東方万事屋録 The Fantasm of Silver soul   作:曙光

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「そう簡単に自分が何者か見つかるならば、苦労はしない。迷うことは、生きることだ」
Fate/staynight セイバー

早苗「人生は旅って事ですかね?」
神奈子「そうだ。迷って見つけた答えが、自分だけの宝物だよ」



第九訓 少年漫画の人気は八割がバトル展開

マヨヒガ。

妖怪の山にある廃村である。

柳田国男氏の遠野物語に置いて語られた内容によると、

 

"家の有様、牛馬鶏の多きこと。花の紅白に咲きたり。同じく玄関に入りしに、膳椀を取り出したる室あり。座敷に鉄瓶の湯たぎりて、今まさに茶を煮んとするところのやうに見え、どこか便所などの辺りに人が立ちてあるやうにも思えたり"とある。

 

この家のモノを持ち帰れば子々孫々まで栄えると云われるが、ここに辿り着けるのは欲が薄い人だけだ。

逆に欲が深い人には辿り着ける事すらできない。

マヨヒガのエピソードの教訓はつまる所、欲深い人に幸福になるチャンスはやって来ないであろう。

 

例外があるとすれば、別の目的の途中に偶然入ったか、マヨヒガ事態に用は無く、"マヨヒガ住む人"に用があるくらいか。

 

「ニャアァァァァァァァァァァァァァ!!」

「まちやがれクソネコォォォォォォォ!!」

 

 

 

 

 

お久しぶりで~す。みんな大好き銀さんだよ~。

幻想郷にやってきて早一月。

だいぶここの暮らしにも慣れてきたわ。

前回、文の新聞のおかげでほぼ毎日客が入ってくれたぜ。

侍を一目見ようとやってくる冷やかしから依頼人まで、これに乗って稼いどかねぇとな。

主に来る依頼は雑用から妖怪退治。

店の呼び込みや臨時の店員が多いな。

前にアリスが人形劇をやって店に人が入ったのを見て、ぜひうちにもと依頼されたからだ。

やっぱり美人だと色々と得だねぇ。

うちの酢昆布娘も黙ってたら美少女って奴なんだが…。

 

で、冒頭の説明の通り俺達はマヨヒガってとこに来ている。

何でここにいるのかと言うと 、 昨日八雲紫の式神の藍がやってきてお祝いの品を持ってきてくれたんだよ。

紫は今俺の世界を探していて忙しいらしく来れないらしい。

なんか悪いよね。俺のために頑張ってくれて。

 

藍から依頼されたのはその時だ。

 

「私の式神の橙を捕まえて欲しいの」

 

挨拶もそこそこに切り出したのは式神を捕まえて欲しいという依頼。

藍も式神持ってたんだな。

式神が式神を使うって変な話だけど。

聞くと紫が強すぎるから自分も式神を使えるそうな。

 

「予防接種受けさせようとしたら気取られて逃げられたのよ。私も用事があるから捕まえに行けないし…」

「なるほど分かった。明日ちゃっちゃと捕まえてくるわ。ところで参考までに聞きたいんだけど、式神の仕事って何すんの?」

「そうねぇ、主の身の回りの世話が中心かしら。私は結界の調整や修復もやってるし」

「用事ってもしかして修復関係?」

「そうね。あとは…」

 

ここで藍が袖に手を入れる。

取り出したのは…ゲーム機?

 

「BLAZBLUE クロノファンタズマのハクメンさんのコンボの練習があるから」

「それ完全な私用じゃねぇかぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

 

 

という経緯があってマヨヒガに来たわけだが…。

 

「駄目です銀さん!速すぎて捕まえるは愚か目視も無理ですぅ!」

「口より打ち続けて!なんとか追い込むわよ!」

 

今いるのはアリスと早苗。

レミリアは今日は博麗神社に行ってるからいない。

あの吸血鬼め…。肝心な時にいないんだもんなぁ…。

 

アリスの人形が群をなして迫り、早苗の咒札の弾幕が橙を追い込む。

俺は弾幕とか打てないから向こうから来ないと基本無力だ。

いやそれ以前に───

 

「フゥゥッ──────!!」

 

相手が近づこうとして来ない。

動物の妖怪──妖獣は、人間を遥かに超える身体能力を有している。

特に橙は猫の妖獣。

こと逃げることに関しては猫ほど厄介なモノはない。

あいつらは隙間さえあればスルリと入っちゃうしな。

そしてこのマヨヒガは橙の拠点。

地利的にもこちらが不利だ。

身の軽さで俺達を翻弄してまた身を隠す。

そして───

 

「シャァッ───!」

「あぶなッ!」

 

死角からの奇襲。

建物の影から飛び出して鋭利な爪で襲いかかる。

なんとか防いで叩き落とそうとしても、すぐに距離をとられてまた逃げる。

さっきからこの繰り返しだ。

再び屋根の上に登り、俺達を威嚇してくる。

これでは捕まえる所ではない。

 

