「今なら……わかるよ。あの時……ヒビキが教えてくれた言葉の意味が……ね……」
「つまらない冗談だな。コイツにそこまでの知性は感じないが?」
「私の妹をまた侮辱したね? でも教えてあげるよ。ヒビキ……嘗て私に二課への接触を進言した響はね……」
鏡香はフィーネへと殺気を向けた。普段の優しい姉としての側面や、未来へと向けた獰猛な視線とも違う……本当の殺気を……
「ほう? 面白いな鏡香。しかし……足手まといを抱えながら私に勝てると思うなよ! 」
フィーネは響へとネフシュタンの鞭を伸ばし、更には召喚したノイズを差し向けた。しかし……鏡香の蛇腹剣と雷で全ては殲滅された。
「また響に手を出したね? それに……乙女の顔を傷つけた罪は重いよ! 」
纏うエレクライトの恩恵により鏡香は今までに無い程の力強さを感じた。しかし……
「……わかってるよ。憎しみに飲まれたらダメなんだよね? 大丈夫……
鏡香の繰り出す拳は響以上に早く、翼以上に重い剣撃……更にはクリス以上にネフシュタンのリスクを加味して戦っていた。
「チィ! やはり面倒だな! カ・ディンギルが崩壊したが故にお前は私に持久戦を仕掛けるつもりか!」
「宿したからわかるよ? ネフシュタン……その再生力は凄まじいけど宿主の気力を大きく消耗する事もね!」
「忌々しい! 貴様を早急に排除しなかった事がこんな事になろうとはなぁ!」
更には弦十郎直伝の発勁と震脚まで考慮すればフィーネとて接近戦はリスクが高い状態と言えた。
「クリスを嗤い……翼を翳らせ……響を傷つけたフィーネに私が容赦する事も手加減する必要も無い! 例え響が悲しもうと……今日だけは絶対にその面を引っ叩く! 」
「ええい! ここまで埒が開かないとはな! オマケに人質すら取れないとは!」
フィーネがもし今倒れている翼や呆然とした響をターゲットにすれば、
「とはいえ……つかず離れず……だからなぁ……」
鏡香はジリ貧な状況に手をこまねいていた。
一方……倒壊した本部では鏡香が誘導した生存者が集まっていた。
「鏡香さん……頑張って……」
その中の1人である〈安藤 創世〉は、今も尚2人を守りながらフィーネへと奮戦する鏡香を案じていた。彼女達にとって今の鏡香は、モニターに映る友人達を守れる唯一の人物だからだ。
「何か……何か私達に出来ないでしょうか……せめて応援を……私達の無事を伝えられればあるいは……」
〈寺島 詩織〉も鏡香の負担を少しでも減らせれば……と考えていた。
「確かにアニメではそんな展開もあるけど……どうやって……」
〈板場 由美〉は打開出来ないこの状況に絶望していた。そんな時だった。
「声……? それだよ! 響達に私達の無事を知らせれば! 」
未来は響が立ち上がれば……もしかしたら……と考えた。しかし……彼女達に具体的なアイデアは無かった。
「でも……悪く無い考えです! 響ちゃんが鏡香ちゃんの援護をできればもしかしたら!」
〈友里 あおい〉も未来のアイデアを支持した。
「なら……リディアンの設備を使えばあるいは……」
〈藤尭 朔也〉は現状で唯一可能性のある設備に目をつけた。
「ですがあそこは……さっきの崩壊で……」
〈緒川 慎次〉は不意にフィーネとの戦闘ポイントでの出来事を思い出していた。
「いや……電力を供給できれば……あるいは使えるかもしれない。しかし……我々大人ではあの隙間は……」
弦十郎が懸念と希望を伝えると、4人の少女が立ち上がった。
「詩織! 由美! ヒナ! 私達なら行けるんじゃない? 」
「もちろんですわ創世! 立花さん達が頑張っている今! 」
「あたし達だってやれる事をすれば! 」
「響を助けられるかもしれない! 」
すると未来は部屋を出て電力供給ポイントまで出発しようと考えた。そして弦十郎も……
「友里……案内……そして誘導をしてやれ。装者達を……援護するぞ! 」
「「「「はい! 」」」」
「未来ちゃん! コントロールパネルはこっちよ!」
今も尚フィーネと向き合う鏡香を……そして装者達を立ち上がらせる為に司令部も覚悟を決めた!
「フィーネエェェ!! 」
「ええい! 忌々しいぞ鏡香ァ! 貴様がいなければアァアアァ!! 」
フィーネはネフシュタンの鞭を鏡香へと振るうも、鏡香の蛇腹剣と交差するのみ。しかし……鏡香の旗色は徐々に悪くなっていった。
「少しばかり動きが鈍ったか? しかし……それでも尚足手まといを守るのがお前の弱さだ!」
「うるさい! 人質をとって戦う事しか出来ない臆病者に負ける理由は無いんだよぉ! 」
しかし……朝陽が昇ろうとする程の時間まで戦い続けた鏡香は、いくら体力作りに励んだとて限界が近く、このペースで後どれほど戦えるか不安を募らせていた時だった。
『仰ぎ見よ太陽を よろずの愛を学べ〜♪』
「歌が……聞こえる?」
「この声……未来達ね? 全く……本部でも無茶をして……」
「なんだこの不快な音は! いや……歌だと!? 」
フィーネもこの現象に驚きを隠せないでいた。倒壊した本部内でまだ抵抗する意思を持つ人間がいた事……そして
『遥かな未来の果て 例え涙をしても〜♪』
「…………やれやれ……困った妹分達だ……」
(私達は……無事です。だから……立ち上がって!)
未来がそう告げる様に歌っているのを感じた鏡香は身体に力を入れ直した。
「響……聞こえる? 皆の祈りが……私達への願いが……」
「聞こえるよ……お姉ちゃん……私……私……」
「未来達も本部で奮闘してるよ。私達の帰りを待つだけじゃない……自分達のできるナニカを探して……ね?」
「小賢しいぞ小娘共! 私の悲願……そう容易く終わると思うなあぁぁ!! 」
フィーネはネフシュタンの鞭を振りかざし……倒れていた翼を狙おうとした。しかし……
「私達はまだ立てる! 戦える! 未来を……皆を……、お姉ちゃんを守れる! 」
「響……少し見ない間に格好良くなった?」
鏡香が語りかけた時……響の身体には光が集まっていた。
「なんだ……? 何が起こっている!? お前達が纏うソレはなんだ! 私の作ったモノか!? いったいなんだと言うのだ! 」
すると響と共鳴するように翼から蒼の光が……そして森の方から……赤い光が柱の如く輝き出した!
「……ふふっ……どうやら……私にも力を宿してくれるんだね?」
少し遅れて鏡香にも光が集まり……紫と白の光が鏡香を照らした。そして……響はこう叫ぶ!
「シイインンフォギアアアアアアだあああああああああ!!! 」
そして響達の装いが……先程よりも神々しくなった!
鏡香は確かに互角の戦いをしていました。しかし……フィーネが動けない2人を狙えたことで、2人を守りながらの戦いを強いられていました。それでもネフシュタンフィーネと互角なんですけど……
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鏡香ちゃんのメインヒロイン(恋人)誰にしよう……
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キャロル
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クリス
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響
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翼
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マリア
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きりしら
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未来
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パヴァリア
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シェム・ハ
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緒川さん
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弦十郎司令
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あおいさん
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藤崇さん
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エルフナイン
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ノブレ
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自動人形