東方万事屋録 The Fantasm of Silver soul   作:曙光

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「メルクリウス超ウゼェェェェェェェェ!!」
Dies irae ロートス・ライヒハート

レミリア「Dies iraeを一言で表すならこれが確実ね」
銀時「学園物と言いつつ学園要素が殆どないしな」


第一訓 会話中はあっちこっちに話題が変わる

俺は今、レミリアに案内され紅魔舘の応接室にいた。

この館の住人たちを紹介したいそうだ。

その中に魔法に関する専門家がいるらしい。

 

待つ間は咲夜が淹れた紅茶を飲む。

もちろんミルクと砂糖は増し増しで。

レミリアと咲夜が変な目をしてたが無視する。

俺はこれが好きなのさ。

 

「ではお嬢様。皆を呼んでまいります」

 

言うと咲夜がいきなり姿を消した。

瞬間移動かと目を丸くすると、レミリアが口を開く。

 

「咲夜はね、時を操る能力を持っているのよ。それでこの館の管理をしてるわ」

 

すげぇなそれ。

ザ・ワールドじゃねぇか。

いいよなぁ。

うちなんて異能皆無のギャグ漫画だよ。

いい加減かめはめ波とか撃ちてぇよ。

 

「幻想郷にはね、特異な能力をもった人間や妖怪が大勢いるわ。そいつの本質….というより、得意なことや好きなことが能力として表されることがあるの。人間の中に趣味や特技が能力として開花するやつもいるわ」

 

へえ。マガジンやサンデーみたいなものか。

俺も何か使えたりすんのかね。

そんなことを考えてるとドアがノックされる。

 

「お嬢様。つれてきました」

 

咲夜が入ってくると、続くように何人もぞろぞろと入ってくる。

そのうちの一人、パジャマみてぇな服を着た女がレミリアに声をかけた。

 

「レミィ、彼が召喚したっていう男?あんな無茶な召喚で何が出てくるかと思ったら案の定ね」

「うるさいわね。召喚できたんだからいいでしょう。むしろ呼べたことを称賛しなさい」

「なんで偉そうなのよ….」

 

こいつがさっき言ってた専門家か?

そしてこいつはいきなり召喚しておいて反省無しか。

後でシメとこう。

 

「友人に代わって謝罪するわ。私はパチュリー・ノーレッジ。ここの図書館を拠点にしてる魔法使いよ。隣にいるのは小悪魔。まあ司書みたいなものよ。そういうわけで」

 

よろしく。と言ってきた。

隣にいるレミリアと同じコウモリの羽をした赤い髪の女がペコリとお辞儀する。

 

「私は紅美鈴です。この館の門番をしてます。よろしくお願いします」

 

次に挨拶したのは、中華服を着た長身の女性。

どことなく神楽を彷彿させるが、身長と胸が大違いだな。うむ。

 

「私はフランドール・スカーレット。レミリアお姉さまの妹よ。よろしくねサムライのお兄さん」

 

最後はレミリアの妹。金髪の女の子。

レミリアを紅くした服を着ている。

どうでもいいが、あのドアノブカバーみたいな帽子は流行ってんのか?

握手を求めてきたので応じるが、そのときの目が、「かわいそうに巻き込まれて…」と言いたげだった。

同情ありがとう。

 

さてこれで全員か。

周りを見渡してからレミリアは本題を切り出した。

 

「さてパチェ。早速だけどこの男を元の世界に返す方法を考えなさい」

「いきなりね。てゆうか、それ召喚したあなたの役目じゃないの?」

「呼ぶことは出来ても帰すことは出来ない。だからこの役目はあなたが最適ってわけ」

 

ようするに他力本願か。使えねえなこいつ。

 

「おいおい聞いたかフラン。こいつ勝手に口寄せしておいて帰せませんって偉そうな態度とってるぜ」

「仕方ないわよ。お姉さまかっこつけだし。偉そうにしてればカリスマしてると思ってるのよ」

「貴方達を地獄に送ることならすぐ出来るわよ。てか仲良くなるのが早くない?」

 

俺とフランの会話を聞いたレミリアは静かに怒っていた。

おお怖い怖い。

 