しかしどうするか。

何もこの一月はただ遊んでた訳では無い。

覚えて置いて損は無いと、パチュリーから妖怪の特徴やら弱点やらを叩き込まれてきた。

さっきも言ったように、俺は弾幕やらは使えない。

魔力や妖力で作った弾を打ち合う事出来ないからだ。

だから最近流行りの弾幕格闘でやるしかない。

いくら俺が強い強い言われても所詮は人間だ。

妖怪と肉体的ポテンシャルが違いすぎる。

だから相手の弱点や隙を突く戦いを強いられ、その手の知識が必要になってくる。

 

いやそもそも、相手はスペルカードルールに応じようとしてくれない。

ただただ逃げと守りに徹している。

どんだけ予防接種が嫌なんだよ…。

 

「こうも逃げられちゃ話をしようがないわね。何か策を練らないと」

「ふむ…」

 

アリスの言葉で考える。

猫の妖獣なら猫又だよな?

人の言葉を話しても元が猫なら猫の嫌な事が有効だったら…。

 

「二人共、策が決まったぞ。耳貸せ」

 

言われて二人が俺の言葉に耳を傾ける。

俺は考えた策を話す際にポーチから取り出したアイテムを見せた。

二人は成る程と頷く。

 

「面白いわね。その案乗ったわ」

 

作戦は決まった。

二人にはそれぞれある物を渡す。

俺は屋根に居る橙を視界におさめて─────

 

「いくぞぉっ!」

 

家の前にあった桶を踏んで屋根に踊り上がった。

 

「ッ!」

 

ただの人間と侮っていたのか橙は驚愕した顔をする。

梯子も無しに空を飛べる訳でも無いのに、瞬時に屋根まで駆け上がった俺にさぞ驚いただろう。

 

「クッ───!」

 

再び逃走。

そうはさせまいと後を追う。

 

建物から建物へ飛び移りながらの追跡。

フリーランニングっつったっけか?

詰め碁のように先を読みながら足場を考えて走るスポーツ。

あれ忍者みたいで面白いよな。

まぁ知り合いに忍者いるけど。

 

橙は一息で違う建物に乗り移るが、俺は足場を考えながら進むので何歩か遅れを取る。

しかし辛うじてついていけるが、勿論追いつける訳ではない。

この作戦の肝はあいつらの所へ誘導する事だ。

 

 

前方に人影。アリスだ。

先回りして屋根の上に佇んで居る。

 

「ハァァ───ッ!」

 

橙は突破しようとアリスに飛びかかる。

その刹那───

 

ボォォォォォォン!

 

アリスはポケットから取り出した白い玉を足下に投げつけた。

白い煙が辺りに広がり視界を染める。

 

「ゲホッゲホッ!」

 

その際に煙を吸った橙は大きくむせた。

前に妖怪の山で使用した煙幕弾。

動物が嫌いな匂いの薬草を使ったこの煙幕から逃れようと、橙は屋根から飛び降りる。

その時───

 

「せいっ!」

 

物陰に隠れていた早苗が青い玉を投げつけた。

 

バッシャァァァァァァン!

 

「アアアアアアアアアアッ!」

 

着弾した瞬間に炸裂したのは大量の水。

それをモロに浴びた橙は絶叫を上げてのた打ち回る。

青い玉は大量の水を浴びせる爆弾だ。

本来は火の妖怪、火事などに使用するが、今回は違う方法で役に立った。

橙は猫の妖獣。

猫は水が嫌いなのでこの策を使った訳だ。

 

曰く、式神は水が弱点だ。

水を掛けられたら式符が剥がれ落ちるかららしい。

が、今の橙は藍の式ではなくただの妖獣。

仮に式神状態ならもっと効果があったかもしれない。

…なんかポケモンみてぇだな。

 

ようやく動きを止めたので周りを囲む。

橙は満足に動けなさそうだが、まだ逃げようと必死に辺りを伺っていた。

 

「よし早苗は俺と飛びかかるぞ!アリスはその際にトドメをさせ!」

「わかりました!」

「いや私の役目が一番ヤバい!トドメって何!?さしちゃダメでしょ!」

 

ジリジリと迫る。

橙は最後の足掻きなのか、爆ぜるように俺に向かって飛びかかってきた。

 

繰り出された一撃を躱し、懐から出した袋を、

 

「ソイヤァァァァァ!」

「フグゥッ!?」

 

橙の鼻に叩きつける───!

 

袋の中身を思いっきり吸い込み倒れる橙。

その顔は───

 

「───う~ん…」

 

酔っ払いのそれになっていた。

叩きつけた袋の中身はマタタビの粉だ。

藍から、

 

「暴れるようでしたらこれを使ってください」

 

と渡されたものだ。

何?最初から使え?

