私が貴女を守るから……(本編完結)   作:タク-F

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繋いだ絆が力に変わる。2人が奏でる最高の唄が……


咲き誇る花は……いつだって……

 鏡香が到着したことで【ダイダロスエンドの迷宮】は崩壊。更に響は立ち上がり希望を手にしている。

 

「それじゃあ……行くよ!」

 

「追いついて見せるよ……お姉ちゃん!」

 

 響のギアと鏡香のエレクライトが共鳴を始めた。そして響はその名を叫ぶ。

 

「託された希望は決して折れない! この力……アマルガムの力で!」

 

「今回の相方は私だよ! 貴女達はその絆を以て私達と対峙するならば……私達はその上を行くよ! 」

 

 2人が詠うのは絆の唄。その歌詞は……

 

「真正面……ど真ん中に♫」

 

「諦めず……ぶつかるんだ♫」

 

「全力……♫」

 

「全開……で♫」

 

『限界……突破して♫』

 

「これはユニゾンでありますか!?」

 

「しかも威力が……手負いのソレじゃないんだぜ!?」

 

完璧なユニゾン……それは響(・)と(・)鏡(・)香(・)だ(・)か(・)ら(・)こ(・)そ(・)可能な現象とも言える。

 

「ヴァネッサ! もう1度ダイダロスエンドを! 」

 

「迷宮を構築してこの2人のユニゾンを止めるであります!」

 

 強固な剛腕と鋭利な刃が完璧なタイミングでお互いの死角をフォローし、数の不利を覆す反応速度を見せていた。

 

「そう……ね。こうなったら……」

 

 ヴァネッサが立ち上がろうとした時……ミ(・)ラ(・)ア(・)ル(・)ク(・)が(・)吹(・)き(・)飛(・)ば(・)さ(・)れ(・)た(・)。

 

「「ッ!?」」

 

「極限の〜♫」

「極限の〜♫」

 

「想い込めた〜♫」

 

「鉄槌♫」

 

『共に、一緒に……解き放とう♫』

 

「出力が尚も上昇しているであります! これでは迷宮の構築さえも!」

 

「力任せに壊されてしまっているぜ!?」

 

 圧倒的な火力を響が、繊細な動きを鏡香が行う事でノーブルレッドの3人は徐々に旗色を悪くしていく。迷宮構築用のキューブでさえ止(・)ま(・)っ(・)て(・)い(・)る(・)よ(・)う(・)に(・)動きを読んで砕いていく。

 

「I believe 花咲く勇気〜♫」(Shakin'hands♫)

 

「握るだけじゃないんだ〜♫」(Shakin'hands♫)

 

「こぶしを♫」

 

「開いて♫」

 

『繋ぎたい……! 』

 

「これ程の出力……最早絶唱級でありますか!?」

 

「これが本当の絆の……!」

 

 響の剛腕がミラアルクを吹き飛ばし、鏡香の紫電がエルザを切り裂く。そしてシンクロした2人は拳を重ねて衝撃を突き放つ! 

 

「この1撃を……」

 

「避けられないんだぜ……」

 

 更に鏡香は蛇腹剣で十字を切り、響がその背中を支えて2人は黄金の斬撃を放った。

 

「これが……奇跡の……」

 

「希望の……」

 

「信念の……」

 

 3人の意識が混濁する程の1撃は確実に戦場の天秤を傾けていた。そんな時に通信機から突(・)如(・)ア(・)ラ(・)ー(・)ム(・)が(・)鳴(・)り(・)響(・)い(・)た(・)。

 

「っ! 何この音!?」

 

「そんな!?」

 

 咄嗟のアラートに2人は硬直して千載一遇の機会を逸した。そして通信機より事(・)態(・)を(・)動(・)か(・)す(・)通(・)信(・)が(・)入(・)る(・)。

 

『現時刻を以て作戦を中止する。日本政府の決定だ……』

 

「嘘……ですよね?」

 

「敵が……まだ目の前にいるのに!」

 

「エルザ! ヴァネッサ! この隙に撤退するんだぜ!」

 

「了解であります!」

 

「そうですね。ここが潮時ですね!」

 

「待て!」

 

『やめろ鏡香君! 作戦は中止だ! 勝手な行動はするなぁ!』

 

 突如として知らされた作戦の中止……それが事態をさらなる悪夢へと誘って行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 突然の作戦中止を受けて本部へと帰投する事となった装者達。しかし待ち受けていたのは日(・)本(・)政(・)府(・)の(・)役(・)人(・)だ(・)っ(・)た(・)。

 

