東方万事屋録 The Fantasm of Silver soul   作:曙光

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「名乗れよガキ、戦の作法もしらねぇのか」
Dies irae ヴィルヘルム・エーレンブルグ

銀時「ベイはチンピラだけどこういう礼儀はあるよな」
レミリア「だがモテない!」
アリス「止めたげてよぉ!」



第八訓 取材の際は相応の見返りを

人里の一角に新しく出来た店。

金銭物品問わず、

報酬を払えばいかなる仕事もこなす便利屋。

その名は、「万事屋銀ちゃん 幻想郷支店」

 

 

「そんなこんなでようやく完成し本日より開店だ。今日までご苦労さん」

「ほんと。掃除が大変だったわね」

「一番やっかいだったのがあれだな。住み着いてた妖怪たちの妨害」

「大変でしたね~。家揺らして来たり、物倒して来たりと。最終的に追い出すことには成功しましたけど」

「やつらにゃ気の毒だが、俺たちの拠点だからな。...よし。じゃあ開店前に各々の役職を発表だ」

 

言って銀時は懐から紙を取り出し、広げて内容を読む。

 

「えーと、まずオーナーが俺、会計はアリス、書記は早苗、そしてスポンサー兼マスコットが...」

 

横を見る。そこには腕を組んで傲岸不遜に立つ少女。

 

「私よ。さあ私のために働きなさい。その身は私を楽しませる楽器でしょう」

 

レミリア・スカーレットとその従者十六夜咲夜がいた。

アリスはめんどくさそうな顔をし、早苗はよろしくとあいさつする。

 

「必要なら人手を貸すわよ。紅魔館のネームバリューがあれば不可能はないわ」

「あっ。ちょっと質問なんですが」

 

ここで手を挙げたのは早苗。

 

「銀さんって、基本紅魔館で暮らしてるんですよね?」

「なに?私達の関係が気になるとか?勿論深い仲よ」

「捏造してんじゃねぇぞ」

「あうち!」

 

銀時の拳骨がレミリアの頭を打ち、

頭を抱えながらうずくまる。

 

「いつお前と深い仲になった?あー?」

「なに照れてんのよ。唇を合わせた仲じゃない」

「ノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーパンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカンノーカン」

「そこまで否定しなくてもいいでしょ!?班長じゃあるまいし!」

「あっ、一個ノーパンが混じってた」

「いやそれはどうでもいい」

 

気付いた咲夜にアリスがツッコみ、

早苗は安堵したように息を吐いた。

 

「やっぱりお子ちゃまの嘘でしたか」

「誰がお子ちゃまよ!言っとくけどチューは本当よ!」

「キスをチューって言ってる時点でお子ちゃまじゃないですか~あははははははははは!」

「貴様ァァァァァァ!表に出ろォォォォォォォ!弾幕ごっこで勝負じゃァァァァァァ!」

 

指さして笑う早苗にキレたレミリアは、

咲夜から日傘をぶんどり外に向けて指す。

それを受けた早苗は戦意をたぎらせた。

 

「お?やりますか?いいですよかかってきなさい!」

「一瞬でヴァルハラに送ってやるわァァァァァァァァァァァ!」

 

飛びだした二人は里の上空で火花を咲かす。

騒ぎを聞きつけて徐々に人が集まっては、

双方を応援し、あまつさえ賭けを始める始末。

 

「どっちが勝つと思う?」

 

それを眺めながら銀時は咲夜に問う。

 

「……早苗が有利ね。この日差しの中で傘差しながらだと動きづらいからお嬢様が不利よ」

「止めなくていいの?」

 

アリスが聞いてきたが銀時はいいんだよグリーンだよと手を振る。

 

「ぶつかり合って仲を深めて貰おうや」

「深まるのは溝だと思うけど…」

 

アリスの声は歓声に阻まれ聞こえない。

決着がつくまで五分かかったそうな。

 

 

 

 

 

私射命丸文は妖怪の山に住む鴉天狗です。

天狗は新聞を作るのが大好きで、妖怪の山の住民を対象に様々な新聞記者が発行部数を競い合う。

かくいう私もその一人。文ヶ。新聞という記事を発行する新聞記者だ。

 

私の新聞は取材範囲が広いせいか、山だけでなく麓にも対応している。

取材時は清く正しいをモットーにしているのに、汚くウザいの間違いじゃね?って言われる始末。

おおひどいひどい。心外ですよ。

そりゃ憶測も入ってるでしょうが、私が見たままに書いてるんですからある種の信憑性もありますよ。

で、そんな私の最近の悩みが、先日幻想入りした坂田銀時という侍の事だ。

私は彼に取材出来ずにいたからなのだ。

 

