正史との違いをお楽しみください!!
「ネフシュタンの……鎧……だと?」
「翼さん?」
動揺する翼と、困惑する響……そして響を捕らえたい少女で3人の心境は大きく異なっていた。
「へぇ? じゃあお前はこの鎧を識ってる訳か。まぁ……あたしにはどうでもいい話だがな?」
「2年前……奏と私が起動する為に語られ……いつの間にか紛失していた完全聖遺物だ……」
「それじゃあ……あのライブの時の……」
「ん? お前もその場にいたのか? なら話は早え。お前が来ればその話をしても良いぜ? もちろん……全てを棄ててなぁ! 」
NIRVANA GEDON!
「不味い! 避けなさい響! 」
ドゴォォォン!
少女の放ったエネルギーが2人の
「本部! ノイズ殲滅後に敵襲です! 相手はネフシュタンを所持しています! 狙いは響です! 」
『なんだとぉ! 直ぐに駆けつける! それまで足止めを頼むぞ! 』
正史とは違い幾分かの心理的余裕がある翼は本部への報告を行った。しかし……少女はその間に響を狙ってしまう。
「動きが単純だな! 対人戦は初めてか!」
「うあぁ!」
ネフシュタンの鞭に吹き飛ばされた響は木に叩きつけられた。しかし……受け身を取ることで致命傷に至る事は無い。
「させない!」
蒼ノ一閃!
「チッ! もう復帰かよ!」
少女は斬撃が当たった筈だが……煙越しでも
「やはり……決定打には……」
「埒が開かねぇな!
少女は杖を振りかざすと……
「ノイズだと!? 貴女は一体!? 」
「答える義理はねぇんだよぉ!」
少女はノイズごと鞭を振るって2人を攻撃した。しかし2度目の鞭を掻い潜った響が少女に接近して抑えこんだ!
「なんで私達が戦うの! なんでノイズを!」
「甘いんだよぉ! 」
「うわあぁぁ!!」
しかしその答えを聞く前に新たに呼び出されたノイズが響を吹き飛ばした。
「響!」
「邪魔はさせねぇぞ!」
更に少女はおびただしい数のノイズを召喚し始めた。このまま召喚が続けば被害は拡大する。それを踏まえて翼は
「響! ノイズは良いから杖を! 」
「ッ! やってみます!」
少女へと接近した響は右手めがけて石を投げ……それが少女の肩へと直撃した。
「ッ〜〜なんつぅ馬鹿な一手かよ!」
腕が痺れた少女は杖を落としてしまい、響は更に距離を詰めてそのまま杖を蹴り飛ばした。しかし……放置したノイズより背後から反撃を受ける。
「ウアァァァァァ!!」
しかし……吹き飛ばされた響を翼が受け止めた。そして……この状況を打開する一手の実行に移る。
「ありがとう響。後は私に任せなさい?」
「翼……さん?」
影縫い!
翼は少女が起き上がる前に動きを封じた。
「ッ! 動けねぇだとぉ!」
「この戦いを……終わらせましょう?」
翼が歌うのは……この状況を打開する一手だったが……
「Gatrandis babel ziggurat edenal〜♪ 」
翼は……絶唱を口ずさんだ。
「Emustolronzen fine el baral zizzl〜♪ 」
溢れるノイズを倒す為に……
「Gatrandis babel ziggurat edenal〜♪ 」
現れた少女を捕らえる為に……
「Emustolronzen fine el zizzl 〜♪ 」
その身を呈して……響を守る為に……
「嘘……翼さん! 」
「冗談じゃあ……ねぇのかよ……」
2人が呟くと同時に……蒼の光が周囲を包んだ。
「翼さあぁぁぁん!!! 」
そして当の翼は……
(大丈夫……命を投げ出す事は……奏にも悪いから……)
ドゴォォォオォォン!
「響?」
そしてその光は……避難誘導に当たる鏡香も遠目に確認出来てしまった。
「翼……さん?」
翼の絶唱の余波で吹き飛ばされた響だが、戻って来た時にはクレーターと化した現場、あれ程いたノイズは姿がなくなり、今にも倒れそうな翼がその中央にはいたが……鎧の少女は姿を眩ませていた。
「大丈夫よ……響。あとは……任せなさい……と……言った……で……しょう……?」
しかし……
「翼さん! 翼さん! 翼さん! 」
だが……状況を受け入れられなかった響は何度も翼を呼びかけた。しかし……当の翼からの返事は……無かった。完全に気絶していたのだ。
「響! 何があったの!? 」
「翼! なんでこんな無茶を!」
駆けつけた鏡香と弦十郎は同時に正反対の言葉を告げた。当然ではあるが、絶唱の仕組みを知らない鏡香と識ってる弦十郎の動きは大きく異なる。
「おねぇちゃん……ししょお……わたし……わたし……」
「ごめんね響……あとで怒って良いから……」
ズドン!
パニックになった響を見かねて……鏡香は響の腹部に発勁を打ち込み気絶させた。そしてその傍らでは……
「翼の搬送を急げ! 出力を控えたとは言え絶唱だ! 予断を許さないぞ! 」
遅れてやって来たエージェントに翼を託した。そして……鏡香も気絶させた響をエージェントへと託す。
「響をお願いします。私は……
「わかった。我々の全責任で彼女達を救うと誓って行こう!」
エージェント達が2人の搬送を終えた時……鏡香は弦十郎へと向き直った。
「今回の襲撃はどう考えても予想外ですが、気になる単語が複数現れました。教えて貰えますか?」
「当然だ。しかし……その確証を得る為に現場と状況の検証が必要になる。響君が意識を取り戻し次第……話を聞くとしよう……」
「お願いします。なら……私自身が質問したい内容はその間に書面にして朔也さんに託します。準備ができたら……教えてください……」
「あぁ……遅くとも24時間以内に俺の調査は終わらせる。だが……その前に鏡香君も身体を休めてくれよ?」
「はい……そうします……」
現場に駆けつけられなかった2人は……己の無力感に……打ちひしがれていた。
翼の絶唱こそ原作の通りですが、その絶唱の出力は原作の半分程度です。あくまでも
〈ノイズを短時間で纏めて殲滅する〉
為に使用しただけなので。ネフシュタン討伐に必要な出力と、有象無象のノイズを滅ぼす為の出力は雲泥の差があると僕は判断しています。
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鏡香ちゃんのメインヒロイン(恋人)誰にしよう……
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キャロル
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クリス
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響
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翼
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マリア
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きりしら
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未来
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パヴァリア
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シェム・ハ
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緒川さん
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弦十郎司令
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あおいさん
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藤崇さん
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エルフナイン
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ノブレ
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自動人形