立花姉妹と切歌・調がそれぞれの過去と対峙したその3日後に……再びミカからの連絡が入る。
『前回の場所にて同様のシグナルを確認! 今度こそ待っているとの事です!』
『更に前回は響さんを指名し忘れていたとの事! 改めて響さんも現場にお願いします!』
「今度は……大丈夫だろうな?」
クリスは通信の様子を聞きながら一抹の不安を抱えていた。
「響……指名された意味は……わかる?」
「うん! ミカちゃんとの決着をこの間はつけられ無かったから……今度こそつけて来るね!」
「クリス先輩! 今度は最初から……」
「あたし達の覚悟を見ていて欲しいデス!」
「だってさ……。どうする?」
「はっ! なら全員で見届けに行くぞぉ!」
クリスの号令で学生組はミカの待つポイントへと移動を始めた。
「良し! 今度はちゃんと義妹ちゃんも来てくれたゾ!」
「早速だげど今度は最初からイグナイトを使うよ! 良いよねミカちゃん!」
「もちろんだゾ! さぁ……3人のイグナイトをミカに見せるゾ!」
「「「イグナイトモジュール……抜剣(デス)! 」」」
3人の身体に【ダイン=スレイヴ】の魔剣の力が宿り呪いの力を帯びてゆく。そしてイグナイトギアが形成された。
「行こう切歌ちゃん! 調ちゃん!」
「はいデス! よろしくお願いするデス!」
「力を合わせましょう!」
前回のミカとの戦いで響は
「2人共! 私がミカちゃんを前衛で抑えるから背中は任せたよ! 」
「了解しました! ですが響さん……
「離れ過ぎたら蜂の巣にされるデース!」
前回エンシェント・バーストに吹き飛ばされた2人の教訓は、確実に今回へと生かされていた。
「おりょ? これは中々やり難いゾ! 義妹ちゃんの力が強いから中々距離を取れないし……何よりも離れたらぶった斬ると言わんばかりの圧力を感じるゾ!」
調と切歌は
「フィーネと並列思考のトレーニングを積んで夢の世界でもギアを纏って練習した。彼処ならフィーネのおかげで【Linker】を使わなくてもギアを纏えるから!」
「調程じゃないデスけどあたしだってアームドギアをもっと細かくできるように頑張ったデス! 調にできるならあたしだって練習すればできるのデス!」
切歌もまた……少しだけリーチを短くした双斬・死nデRぇラを構えつつも、切・呪リeッTぉを放てるようにフィーネに教えを請うたのだ。その結果……
「同時発動はできなくてもインターバルは短くなったのデス! 努力は嘘をつかないデス!」
「ムムム……これはひょっとしなくても大ピンチだゾ……こうなったら換装して行くゾォ!」
「ッ! 響さん! ソレです! その姿の
ミカは! 」
「遠近両方で高い火力デス! 絶対に距離をコントロールされたらダメデス! 」
ミカは風の錬金術を解放して響との距離を取ろうとした。しかし既に対策をしていた3人は……
「下がったところをぶった斬るデス! 」
「絶対にあの技は使わせ無い! 」
すぐさま切歌が双斬・死nデRぇラで斬りかかり、調がα式 百輪廻で左右の逃げ道を潰した。
「ッ! ここまで徹底的だとは聞いて無いぞ! 」
「まだ……私もいるよぉ! 」
前門の響と後門の切歌……火力だけならば切歌が劣るものの、切歌には鎖鎌がある為に……そちらを選べば完全に機動力を奪われるのは明白だった。故にミカが選んだのは……
「
「およよ!? 地面が盛り上がっていくデェス!?」
「それに冷たい!? これは氷だ!」
ミカの選んだ行動は地面を隆起させて装者達の体勢を崩して氷の錬金術で足止めをする事だった。そして挟撃から逃れた後に上空へと逃亡する。
「これにはアタシもびっくりだゾ! だからこそ敬意を表して全力でぶつかるゾ! 」
ミカは風の錬金術を用いて得た推進力をまとい上空へと逃亡する。飛行能力の無い響達にとっては手の出せない空間となっていた。だがそれでも……
「切歌ちゃん! 調ちゃん! ミカちゃんだって
「はいデス! ミカならきっと!」
「私達に全力をぶつけて来ます。だから響さんにお願いがあります!」
「………………頼みますね?」
「任せて! 全力を尽くすから!」
調が響へとミカが戻る前に耳打ちを済ませた。
「さて……義妹ちゃんもザババの2人も今度はアタシの全力をぶつけてやるゾ! 本当は戦闘中の発動をしたかったけど……3人の連携から隙を見いだせなかったから一時的に逃げさせて貰ったけど……これがミカの全力だゾ! 」
ミカの発動したエンシェント・バーストが3人の姿を発動圏内に捉えていた。しかし……あくまでも3人は
「響さん! お願いします!」
「任せて調ちゃん……そりゃあァァァ!!! 」
響はイグナイトの出力で我流・大地浸透勁を発動した。
「頼むデスよ! 響さん!」
切歌と調の作戦……それは単純に最も高出力の響がミカの攻撃を僅かな時間でも受け止める事。そして……
「2人共! このエネルギーを受け取って!」
響のアームドギアの特性……というよりは性分により飽和するエネルギーを2人へと分配した。本来は絶唱を用いて行う大技だが……想いが満ち溢れた響は絶唱を極少量の負荷で制御していた!
