時は出撃前まで遡る。
「響……ベルトを外したら許さないからね?」
「うへぇ……お姉ちゃん過保護だよぉ……」
アナザーディケイドを除いたアナザーライダーは【クウガ】・【ブレイド】・【ファイズ】の3人。そして優斗の報告から【2人】の方は【ファイズ】及び【ブレイド】と判明した。
『こっちが【クウガ】だ! そっちには【ファイズ】と【ブレイド】がいる筈だ!』
「わかった! 優斗も気をつけて!」
しかし合流を誓った筈の両者だが……思わぬ出来事に見舞われていた。
「アナザーファイズを発見! 次いでブレイドも! これより交戦します!」
「今宵は私達も助太刀しますわ!」
ファラ達自動人形も戦線入りを果たし、ブレイドとファイズの分断には成功した。しかし……
「攻め方に違和感を感じる。未来……気の所為じゃないなら……」
「はい。私も同じ事を考えていました。もしかして……」
「こいつらの目的は
クリスの動揺の意味は当然ながら本部へと連絡されて対策を講じなければならない事態となっていた。
『こちらでも位置情報を随時更新します! なんとか撃破をして優斗君と合流を!』
『わかりましたわ! それではこちらからブレイドを追い込みます。座標の演算をお願いしますわ!』
ファラの通信によりブレイドとファイズを鉢合わせさせる事で両側から包囲して撃破する方針が決定した。となればこちらも……
「とはいえ模擬戦で優斗が使っていたあの加速する形態……それを攻略しないと……」
「なら……あたしに考えがある。未来……
「あぁ……なるほど。わかりました鏡香さん! クリスの射撃で私のマーカーを散布します! 鏡香さんは追い立てる動きをお願いします!」
「ッ! なるほどね! 確かに逃げる敵には有効な戦術となりそうだよ!」
鏡香は未来の進言通りアナザーファイズを猪突猛進に追いかける。そして未来は
『未来ちゃんからの映像届きました! これより合成を始めます!』
本部にてあおいが受信した映像を朔也が加工し始める。
『ここをこうすれば違和感を……その為にここの角度を調整して……』
『クリスは送られたデータをイチイバルに映写機を装填! 未来はそれを神獣鏡で乱反射!』
「任せろぉ! あたし様の想いをイチイバルに反映させる!」
「神獣鏡は準備完了です! 後は本部からの加工映像が届けば!」
鏡香はひたすらにファイズを追跡するがやはりファイズは
『クリスは高台へ移動をお願い! 上空からの情報がこの戦いの鍵だから!』
「わかった! 鏡香も気をつけてくれ! 未来は勇から離れるなよ!」
クリスは前回の襲撃からの反省を未来に伝える。しかし今回は前回と違い
『映像の加工完了したわ! すぐに送信するからお願いねクリスちゃん!』
『そのままブレイドの追跡……ッ! 優斗君の交戦地点からもクウガが移動を開始! 明らかに時間稼ぎが狙いです! 』
『翼さんと奏さんを投入しま『少しだけ待ってください! 』っ!? どうしたの勇君!?』
あおいが翼への連絡を入れる間際勇が本部の通信に割り込み待ったをかけた。
『恐らく今回はあっちが本命です! 誘い出されたら2人の深手は避けられません!』
『ならどうするの!? このままじゃあ優斗君が!』
『こちらを早急に撃破し、向こうの決着前に撃破します! その為にアナザーブレイドの誘導を急いでください! 恐らく時間はそう長くありませんから!』
本部の急激な情報増加は間違い無く負担となっていたが、ここが裏方の正念場。オペレーターも覚悟を決めてブレイドの誘導を開始する。
『ガリィちゃんが霧の結界を構築完了しました! 座標をモニターに回します!』
霧の発生地点は鏡香の交戦地点から東へ2キロ、クリスから1.7キロ、未来から1.8キロの地点となっていた。
『クリスちゃん! 1キロ東にカメラ付きミサイルの投下をお願い! 未来ちゃんは1.2キロ移動して鏡の展開を!』
「残りは僕が埋めます! ガリィちゃんとレイアさんで徐々に逃げ道を塞いでください!」
じわりじわりと包囲網を正確に、気取られずに狭めるには前衛の働きが重要だった。
「ちょろちょろと……逃げるなぁ!」
鏡香は
「しつこい……奴め!」
ファイズはアクセルを起動して鏡香を振り切ろうと加速体勢へと入った。
「今だよクリス! 射出をお願い!」
「任せろぉ!」
「合わせます!」
クリスが射出した映写機から追いかける鏡香が
「なんだ……この……数は!?」
動揺して足を止めたファイズだが、突如周囲が霧に包まれた。
「霧……だと!? 何が……起こって!?」
そして現在霧の中には……
「アノ人形ドモ……ドコへ……」
ファラ達と交戦していたアナザーブレイドも包まれている。
『霧を晴らします! 合わせてください!』
勇の号令の元霧が晴らされファイズとブレイドの姿が鏡香達に写し出された。
「「ッ!? しまっ……」」
「撃ち抜けクリス!」
「任せろ鏡香あぁ!」
クリスは次いでARTHEMIS ROARの射出準備を済ませていた。そして未来も霧の展開中に天光の発動準備を終えていた。
