私が貴女を守るから……(本編完結)   作:タク-F

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南極の棺の様子を見ていたのは……勇達だけでは無かった。そして彼等は接触を果す……

※今回は後書きにて速報があります!


邂逅するべき人物

 装者達が棺との戦闘を終えた頃……2人の人物がその戦いを見ていた。

 

「あれがシンフォギア装者……そしてキャロルでありますか……」

 

「話以上の化け物だぜ。とりあえず連中が聖骸を回収した。最初の人娘は完了だぜ!」

 

「ガンス! ここから先は私めが引き継ぐであります。ミラアルクは()()に行くであります!」

 

「了解だぜ! こっちは任せて欲しいんだぜ!」

 

 エルザはミラアルクを残して報告の為に先んじて帰投した。そして残されたエルザは護送される聖骸の奪取の為に米国船へと忍び込んだ。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

「ようやく別行動に入ったな。とりあえずこれから交渉するんだろう?」

 

「ええ。まずは()()()()()()を携えて行きましょうか!」

 

 2人の動きを監視していた勇と奏はエルザへの接触の為に動き出した。

 

米国船……それも聖骸を運送中のあの船にて襲撃です! 

 

 勇の持つ端末より入った連絡に対し、勇は応答を始めた。

 

「こちら勇です。今回の襲撃者に()()()()がありますので対応を任せてもらっても良いですか? 状況次第では交渉の余地がありますから……」

 

『勇君なのかい!? なるほど……今回の為に棺との戦闘を……』

 

「はい。必ず聖骸は守りますのでこちらに預けて頂いてもよろしいですか?」

 

『もちろんだ! よろしく頼むよ!』

 

「ん……通信はどうだった?」

 

「交渉成立です。聖骸を守り抜く事を条件に僕達に一任されました。それじゃあ行きますよ【氷結傀儡】(ザドキエル)!」

 

 勇はすぐさま海中の水分を操り襲撃して来たアルカ・ノイズのみを的確に狙い撃った。そしてうち漏らしは……

 

「そらよっ……と! これで大丈夫だな!」

 

 奏の展開したLAST∞METEORが片付ける事で撃退。これにより展開したエルザと2人は向かい合う事となる。

 

「シンフォギア装者と戦闘の可能性を想定していたでありますが……まさか貴女とは想定していないであります。しかし……私めも退けないのであります! 

 

 エルザも退けない為に戦闘は不可避だ。しかしそんな中で勇は()()()()()()()()()

 

「見つけましたよエルザさん! 師匠達も随分探していました! 今なら間に合います! だから!」

 

「はっ! 都合良すぎであります! 私も果たすべき使命があるであります! 故に押し通るであります!」

 

 エルザは【テールアタッチメント】を活用しながらの戦闘を開始。勇も不可避と見て迎撃をしなければならない程精神を追い詰められていた。

 

「やっぱり……こうなるのかよ!」

 

 勇は()()()()()()()()()()()防戦一方となるが、それでも撃破のみならば大した問題では無い。しかし勇がそれを選ば無いのは……

 

「風鳴訃堂の悪意を立証する為……か。そうしないとアイツは何度でも暗躍するだろうな……。悲劇のライブを……証拠にする為に勇は……」

 

 その為に()()()()()()()()をわからない奏では無かった。故に自分が取るべき行動は1つだった。

 

「来なよ【雷霆聖堂】(ケルビエル)……。アタシの力でやってやるから!」

 

 自らの天使を顕現させてエルザの体内に()()()()()()()。もしもの事態で……エルザの事を守れるようにする為に。

 

「それを出しても……私めは逃げないであります! 任務遂行の為ならば……困難の1つや2つ!」

 

「そうですよね。エルザさんならそう言われると思いましたよ! だから僕達も受けて立ちます! アルカ・ノイズをどれほど用いられても……僕達も退きません! この聖骸は渡す訳には行きませんから!」

 

「だから潔く諦めてくれよな? じゃないと【神様】がアタシに憑依して戦闘がより不利になるぜ?」

 

「ハッタリ……とは言わないであります。ですがそれだけであります!」

 

 エルザはそれでも尚退く意思を見せなかった。故に2人も、()()()()()()戦闘をしなければならなかった。

 

「奏さん! アタッチメントの対処はお願いします! アルカ・ノイズは僕が!」

 

 勇は【刻々帝】(ザフキエル)を顕現させると一発の銃弾でアルカ・ノイズを撃退する。

 

「師匠仕込みの射撃技術に僕自身の霊力で数を揃えただけのアルカ・ノイズに活動はさせません!」

 

 2つの天使の属性を用いてアルカ・ノイズの広範囲活動を妨害する勇の戦い方にエルザのアドバンテージは徐々に失われていった。そしてエルザ自身も……

 

「っと動きが鈍って来たのかアタシが慣れたのか……そろそろ()()()()()ぞ!」

 

 エルザの動きに合わせて槍を()()()()()事が可能となり、エルザ自身の動きを()()()()封じていく。勇の戦い方は()()()()()()()()ではない。

 

「この駆け引き技術……明らかにサンジェルマン様の……」

 

「ええ! 師匠達の直弟子ですからね!」

 

 銃弾と氷を用いた中距離戦で奏を難なく援護する勇にエルザは少なからず消耗していた。そこにヴァネッサからの連絡がはいる。

 

『エルザちゃん……()()()()撤退しましょう?』

 

「ですがここで退けば!」

 

『それもある意味では()()()()()()()()。これはアメリカを出し抜いた後でも巻き返せるわよ?』

 

「…………ガンス……」

 

 するとエルザはテレポート・ジェムを取り出した。

 

「勝負は預けるであります。ですが私め達の計画は止める事は出来ないであります! お前達にはわからない苦しみでありますから!」

 

 そう告げてエルザは撤退していった。それを見届けた勇達は……

 

「奏さん……風鳴本邸での戦いは、僕達は表に出る事はやめましょう。絶対にヴァネッサさん達を救わないといけませんから……」

 

「だな。こりゃあサンジェルマンの時よりも骨が折れるかもなぁ……」

 

 奏もこれからが如何に厳しい状況か悟る事となる。目下次は……史上最悪のライブが待ち受ける事になるのだから……。

 




彼女達の救済のタイミングは……非常にシビアだと改めて認識させられる勇達だった。


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更にこの度……【攻月 レイド】さんの投稿作品である、
【戦姫絶唱シンフォギア 転生者はディケイド!】とのコラボ章を投稿します!

お相手のリンクはこちらです。既に向こうはプロローグを投稿してるので急いで執筆します!

https://syosetu.org/novel/237050/

鏡香ちゃんのメインヒロイン(恋人)誰にしよう……

  • キャロル
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