが起こり了子君はそこの調君に転生したのだがな?」
弦十郎も優斗の話を信じる事にした。
「それじゃあ改めてこっちの自己紹介をするけど……
そうして装者達は1人ずつ自己紹介を始める。
「まずは私だね。名前は【立花鏡香】。響のお姉ちゃんで恋人は響・未来・クリスと【あと一人】いるよ? 今は席を外しているけどね?」
「私の名前は立花響! 大好きな鏡香お姉ちゃんの恋人で妹だよ! 」
響は鏡香の右腕へと抱きつきながら自己紹介を始めた。どうやら年の近い異性が独り身なので姉が毒牙にかからないか心配なようだ。
「風鳴翼よ。よろしくね優斗……」
「翼は……少し物腰が柔らかいか? 奏がとなりにいないのに……」
「えぇ。何とか……ね」
「それじゃ次はあたしだな! 雪音クリスだ! 鏡香はあたしの恋人だからな! 絶対にやらねぇぞ!」
クリスも響の左腕を掴んで自己紹介をした。どうやら響同様に警戒をしているようだ。
「はは……とらないよ。そこまで野暮な事を俺はするつもりは無いから……」
乾いた笑みを浮かべて自己紹介を受ける優斗に、今度は奏と勇が声をかける。
「さっきも言ったけど僕達は並行世界の人間だよ? だから面識は無いよね?」
「まぁ……な。せいぜい奏が識っている程度……かな?」
来訪者組は簡単に済ませ、いよいよ【F.I.S】組の自己紹介が始まった。
「私の名前は月読調……私の中にはフィーネの魂が宿っているけど、今は共存できているから……」
「あたしの名前は暁切歌デース! お兄さんもよろしくデース!」
「マリア・カデンツァヴナ・イヴよ。よろしくね?」
「小日向未来です。鏡香さんの恋人ですので……よろしくお願いしますね?」
「殺気が怖えよ。未来以外はやっぱわかんねぇな……」
優斗が予想通りの反応を示した為に弦十郎は1つの作戦を伝える。
「今回ギャラルホルンに優斗君の来訪を示す予兆が確認された。そしてこちらの錬金術師が事変を起こす事もな。恐らく俺達全体の問題として俺は見ている。手を貸して貰えるかな?」
「それは良いですけど……やっぱり……」
「面識の無い人間との共闘は慣れないか? なら……今回の事変は【旧二課の装者達】を中心に進めよう。大丈夫かな勇君?」
「そうですね。今回は奏も優斗をフォローして欲しいかな? 多分装者のほとんどは……」
勇の視線の先には鏡香に貼り付く【響・クリス・未来】の3人がいた。そうなると必然的に……
「私が優斗のフォローをするのね? 奏……双翼の再結成よ?」
「だな! 気合い入れてくぞぉ!」
こうして通りすがりの仮面ライダーと装者達の共同戦線が確立した。ここから長い戦いが起こる事を……まだこの時は
現在のスペック(通常時)関係は、
【エレクライト鏡香】≦【通常ディケイド】≦【シンフォニックドライブ鏡香】≦【フォームチェンジ込みのディケイド】となります。
正直地力すらも優斗君に軍配が上がります。まぁ……ここに戦略を加味すると余計に差が開きます。(ディケイド引き出し多すぎて寧ろ余計に勝てない)
優斗君の視点で展開される物語はこちらからお願いします!
https://syosetu.org/novel/237050/
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鏡香ちゃんのメインヒロイン(恋人)誰にしよう……
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キャロル
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クリス
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響
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翼
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マリア
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きりしら
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未来
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パヴァリア
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シェム・ハ
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緒川さん
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弦十郎司令
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あおいさん
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藤崇さん
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エルフナイン
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ノブレ
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自動人形