ディケイドオオ
アーサーに接触した鳴滝はアナザーディケイドウォッチを起動して手渡した。
「これが君に相応しい力だ。その力を以てディケイドを……そして私を侮辱した奴等を倒すのだぞ?」
「あぁ……構わねぇよ。こんなにも素晴らしい力をこの俺が使えるのなら……な?」
アーサーはそのままウォッチを体内に取り入れてアナザーディケイドへと変身を完了した。
「溢れる……溢れるぜぇ……この力……解き放ってやるよぉ! 」
するとアーサーは自身の身体から
クゥウガアァ
アァギトオオ
リュゥウキィィ
ファアァイズ
ブレエェイド
ヒィビキィィ
カアァブトオオ
デエェンオォォウ
キイィバアァ
それぞれのライダーが禍々しい雰囲気をしながらアーサーへと膝をついて頭を垂れた。
「素晴らしいなぁアーサー君。まさかここまでウォッチの使い方を理解するどころか、アナザーライダーを完全に制御してしまうとは……」
「言うじゃないか鳴滝サン……俺はよぉ……
アーサーは心底つまらなさそうに溜め息を吐いた。そして鳴滝に向かい合うと言葉を続けた。
「鳴滝サンよぉ……こんな俺の欲望を満たしてくれた事……凄く感謝してるぜえぇぇ」
「ふむ……それほど気に入ってくれたのなら1つ
「へぇ……面白いじゃねえか! 聞かせてくれよ鳴滝サンよぉ!!」
【アーサー】と【鳴滝】……力を振るいたくて結社に身を置いた戦闘狂と、
ディケイドとの模擬戦を通じてお互いの力量を把握し合った装者達は当初の計画通りにチームアップを行った。
「ふむ……。やはり二課時代のメンバーを中心にしたチームアップならば鏡香君は響君・クリス君と組むのがベストだな。そういう意味では優斗君はツヴァイウィングとの共闘経験も長いだろうし、それぞれのチームワークは心配いらないだろうな!」
「えぇ……。舐めてかかったつもりは無いですけど負けちゃいましたからね。万全の彼とこれ程差があったとは……」
「買いかぶり過ぎだよ。ディケイドの能力で使える能力の選択肢が多いから勝てただけでだからな……」
「それでも使い熟すのは相当な実績が必要ですよ? 僕も師匠達に相当絞られましたから……」
同じく来訪者である勇もまた……嘗ての修行時代を思い出していた……そんな時だった。
「高密度のエネルギー反応を多数確認! 数は1……2……どんどん増えていきます! 」
朔也が突然出現したエネルギー反応に翻弄される中、あおいは出現が確認された場所から映像のサルベージを始めていた。
「反応出揃いました! 合計10ヶ所に1人ずつ……特に【旧結社本部】に出現した反応が強いです! 」
「クワガタと……その亜種? 、ドラゴンに……ガラケー? トランプのスペード♠に……鬼? カブト虫に……電車? こうもりと……バーコード? 何なのよ……こいつら……!」
「クワガタやその亜種、カブト虫は昆虫繋がりとも言えますけど……他との共通点は……何でしょう?」
現れたアナザーライダーの姿に困惑を隠せないオペレーターに優斗と勇はその姿を見て正体を悟った。
「クウガにアギト、龍騎にファイズ、ブレイドに響鬼、カブトに電王、キバにディケイド……か。つまりあれは間違い無く仮面ライダーだな」
「正確に言うならアナザーライダーですね。最も今回はオリジナルから力を奪ったところは確認していない以上、鳴滝さんの秘蔵の力だと思いますよ?」
「アナザーライダー? 何でディケイドがここにいるのにアナザーなんかがいるんだ? 理由がわからねぇよ……」
「クリスの言う通り今は情報が不足し過ぎているよ? できれば詳しく教えてくれない? あいつ等がどういう存在なのか……」
優斗と勇は互いに顔を見合わせて説明を始めた。
「そもそもクウガは、
「【アナザーアギト】はオリジナルの【進化する可能性】に対して、今の自分を増やす事に特化してるよ。まぁ……コイツだけは例外的に
この調子で2人はアナザーライダーの能力を語り続け、とうとう最後の1人にして肝心のライダーの解説を始めた。
「最後は【アナザーディケイド】だな。恐らくだけど他のアナザーライダーはこのディケイドの力で召喚された可能性が高い筈だ。単独で出会えば死を覚悟しないといけないと思うぞ? そしてこの能力に派生して怪人を呼び出すかもしれない。出会ったら絶対に撤退してくれよ!?」
「それと今更ですけどアナザーライダーは【オリジナルの力】を用いないと倒せない概念があります。まぁ……この辺りの干渉するのは僕達の領分ですけどね?」
勇は
「これで何とか、こちらの攻撃でも倒せますよ? それと今回はキャロルや師匠達にも裏側で動いて貰って情報は随時更新するよ。パヴァリア事変相当のヤバさだからね……」
そしてとうとうアナザーライダーの1人である【アナザー電王】が大阪に出現した。
「優斗……アイツは私達で叩くから優斗も頑張ってね?」
「任せろよ。そう簡単に遅れは取らないからさ!」
鏡香はそれだけ告げて響・クリスで交戦する事になり、切歌・調・マリアは避難誘導及びその護衛として勇と共に大阪へと転移した。
出現したアナザー電王だが、
「化け物だあぁぁ!!」
まるで
「マリアさん! 誘導は任せましたから!」
「ええ! 必ず倒しなさいよ!」
【F.I.S】の装者達が避難誘導の為に別れると、鏡香達はアナザー電王と向かいあった。
「ソイツは剣・槍・斧・銃の使い手です戦闘の際には気をつけて!」
「助かるよ!」
鏡香は蛇腹剣を展開してアナザー電王と切り結ぶ、
「これが……仮面ライダーね。結構重いかも……」
「でもあたし達は3人だあぁぁ!!」
BILLION MAIDEN! MEGA DETH PARTY!