切り札ってのは、確実に使える時に使うもんなの。

 

「やったぁ!銀さんが捕まえました!」

「いや私の役目…。トドメさすんじゃないの…?」

 

二人が駆け寄ってくる。

アリスは困惑した様に顔を引き攣らせる。

 

「いいんだよこれで。新八のやつも大事な時には失敗するんだからこれでOKなのさ」

「どこが!?OKじゃなくてKOよ!…ところでその新八って誰なの?よく言ってるんだけど」

「地味で眼鏡でアイドルオタクで、海外だと「なんでこの眼鏡こんなギャーギャー言ってんの?」っつうくらいの江戸一番のツッコミの名人さ」

「嫌よそんなの!あんた私にどんな役やらせようとしてたのよ!?」

「バカ野郎!新八最強の奥義ツッコミを使えるのはお前しかいないんだ!お前は幻想郷の新八になれるさ」

「ホントに!?やったぁぁぁ!って言うと思ったかアホォォォォォォォ!」

 

さて依頼完了っと。

橙の首根っこを掴んで持ち上げた。

早く帰って藍に引き渡そう。

あ~あ、甘い物食いたいなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人間の里は幻想郷で人間達が安全に暮らせる居住区だ。

通りには大勢の人が賑わいを見せている。

その中には妖怪の姿もチラホラと見えた。

この幻想郷の鉄則に、「人間と妖怪は敵対関係」があるが、実際の所それはあくまで表面上の鉄則だ。

そうでもしないと妖怪達の存在意義が無くなってしまうからである。

だから演技でもそのような関係をしなければならない。

 

普通に酒を飲み交わし、遊びに興じる。

異変以外だと皆仲良くやっていた。

天狗や河童は作った品物を店の店主と値段交渉に熱を出し、子供に混じって子妖怪が玉遊びをする。

買い物をする妖怪達も店を出入りしていた。

そんなとある菓子屋に二人の姿があった。

 

「ねぇ咲夜~。これ銀時にあげたら喜ぶかな?」

「銀時は甘い物なら何でも好きですから喜びますよ。ていうか、あれだけ食べても太らないなんて羨ましいわ…」

 

吸血鬼レミリア・スカーレットと従者十六夜咲夜。

神社の帰りに万事屋に寄ってみたらまだ帰っていなかったので、土産でも買ってくかと菓子屋に来た二人。

店主自らが接客に応じ、心なしか恐々としている。

さもありなん。目の前にいるのは名高き吸血鬼。

恐れるのは自明の理である。

 

「ふむ。わかったわ。店主!今店に並んでる物を全部包んで頂戴!」

 

店主はありがとうございますと言ってから、急いで店員に指示を出した。

待つ間、二人は雑談しながら過ごす。

 

「そういえば銀時のバイクってもう戻って来たのよね?」

「そうですね。今朝にとりが持って来てましたよ」

「ブレーキ付けるなんて軟弱よね~。サムライなら死ぬ事を覚悟で突っ込んでいけばいいのに」

 

自分はほぼ不死身だから無茶が出来るのではないか。

そう思いながら咲夜は苦笑した。

 

包んで貰った菓子袋は相当な量になってしまったが辛うじて片手で運べる大きさだ。

銀時はこの量でも一日で平らげる。

本人も血糖値がヤバいとぼやいていたが改めるつもりは無いだろう。

咲夜は血糖値を下げる料理を作るかと思案していると、

 

「おや、これはお二方。こんな所で珍しいですね」

 

後ろから誰かが声を掛けてくる。

振り向くとそこにいたのは───

 

「あら、妖夢じゃない」

 

緑色の服を着た銀髪のおかっぱ頭。

背中と腰に大小の刀を差し、傍らには白い塊、霊体が浮かぶ。

白玉楼住み込み庭師兼剣術指南役──魂魄妖夢だ。

 

「買い物ですか?また随分と大荷物ですね」

「うちの居候が甘い物が大好きでねぇ」

「居候というと坂田銀時ですか」

「そうよ。宴会の時に顔を会わせたでしょう?」

 

春の宴会の時、銀時は挨拶周りの際に妖夢と話した。

だが銀時は自己紹介だけですぐに行ってしまったから、話したと言える程でもない。

 

「新聞読みましたよ。万事屋を開いたとか」

「そうね。基本うちで寝泊まりして、仕事の時は万事屋に行くのよ」

 

会社に行くみたいにねとレミリアは笑う。

 

「なるほど。…あっ噂をすれば…」

 

えっとレミリアは後ろを向く。

咲夜も釣られて振り向いた。

しかし、雑踏の中でも目立つ着物と銀髪天パの姿は見えない。

 

「いないじゃないの。冗談は止め───」

 

瞬間───右腕に違和感を感じたと思ったら、レミリアの体の自由が効かなくなった。

 

「な、に……!?」

 