宴会の日、取材しようとしたが萃香さんにがぶ飲みさせられダウン。

起きたらすでに帰っていてまた飲まされて二日酔い。

二日酔いも治り、よし取材に行こうと外に出た瞬間、謎の襲撃を受けて数日入院。

いや、誰がやったかわかるけどこれは後で話しましょう。

完治して取材しようとしてもすれ違ったり、里で見かけて声をかけようとしたら後ろから、

 

「獲物を屠るイエェェェェガァァァァァァ!」

 

何故か子供にうなじを木の棒で思い切り殴られた。

何するのよと問い詰めたら、

 

「すみません。巨人と間違えました」 

 

と返して来た。

どんな間違い!?いや確かに子供にとっちゃ大人は巨人だけど!

とりあえず注意してたらまた見失った。ちくしょう!

 

妖怪の山にやってきて白狼天狗の警邏隊と戦い、守矢神社にやってきたという報を聞いてよし来たと行こうとしたら大天狗様から、

 

「彼らは守矢神社の客人だ。接触せず見張るだけに留めろ」

 

と言われ生殺しの気分を味わう。

仕方がないので遠くから写真を撮るしか出来ない。

しかし、何故アリスさんと一緒にいたのでしょう?

これはますます気になる。山を降りた所で取材しようとしたが、

 

「この書類明日までにやっといて。遅れたらしっぺとデコピンだから」

 

大天狗様からの仕事でおじゃんになりました。ファック!

 

とまぁ、動けば動くほど何かしら邪魔が入るのは呪われてるとしか思えない。

一回、雛さんに診てもらったら、

 

「今の貴方は欲しいものを悉く逃す厄に見舞われてるわ。ようやく抜け始めてるけどまだ油断出来ないわね」

 

とのこと。

しかしここで諦めるのは記者の名折れ。

今日、あの男が万事屋という何でも屋を開く日。

絶好の取材チャンス。ここで逃す訳には行かない。

カメラよし。文花帖よし。取材の腕章よし。

さぁ行くわよ!我が天狗道に阻むものなし!

意気揚々と外に出て数歩歩く。

 

 

その刹那――言い知れぬ悪寒を感じて反射的にその場から飛び上がった。

 

ドォォォォォォォォォン!

 

今までいたところが爆炎に包まれる。

危なかった…!後少し遅れたらまた入院してたわ……。

……こんなことをするのはただ一人。

 

「おはようございます文さん。今日もご機嫌麗しゅう御座います」

 

地上に降りて声の方を見る。

携帯出来る程度の大筒を肩に担ぎふてぶてしく話しかけるこの女は───

 

「貴方ですか椛………」

 

白狼天狗の犬走椛だった。

 

「また貴方はこんな危ないことして!なに?私に何か恨みでもあるの?」

「別にそんなんじゃありませんよ。これはただの暇潰し。大体八割くらいの」

「それ二割が殺す気満々じゃん!」

 

ああ、どうしてこうなったのか…。

昔は可愛げがあったのにいつの間にか殺し屋天狗に転職してしまった…。

 

椛は昔は真面目だった。

それはもうクソマジメというくらいに。

私は規則に拘らない性格なのでそれが原因でケンカしたりしましたが命までは奪って来ない。

精々口喧嘩くらいだ。

それがある日、彼女は私に言ってきた。

 

「そっちがその気ならこっちも考えがありますよ」 

 

その後数日姿を消したがその程度では痛くも痒くもない。

……そう思ってた時期が私にもありましたよ。

ある日、山道を歩いているといきなり大筒を担いでやってきては、そのまま大筒をぶっ放してきたのだ。

なんとか避けてもトラップにハマり危うく死にかける事件が起こったのだ。

 

いや考えがあるって実力行使!?

こう来るとは予想外だったけど!

だが当然この事は問題視され椛は裁判にかけられる。

しかし、椛が言った言葉が決定づける。

 

「おもしろいことをするのが天狗でしょう?これも一種の験比べです」

 

験比べとは、端的に言えば力比べの事だ。

己の力を他者と競い合い高めあう事だ。

それなら仕方がないと、家に危害を加えないことを条件に放免された。

それでいいんですか大天狗様……。

それ以降、彼女から験比べ(暗殺)を受ける日々。

河童から兵器の実験も兼ねて色々仕入れて来るらしく、常に油断出来ない状態ですよ。

さっき言ってた襲撃もこの子の仕業。

家の前に地雷を仕掛けたようで思いっきり踏んでしまったのだ。

さすがにやりすぎたと思ったのか、お見舞いに果物の詰め合わせをくれたけど緩める気はないんだろうなぁ。

口調も毒舌と皮肉を使うようになり、大分砕けた感じになったと言う人もいますけど嬉しくありませんよ……。

 

 

「ああもう!こんな事してる場合じゃないわ!」

「取材ですか?まぁ頑張ってください。失敗するように祈ってます」

 

腹立つわねほんと…。

もういいから早く行こうと飛び立つ瞬間、

 

「お土産よろしく~」

 

誰が買うか!

