私が貴女を守るから……(本編完結)   作:タク-F

69 / 177
ライブ終わりの歌姫達と接触した彼女の目的とは?さぁ……本格的に第3期が始まります!


邂逅した少女達

 翼とマリアはロンドンでのライブを無事に終了させた。そしてその控室でとある女性が2人へと声をかけた。

 

「風鳴翼さん……そしてマリア・カデンツァヴナ・イヴさんですね? 少々お時間をよろしいですか?」

 

「別に構わないけど……貴女は一体何者かしら? 少なくとも一般人には見えないわよ?」

 

「それに……その手に持つ刃について聞かせて貰いたい。だが同時に解せないな。何(・)故(・)私(・)達(・)に(・)敵(・)意(・)を(・)向(・)け(・)て(・)い(・)な(・)い(・)の(・)か(・)……な?」

 

 翼とマリアは女性への警戒心を高めた。そして彼女は自らの名前を語り出した。

 

「私の名前は【ファラ・スユーフ】ですわ。此度の不躾な訪問の目的は1つです。ご挨拶……ですわ」

 

 ファラと名乗った女性は挨拶の為に2人の前に姿を表したと告げた。しかし……尚(・)も(・)殺(・)気(・)は(・)放(・)た(・)れ(・)て(・)い(・)な(・)か(・)っ(・)た(・)。

 

「ソレは挑発か……あるいは言葉通りの意味か……私達にはわかりかねるな……」

 

「えぇ……。確かにど(・)ち(・)ら(・)の(・)意(・)味(・)も兼ね備えておりますが、あくまでもご挨拶です。そして肝心の内容ですが……立(・)花(・)鏡(・)香(・)さ(・)ん(・)へ(・)の(・)ご(・)連(・)絡(・)を(・)お(・)願(・)い(・)し(・)た(・)い(・)で(・)す(・)わ(・)」

 

「鏡香への……連絡? 一体何の為だ? 一応私は鏡香の親友だ。鏡香を危険に巻き込む事は許容できないぞ?」  

 

「承知していますし、私達もそれは本意ではありません。しかし……必(・)要(・)な(・)行(・)程(・)ですので……ご容赦いただければ……」

 

 ファラと名乗った女性はナ(・)ニ(・)カ(・)の(・)結(・)晶(・)を地に叩きつけた。すると……ノイズのようなナニカがその場所に現れた。

 

「ッ!? ノイズだと!? 」

 

「何が……起きているの?」

 

 動揺する2人にファラは言葉を続ける。

 

「それではコレの討伐を果たしていただけますか? それが我が主より頼まれた遣(・)い(・)の(・)1(・)つ(・)ですので……」

 

「ッ! お前はバビロニアの宝物庫を開けたのか!? しかし……鏡香は彼処のノイズは全滅したと言っていたぞ! 」

 

 ファラは妖艶な笑みを浮かべてその答えを告げた。

 

「これはノ(・)イ(・)ズ(・)で(・)あ(・)っ(・)て(・)ノ(・)イ(・)ズ(・)で(・)は(・)あ(・)り(・)ま(・)せ(・)ん(・)。この正体はアルカ・ノイズ……貴女方がこれから先で戦い続ける兵器ですわよ?」

 

「これから……先?」

 

「つまり……貴女は私達の敵なのね! 」

 

「Imyuteus amenohabakiri tron〜♪ 」

 

「Seilien coffin airget lamh tron〜♪」

 

 翼は天羽々斬を、マリアはアガートラームを展開してノイズとの交戦を始めた。しかし……フ(・)ァ(・)ラ(・)は(・)尚(・)も(・)笑(・)み(・)を(・)崩(・)さ(・)な(・)い(・)。

 

「えぇ……えぇ……。未知の敵とも恐れずに戦いを挑む姿……そ(・)の(・)姿(・)は(・)素(・)晴(・)ら(・)し(・)い(・)ですわ!」

 

「御託は良い! 続きはベッドで聞かせて貰おう!」

 

蒼ノ一閃! 

 

「援護するわよ翼!」

 

HORIZON†CANNON! 