正確に言えば、動かす事に億劫になった。

全身の筋肉が退化したように重い。

首を動かして右腕を見る。

そこにはよくわからない文字で書かれた札。

霊夢が使う札ではなく、もっと限定した効果であろう札が貼られていた。

 

「お嬢様───!」

「動かないで咲夜」

 

主の危機に飛び出そうとした咲夜を制したのは妖夢だ。

レミリアの首筋に液体を詰めた注射器が突きつけられる。

 

「───ッ!」

 

咲夜はその液体の正体を知っている。

あれは水銀だ。

吸血鬼の弱点である金属。

もし体内に入ったら、レミリアでもタダではすまない。

 

「妖夢、あなた一体何を…」

「私の望みは一つだけ。坂田銀時と決闘を申し込みたいのよ」

「───ッ!?」

 

意味が分からない。

なぜこのような手段で決闘を申し込むのか。

普通に頼みに行けばいいのになぜ?

 

咲夜の頭の中は様々な推察で埋まる。

なぜ妖夢がこんな暴挙に出たのか。

どうすれば主を救えるか。

色々あるが今聞くことは一つ。

 

「───この事は幽々子は知ってるの?」

 

それに妖夢は違うと首を振る。

 

「これは私の独断です。あの男は、幻想郷にとって敵だと言うことです。だから私が倒します」

 

独断専行───だがそこまでする理由が余計に分からない。

なぜ銀時が幻想郷にとって敵になるのか。

──だが考えるのは後だ。

なんとか隙を作らなければならない。

 

「咲夜」

 

咲夜の思考に言葉投げたのはレミリアだ。

 

「戻って銀時に伝えなさい。このバカをぶちのめせと」

「………」

 

主の命令では仕方がない。

悔しいが今はレミリアを救えない。

息を吐き、姿勢を正して咲夜は二人を見る。

 

「…かしこまりました(ヤボール・マインヘル)

 

その顔は冷徹。忠実に命に従う従者のソレだった。

 

「時間は本日午後九時、場所は無縁塚で待ってます」

 

話は纏まったと妖夢は時間と場所の指定をしてくる。

咲夜は一度妖夢を見ると、すぐに踵を返して去って行った。

 

 

 

 

「意外でしたよ。てっきり暴れるかと思ってました」

 

咲夜が去って行くのを見届けると妖夢がレミリアに言葉を掛ける。

 

「それほどあの男を信用しているの?」

「そうさね。私は未だにあいつがどれだけ強いか知らない。これを機会に見るのも悪くないわ」

 

なるほどと妖夢は呟く。

ただの戯れだと言うことか。

それに、いやいや違うとレミリアは言う。

 

「あんたの思惑が何なのか知らないけど、銀時が勝つわ。それに…」

 

そう言って言葉を切ってからレミリアは顔を上げ───

 

「捕らわれのお姫様役も面白そうだしね」

 

この状況を楽しむように笑ったのだった。

 

「───まあいいです。約束の時間まで後五時間。少し早いけど行きましょう」

「観戦用のお菓子とジュースを買いなさい。出なければ全力出して拘束を破るわよ」

「……」

 

人質がこれでよかったのかと軽く後悔する妖夢であった。

 

 

 

 

 

 

「なに?レミリアが攫われた?おいおい何やってんだよあのかりちゅま吸血鬼は。一応六面ボスだろうが簡単に捕まりやがって…」

 

あの後、藍に橙を引き渡して俺達は今日の仕事はもう無いと解散し紅魔館に帰ってきた。

しばらくして咲夜が帰って来て、急いで皆を集めて欲しいと切羽詰まった顔で言って来た。

あの黙ってればクールビューティーが珍しく焦ってたから何事かと思い、応接室に集まった訳だ。

そこで聞かされたのがレミリアが攫われたという一報。

 

「───ごめんなさい。私が付いてながら…」

 

咲夜は血が滲むくらい拳を握る。

従者でありながら主を守れなかった事が相当堪えたのだろう。

 

「でもどうしましょう!?お嬢様が攫われるなんて!」

 

美鈴も取り乱している。

それもそうだ。主が攫われたなんて聞かされればそうなる。

 

「そんなの簡単よ」

 

ここで口を開いたのはフランだ。

指をゴキゴキ鳴らしながら、悪魔の妹はただ笑う。

 

「あの胸に精子のマークが書かれた白髪の半分お化けを滅尽滅相すれば万事解決よ」

「万事どころか半分も解決してませんよね!?」

 

駄目だこいつは…。やり方が極端すぎる。

まぁそれで解決出来ればどれだけ楽だろうか。

 

「美鈴の言うとおりよ。今回の事は、腑に落ちない点があるわ」

 

パチュリーの言葉がみんなの注目を集めた。

さすが紅魔館の頭脳。冷静に事を見ている。

 

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ。

 