 

 

 

 

人里に到着し早速件の店の前に行く。

何やら近辺が騒がしい。

近くの人に有ったか聞くと、山の巫女と吸血鬼が弾幕ごっこをしてたそうだ。

しくじったなぁ。もう少し早くくれば良かった。

取りあえず店の写真を撮る。

二階建ての…確か外来人が考案した建築だったかしら?

店名は万事屋銀ちゃん 幻想郷支店か。

支店ってことは本店もあるのね。

ところでどこに行ったんだろう?

居ないようだし、仕事かしら?

また近くの人に聞くと、大勢連れて中心の方に向かったらしい。

お礼を言って小走りで向かう。

しばらく歩くと…いたわ。

 

「今日入ったのは資材運びと屋根の修理か…。修理くらい大工に頼めばよくないか?」

「彗音さんの紹介ですから、無碍には出来ませんよ」

「無事終わったんだからいいじゃない。ていうか、レミリアはふんぞり返って見てるだけだったし」

「私はスポンサーよ?仕事振りを見て援助の査定が役目だから」

「本音言えば、傘が邪魔だから手伝えないだけですけど」

「ちょっと咲夜!?」

 

いましたいました。あれが万事屋ですね。

アリスさんと早苗さん、レミリアさんと咲夜さんがメンバーかな?

えらく大所帯ね。大勢の女性を囲ってるみたいな記事が書けるかしら?

早苗さんとレミリアさんがボロボロだ。さっきの弾幕ごっこの影響だろう。

 

「あと服がボロボロの言い訳がドーナツ作りに失敗って、どんだけアグレッシヴに作ってんのよ」

「甘いわよアリス。料理は戦争と同じ。ならばこちらも傷を負う覚悟で挑まないと」

「いやよそんな料理の鉄人!」

 

料理は戦争とはまた斬新な名言ね。

そんなことより早く彼に取材しないと。

 

「ど~も。清く正しい文ヶ。新聞で~す」

 

彼らの前に颯爽と踊り出る。 

大半の人達は面倒くさそうな顔をしてるがここは無視で行きます。

 

「あ~。宴会の時いた鴉天狗の…」

 

おっ、銀時さんは覚えててくれたみたい。

 

「きめぇ丸さんだっけ?」

「射命丸です!」

 

何ナチュラルに間違えてるのこの人は!?

 

「言い得て妙よ銀時。こいつは人の話も聞かずに捏造記事を作るパパラッチよ。咲夜、即刻焼き鳥にしてあげなさい」

「ボロクソ言い過ぎじゃないですか!私は清く正しいをウリにしてます!そんなわけで坂田銀時さん、取材お願いします!」

 

サッと取り出すは文花帖。もう取材モードの私は止められませんよ。

 

「俺取材なんてガラじゃないけどなぁ。でも宣伝も兼ねてやっとくべきか?」

 

ちょっと揺らいでるかな?顎に手を当てて考えてる。

 

「ちょっとそこの甘味屋でお話を伺うだけです。奢りますよ?」

「えっ?マジか?」

 

あっ、甘味屋で目の色を変えた。甘い物が好きなのかしら?

 

「駄目ですよ銀さん。きっと甘味屋という名の出逢い茶屋(今で言うラブホテル)で「私がデザートです♪」って言ってあんな事やこんな事したあげく、「この事をバラされなかったら大人しく言うこと聞きなさい」って脅して来るんですよ!怖いわ~パパラッチ怖いわ~!」

「今の一瞬でそこまで考えるあんたの発想が怖いわ!」

 

なんかとち狂った発言をする早苗さんにアリスさんがツッコんだ。

なんかいいよな。ボケたらツッコみ返す関係って。

 

「マジでか?うわやべぇ。危うくハニートラップに引っかかるとこだったぜ…」

 

この人も真に受けてるし…。

どうしよう。警戒強めたし、何か決定打を…。

─────そこで私は閃いたわ。これ以上ない策を!

 

「分かりました。それならこうしましょう。銀時さんの行き着けの甘味屋で、一番高いものを好きなだけ奢りますよ!」

「よし乗ったァァァァァァァァァァァァ!」

『決断早っ!』

 

全員が総ツッこみする鮮やかな決断。

よし!これで取材時間は確保よ!