「咲夜から粗方聞いたけど、天人…宇宙人が開国を迫ってきたなんてどこのSF小説よ。完全に異世界だからちょっと難しいかも」

「そういや、ここは俺の世界と歴史が違うんだっけ?」

「そうよ。開国を迫ったのはアメリカっていう国よ」

 

そこまで違うのか。

俺の世界にも外国はあるけど、天人が来てから完全に出遅れちまってる。

奴さんも地球では最新技術を持っていたが、天人のに比べたら芥に等しい。

日本に職や技術を学びに外国人が多くやってくるようになったな。

 

「じゃあ現状帰れないってことか」

「残念だけど。平行世界を行き来する魔法を探してみないと」

「それでしたらパチュリー様」

 

ここで美鈴が手を上げる。

 

「こう、次元の壁を殴ればいいんですよ!そうすれば簡単に異世界にいけます」

「それが出来るのは最凶の引きニートだけよ」

「じゃあ覇道の流出で無理やりこじ開ける?」

「私は時間を止められますのでやろうと思えば出来るのでは?」

「いっそ永劫回帰でやり直せればいいのに」

 

みんなが意見を出しあってるが、なんか関係ない話で盛り上がってねぇか?

こんなんでほんとに大丈夫なんかねぇ。

後ろにもたれかかったときにレミリアが隣に来る。

 

「パチェは優秀よ。心配しなくても大丈夫だわ」

「ほんとにそうかね…」

 

視線を向けると、

今にも掴み掛らんくらいヒートアップするバカども。

 

「だから夜刀様が一番素敵じゃない!時間停止!漢っぷり!愛の深さ!どれをとっても真の主人公よ!パシリ?やつは私の中で死にました!」

「私はマッキ―を押すわ!あの一撃必殺っぷりが私好みよ!」

「なら私は紫織さんですね!同じ女性として共感できる部分もあります!」

「いやいやあなたたち。シュピーネさんを忘れてるわよ。あのかませっぷりは見ていて清々しくなってくるわ。実験に使っても死ななそうだし」

「……..」

 

何だこれ?

いつの間にか神座シリーズで誰が好きかで盛り上がってるし。

 

「…仕方ないわね」

 

ここでレミリアが立ち上がる。

ようやく話しが進むか?

 

「いい加減にしなさいあんたたち!ここはラインハルト様が一番かっこいいってことで、ファイナルアンサー!?」

 

お前もかぃぃぃぃぃ!

止めると思ったら参加しだしたよ!

もういいよ!お前らでスーパー神座対戦してろ!

 

『キャンセルアンサー!!』

 

次の瞬間。

繰り出されるナイフやら光弾がレミリアにヒットォォォォォォ!!

 

「主ぶっとばしやがったよこいつら!」

 

壁まで飛ばされるレミリアを見て、もうこいつらは俺じゃ止められないと悟った。

 

三つ巴ルートの練炭も格好良かったわ。それだったら宗次郎君もいけません?聖餐杯は砕けないって言うけどあの人メンタルは豆腐よね。屑兄さんみたいな人をお兄様に欲しいなぁ。いや戒君はベアトリスの旦那さんです。でもお手伝いさんとして欲しくない?それだとアホタルがうるさそうよ。あの子微妙に空気読めないし。メルクリウスうぜぇ。マリィちゃんprpr。波旬死ね。爾子かわいいよ爾子。

 

ドゴォ!!!

 

突如轟音と共に揺れ出す館。

音の方に目を向けると、壁の近くで佇んでいた小悪魔さんが壁を思いっきり凹ましていた。

 

「皆さん。そろそろ軌道修正しませんか?」

 

顔は笑顔だが、凄まじい殺気を感じる。

 

「出ないと、特異点から弾き出しますよ」

『スンマセン』

 

この館の裏の支配者は実はこの人ではないだろうか。

 

 

 

「すみませんでしたお嬢様。つい熱くなってしまって....」

 

小悪魔さんのお陰で騒ぎが収まり、

レミリアは救助された。ちょっと涙目だけど。

 

「いいわよもう....。パチェが直ぐには無理となると、霊夢か紫しかいないわね」

 