…いや違ったわ。

軽く動揺してるよ。

手に持ってるカップが滅茶苦茶揺れてるし。

 

「なぜ妖夢がこんな暴挙に出たのかよ。銀時と手合わせしたいなら直接申し込めばいいのに、わざわざレミィを人質にとって誘い出すなんて回りくどい事をするのか」

 

魂魄妖夢。

宴会の時に顔会わせた白髪の女の子。

後で聞いた話だが彼女は剣士らしい。

自己紹介だけでそんなに話してはいないが、見た感じこんなことをするようには思えない。

 

「あいつは言ってたわ。銀時は幻想郷の敵になるって。だから自分が倒すと」

「なるほど。考えられるのは一つね。妖夢をそそのかした奴がいるって事よ」

 

咲夜の話から纏めると、俺が幻想郷の敵だからレミリアを人質にとって戦う。

では、その俺が敵だと言ったのは誰だ?

お膳立てのために魔具まで渡されたらしいし、俺の事を知ってる奴なのか?

 

「ていうか…、知らない奴からいきなり俺が敵だと言われて信じるのかよ普通…」

「普通ならね。けど妖夢は…言っちゃ悪いけど馬鹿なのよ。頭が悪いって意味じゃなくて真面目過ぎるって意味で。斬ってみればばっちり解決な思想だし」

「あの子は一時期辻斬り紛いなことしてたわね」

「天狗道脱却する前の宗次郎みたいなものね」

「じゃあ紫織さんを連れてこないと」

「いや悪路兄さんを呼びましょう。木偶の剣だな、芯が無いって言って貰って」

「宿儺か大嶽呼んで来ようよ」

「その二人はヤバいです。下手しなくても幻想郷が滅びます」

「とにかくだ!」

 

また脱線しかけたから無理矢理軌道修正。

てか小悪魔さんが指ならしてる時点でヤバいんだけど。

 

「売られた喧嘩なら買わなきゃならねぇ。あの小娘を四分の三殺しにしてやるよ」

「彼女、半分幽霊だから四分の三は無理よ。せめて三分の二にしてやりなさい」

「──────」

「あれ?銀時どうしたの?汗凄いけど」

「ああ凄いな。レミリアを攫われた俺の怒りが汗に出てるんだろう」

「……」

 

今聞こえちゃならない単語が聞こえた気がしたけど気のせいだ。

恐らくあれだ。由々しき事態みたいな感じを間違えただけさ。

そうだそうだ。ハハハハハハハハハハハハ!

 

「あっ貞子さんと両儀式がガチバトルしてる」

 

ガッタアァァァァァァァァァァァァァァァァン!!

 

刹那──爆弾のように飛び上がった俺はとっさに机の下に潜り込んだ。

 

 

『………………』

 

沈黙が痛い…。

みんなの目が可哀想な人を見る目をしてたので居た堪れねぇ…。

 

「ああ、銀時って幽霊が苦手なのね。なるほど合点がいったわ。宴会の時に幽ヶ子達と話す時だけいやに短いなと思ってたけどそういうこと」

「勝手にペラペラ語ってんじゃねぇぇぇぇ!」

 

ちょっとやめてくださいよパッチェさん。

幽霊なんているわけ無い…いやいたよ幻想郷には普通にいるんだよこんちくしょう!

 

「思ったんだけど、なんで外来人は幽霊を異常に怖がるの?妖怪は怖がらないのに」

 

フランが手を挙げて質問したので、パチュリ─がそうねぇと顎に手をあてた。 

あのせめてスタンドで統一してください…。

 

「外来人にとって幽霊は、何か対策してもこう…恨みの力で無理矢理ぶち破るイメージが強いからかしら。無差別に人を襲うイメージもあるし。まぁそれなら幽霊より怨霊の方が恐ろしいのにね」

 

後、スタンド=恨みがあると思うからかな。

もう嫌だよぉ…。

なんでスタンド普通にいんの?

今ジョジョやってるしそっちに行けよ…。

 

「しっかりしなさい銀時。早苗が言ってたでしょう?この幻想郷では常識に囚われるなって」

 

咲夜は拳を握りながら言う。

便利だよねその言葉。

───もういい吹っ切れよう。

知り合いにスタンドいたし、要は慣れだ。

 

「さて、銀時も復活したし、約束の時間まで後四時間。しっかり対策を立てましょう」

「スペカルールなんだからそんな大袈裟な事はいらないんじゃね?」

「初見の攻撃ほど怖いモノはないわ。情報は大事よ」

 

それに…とパチュリーは言う。

幾ばくかの不安を含んだ顔で口を開いた。

 

「なんかスペカル─ルだけじゃ済まなそうな予感がするのよね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法の森を抜け、再思の道と呼ばれる場所を通った先にあるのが、無縁塚と呼ばれる場所だ。

