ウェルとマリアに連行された未来……そしてその誘惑は……耐え難い程甘美な蜜で……
マリア達と行動する事になった未来は現在〈Linker〉の投与を受けていた。しかし……
「コレは驚きですよ。まさか極少量の使用で適合するとは……」
「本当にこの力で響を救えるんですよね?」
「ええ……もちろんです。なんなら目的を果たした暁にはそのギアを差しあげましょう。ですがその為には……」
「この力をコントロールしないといけないんですよね? わかっています。だから……やってみせます!」
〈F.I.S〉が所有する飛行船内で……未来はギアを使いこなす為に修練に励んでいた。そこに切歌が現れて相談をする事になる。
「未来さんに……頼みがあるデス。折りいったお願いデス……」
「私は響を助けられたらそれで良いんだよ?」
「知っているデス。あたし……調のところに行きたいデス。今のマリアは……見ていられ無いデス……」
「私のメリットは何があるの? そんなの勝手について来たら叶うよ?」
「未来さんは……事が終わったら二課に戻るデスよね? あたしを……二課に案内して欲しいデス。もう……あたし……耐えられ無いんデス……」
切歌は暴走するマリアとウェルを恐ろしく感じ始めていた。その結果徐々に2人の元を離れたい衝動が強くなっていた。
「響に謝れる? あのライブの日に……響へ向けた言葉……それを謝れるなら良いよ?」
「はいデス! あたし……もう間違えたく無いデス! 自分の気持ちを偽るのは辛いデス!」
切歌は響への謝罪を約束した。そしてマリアより通達が入る。
『目的のポイントには後5分とかからず到着するわ。約束は果たして貰うわよ?』
「マリア……変わってしまったのデス……」
「この目的を果たせば……響を助けられるんだから!」
各々の思惑が纏まらないまま……彼女達はフロンティアの眠るポイントへと到着した。しかしその場所には……
『お〜お〜米国の先行艦隊ですか! 邪魔ですねぇ!』
米国の艦隊を確認したウェルはソロモンの杖よりノイズを召喚して彼等へと突撃させた。
「ドクター! 何してるデスか! なんでノイズを! 」
『ゴミ掃除と横槍の防止ですよ〜! どうせこれからわんさか出るんですから!』
当然だが突然のノイズの発生に米国艦は混乱を引き起こし、SOS信号を二課の本部へと発信し始めた。
『さて小日向さん……これで二課は現れますよ? 後はわかりますね?』
「マリアさんの合図で果たします。約束……覚えてますからね?」
「あたしも……もう自分を偽るのはやめるデス!」
「Rei shen shou jing rei zizzl〜♪ 」
「Zeios igalima raizen tron〜♪ 」
未来は神獣鏡を纏って戦場へと降り立ち、切歌も未来を追ってノイズに襲われる艦を助けに向かった。
『ノイズ出現パターン……それと米国艦からの救援信号を検知しました! 場所は……』
「ついに現れたか……そしてそのポイントが……」
「あぁ。フロンティアの眠る地だ。しかし……連中は小日向に纏わせるつもりのようだな……」
「どういう意味だ? 確かに未来君は拉致されたと聞いているが……」
「そんな物は洗脳状態にして〈Linker〉を打ち込むだけで言葉足りるだろう? つまりこれから封印が解けるのさ……」
『マリア……切ちゃん……』
「響君を除く装者に出動要請だ! 米国艦をノイズから守り通すぞ! 」
弦十郎の言葉で装者達の出動が決まった。そして……
「響……私が未来を連れ戻すから……だから……ここで待っててね?」
「お願い……お姉ちゃん……」
「私に任せなさい! 」
鏡香は翼とクリスを連れて指定座標へと向かった。
『アウフヴァッヘン波形を確認! ……この反応はまさか!? 』
『神獣鏡だ! 連中は小日向を神獣鏡の装者に仕立て上げたぞ! もう一刻の猶予もないぞ!』
「未来! 戻って来なさい! 今なら間に合うんだよ!」
「邪魔は……させないデス! あたし……約束は守るデス!」
切歌は鏡香の前で
『手筈通りにやりなさいよ?』
マリアが上空からシャトルマーカーを散布し始めた。
「何をするつもりなんだよ!」
「マーカー? 何処かへ向かう……? この海域は……ッ! ここがフロンティアの眠る海域だった! 」
「絶対に未来さんの邪魔はさせないデス!」
鏡香はクリスを援護しようとしたが、切歌が2人の前に割って入る。その表情は嘗てマリアが翼を沈めた時の表情だった。
「クリス……止まって。多分彼女は……切歌ちゃんは退かないし、見守る必要が有りそうだよ?」
「鏡香は……良いのか? 連中に未来を奪われて……」
「
「鏡香……お前がそう言うなら……」
「…………わかってくれた事……感謝するデス……」
翼も刃を下げ、動向を見守る事にした。そして程なくして……フロンティアの封印は解除された。
『契約終了よ。何処へとなり好きに行けば良いわ』
マリアの非情な声が聞こえた。すると未来は驚きの要求を始めた。
「響を出してください。でも……鏡香さん以外はお引取り願います! 」
「でやぁ!」
「ッ! 避けろ雪音!」
「ッ! 先輩!」
切歌は
「ギアが……重い……」
「あの……時の……」
『でもそうね……1人人質を取ろうかしら?』
「マリア! 何をするつもりデスか!?」
「クソっ! 離せ! 離しやがれぇ! 」
するとノイズが現れ
「こんなの……聞いて無いデスよ……。装者を無力化したら……それで終わりって……」
「切歌ちゃんのその反応……完全に私達は利用された訳ね。思えばこの海域でマリアさんの声がまだしたのは不自然だったな……」
連れ去られたクリス……動け無い翼……項垂れる切歌……そして動じない未来……
「未来は……軽い洗脳状態なのかもしれない。なら……私が眼を覚まさせないと……」
「さぁ鏡香さん……早く響を出してくれませんか? 私……
「……未来の雰囲気が……違う? いや…………少しだけ妙な気がする。言動はほぼ未来のソレだ。何が……何が足りない?」
鏡香は未来の言葉と動きの違和感に思考が纏まらない。故に
「来たよ……未来。今の未来が何を考えてるかはわからないけど……」
「切歌ちゃん……
「わかったデス。貴女達の本部に……あたし……は投降するデス……」
切歌は翼を背負うと二課の本部へと移動を始めた。
「今の未来の言葉は未来自身の言葉? なら……もしかして……」
「お姉ちゃん?」
「
「それじゃあ……未来の……」
「
響と鏡香は未来へと向きあった。そして……久方ぶりの喧嘩を始める事となる。
次回は鏡香と響が未来と相対します!さて……鏡香は響と共に未来を救えるのか……次回をお楽しみにお願いします!
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鏡香ちゃんのメインヒロイン(恋人)誰にしよう……
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キャロル
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クリス
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響
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翼
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マリア
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きりしら
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未来
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パヴァリア
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シェム・ハ
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緒川さん
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弦十郎司令
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あおいさん
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藤崇さん
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エルフナイン
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ノブレ
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自動人形