銀河の灯火の下   作:Skyler

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少しずつ気まぐれに投稿します。



式典の朝

その国は、とある星にあった。

青い星から遠く離れた銀河の果てにある星だ。

その星には人がいた。

異世界からの移住者の、その末裔達だ。

その国は、とても栄えていて、

とてつもない文明と、強力な軍隊があった。

 

 

俺はそんな国の、王家に産まれた。

俺は夜空いっぱいに美しい星が

見えた日に産まれたらしい。

それ故「ステラ」と名付けられた。

これは俺が後に青い星で兵士になるまでの

物語だ。

 

 

「起きろ」

Zzz…

「おい。」

「んー…」

「起きろって」

「もう少し…」

「今日は式典だぞ?寝過ごすつもりか」

「!」

ハッとして飛び起きた。

「今何時!?」

「落ち着けよまだ慌てるような時間じゃない」

「良かった…。ありがとう、ルチェット兄さん」

一安心して安堵のため息を洩らしながら言った。

「とりあえず顔洗ってきたらどうだ?

ひどい顔だぞ。寝癖もな」

「夕べ、なんだかひどい夢を見ててさ」

「それで怖くてってか? 

ははは! ステラもまだ子供だな!」

ルチェット兄さんがバカにするように

笑いとばしながら言った。

「もう、そんなんじゃないよ!」

枕を投げつけながら言った。

それをひょいと避けながら

「さっさと食卓に来ないと、

また父様に叱られるぞ!」

と言いながら兄さんが部屋を出ていった。

時計を見るともう朝食の時間まで

あと少しだった。

「ヤバッ!」

ベッドから飛び出してタンスに駆け寄り、

急いで式典用の服に着替えを済ませて

部屋を飛び出した。

食卓に駆け込むと、

既に兄さんは席についていた。

なんとかいつも通りの時間に来れた。

席に急いで座ると同時に扉が開いて、

父様と母様が食卓に入ってきた。

二人も静かに席に座る。

父様はソリス・ガラクシア。

このガラクシア帝国の第十五代国王だ。

母様はルーナ・ガラクシアという。

「ステラ、ひどい顔だぞ。寝癖も」

父様が言った。

「あ…」

そういえば急いでいたから顔を洗って、

寝癖を直すのを忘れていた。

「お前ももう15だろう。身だしなみくらい、

しっかりしないか」

「ごめんなさい…」

横で兄さんがくすっと笑ったのが見えたが、

これ以上父様に叱られるのは嫌だったので

我慢して黙っておく事にした。

「使用人を呼ぶから、直して貰いなさい。」

「いいよ、自分で直しとくから」

「遠慮はしなくていいんだぞ。

お前だって王子なんだ」

「いいってば、“うるさいなぁ”」

言ってから気が付いた。

「(まずい、地雷踏んだ…)」

寝起きすぐだからかついつい本音を吐いてしまった。

「親に向かってなんだその口の聞き方は!」

案の定、父様が怒る。

「えーと、ごめんなさい…、

寝起きだから寝ぼけてて…」

言い終わる前に父様の怒号が飛ぶ。

「言い訳は良いのだ言い訳は!」

完全に怒らせた。

こうなるともう止まらない。

「大体最近お前はだらしないんだ!

ティアヌスからも聞いたぞ!

この前の剣舞のテスト、

また赤点だったそうだな!」

話が飛び火する。

父様が怒った時の癖だ。

ティアヌスというのは、

俺の専属の召使だ。

「(ティアヌスのやつ、また余計なこと

喋ったな…?)」

後で文句付けてやろうかと頭の中で

考えながら父様の説教を聞く。

と、扉が開いてシェフ達が朝食を

運んで来た。

それで父様もようやく落ち着きを

取り戻した。

少し咳払いして

「式典の後、部屋に来なさいステラ」

と父様。

最悪だ。

「(今日は何時間説教が続くだろうか…)」

そんな事を考えながら

黙ってバクバクと豪快に朝食を食べる。

「ステラ、行儀が悪いわよ」

今度は母様だ。

うんざりしてきた。

勢いよく立ち上がって、

「もう腹一杯」

と適当な理由を付けて食卓を飛び出した。

今日は朝から面倒だ…。

そんなことを考えながら自室に入る。

窓を開けて、身を乗り出して

窓枠に足をかけて雨よけの上によじ登る。

何かあったときは、大抵ここに来るのだ。

風が吹いていて心地いい。

「式典が始まるまでまだ時間あるよな…」

今日は年の一回の王国記念式典だ。

外国からも沢山の客が来る。

帝都は今日1日お祭りだ。

式典が始まるまでまだ時間があるので

少し眠る事にした…。




多分次回はすぐに書く。多分
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