秋に彼岸花、春に紫色の妖怪桜が咲き乱れるという。

ここは無縁仏の集合体であり、幻想郷にやってきて死んだ外来人を弔う場所だ。

墓の下に眠る外の人間である外来人の比率が高くなった影響で、外の世界との結界が緩み、外の世界の道具や人間が多く流れ着くようになった。

墓地故に冥界とも繋がっており、幻想郷、外界、冥界と三つの結界の交点と成り、よほど強く自我を持たないと消滅する危険があるので、人妖問わず屈指の危険区域と言われている。

 

 

魂魄妖夢は懐から取り出した時計を見る。

時刻は午後八時。あと一時間で約束の時間。

彼女の主、西行寺幽々子には今日は神社に泊まると言ってある。

食事の用意は給仕を担当する幽霊達が請け負ってくれる。

何も心配する事はない。

 

無縁塚の象徴とも言える紫色の妖怪桜はすでに花を散らし葉桜に変わり始める。

その桜の下、木の根本には───

 

「しかし暇ねぇ。安易に人質なんてやるんじゃなかったわよ。ここまで退屈なんてね。そりゃピーチ姫もアクティブになるわよ。こっそり抜け出してケーキ作ったり変身したりするわよ。まぁ助けが来るって分かってたらそうなるわよハハハハハハ」

「……」

 

吸血鬼レミリアが陣取っていた。

ここに来るまでに買った菓子類をもっちゃもっちゃと食べながら、暇だ退屈だお前神霊廟で自機復帰したけど輝針城で咲夜にとって代わられたわよねぷぷぷ、などとグチグチ喋っている。

はっきり言ってうざい。

今すぐにシバき回したい衝動に駆られた。

それを無視するように腕を組み目を瞑る。

 

「そういえばさ」

 

レミリアの問いかけに面倒くさいながらも妖夢は顔をそちらに向ける。

 

「銀時がなんで敵になるのか話してくれない?始まるまで暇なのよ」

 

恐らくは情報を手に入れる魂胆だろう。

いや、本当に暇だから聞いただけかもしれない。

なんにせよ。こちらも時間の余裕はある。

暫くして、妖夢は口を開いた。

 

「十日ほど前かしら。里へ買い出しに行った時、何かに呼ばれた気がして路地裏に入って、そこで一人の男性に出逢いました。顔は目深に外套を被ってたのでわかりませんし、声もノイズがかかったようにガラガラだった。その人から坂田銀時は幻想郷の障害、敵になると言われたの」

「………」

「最初は何を馬鹿なと思ったけど、彼の口から語られたのはあの男の過去よ」

「過去?」

 

黙って妖夢の話を聞いていたレミリアはここで口を開いた。

そういえば自分は銀時の世界の話を聞いたが、銀時の話は聞いていないなと思い出す。

 

「坂田銀時は白夜叉と異名される殺人鬼だって事よ」

「!?」

「私はそれを聞いて驚いたわ。なら幽々子様か紫様に伝えないとって思ったけど、その男は、「あの二人に伝えても一笑されて終わりだ。被害が出てからでは遅い。奴は恐ろしい力を持っている。幽ヶ子や紫でも太刀打ち出来ないだろう。ならばお前がやるしかない」とそう言ってたわ」

「……」

 

妖夢が語った内容にレミリアは頭の中で整理する。

銀時が殺人鬼?

馬鹿な。あいつは殺人鬼ではない。

殺人鬼ならもっと相応の気配をもってるはずだ。

あいつにあるのは気怠い駄目男のオーラ。

なら何故、銀時が殺人鬼と呼ばれるのか。

 

「いやまて……」

 

銀時の過去、白夜叉、攘夷戦争。

ここでレミリアの中に一つの憶測が浮かんだ。

 

もしかして銀時は攘夷戦争に参加していた?

 

侍と天人の血みどろの闘争。

これに銀時が参加しない訳がない。

生死を賭けた戦いなら多く殺してきただろう。

だが殺人鬼はいただけない。

一般人相手に虐殺する畜生と国を守らんが為に戦う戦士。

比べる事すらおこがましい。

恐らく、都合の良い所を脚色して話したのか。

 

何の疑いもなく信じる妖夢も妖夢だが、おそらく使命感に酔っているのだろう。

こういう手合いが容易い。

名声に酔って判断もおぼつかず、ばっさりやられて地獄行き。

レミリアが腐るほど見て来た連中と同じだ。

 

自分は何もしなくても大丈夫だろうと判断して後ろの木にもたれかかる。

それにしてもと思い馳せた。

 

「白夜叉なんて随分イカした二つ名もってるわね…」

 

銀時の二つ名に感嘆するレミリアだった。

 

 

 

無縁塚に墓は無い。

正確には、墓はあるが両手で持てる位のサイズの墓石がある。

無縁仏の外来人には丁度いいとこうなった訳だが、死者を弔うならもっと真っ当な墓石を用意したら良いのでは無いか。

 