 

 

 

 

 

その後、銀時さんの行き着けの甘味屋の店内。

あの後殆どの人達は銀時さんの命令で先に帰って行った。

で、今いるのは…。

 

「なんでアリスさんがいるんですか…?」

「あんたが余計な事しないように見張るだけよ」

 

アリスさんが銀時さんの隣に座っている。

あの後、誰か見張りに行かせようという話が有ったようで、

ジャンケンで決めたらしくアリスさんがついて来たようだ。

過保護ですよねぇ。そこも含めて色々聞きましょう。

 

「こいつはツッコミ要員。二代目新八だからな。ボケで飽和しないように来てくれたんだ」

「どんな役割!?そして新八って誰さ!?」

 

なるほど見事なツッコミね。

これは重宝したいわよね。

 

「まままま。好きなもの頼んでください」

「じゃあこの天地乖離す開闢のパフェにしよう。これ高すぎて食えなかったし」

「私は紅楼唇霧・苺之甘姫って言うケーキにするわ。奢ってくれるなら遠慮無く食べましょう」

 

いやこれマジで高いわよ!?

一つで大体外食三回分って…。

まぁ経費で落ちるからいいけど…。

私は雷速剣舞・白玉善哉にしましょう。

 

「さて銀時さん。質問を三十位よろしいですか?」

「よろしくないね。多すぎるだろ。もっと少なくしてきなさい」

 

パフェを食べながら律儀にツッコむ甘党の鏡。

仕方がない。質問を減らそう。

 

「じゃあ五つだけお願いします」

「おう五つな」

 

よし。ではまず…。

 

 

 

 

「なぜ万事屋を始めようと?」

「前やってた仕事だから。いつまでも紅魔館で世話になるわけにもいかんし。すんませーん。このチョコの軍勢ください」

「私も約束された勝利のエクレア1つ。紅茶もください」

 

え!?もう食べたの!?あれ結構大きいのに!?

アリスさんもちゃっかり頼んでるし…。

 

「どうしてアリスさん達も万事屋に?」

「アリスは俺がスカウトして、早苗は神社の宣伝も兼ねて手伝いたいってよ。レミリアはスポンサーになったけど、多分面白そうだったからだな。すんませーん、このアイスの薔薇騎士1つ」

 

アリスさんは意外ね。

人と関わる事が少ない魔法使いが珍しい。

そしてこの人はまだ頼んでるし…。

 

「アリスさんは何故万事屋に?」

 

隣に座るアリスさんに話を聞く。

彼女は紅茶の皿を起きながら口を開いた。

 

「こいつにちょっとした借りがあるからよ。因みに、この質問も1回にカウントね」

 

しまった迂闊だった。

どんな借りか気になるけどがここは我慢しよう。

 

「あっ、このキャラメルケーキ・ヴォルスンク・サガください」

『まだ食うんかい!』

 

あまりに食べるのでアリスさんとツッコんでしまった。

 

「女性ばかりで嬉しいですか?」

「いや、実際肩身狭い。男はハーレムに憧れるけど、同性がいないと精神的に疲れる。香霖堂の霖之助とゴブリン達が貴重な男友達だよ。…新世界へ語れ苺ケーキの物語と混沌より溢れ出よ怒りのパフェ、どっちにしよう」

「いい加減にしないとお腹壊すわよ」

「全ての甘味に巡りくる祝福をもいいし、大欲界甘味道も捨てがたいな…」

「間を取って果実曼荼羅・八百万にしたら?」

 

もう意味が分かりません。

名前に凝りすぎてどんなデザートか分らなくなる甘味屋かここは…。

しかし、この人意外と草食系?

何か問題でも起こしてくれたら面白いのに。

もしかして男色なのかな?

それはそれで面白いけど。

ちなみに頼んだのは怒りのパフェでした。

 

最後は何にしよう。

ここは女性関係?

いやストレートに誰を選ぶかにしようかな。

 

ふと腕時計を見る。取材開始30分くらいか。

しかしこの短時間でよく食べたわね。

ちょっと伝票を見てみますか。

机に伏せられていた伝票を見る。

──────そして直ぐに戻した。

 

「すみません。お茶飲み過ぎたみたいです。ちょっと御手洗いに…」

 

そっと席を立つ。

銀時さんはおお、と言いながら怒りのパフェを食べていた。

よしこのまま…。

 

「文。トイレはそっちじゃないわよ」

 

アリスさんに気づかれた。

そして銀時さんもつられて顔を上げる。

 

 

 

突然だが、皆さんは領収書の切り方はご存知だろうか。

ドラマなどで「○○につけといて」と言って会計をすると思うが、実際は一旦自分で払い、後日会社の経費から返して貰えるという仕組みだ。

つまり、後で返って来るとはいえ、最初は自分で払わなければならない。

うん結論を言おう。手持ちが足りない。

 

 

後ろを振り返る。

不審に私を見るお二方。

私は、取りあえず笑顔で、

 

「てへ」

 

風のように店内から飛び去った。

 

あっ逃げたぞあのやろう!ふざけんなよ!金持ってないし!うわなにこれ高っ!?あんたどんだけ食べたのよ!俺も知らんが腹ん中がヴァルハラ状態だ。よしそのままスワスチカを(物理的に)開いてあげるからじっとしてなさい!お客様。お支払いは…。アリス残ってろ!俺があの鴉とっつかまえてくる!ちょっと私も手持ちが足りないわよ!銀時ィィィィィィィィィィ!!

