私が貴女を守るから……(本編完結)   作:タク-F

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とうとう後が無くなったネフシュタンの少女は……響達を奇襲する。それは……手段を選ばない本気の想いを込めていた。


3度目の戦闘

 翼との面会から1週間程経過したリディアンの放課後……3人は買い物をしようと計画をしていた。そして少しリディアンから離れた3人がまさに今から活動しようとした時だった。

 

「じゃあお姉ちゃん! 未来! 行こう! おばちゃんのお好み焼きを食べよう!」

 

「買い物の後よ? 先に日用品を買わないと話にならないから……」

 

「私は……響と居られたらどこでも良いんだよ?」

 

悪いがてめぇ等のデートの相手はあたし様だぞぉ! 

 

 そんな1人会話のズレた3人だが、思いもよらない人物が接触をして来た。ネフシュタンの少女が唐突に現れ……2人に牙を剥いたのだ。

 

NIRVANA GEDON! 

 

「ッ! 未来! 逃げなさい!」

 

ぎゃああああぁ!! 

 

 鏡香は迫り来るエネルギー弾を蹴り飛ばしたが、いかんせん時間と場所が悪かった。その為に多数の人目につく事となった。

 

「こんな人目のつくところでなんのつもりかしら?」

 

うるせぇ! さっさとあたし様について来いよ! でなければ安全は保証しないぞ! 

 

 ネフシュタンの少女が鞭を振るうが、鏡香はソレを掴み取った。

 

未来は本部への連絡と応援の要請! 響はギアを纏って彼女の迎撃! 

 

「「わかった(よ!)! 」」

 

 未来はリディアンへと戻りその過程で本部への連絡準備を始めた。

 

「ッ! させるかよ!」

 

「貴女の相手は私達! …………響!」

 

「行くよお姉ちゃん! Balwisyall nescell gungnir tron〜♪ 

 

 響はギアを纏って鏡香に加勢した。

 

「とりあえず……私達とデートの時間よ!」

 

クソっ! なんつぅ馬鹿力かよ! 

 

 鏡香は鞭を手にしたまま走り始めた。その手に棘のついた鞭を握りしめて……。

 

「逃さない! 今日こそは貴女の事を教えて貰うから!」

 

 響は少女の背後を取り、逃亡の防止に入る。そして開けた場所に出ると鏡香は()()()に気づいた。

 

「ノイズの杖はどうしたの? まさか……あの日の戦闘で壊れたの?」

 

ハッ! あんなもん無くてもてめぇ等はあたし1人で倒せるって事を教えてやるよ! 

 

「絶対に逃さない! 貴女の事をもっと教えて貰うんだから!」

 

 少女は鞭を鏡香から奪い返し、そのまま横薙ぎにして来た。

 

「チッ! なんて乱暴な!」

 

「お姉ちゃん……このままじゃあ……」

 

 人気の少ない場所に誘導したとはいえ、前回とは違い増援すらも見込め無い。更には住人の避難さえも確認出来ない現状だった。

 

「響……デュランダルの時の事は覚えてる?」

 

「うん……凄いエネルギーが……私達を包んでた……」

 

「なら……あの時の事を思い出して。響の願い……ソレにシンフォギアはきっと答えてくれるから!」

 

「ハッ! アームドギアも出せねぇのかよ! そんな事じゃああたし様は倒せねぇぞ!」

 

 少女は遮蔽物を利用して鏡香の動きを制限していた。迂闊に動けばどこから攻撃が飛んで来るかわからないのだ。

 

「流石にキツイかな……。向こうにはもう初見殺しは通用しないし……」

 

なら私の出番だね! 任せてよお姉ちゃん! 必ず止めるから! 

 

 響は鞭の軌道を掻い潜って少女へと距離を詰めた。

 

「嘘だろ!? なんでお前なんかが!」

 

 少女は響の動きに動揺したが、響はひたすらに少女との距離を詰め続け……とうとうその両腕を掴み取った! 

 

私達は人間だよ! ノイズじゃあない! 話し合いたい! 話せば絶対わかり合えるから

 

ハッ! 甘っちょろい事を抜かすなよ! 誰も彼もがわかり合える訳ねぇぞ! 

 

 すると響は息を大きく吸い込んで()()()()を始めた。

 

私の名前は立花響! 大好きな鏡香お姉ちゃんの妹で小日向未来の親友! 誕生日は9月13日で年齢は15歳! 身長はこの間の測定で157センチ! 好きな食べ物はおばちゃんの作るお好み焼きや未来……そしてお姉ちゃんの作る手料理! 正直お母さんの手料理よりも大好き! 