妖夢はそう思いながら墓の前に手を合わせる。

 

ここは今から戦場になります。

騒がしくなるけど容赦下さい。

 

買ってきた線香を立てた所で妖夢は再び時計を見た。

現在八時五十分。

後少しで約束の時間だ。

 

自分の状態を確認する。

愛刀である長刀楼観剣と短刀白楼剣は身に付けている。

エネルギーの摂取も済ませた。

日課の鍛練も怠らず、休息もしっかり取った。

 

開戦の刻が近い。

 

`最善は尽くした。後は───`

 

今宵この地は修羅の巷。

 

`私の全力を持って相手しましょう!`

 

血の神楽の幕が上がる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅魔館から無縁塚まで徒歩で一時間半。

バイク使えば二十分そこらで着くようだ。

後部座席に咲夜を乗せて魔法の森に踏み入る。

田舎とは言え夜中だしなるべく静かにしねぇとな。

 

森を横切る際にアリスの所に寄っていこうかと思ったけどやめた。

これは万事屋関係なしに俺の私闘。

巻き込む道理は無い。構わず突っ切る。

 

森を抜けた先には一本道。

ここまで来れば後は歩きでいける。

バイクを置いていくが、妖怪からしたらただの鉄の塊だ。

何かされる訳でもあるまい。

 

無縁塚への一本道、再思の道は秋には彼岸花が覆い尽くすらしい。

希望を無くした人間、特に外来人が自殺を考えても、ここでは思い直して再び希望を持つ。

故に再思の道と呼ばれる。

 

ここにやってくる人間を狙う妖怪が待ち伏せしてるらしい。

 

「ガアァァァァァ!」

 

実際に待ち伏せてたみたいで俺達に襲いかかって来た。

 

「ちぇりおぉぉぉぉぉぉ!」

「ゲボスッ!?」

 

だが無意味だ。相手が悪かったな。

腰から抜いた洞爺湖で横っ面を思いっきりぶん殴ってやったぜ。

道の端に吹っ飛ばされる妖怪を無視し、準備運動にもなりゃしねぇと思いながら先に進んだ。

 

十分ほど歩いてようやく目的地に到着する。

結構狭いな。児童公園くらいか?

奥の方にある枝垂れ桜の下に、

 

「お待ちしてました」

 

件の魂魄妖夢がそこにいた。

 

「どーも」

 

手を上げて挨拶する。

そして後ろの木の根元にいるやつに目を向けた。

 

「よお。元気にしてたか?永遠に紅き幼い月とか厨二臭い二つ名持ってる癖に何易々と捕まってんだよ。吸血鬼(笑)か?」

「うるさい!捕らわれのお姫様役をやってみたい乙女の気持ちがわかんないのかしら!?」

「お前はお姫様というかラスボスだろう。勇者が来るまで延々とゲーリーじいさんみたいにチェスしてろ」

「寂しすぎるでしょ!?せめて取り巻きを付けて!」

 

それだけ口が聞けりゃ問題は無いだろう。

まだギャーギャー言ってるが無視して妖夢と向き合う。

相手はやる気満々だな。

話し合いで済む空気でもない。

 

「宴会以来だな」

「そうですね。───咲夜も一緒ですか?」

「私は立会人よ。お嬢様が心配だから」

「なるほど。構いませんよ。正直人質として失敗でした。あんなワガママな人質は御免です。早く行って上げて下さい」

 

言われて咲夜はレミリアの下に向かった。

それを見届けてから俺達は再び視線を交わす。

 

「なんか俺が幻想郷の敵になるとかなんとか言ってるみたいじゃねぇか」

「そうです。だから私があなたを倒します。ここは無縁塚。墓には困りませんよ」

「おいおい冗談はやめろよ。確かに仕事で妖怪退治したけど、向こうも悪いからだぜ?関係無い奴まで相手に出来ねぇよ」

 

全く身に覚えがない。

仕事で妖怪と関わることはあるが、大抵がせこい悪行だし、懲らしめるくらいで殺す訳でも無い。

幻想郷の敵になるってのがちゃんちゃらおかしい。

ただの勘違いだろうと判断するが、

 

「白夜叉と呼ばれる男がその程度で済む訳がありません。いずれ血に飢えて何をしでかすか分かりません」

 

妖夢のその言葉で心臓が跳ね上がった。

 

「……」

 

心臓が早鐘のように脈打っているのが分かる。

誰にも話していない俺の過去を、なぜこいつが知っている?