「捕まえた! これで……決める!」
鏡香もシンフォニックドライブを発動させてFIRE SCREAMをアナザーファイズへと叩きつけた。そしてそれを見たブレイドは鏡香へと斬りかかろうと背後を取るも……
「鏡香には触れさせねぇ!」
「鏡香さんには……当てさせません!」
クリスのARTHEMIS ROARと未来の天光がその身体を包み動きを完全に止めた。そしてファイズの核を砕いた鏡香は次いでブレイドへとドライリングシュヴェルトを叩き込む。
「ぬ……うぅ……」
そして完全に足が止まり手負いとなったブレイドは鏡香の攻撃を回避する事は不可能だった。
「っ! それは真ですか!?」
「どうしたのファラさん!」
「優斗さんのところに
「わかった! 皆! ブレイドの撃破に力を貸して!」
鏡香はNIRVANA GEDONを、クリスはMEGA DETH PARTYを、未来は閃光を、ファラはトルネード・パイレを、ガリィはアイシクル・コフィンを、ミカはクリスタル・レインを、レイアはミスティック・コインを展開してブレイドへと攻撃が集中した。
「グ……うぅ……」
流石に耐性を持つとはいえこれ程超過すれば流石のブレイドも倒れ伏した。そしてファイズは……
「核を砕いても起き上がるオルフェノクの定義……思い出さなかったら危なかったね……」
勇が
「急ぎます!
勇は急いで扉を開くと鏡香・クリス・未来は突入を果たした。
「ここまでだな……ディケイド! 本当に手を取らせてくれたが……これで終わりだあぁ!」
「クソっ……鳴滝ッ!」
奇襲によって倒れ変身が解かれた優斗へまさに止めを刺そうと昂る鳴滝だが、
「なんだ!? 何処からだ!」
「新手は1人だけじゃあ……無い!」
鏡香がアーサーに蛇腹剣で斬りかかり、クリスと未来が射撃による援護を開始。そして一拍遅れてテレポート・ジェムの光が戦場に落ちた。
「待たせたわね……」
「ここから……アタシ達の逆襲だよ!」
翼と奏も戦線復帰を果たした!
「鳴滝さんは僕が抑えます! 皆さんはディケイドとクウガを! 」
「助かるよ……勇! まだ立てる優斗! ここからが……私達のターンだよ! 」
「だな! 俺も寝てはいられ無いぜな……変身! 」
KAMEN RIDE DECADE!
ここに装者とディケイドが並び立ち……最終決戦が始まろうとしていた!
次回はレイドさんの視点でアーサーとの対決になります!さぁ……こちらでは果たして何が起こるのか?
お楽しみにお願いします!
※本コラボはバトン形式なのでレイドさん側の投稿と合わせて閲覧をお願いします。
https://syosetu.org/novel/237050/
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鏡香ちゃんのメインヒロイン(恋人)誰にしよう……
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キャロル
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クリス
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響
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翼
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マリア
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きりしら
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未来
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パヴァリア
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シェム・ハ
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緒川さん
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弦十郎司令
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あおいさん
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藤崇さん
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エルフナイン
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ノブレ
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自動人形