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ…」

 

一息ついて壁にもたれかかる。

山に行ったと思わせて実はまだ里にいました作戦成功です。

しかしちょっと悪いことしたなぁ。後でお金持って行って謝っとこう。

しかし今は記事作成が先よ!

 

「見出しは、「幻想入りした侍、万事屋を開く!」ですかね。しばらくぶらついてから戻ろう」

 

逃げるのに夢中で路地裏に入っちゃったみたいね。

今表に出ても危ないし裏道通って行こう。

 

 

 

裏通りは建物の影で薄暗い。

こういう先が見えない暗さよりも、かすかに見える薄暗さが妖怪には心地よい。

あそこの影に何かいるかも?なんて想像力を働かせて怪談を創る。

人の恐怖の想像があるからこそ妖怪(わたしたち)が存在できる。

そして闇に隠れ潜むのが好きなのは妖怪だけではない。

お天道様の下を歩きづらい事をする人も、闇に潜むのが好きなのだ。

 

前方に人影。

やたら体格がいい男。

立ち止まり気配を探る。

男の端に三人、私の後ろに三人潜んでいる。

計七人。

妖気は無いからただの人間か。

 

「よう姉ちゃん。ちょいとよろしいか?」

 

リーダーとおぼしき男が話かけてくる。

それを合図に隠れていた他の男達も私を取り囲むように現れる。

あ~あ。まだ厄が残ってたかしら。

 

「すみません。先を急ぐので手短にお願いします」

 

私はこの人数でどうこう出来ないと高をくくる。

実際、人間と妖怪には身体的に差がある。

女性の私でも屈強な男を赤子と遊ぶように相手できる。

 

「いやなに。すぐに済むさ」

 

瞬間――私の全身に強烈な虚脱感が襲う。

 

「えっ──────?」

 

足が震える。体が熱い。頭が働かず視界がぼやける。

これはタチの悪い風邪の症状と同じだ。

いつの間にかすぐ後ろに男が立っていて、挨拶するように肩に触れた瞬間に今の症状だ。

立つことすら難しく膝をつく。

男達が笑いながら話し合っていた。

 

「兄貴。今回も上玉ですぜ」

「ふふふ。本当に便利だなこの札。妖怪ですらこのザマよ」

 

札と聞いて一つ思い出した。

最近里のチンピラ達が、マジックアイテムを用いて犯罪行為を行っているという話だ。

捕まえた奴に一体どこからマジックアイテムを手に入れたか聞いてもよく分からず、難航しているらしい。

私も取材しようとしたが、足が掴めず結局後回しにしていた。

自分の失態に歯噛みする。

天狗故の慢心がこの状況を作り出してしまった。

悔やんでももう遅い。

 

「しかし変な奴だったよなあいつ。こんなアイテムタダでくれるなんて」

「返って不気味だよな。外套被って顔も分からなかったし」

「まぁそのおかげでオレ達の懐も暖かくなるしいい思いも出来て万々歳さ」

「この天狗どうしますか?」

「いつも通り見世物小屋に売りつける。その前にオレ達で一通り楽しもうや」

「うひゃっほい!エロ本展開ですね!」

 

下種が───!

適当な妖怪を捕まえては好事家に売りつけていたのか───!

 

───ああ。

これは罰かもしれない。

今まで取材の為に色々やらかしたりした。

そのツケが回ってきたのだろう。

男達の手が迫る。

このままわからない程犯され、変態たちの慰み物にされる。

 

男達の手が迫る刹那───

 

「グゥッ───!?」

 

突如奇声を上げて1人倒れた。

私のすぐ横に何かが転がる。

これは…石?