 

「ん? 響……? ちょっと待って……?」

 

 鏡香は響の告白に赤面し始めていた。しかし響は他の誰の反応にも気にする事無く話を続けていた。

 

至福の時間は3人で過ごす日曜日! 体重はもう少し仲良くなったら教えてあげる! そして……彼氏いない歴は年齢と同じだけど……私にはお姉ちゃんがいればそれで良い! 

 

「は……? お前……何言ってんだ? 同性愛者かよ! 

 

NIRVANA GEDON! 

 

「あぁもう!」

 

 鏡香は再度放たれたエネルギー弾を蹴り飛ばすも、響に続いて自己紹介を始めた。

 

私の名前は立花鏡香! 身長は163センチ! 体重は乙女の秘密! 誕生日は7月21日でもうすぐ18歳! スリーサイズは87-59-87! 趣味は司令との特訓と妹達の世話! 好物は2人が振る舞う手料理! 至福の時間はもちろん響と過ごすお家の時間! 彼氏はいないし……作らない! だって響が大好きだから! もちろん響の恋人ができたら悲しくて眠れ無い! 

 

あうぅ…………おねぇちゃん…………

 

 鏡香の告白は響を赤面させるには十分な威力があった。そしてネフシュタンの少女は……たび重なるプロフィールの暴露に身体を震わせていた。

 

なんで……こんな時に……巫山戯るなよ……そういうのは……

 

「お姉ちゃん! そんなに大きくなってたの!?」

 

もにょん! 

 

こらぁ響! 触るのは後にしなさい! 

 

 するとネフシュタンの少女がとうとう叫び出した! 

 

そういうのは家でやれよ! あたし様に見せつけやがって! うっとおしい! あぁ……纏めて吹き飛ばしてやるよ! アーマーパージだぁ!! 

 

 少女は身に纏うネフシュタンの鎧を吹き飛ばした。

 

「うわぁ!」

 

「きゃあ!」

 

 その破片は響や鏡香にも届く事となった。それ程の勢いで鎧を抜いた少女は煙の中で()()()()()

 

Killter ichaival tron〜♪ 

 

「コレは……聖詠? まさか……シンフォギアを!?」

 

 鏡香は驚きを隠せなかったが、少女は赤いシンフォギアである……イチイバルを纏っていた。

 

詠わせたな! あたしに詠を歌わせたな! あたしは歌が嫌いだ! だから許さねぇ! ぜってぇにお前達を叩きのめす! 

 

 少女はクロスボウを構えると2人へ向かって躊躇いなく掃射した。

 

「銃火器の聖遺物!? 響!」

 

「うわぁ〜!!」

 

 鏡香は回避に成功したが響は避けきる事は出来無かった。そして少女は獰猛な表情で2人へ告げた。

 

「そう言えばてめぇ等は名前を勝手に名乗ったが……せっかくだからあたしも名前は教えてやるよ。雪音 クリス……それがてめぇ等の相手にする敵の名前だ!」

 

 イチイバルを纏う少女……雪音 クリスが2人へ自身の名前をようやく告げた。

 




はい!という訳で鏡香のプロフィールを改めて公開します!

身長 163センチ(そろそろ頭打ち)

体重 乙女の秘密

スリーサイズ B87センチ・W59センチ・H87センチ
(つまり響よりも身長分大きいのみで大差は無い)

好きなモノ 妹達の手料理
(大体好きなので嫌いな物は無い)

趣味 司令との特訓と妹達の世話! 
(エレクライトを扱う為の特訓が日課になってた)

至福の時間 もちろん響と過ごすお家の時間! 
(目指すひびひびの領域)

彼氏はいない 作らない。だって響が大好きだから。もちろん響の恋人ができたら悲しくて眠れ無い。

よろしければ感想・高評価・メッセージ・お気に入り登録等もお待ちしています!アンケートの回答もしていただければ嬉しいデェス!

鏡香ちゃんのメインヒロイン(恋人)誰にしよう……

  • キャロル
  • クリス
  • マリア
  • きりしら
  • 未来
  • パヴァリア
  • シェム・ハ
  • 緒川さん
  • 弦十郎司令
  • あおいさん
  • 藤崇さん
  • エルフナイン
  • ノブレ
  • 自動人形
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