フロンティア事変の終盤で現れた謎の少女【木原 由紀】はとある少女を膝の上に乗せていた。
「由紀……事の首尾はどうなっている?」
「う〜ん……怪しい……かな? て言うかキャロル……本当に
「あぁ……このチフォージュ・シャトーからの観測でも同じ結果を出している。それに……
「嘘はダメだよキャロル……
「あぁ……流石はオレの花嫁だ。そこまで頭が回るとは……な」
このキャロル・マールス・ディーンハイムは……稀代の錬金術師にして
「オレと由紀が幸せに暮らせる世界を創る為だが……まさかシャトーが
「どうするの? 何もしないのも多分不味いよね?」
「非常に遺憾だがパヴァリアの連中にラフィスとアルカ・ノイズのレシピを送ってやる。まぁ……この世界のオレとの交渉を済ませた後だがな……」
「暴走したら?」
「捻じ伏せる。そもそも……
キャロルは恍惚とした表情で由紀を見つめていた。そして互いの唇を重ねると……
「んん……由紀……」
「はいはい。わかってるよキャロル……
そのまま2人は部屋の照明を落とした。
「キャロル……パパの命題を思い出して……あんなにも幸せそうなキャロルは……とても嬉しいなぁ……」
「エルフナイン……良いかしら?」
「ほえ? ファラさんどうしました?」
「次の歌姫の合同ライブの日……貴女は日本でS.O.N.Gに潜入する事になりますわ。なのでレイアちゃんと良く協議するのよ? 三文芝居とバレればマスターに余計な手間をかけさせてしまいますわ……」
ファラはエルフナインを呼び止めると仕込みを始めた。そして……
「この世界のマスターは地味に暴走している。故にマスター自ら想い出を複写して伝えるだろう。しかし……」
「同じ人物がいる以上マスターは何かしらの細工を施すでしょう。そうなれば花嫁様が悲しみますわ……」
「じゃあ……どうするんですか?」
「説得だ。しかし……私達はその想いを安易に否定する事はできない。よってお前にはこの世界のマスターの想いを吐き出させた後、花嫁様の想いを伝えてやれ。そうすればあるいは……」
エルフナインは意を決して言葉へと変えた。もしキャロルが答えを受け止めたその時は……
「分けられた肉体と魂が融合するんですね。そうすれば皆で今度こそ……」
「ええ。それとガリィちゃんの報告だとこの世界のマスターは【
「もしかしたら地味に躊躇っておられるのかもしれないな……」
「なら……絶対に僕達でこの世界のキャロルを止めましょう!」
「ふわ〜あぁ〜だゾ……ミカもお腹が減ったゾ……」
「ではデュランダルのエネルギーをどうぞ。マスターの機転でムーンセル・オートマトンより回収できて良かったですね……」
「ありがたく頂くゾ。それにしても……マスターが明るくなってアタシは嬉しいゾ!」
「えぇ……私達全員がマスターの幸せの為に……頑張って来ましたものね……」
「そしてマスターも我々に応えてくださる」
「これも由紀さんがキャロルと結ばれてくださったおかげですね!」
このキャロルの拠点であるチフォージュ・シャトーは、現在は
「いよいよマスターが花嫁様をお迎えになる時が来るのね……。その時は皆で……」
「派手に祝杯をあげるとしよう。そのほうがマスターに……そして花嫁様に……」
「たくさん喜んで貰えるゾ!」
4人の従者と1人の妹は愛し合う2人を祝福しており、その笑顔の為ならどんな事でもするだろう。
「ならばまずはこの世界のマスターの説得だ。そして私達は……
しかし……キャロルはこの世界の自分と後に対峙してこう語る事となる。
「まさか由紀だけではなく、オレの魂の片割れもこの世界にいたのか。ならば……今度こそ想い出を充分に蓄えられたな……」
「ならばデュランダルを渡しましょう! きっとS.O.N.Gも求めている事でしょう……」
「私達はマスターの幸せの為に……」
鏡香はこの次に起こる【魔法少女事変】の終了後に己の前世とキャロルの関係を知ることとなる。
チフォージュ・シャトー(月遺跡)はフィーネカ・ディンギルブッパで「あ……これ私達の世界だわ」となりました。
ちなみにこのシャトーのデュランダルは正確には【デュランダル・レプリカ】です。まぁ……キャロルがムーンセルの機能で作り直した訳ですけれど……
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鏡香ちゃんのメインヒロイン(恋人)誰にしよう……
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キャロル
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クリス
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響
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翼
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マリア
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きりしら
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未来
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パヴァリア
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シェム・ハ
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緒川さん
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弦十郎司令
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あおいさん
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藤崇さん
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エルフナイン
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ノブレ
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自動人形