 

「やっと見つけたぞコノヤロー。金払わずに逃げようたぁいい了見じゃねぇか」

 

銀髪の癖っ毛。腰の木刀。

死んだ魚の目から戦う者の目をしたこの男は…。

 

「銀時さん?」

 

坂田銀時その人だった。

 

「誰だテメェ?」

 

チンピラ達のリーダーが疑問の問いをする。

それもそうだ。こんな路地裏にわざわざやってきて、仲間の1人を投石で倒したのだから。

無関係や通りすがりでは済まない。

 

「通りすがりの侍だよ。こんなとこ通りすがりたくないけど」

「侍だぁ?腰に木刀差して気取ってんじゃねぇぞ!」

 

うん。私もなんで木刀何だろうと思ってた。

 

「うるせぇな。志があればみんな侍だよ」

 

銀時さんはやれやれと耳をほじる。

 

「そいつ渡してくんねぇ?奢って貰うはずなのに逃げられたんだよ。取材までさせたのに」

「無理だね。こんな所をひとりで来る方が悪い」

「そうかい。なら…」

 

銀時さんは一歩進む。

 

「力づくで連れて行くわ」

 

指を鳴らしながら笑って言った。

 

「おいおい正気かお侍様?この人数に?そんなちんけな木刀で勝てると思ってんの?」

「ああそうか。これじゃ不味いな…」

 

ここは狭い路地裏。

相手は先程一人潰されたので六人。

どう見ても不利じゃ…。

 

「ハンデやるわ。あんたらは何でも使いな。俺は素手でやってやるから」

 

しかしこの男は勝つつもりでいる。

さっき言った不味いは、木刀を使えば直ぐに終わってしまうという意味。

グッと握った拳を見せつけて挑発的に笑う。

それを見せつけられた男達は侮辱されたと青筋を立てて─────

 

「──────やっちまぇぇぇぇぇぇ!」

 

リーダーの合図に子分達は懐から短刀を取り出した。

 

まず一人目、突進しながら銀時さんの腹目掛けて短刀を突き出す。

 

「邪魔」

 

それをひらりとかわし、男の頭を掴んで壁に叩きつけた。

男の顔は壁にめり込み動かなくなる。

 

「おおぉぉぉぉぉぉ!!」

 

雄叫びを上げながら二人の男が殺到する。

銀時さんは慌てる様子もなく前に出ていた男に飛びかかった。

この時、私が驚愕したのはその跳躍力。

浮くでも飛ぶでもなく、ただの跳躍が人間の域を越えていたからだ。

そのまま男の頭に手を乗せ、それを軸に回転した蹴りをもう1人に喰らわせる。

すぐに地面に降り立ち、土台にされた男を殴り飛ばした。

 

今更ながら気づく。

この路地裏という地形の利点に。

一人で複数を相手する場合、有効な方法とは何か?

単純に一対一の状況を作り出すことだ。

この狭い一本道ならば数が多い方は不利になる。

彼はそこを踏まえた上で、あえて挑発して相手の冷静さをなくした。

これが開けた場所なら木刀を使うだろうが、ここなら必要無いと敢えて素手にしたんだ。

 

四人目は声を上げ短刀を振り回しがむしゃらに突っ込む。

恐慌状態なのか勢いで行けば勝てるのか分からないが。

銀時さんは横の壁に向かって飛び、

 

「そいや!」

 

壁を蹴って男の側頭部に膝を叩き込んだ。

うわ三角飛びだ!初めて見たわ!

 

五人目は冷静に状況を分析していたから迂闊に近づいて来ない。

あれはかなりの手練れね。

構えに迷いも隙も無い。

銀時さんも感じたのか適度に距離を保つ。

俗に言う一足一刀の間合い。

先に動いたのは銀時さんだ。

 

パッと手を開く動作に反応した男の前足を蹴る。

男は油断したと歯噛みしながらすぐに構え直した。

銀時さんが前に踏み込む動きをする。

男もそれに対応できるように備えた。

しかし───

 

「はい残念」

 

またもフェイント。

前に出て顔を狙う動きは足を狙う為の囮。

 

「くそぉ───っ!」

 

冷静さを削られたのか、男の精神がぶれだした。

今度は蹴りに備えて短刀を下に構え出す。

 

「ホイ」

 

銀時さんはその際にがら空きになった頭に鞭のようにしならせた裏拳を当てる。

 

「ぐゥっ!?」

 

瞼に当たりたまらずに呻く男。

左手で瞼を抑えて後ろに下がる。

その隙を、銀時さんは見逃さなかった。

間合いに入った瞬間、高々と足を上げて、

 

「シャアッ!」

 

男の脳天に踵落としを決めた。

 

数分もかからずにチンピラ達を倒した銀時さんはリーダー格の男と向き合う。

 

「後はあんただけだな。大人しく引き下がるならこっちも手打ちにするわ」

 

それを聞いた男はハッと笑う。

 

「ここまでコケにされて大人しく引き下がれるかよ!」

 

言って懐から取り出したのは……銃!?