「装者は全員いるな? 我々の元に日本政府より急遽査察が行われる事となった。お前達は別命があるまで本部にて待機だ。大人しくしていろよ?」

 

「交戦中にも関わらず突然の作戦の中止……別(・)の(・)意(・)図(・)が(・)無(・)け(・)れ(・)ば(・)発(・)令(・)者(・)は(・)無(・)能(・)ですね」

 

 鏡香はこの査察が故意にこのタイミングで行われていると悟った。故に皮肉を込めてこう呟いた。

 

「中々面白い事を言う装者だね? 君の事は覚(・)え(・)て(・)お(・)こ(・)う(・)か……」

 

「こっちは予定通りだよ……頼んだよ勇……キャロル……」

 

 鏡香は打(・)ち(・)合(・)わ(・)せ(・)通(・)り(・)に(・)最(・)悪(・)の(・)方(・)向(・)へ(・)向(・)か(・)う(・)事(・)態(・)に呆れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 現在の【新生パヴァリア光明結社】の本部は月(・)の(・)チ(・)フ(・)ォ(・)ー(・)ジ(・)ュ(・)・(・)シ(・)ャ(・)ト(・)ー(・)の(・)中(・)に有り、情報漏洩の心配は無い。故にこの事態の打開はここで準備を整える事となる。

 

「カリオストロ師匠……情報は集まりましたか?」

 

「えぇ。既に【風鳴八紘】に情報は届けたわ。後できる事は時(・)を(・)待(・)つ(・)事(・)よ?」

 

「それよりも教えるワケダ。お前の言っていた存在してはいけない兵器……それは何を示しているワケダ?」

 

 プレラーティは勇が送った最悪の情報の解説を求める。勇も事態を重く受け止めてその口を開いた。

 

「竜姫咆哮メックヴァラヌス……シンフォギアプロジェクトの前身にて廃(・)案(・)に(・)な(・)っ(・)た(・)筈(・)の(・)兵(・)装(・)です。その欠陥性と危険性故に凍結・封印されていた筈の……対超常戦力です」

 

「なるほどね……確かにそれは異常事態だ。最悪の事態に備えてキャロルがこちらへと戻って来たのはそれが理由か……」

 

「あぁ……。故に鏡(・)香(・)達(・)を(・)助(・)け(・)る(・)為(・)に(・)一(・)芝(・)居(・)打(・)つ(・)ぞ(・)?(・)」

 

「その為に封印予定のコレを使う破目になったからなぁ……」

 

 奏が握るのは3(・)枚(・)の(・)ク(・)ラ(・)ス(・)カ(・)ー(・)ド(・)その正体は……

 

「【アルターエゴ】・【アヴェンジャー】・【セイヴァー】……頭2つは本人に、最後の1つは彼(・)女(・)の助けを借りましょう」

 

「その為にエルフナイン……も(・)う(・)1(・)度(・)囮(・)を(・)努(・)め(・)て(・)欲(・)し(・)い(・)。連中の対処方法が……これしか無いんだ……」

 

「わかっています。その為にボクはここに呼ばれたんですね?」

 

「あぁ。連中に一泡吹かせるぐらいのつもりで臨んで欲しい」

 

「はい! 必ず成し遂げます!」  

 

「今頃本部は査(・)察(・)と(・)言(・)う(・)名(・)の(・)軟(・)禁(・)状(・)態(・)だからね。頼んだよエルフナイン……」

 

 勇もイレギュラーを……そして風(・)鳴(・)訃(・)堂(・)を(・)打(・)倒(・)す(・)る(・)為(・)に(・)動き出す。その為に最初に連絡をするのは……

 

「懸念通りの事態となりました。これでおそらく充分な証拠となり得るでしょう……」

 

『わかっている。最早和解する可能性は捨て去られた。奴の本性が既に人では無い以上……私も全力を以て奴(・)を(・)潰(・)す(・)為に動く。この1連の情報……深く感謝する』

 

救(・)う(・)と(・)誓(・)っ(・)た(・)精霊は、倒すべき真の悪を断つべく動きだす。如何なる結果を招こうと……2度と後悔しない為に……

 




脱出を果たしたエルフナインに、遺されたクラスカードの力を使わせる時が来る。最後の1枚は……果たして……

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鏡香ちゃんのメインヒロイン(恋人)誰にしよう……

  • キャロル
  • クリス
  • 響
  • 翼
  • マリア
  • きりしら
  • 未来
  • パヴァリア
  • シェム・ハ
  • 緒川さん
  • 弦十郎司令
  • あおいさん
  • 藤崇さん
  • エルフナイン
  • ノブレ
  • 自動人形
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