また新しい名前が出てきたが今日は色々疲れた。

明日聞こう。

壁の時計を見ると、時刻は午前2時。

もうこんな時間か。

 

「明日は春の宴会だから、その時に話を聞きましょう」

「なら私は図書館に戻るわ。先に休ませて貰うわね」

「私も門番に戻ります。おやすみなさい」

 

明日の予定を聞き、

パチュリーと小悪魔が退室する。

美鈴もそれに続いて部屋から出て行った。

残ったのは、俺とレミリアと咲夜とフラン。

咲夜が「そうだ」と切り出した。

 

「銀時の部屋は後で用意するとして、今夜の寝る場所は.....」

「俺はここでいいよ。ソファーがあれば寝れるし」

 

家でもソファーで寝ることが多いしな。

 

「ああ、銀時なら」

 

ここでレミリアが口を開く。

 

「私の部屋で寝なさい」

 

蠱惑的な眼差しで提案してきた。

……しばしの沈黙。

 

「十六夜さん。毛布有ったら貸して下さい」

「お嬢様を寝かしつけたら直ぐ持って行くわ」

「いや無視すんなぁぁぁ!」

 

レミリアが突然掴み掛かってくる。

無視されたのが癪に触ったらしい。

 

「私が一緒に寝ろっていってんのよ?!光栄に思いなさいよ!」

「俺はガキと寝る趣味はありません」

「くぎゅん!」

 

猫のように首根っこを掴むと咲夜に放り渡す。

キャッチした瞬間にすぐさま姿を消した。

大変だね~あれ寝かすの。

 

「俺これからどうなんだろ」

「成るように慣れよ」 

 

俺の呟きにフランが部屋から出るときに返してきた。

窓から空を見る。

俺の行く末を見守るように月が輝いていた。

 

 

 

 




銀八「作者代行の銀八先生だよ~。今回も見てくれてありがとう。今回ゲスト呼んでみました」
レミリア「みんな大好きレミリアちゃんで~す」
銀八「今回はちょっとした裏話でも話しますか」
レミリア「ほうほう」
銀八「この小説は、型月とlightみたいな厨二ゲーが好きな作者が、銀魂でこんな感じの話書きてぇという渇望を持って流出した基本カオスな小説です。自虐ネタ含めて何でもネタにするつもりです。本文みれば分かるけど、型月によくある一人称視点を採用しております。まだ粗いとこもあるけどいずれ改善されると思うので、気長にみてやって下さい」
レミリア「ああそうだ。今回呼ばれたのは別の用事が有ったのよ」
銀八「なんだ?」
レミリア「序訓の後に来た感想の中に、この話って別サイトの銀魂クロスの話に似てね?って書き込みについて説明して欲しいと言われたのよ」
銀八「あ~それか。分からん人の為にざっくりいうと、作者がよく行ってるArcadiaって小説サイトに銀魂とネギまのクロス小説が有ってな?作者も大好きな小説なんだよ。それ読んでから作者は千雨のファンになりました。ぶっちゃけかなり影響受けてる。話の流れは酷似してるけど、展開や間の話は完全に趣味全開のオリジナルでいきます。読んでいて何かの既知感を感じたら上を見てごらん。コズミック変質者がウザい笑みを浮かべながらこっちを見ています」
レミリア「張り倒せばいいと思うわ。まぁ二次創作である以上、なんかと似てると思われるのも仕方ないわね。感想くれたマンガンさんありがとう。既知感ぶっ飛ばす展開を用意してるから楽しみに待ってなさい」
銀八「作者は忙しくてなかなか返信しないと思うけど、アドバイスや指摘に関しては積極的に返すつもりです。質問も募集してるのでドンドン送ってくれ」
レミリア「そう言えば、いつ質問コーナーするの?」
銀八「予定じゃ第五訓から始めようと思う。みんなの質問が話を作ることもあるのでよろしく~。あと作者への質問もまってるから」
レミリア「公共のサイトで何やってんのかしら....」
銀八「よし連絡終わり。帰りになんか食ってく?」
レミリア「駅前のタイヤキが食べたいわ」
銀八「そんじゃまた次回へ、さようなら~」

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