 

「おいおい落ち着けよ。んなもん突きつけられたら話もできねぇ」

「話をするつもりもないさ。子分たちの落とし前つけてもらわねぇとな」

「子分思いだねぇ。けどその銃……」

 

突きつけられたら銃にも怯まずに銀時さんは口を開いた。

 

「安全装置外れてねぇぞ?」

「…………は?」

 

銀時さんの指摘でリーダーは銃に視線を移した。

その瞬間に、一息で男の懐に入り込み、

 

「嘘じゃボケぇぇぇぇぇ!」

 

顎に渾身のアッパーを叩き込んだ。

 

「アベシ!」

 

古典的なやられ声を上げてリーダーは倒れる。

これでチンピラ達は全滅。

銀時さんは先述通り素手で勝利を収めた。

 

 

 

「オイ。大丈夫か?天下の天狗がザマぁねぇな」

 

銀時さんはしゃがみこんで様子を見てくる。

 

「せ……背中の……札を…」

「札ってコレか」

 

銀時さんが背中に貼り付けられた札を取ると、その瞬間に体から虚脱感が抜け、普通に動けるようになった。

 

「ありがとうございます。銀時さんはどうしてここが?」

「いや最初は山に向かったと思ったんだが、通行人が里の東、山とは反対側に向かって突風があったって聞いて、この辺りで話を聞いたらあんたらしき人が路地裏に入って行ったてのを見たってさ」 

 

わぁ筒抜けだ。

まぁ人多いと誰かに見られる事もありますし、それのおかげで助かったからよしとしましょう。

 

……そうだ。最後の質問が決まったわ。

 

「銀時さん。最後の質問よろしいですか?」

「あ?まだ有ったの?」

「銀時さんはなぜ助けてくれたのですか?」

 

正直、助けてくれるとは思ってなかった。

いきなり取材して、いきなり逃げ出して、見捨てても仕方が無いはずなのに。

 

「そりゃオメー、目の前で困ってる奴助けんのが当たり前だろ?」

 

この男は、至極当たり前のように言った。

 

「見ず知らずの人もですか?」

「そいつが助けを必要としてるなら。要らないなら黙って見てる」

「助けた相手に裏切られても?」

「そん時はしばき回して改心させるさ」

「相手がどうしようも無い悪党なら?」 

「たんまり礼をさせるな。どうしたお前?やけにぐいぐいくるじゃねぇか」

 

そう言われてハッとする。

いつの間にか質問ではなく問答になっていた。

天狗は膨大な知識と慢心が有る故に、魔道に堕ちた修検者の成れの果てとする説がある。

その魔道こそが天狗道。

輪廻から外れ、転生も出来ない異界。

ここから抜け出すためには、修行中の修検者に知識を教え問答を行う必要がある。

ようするに同じように天狗道に誘惑しようとするわけだ。

子供を攫う逸話の多い天狗は、天狗道を抜けるために知識や技術を教える為ではないかと云われている。

 

「いえ、ただの天狗としての本分です。…あと銀時さん───」

「銀さんでいいよ。畏まって言われるのはハズいし」

「なら銀さん、最後に一つ。…今回の事を記事にしてもよろしいですか?」

「答えはNOだ。俺は誰かに誉められたり讃えられたりされたいから戦うんじゃない。俺が守りたいと思ったから戦かっただけだよ」

「………」

 

この男は功名の為に戦うんじゃない。

ただ己の魂に従って戦っている。

武士道とは死ぬことを見つけたり。

何もせずに苦しいまま生きるくらいなら、死んでもいいから戦うという思想。

この閉鎖された幻想郷にいない、本物の侍の姿(ありかた)

 

「うふふふふ、ふふふふふふ、あははははははは!」

「はっ!?何おまえどうした!?いきなり笑い出して怖いんだけど!?」

 

いきなり笑いだしたから銀さんはさぞ奇妙に見えただろう。

天狗笑いなんていつ以来かしら。

これほど面白い男がいたなんてね。

あの三人がこの人について来るのも分かるわ。

 

「ふふふ、すみません。面白かったからつい」

「訳わかんねぇよ…。もういいから早く行くぞ。アリスが時間稼いでくれてんだから」

「そういえば今手持ちが無くて……。すぐに帰って持って来ます」

「それなら心配いらねぇ。このチンピラ達から迷惑料貰うから」

 

言ってチンピラ達の懐から財布を抜き出し始める。

なんとまぁ破天荒なことを。

 

「銀さん、最後にお願いがあるんですが」

「なんだ?依頼の時に半額にしてくれか?」

「いえ。私を……」

 

 

 

 

 

翌日。

 

「今日は新人を紹介するわ。と言っても実働員じゃねえ。情報と広報を担当してくれる…」

「射命丸文です。よろしくお願いします」

『いや何でだァァァァァァァァ!』

 

