「とはいえ質問には答えるよ? 聞いとく事があるなら言ってね?」
由紀は戦いの前に鏡香へと問いかけた。
「なら1つだけ。由紀……
確信を得るための質問であり……禁忌に近い質問でもあった。しかし……
「
「そう。なら……安心したよ? じゃあ……やろうか!」
鏡香は神獣鏡を纏うと由紀にマーカーを展開して【閃光】を放つ。
「悪いけど【完全流体】を使いこなす私に光線技は無意味だよ! 水は光をすり抜ける性質があるからね!」
「あら? 識らないの? 実は水が光を
「え……!? 条件!?」
由紀の動揺を鏡香は見逃さない。そして再び光線を放つと……
「ッ! 乗せられる訳にはいかないからね!」
とはいえ既に由紀の動きを見切り始めた鏡香はビームを当てるのみであれば造作もないほどの状態へとなっていた。
「聖遺物じゃないから消し飛ばされないけど……純粋な火力も嫌だから避けさせてもらうよ!」
由紀は【完全流体】を発動させて【閃光】の回避を始めたが、鏡香は閃光を
「っ!? 私の身体を……閃光が……
「私なら識っていると思ったけど……どうやら忘れてるみたいだね……。水が光を透過するのは
「…………っ! それどころかアニメでも取り上げられた知識じゃない!
由紀にとってリスクの大きい可能性に賭けるのは
「何かが……吹っ切れた? 凄くいい顔をしてるけど……?」
「由紀達のおかげで
鏡香は
「なるほどね。でも……意外かな? お父さんのところに……行かなかったなんてね?」
「
鏡香は自身の過ちを振り返りつつ、自分を支えてくれる者達の事を思い出した。その覚悟が……本来の鏡香の動きへと反映されていた。
「なら……私もメルトの力を解放するよ! この攻撃……凌いでみなさい! 」
【加虐体質】……メルトリリスの有するスキルの中でも攻撃に特化したスキルであり……その速度の向上の為に防御を削った状態と言えた。
「っ……! 速い! さっきまでと比べモノにならない!?」
由紀の加速は鏡香の想定の2倍の状態だった。それまでの由紀の戦いは……
「これがクラスカードに秘められた
由紀はあくまでも
「私ね……
「に……まい? 由紀の力……【メルトリリス】を凌ぐ力が……あるって言うの? それだけ恐ろしいほどの戦い方ができるのに?」
「まぁ……ね? メルトの力はあくまでも……
由紀の瞳は
「由紀が戦う事を……止められ無かったの?」
鏡香はマーカーを展開しながら質問に答えた。
「止められたよ。だけど……
由紀は魔力のチャージを終えていた。その雰囲気から相当な攻撃を発動させるのを鏡香も察していた。
「鏡香……これがメルトの最高の攻撃だよ? その名も宝具って言うの。この宝具の力……鏡香の力で凌いで見せてよ! 」
「やってやるよ! 私だって
鏡香は未知の攻撃に対する警戒心や恐怖よりも、
「邪魔者には、そろそろご退場願おうかしら? ウッフフフ、アッハハハハ! 之なるは五弦琵琶、全ての楽を飲み込む柱。消えなさい!
由紀の加速が鏡香の対応速度を超えて竜巻が起きる程の加速が始まった。そしてその内側で装具に切り刻まれた鏡香はおびただしい出血量となり、かなりの血液を撒き散らせた。更には巻き起こる風で身体が浮かび上がり、身体の自由すらも効かない状態で由紀の渾身の蹴りをその腹部に叩き込まれた。
「が……はぁ……」
しかし……鏡香の眼は戦闘続行の意思が灯っていた。応えるようにネフシュタンも傷の再生を始めるが……
「まだ……やれるよ! 立てる! 戦える! 私だって意地がある!」
鏡香は宝具の直前に神獣鏡のマーカーを展開していた。そしてその行方は……
「ッ!
「由紀の身体が完全な流体だと言うなら! 私のこの力との相性は最悪だろうね! 」
時既に遅し……鏡香は天光を発動させて
「ッ! 今回は私の負けだね! 次は
由紀はテレポート・ジェムを起動させるとシャトーへと転移して行った。
「1勝1敗かな……? まぁ……借りは返せたけどね!」
鏡香がまた1つ壁を乗り越えた瞬間だった。
神獣鏡とメルトリリスの相性はそこまで悪い訳では無いと解釈しました。敵が特殊であれば神獣鏡の特異な戦い方で対応する事ができると僕は思っています。
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鏡香ちゃんのメインヒロイン(恋人)誰にしよう……
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キャロル
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クリス
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響
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翼
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マリア
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きりしら
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未来
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パヴァリア
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シェム・ハ
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緒川さん
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弦十郎司令
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あおいさん
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藤崇さん
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ノブレ
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自動人形