 

 翼とマリアの攻撃はアルカ・ノイズを倒す事に成功する。しかし……

 

「それでは私達の戦い(ダンス)を始めますわよ? しっかりとついて来てくださいね?」

 

 ファラは風(・)を(・)操(・)り(・)2人の攻撃を危なげなく回避する。マリアと翼の連携精度は決(・)し(・)て(・)低(・)く(・)は(・)無(・)い(・)が、それでも届く事は無かった。

 

「な……ん……て速……さだ……。その……姿……を……追いき……れない」

 

「それに……なん……て……余……裕なの……。一……体……ど……れほ……ど……の力……を……隠して……」

 

「おや? 私の余裕を感じ取りましたか……。これは失礼いましました。マスターの命令により、被(・)害(・)は(・)最(・)小(・)限(・)に(・)留(・)め(・)ろ(・)とのご命令ですので……これで終わりとさせて貰いますわね?」

 

 ファラはそう告げると新たに召喚したアルカ・ノイズで2人のギアを分(・)解(・)し(・)た(・)。

 

「な……!? 天羽々斬が……!」

 

「アガートラームが……!」

 

「えぇ……。こ(・)れ(・)が(・)ア(・)ル(・)カ(・)・(・)ノ(・)イ(・)ズ(・)の(・)力(・)です。この力が後に貴女方の障害となります。つきましては……こ(・)の(・)逆(・)境(・)を(・)乗(・)り(・)越(・)え(・)て(・)く(・)だ(・)さ(・)い(・)。そうした時……私は貴女方との再戦を受けて立ちますわよ?」

 

「ま……待て! 目的は……! 鏡香に伝える目的とは何だ!」

 

 ファラが2人に背を向けて帰ろうとした時、翼はファラを呼び止めた。

 

「……ふむ……私とした事が失念しておりました。それでは鏡香さんへの伝言ですが……

 

【今度こそ……間違え無い】

 

 そうお願い致しますね?」

 

 ファラはそう告げると1(・)つ(・)の(・)宝(・)石(・)を翼へと投げ渡して姿を消した。

 

「あの気配……只者では無かったな。そして……シンフォギアを分解する力……」

 

「新しい敵……そして【アルカ・ノイズ】……何なのかしら?」

 

 謎が謎を呼ぶ不吉な闇が……ロンドンを静寂へと包んでいった。

 

 

 


 

 

 

 

 

 翼達がファラとの交戦を始める凡そ30分程前の日本では……

 

『市街地にて謎の反応と火災を確認! 火災の方は廃ビルの為に人的被害は確認できないですが……現場への急行をお願いします!』

 

「おっと……呼び出しだな。行こうぜ鏡香……」

 

「う〜ん……今回は響に行かせて良い?」

 

「鏡香は良いのか妹を戦場に立たせるかも……しれないぞ??」

 

「その時は私も現場に出るから気にしないでいいよ。でも……念の為に策は用意しようかな?」

 

「と言うと……どうなるのデスか?」

 

「未来と切歌ちゃんと調ちゃんの分のL(・)i(・)n(・)k(・)e(・)r(・)を(・)準(・)備(・)し(・)て(・)貰(・)え(・)る(・)か(・)な(・)?(・)もしもの時にはそれで助けに来てほしいから……」

 

「わかったデス! もしもの時はフィーネの言う事を聞いて助けに行くデェス!」

 

「そんな事態にならないと良いですね……」

 

「うん。とりあえずは頼むよ2人共!」

 

 響は火災の現行犯との接触を、クリスは謎のエネルギー反応を追うことにした。そして残された4人の装者は……

 

「でも……妙な気がするんだよね……」

 

「ソレ……恐ろしいデスけど……」

 

『鏡香の直感は恐ろしいからな。さて……』

 

 これから響は1つの運命と出会う事となる。




ファラの投げ渡した宝石の詳細はGX編終了までに語ります!

さて……ビッキーと彼女の邂逅の瞬間まで後僅かです!

よろしければ感想・高評価・メッセージ・お気に入り登録等もお待ちしています!アンケートの回答もしていただければ嬉しいデェス

鏡香ちゃんのメインヒロイン(恋人)誰にしよう……

  • キャロル
  • クリス
  • 響
  • 翼
  • マリア
  • きりしら
  • 未来
  • パヴァリア
  • シェム・ハ
  • 緒川さん
  • 弦十郎司令
  • あおいさん
  • 藤崇さん
  • エルフナイン
  • ノブレ
  • 自動人形
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。