私がお願いしたのは万事屋の一員として手伝いたいこと。

主に情報提供と広報活動。

銀さんも快くOKしてくれた。

で、今その紹介をしているところだ。

予想通り皆さん方はツッコんでくる。

 

「昨日離れた間に何があったの!?あんた変人を引き寄せる才能があるから!?」

「アリスさん。それだとあなたも同じですよ。あれ?それなら私も?」

「銀時あんたァァァァァァァァ!どんだけ女を誑かす気よォォォォォォォォ!」

 

反応は様々。いや~面白いですね。

 

「あんたらが戻ってくるまで即興の人形劇をして時間稼いでたのにいつの間にそんな事…」

「おかげで客入りが良くなって店の人感謝してたぞ。こういう積み重ねが大事なんだよ」

「いや確かにそうだろうけど…」

「細かいとこまで気を配らないと一万年後には外道が生まれる要因になるかもしれねぇし。お前も蛇のようにしつこくいけ」

「嫌よそんなの!私はむしろバビロンがいいわ!」

 

ここにいれば面白い事が起きそうな気がする。

ここなら記事のネタにも困らないだろう。

 

「よろしくお願いしますよ銀さん」

「馬車馬のようにこき使ってやるから覚悟しとけよ」

 

さぁ忙しくなるわ。

私の万事屋広報係としての仕事が。

 

 

 

 

 

文ヶ。新聞

第129季 皐月の一 

「幻想郷の侍、万事屋を開く!」

先月卯月の中頃、幻想郷にやってきた侍、坂田銀時さんが人間の里で万事屋を開いた。

依頼内容問わず、金銭や物品を払えば何でも行ってくれる。

銀時さんは、

「家事手伝い人捜し、何でもござれ。ご依頼お待ちしております」

とのこと。

侍が幻想のものになってしまう事は憂う事だが、私は彼が幻想郷の新たな風になってくれると思う。

今後の彼の活躍に期待したい。

 

 

 

「人里の若者たちが使用するマジックアイテムの出所は?」

最近、人間の里で出自不明の道具や武器を使い、横暴を働く若者が急増中。

中には強盗行為や誘拐紛いの事件にも発展している。

先日捕まったチンピラ達の供述によると、

「顔も分からないやつから無償で貰った」

と言っている。

安易な誘いに乗らず、この謎の男に関する事を知ったら、直ぐに上白沢彗音さんに相談しよう。

 

 

文面 射命丸文

 

 

 

 

 

 

 

 




教えて!パッチェ先生のコーナーとグダグダする座談会
パチュリー「パチュリー・ノーレッジの解説コーナーにようこそ諸君。今回は、本作品に置ける貨幣について話しましょう。ぶっちゃけ、東方二次創作において一番決めるのが難しいのよね。現実の通貨と同じにするか江戸時代の通貨にするかが作家の技量にかかってるし。そんなこんなで、本作品の通貨は以下の通りよ。左側が幻想郷、右側が現実の価値だからね。
一円=一万円
十銭=千円
一銭=百円
十厘=十円
一厘=一円
つまり、前回の万事屋の家賃は外の基準で言えば三十万円ってのは、ここでは三十円ってことよ。百銭集まれば一円に、百厘集まれば一銭になるわ。…後関係無い事だけど、今回で文が加入したけど彼女はヒロインでは無いわ。ラブコメで言う主人公とヒロインのドタバタを横からニヤニヤするポジションよ。どうでもいいけど最初霊夢もヒロインの一人だったけど、早苗と違って動き回れないからみんなのおかんポジションについて貰ったの。今回はここまで。また次回でお会いしましょう」












銀八「吹っ切れましたよ。もう周一ペースなんてゴミ箱に捨てました。遅くてもいいからマイペースで行くことにしました」
アリス「いきなりどうしたのよ?」
銀八「いやさ、前回言ってたDies irae風詠唱云々あったじゃん?」
早苗「その後進展は?」
銀八「ボチボチ出来た順から白神さんに送ってる。しかし後顧の憂いは拭わんといかん」
レミリア「つまり?」
銀八「全部できるまで一旦更新ストップします」
三人「何ィィィィィィィィィ!?」
銀八「仕方がねぇじゃん!調べるのに時間かかるし、デート・ア・ライブ読むし、そもそも依頼されてからもう二ヶ月くらい経ってるし、神霊廟EXクリアせにゃならんし」
アリス「最後のは絶対私用じゃん!」
銀八「早苗ってさ、ボム強いけどショットが弱く感じるよね」
早苗「妖夢さんが強すぎるんですよ…」
レミリア「で?終わるまで休載ってことでいいのね?」
銀八「そうさ。ちゃちゃっと終わらせて更新再開するから。ネタ集めも兼ねてな。そういうわけで、作者に励ましの感想を!それではまた次回」
三人「さようなら~」
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