「さっすがクリスちゃん! 私だって負けないんだがらあぁ!!」
クリスのミサイルと射撃により体勢を崩した隙に響は懐へ入り込み我流・撃槍衝打を叩きつけた。
「ぐ……うぅ……」
「効いてる! 私達の攻撃は確実に効いてるよ!」
鏡香は攻撃が効いてる事を確認して追撃のNIRVANA GEDONを叩き込んだ。流石のアナザー電王も立て続けに浴びたダメージ為に体勢を大きく崩した。
「響! クリス! アイツの武器を!」
「任せろ鏡香ぁ!」
「任せてお姉ちゃん!」
アナザー電王は銃を取り出したものの、クリスのRED HOT BLAZEにより武器破壊が行われ、慌てて斧を取り出した。しかし崩れた体勢で手にした斧もまた……致命的な隙を作り出していた。
「遅いです!」
響は
「行けよ響! あたし様が援護してやるからな!」
クリスはMEGA DETH PARTYで的確に響の援護を行った。そしてこの攻撃には
「何処に……消えた? あの……紫の……」
「お探しの鏡香は何処だろうなぁ!」
クリスは反撃に備え技の発動こそ控えたが鷹の眼状態となり戦場を俯瞰し始めた。
「なるほどな……響! 掴まれよ! 」
「? ……! わかったよクリスちゃん!」
一瞬だけクリスの言葉に混乱した響だがその様子を見て瞬時に理解した。何故ならクリスは……
「大型の……ミサイルか! 」
解き放たれた2発のMEGA DETH FUGAをアナザー電王に当てる前に、更に別のミサイルを生成。そして回避した響を
「おの……れえぇぇ!! 」
激情するアナザー電王は剣を構えるとベルトにパスを近づけた。
フルチャージ!
そして剣先が分離して2人へと向かったが、紫電の斬撃がそれを相殺した。
「助かるぜ勇! ありがとな!」
「気にしないでよ姉さん! そして鏡香……やっちゃええ!!」
「皆お膳立てありがとう! それじゃあ遠慮なく!」
鏡香はアナザー電王の背後から出現してドライリングシュヴェルトを叩きつけ……ダメージが超過したアナザー電王は倒れ伏した。
「勝った……のかな?」
「うん! 勝ったよお姉ちゃん! 」
「やったな鏡香! 初戦はあたし達の快勝だな! 」
「勝利を喜ぶ……か。今はそれで良いさ。何せこれはただのデータ集め……俺達はまだ
装者達が勝利を喜ぶ響とクリス。しかしこの戦いは……これから起こる戦いの序章に過ぎなかった……
【アナザーライダー が 10人 降臨 した ! 】
やべぇよ。アナザーアギト以外普通に実力が……
そう思っていたら電王撃破!……果たしてそれで事態が解決に向かうのか……今後の展開をお楽しみにお願いします!
※本コラボはバトン形式なのでレイドさん側の投稿と合わせて閲覧をお願いします。
https://syosetu.org/novel/237050/
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鏡香ちゃんのメインヒロイン(恋人)誰にしよう……
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キャロル
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クリス
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響
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翼
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マリア
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きりしら
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未来
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パヴァリア
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シェム・ハ
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緒川さん
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弦十郎司令
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あおいさん
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藤崇さん
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エルフナイン
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ノブレ
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自動人形