「嘘だゾ!? 義妹ちゃんが絶唱を口ずさんだ事は確認していないゾ! だけど現に2人へとミカのエネルギーを分配しているゾ! 」
「受け取りました響さん!」
「助かるデス響さん!」
「行って2人共! 私だってすぐに追いつくから!」
切歌と調は響の言葉に反応してそれぞれが距離を取る。
そして合体技の発動準備へと移行していた。
「切ちゃん……この勢いを!」
「わかっているデス!」
ミカが起こした衝撃の
「調! あたしのイガリマを……!」
「切ちゃん! 私のシュルシャガナを!」
互いのアームドギアを用いてミカを次第に包囲していく。しかし……
「少し展開速度が遅いゾ! それじゃあ脱出するのも簡単だゾ!」
ミカは包囲が完全になる前に回避行動へ移ろうとしていた。しかしそこには……
「2人でできないなら3人で! ソレを支えるのも……私達の役目だぁ! 」
我流・打々炎爆拳!
響の押し留めたエネルギーを拳に乗せてミカへと放つ。包囲網が
「おおお!? これじゃあ動け無いゾ! 早く回避しないと2人にぶった斬られるゾ!
禁殺邪輪 Zあ破刃エクLィプssSS!!
しかし大技を発動した直後に反撃のコンビネーションに囚われたミカに回避する術は無かった。無情にも鎖鎌とヨーヨーで拘束されたミカは切歌と調に両断された。
「まだ……動けるゾ!」
ぶった斬られたミカだが……その戦意は喪失していない。故に最後まで足掻こうとしていた。
「そうだよね! だから……私の1撃を最後にあげるよ!」
我流・撃槍衝打!
体勢を立て直す為に着地しようとしたミカの前で待ち構えていた響が……その拳を構えていた。
「おおぉぉぉ!? コレは……完全に……動けないゾ……」
ミカはその1撃を以て完全にダウンした。そしてそのタイミングで由紀が転移して来た。
「ミカちゃんを撃破したんだね……。本当に強くなったね……。残る2人も……貴女達との再戦の日を楽しみにしてるよ?」
「由紀ちゃん……ごめんなさいだゾ……」
「良い〜の! ミカちゃんは頑張ったし、3人の連携がとても高い次元だった。キャロルも驚いていたよ?」
「そっか! マスターが喜んだならソレはとても良いことだゾ!」
由紀はミカを連れて転移して行った。
「結局……すぐに帰っちゃいましたね……」
「まぁ……何れ彼女とは再び相まみえるだろうな……。ひとまず次は……」
「あたしか先輩だな。あいつ等との再戦……俄然燃えて来たぜ!」
残る2人も……闘志を熱く燃やしていた。
もちろんガリィちゃんも由紀が回収していますので、しっかりと生きています(手酷くやられたけど……)
さて……次に相対する防人さんは……何をするやら……
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鏡香ちゃんのメインヒロイン(恋人)誰にしよう……
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キャロル
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クリス
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響
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翼
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マリア
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きりしら
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未来
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パヴァリア
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シェム・ハ
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緒川さん
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弦十郎司令
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あおいさん
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藤崇さん
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エルフナイン
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ノブレ
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自動人形