──簡単な話だ。

そいつを教えた奴は確実に俺の世界の奴だから。

 

「……一体誰から聞いた?」

「否定はしないんですね」

 

ああ、事実そう呼ばれてたからな。

俺の二つ名について知ってる奴なんて限られてくる。

 

「悪いけど話せません。勝負前にペラペラ喋ると負けると云う法則があると聞きましたから」

 

ばっかだなぁ。あれやるからロマンがあって良いんだろうが。

 

「そうかい。なら……」

 

一歩踏み出して洞爺湖に手をかける。

するりと抜いたそれを肩に担いだ。

 

「力ずくで聞き出してやるよ」

 

それを聞いた妖夢は待ってましたとばかりに口元を歪める。

背中に背負う刀を抜き、正眼に構えだす。

幼い少女には少し長い刀は、主の闘気に呼応してギラギラ輝いて見えた。

 

「スペルカードルールはご存知ですね?私は五枚使います。私が勝てばあなたの命を貰います」

「そうかい。なら俺は…」

「あなたに関する情報を教えた人についてなら、既にレミリアに話しましたよ」

 

横目でレミリアの方に向くとあいつはそうよと頷いた。

何だもう聞いてたのかよ。

わざわざカッコ良く言ったのに無駄だったじゃねぇか。

 

「じゃああれだな。お前が破産するまで甘味奢って貰おうか」

 

ぶっちゃけ、それしか浮かばない。

やれやれと木刀を構え──

 

「名乗ろうぜお互いに。戦の作法を知らない訳でも無いだろう」

 

それを聞いて笑う妖夢。

奴もこういうノリが好きなようだな。

 

「───白玉楼専属庭師兼剣術指南役、魂魄妖夢」

「万事屋銀ちゃん幻想郷支店オーナー、坂田銀時」

 

いざ尋常に───

 

『勝負っ!!』

 

互いに大地を蹴り接近する。

初夏が近づくこの日この時。

無縁塚で戦いの火蓋が切って落とされた。

 

 

 

 

 

 

 




教えて!パッチェ先生のコーナーとグダグダな討論会。
パチュリー「ようこそ、我が学徒たちよ。今回は、万事屋支店の内装について話しましょう。一階は本家と同じ内装なのよ。家具は紅魔館や香霖堂からいらないやつを貰ってきてね。トイレだけ外の共同用よ。まあ近々河童に頼んで水洗式のやつ作ってもらう予定だけど。台所とお風呂は火を使うタイプね。これも河童や私がなんとかするわ。銀時も懐かしいけど不便だなって言ってたし。二階は倉庫兼寝室よ。仮眠取ったりする用の。今回はこんなとこかしら。長らく更新止まっててごめんね。質問感想お待ちしてます」








銀八「やぁ皆さん。ちょりちょりぬーん(足立市の方言でこんにちはの意味)みんな大好き銀八先生だよ~」
アリス「初っ端からわけわからないこと言うのを止めなさい」
早苗「久しぶりですね~。いつ以来でしたっけ?」
レミリア「かれこれ1ヶ月以上。長かったけどようやく更新再開ね」
銀八「いや、再開はしてねぇよ」
三人「え…?」
銀八「休止の理由がDies iraeな詠唱考えてるからって前回言ったよな?」
アリス「うん。いやでもこうして投稿してるんだから…」
銀八「まだ全部できてねぇよ」
レミリア「ちょっと!約束が違うじゃない!?」
銀八「残念だったな。トリックだよ」
アリス「どこのコマンドー!?」
早苗「使う場面違う気もしますけどね」
銀八「銀魂勢はほぼ出来てんだけどさ、ぶっちゃけ…今十○で詰まってんだよね~。「五○○○を守りたい」って渇望でどんな能力にしようか迷っててさ、息抜きに一週間で書いて更新しました」
レミリア「なるほど。確かにあの子は剣術が能力だからね」
銀八「他のキャラは構想できてるからさ、こいつ越えればあとは楽勝よ」
早苗「ところで質問なんですが、何で作者Dies irae好きなんですか?」
銀八「先輩に薦められたんだけど、以前から知ってたんだよね。最初ディイスイラエって読んでたくらいで興味なかったんだよ。続編の神咒神威神楽の和風テイストが好みでプレイしてさ、面白かったからCS版のアマアメをVITAにダウンロードしてやったのよ。これが大ハマりでさ、Fateに並ぶ面白さだよ。ニコ動でドラマCD聴き漁る奴はもう立派な正田卿のレギオンだよ」
アリス「もうDiesはいいわよ。でも彼パラロスやってないんでしょ?」
銀八「作者ノベルゲーは基本Vitaでプレイする派でさ、パソコンはやる時間限られるけどVitaならいつでもできるし。早くリメイクしてくんねぇかな」
早苗「また更新休止するんですか?」
銀八「そうさな。息抜きにちょこちょこ書いてるからすぐに更新できるぞ。まぁ今一番の山場を越えればいけるさ」
レミリア「とりあえず頑張れとしか言えないわね」
銀八「それまで諸君!心して待つように!アウフ・ヴィータゼーン!」
二人「ジークハイル・ヴィクトーリア!」
アリス「結局最後はDiesで締めたよ!」

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