響がガングニールを取り戻した頃……鏡香はマリアへの謝罪の言葉を考えながら移動していた。
「私のした事は許される事じゃあ無い。例え端から褒められても……ね?」
そしてエレクライトとガングニールの共鳴を感じた。
「この暖かさ……私にも伝わるよ……響……」
そして翼も鏡香へと追いついた。
「済まないな鏡香……私もマリアの演説は聞いていた。しかし……それでも手が足りない事は理解している。故に急ぐぞ!」
「助かるよ翼。とりあえず……今は急がないとね!」
翼と鏡香はマリアの項垂れるコントロールルームへと急いだ。
「響! そのギアは!?」
「お姉ちゃん! 翼さん!」
「良かった……エレクライトが導いてくれたんだね……」
鏡香は響の纏うエレクライトの形状が自身の時よりも異なる事に気がついた。しかし……
「これはね……シンフォニックドライブって言うらしいの。私のようで私じゃない……不思議な声が教えてくれたから……」
「なるほどね。ヒビキ……ありがとうね……、」
「さて……私達はマリアの元へと向かうように助言を受けてな。ひとまずは……そちらをこなすとしよう……」
翼と鏡香はマリアへと向き直る。そして鏡香は謝罪を始めた。
「最初に出会った時……怒りに身を任せてごめんなさい。私が感情をコントロールできなかったばかりに……マリアさんに……」
「もう……良いのよ。私には……何も残されていないわ……だから……放っておいてよ……」
「マリアさん……」
響は不安な表情を見せたが、鏡香はマリアの様子にあきれていた。
「私がマリアさをん結果的に追い詰めてしまった事は許される事ではありません。しかし……
バチイィン!
鏡香はそれだけ言い切ると
「きゃあ!」
「情けないツラしないで貰えますか? マリアさん……さっきの演説では始めて自分の本心を語れました。ですが……人の悪意に蝕まれて……貴女は自分を見失っています。
「鏡香程では無いが……私とてあの時のマリアとの歌を忘れた事は無い。私は言い得ぬプレッシャーを感じていたが、思えばあの時よりマリアはその重荷に耐えていた。ならば私が少しだろうとその重荷を共に背負うさ。それが相方だろう?」
「風鳴……翼……」
「できる事は終わっていません! だから私達4人で世界へと訴えましょう!」
鏡香は翼と……翼はマリアと……マリアは響と……響は鏡香と手を繋いだ。そして……歌を歌う。
「Gatrandis babel ziggurat edenal〜♪ 」
「Emustolronzen fine el baral zizzl〜♪ 」
「Gatrandis babel ziggurat edenal〜♪ 」
「Emustolronzen fine el zizzl 〜♪ 」
その歌は世界へ向けて発信された。
「これは……まさか……」
「ええ……響がマリアさんの
そして世界中よりフロンティアへとフォニックゲインが集まりだし……月遺跡にて作業をするナスターシャへと届けられた。
『マリア……聞こえましたよ? 貴女の想いを……後は私が責任を以って月遺跡を制御します! 最後なんて……させませんので……』
ナスターシャはそれだけ告げると通信を終了させた。
「さて……これで情けない面は終わりですよね?」
「ええ……世界で最高のステージにしてみせるわよ! 」
そこには自身を見つめ直し……【本当の気持ち】を自覚したマリアが立っていた。
「さて……後はウェルの悪あがきを潰して終わりですよ!」
「ええ……でも任せて……私にも通すべき意地があるのだから! 」
マリアは胸のペンダントを強く握り……そして切歌達の待つ方角を見据えた。
「行くわよ皆! 私について来なさい!」
「……やっぱりそれでこそマリアさんですよね!」
「私に恐れを抱かせたマリアだ!」
「世界に挑戦状を叩きつけた強いマリアさんですよ!」
3人もマリアの後を追った。
由紀が立ち去った後……ウェルの残したネフェリムが活動を始めた。
ゴアァァァ!!
「アイツ……まだ……」
「生きていたか……ネフェリム」
「怖い……デス……」
『マリアは立ち直ってフロンティアから月遺跡へのアクセスも終わった! 残すはそのネフェリムだけだ!』
『少し時間はかかるけど……任せたよクリス! すぐに駆けつけるから!』
『待っててクリスちゃん! 調ちゃん! 切歌ちゃん!』
『後少しの辛抱よ! 気張りなさい!』
「…………聞こえたな? やるぞお前ら!」
「「了解(デス)!」」
3人も鏡香達の合流を信じてネフェリムへと立ち向かった。
「オラオラオラアァ!」
「はぁあぁぁ!!」
「デヤァァァ!!」
クリスの【BILLION MAIDEN】調の【α式 百輪廻】切歌の【切・呪リeッTぉ】はネフェリムの巨体に致命傷を負わせる事はできなかった。せいぜい足止めが関の山だった。
「おいおい……結構良い感じのダメージを与えられたと思ってたんだけどな……」
「まさかの無傷……」
「正真正銘の化け物デスね……」
ネフェリムの討伐が困難を極めている事に理解はしていた3人も……ここまでの実力差があるとは思っていなかった。
『やはり……鏡香の力を用いねば……』
「どういう事?」
『
「了解! それじゃあマリアさん!」
響はガングニールのギアをマリアへと返還しようとした。しかし……
「私にも最高の切り札があるから大丈夫よ。それに……ガングニールは響にこそふさわしいわ……」
「ッ! ……はい! ありがとうございます!」
「行くぞ鏡香!」
「もちろん! Rei shen shou jing rei zizzl〜♪ 」
鏡香は神獣鏡を纏い……更にエレクライトとの共鳴を始めた。
「響が教えてくれたでしょう? 【シンフォニックドライブ】……私だって使いこなして見せるからね!」
『やれぇ! ネフェリィィム!! 』
ウェルの声で標的を定めたネフェリムはマリアへと火炎を放った。しかし……
「神獣鏡の特性である程度は無効化できるよ! マリアさん! 早くとっておきを!」
「ええ! 任せなさい!Seilien coffin airget lamh tron〜♪」
マリアもギアを纏いここに7人の戦姫が集結した!
戦姫7人勢揃い!(1人別物混ざってるけど……)
さぁてドクターよ……それでお前の悪あがきは終わりだなぁ!司令!やってしまって下さい!
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鏡香ちゃんのメインヒロイン(恋人)誰にしよう……
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