色んな艦娘達は提督が好きなようです   作:綾凪九尾

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紀伊鎮守府の執務室日常(1話目)

初投稿ですので…アンチはあんまりお辞めくださいませ…

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俺の秘書艦は特Ⅲ型駆逐艦及び暁型駆逐艦2番艦の響だ。もちろんケッコンカッコカリをしている。最近ではしっかり愛し合えば結婚もできるなど聞く…まあ、ここには関係ない話だ。つい最近も響とこのことについて話した時に響はこう言った。

 

「ん?結婚かい?私は司令官と一緒に居られるのならなんでもいいよ。それに…こ…いやなんでもない。」

 

響は最後の方に何かを隠した。何か欲しいものでもあるのだろうか?俺はそのことを気づいたのは、つい最近だったので返事は素っ気なかった。

 

「そうか?まあ、俺も響が居るだけで幸せだ。」

 

響はそれを聞くなり恥ずかしそうに頬を紅く染め帽子を深く被った。

響はクネクネしながら俺に秘書艦の務めをした。

 

「し…司令官。そろそろ暁達が帰ってくる頃…だよ。」

 

「ん…もうそんな時間か。ドックで成果を聞いてくるから留守番任せたぞ。響」

 

俺は響にそう伝え、執務室から出たと所で回想は終わり。

最近の響はデレデレしている気がする。欲しいものがあるように見えるし、服装もヴェールヌイの服じゃなくて響の時の服なのだ。まあ、それはたまに着たいってなるかもしれないからあまり気にしないが…ほかの鎮守府とは違うところがある。それはお酒を控えていることだ。同期の提督に「響ってお酒控えるか?」って聞いたところ

 

「え?俺の所の響なんか…がぶがぶ飲むぞ?特にガングートとかと一緒に」

 

こんな返事ばっかりだ。何かおかしいのかと思い。大将に話を持っていった。

 

「うーむ…奥巻君の鎮守府は最近作られたばっかりの鎮守府だからな…だが、あの響がお酒を控えるなど前例がない。まあ、君の鎮守府は紀伊山地が近いであろう?もしかしたらその事で変わったかもしれんな」

 

「紀伊山地って…確か伝説物が多い山地でしょうか?」

 

「うむ。少し、伝説を語ってやろう。」

 

そんなことを言って大将は伝説を語り出した。

 

「伝説の名前は【清姫伝説】だ。むかしむかし、平安時代の頃ある修行僧が熊野詣に来ていた。その修行僧の名前は安珍。しかし、日が暮れて来たので近くにあった屋敷に1泊泊めてもらおうと思い、訪ねた。その時、初めて清姫に会い。清姫は安珍に一目惚れした。そして、夜中。時代が時代だ。清姫は安珍を夜這いしようとした。しかし、安珍は修行僧の身だったため関係を拒否した。翌朝、安珍は屋敷から出る前に清姫に[また会いに来る]と言った。清姫はその言葉を信じてずっと待っていた…が待って待っても安珍は来ない。不審に思った清姫は通りすがりの人に安珍のことを聞くと別のルートで下山したと言われた。清姫は失望した。会いに来るのは嘘だったと感じて清姫は龍になって安珍を追いかけた。安珍は変貌した清姫を見るなり逃げ出した。約4kmは逃げたと聞いている。そして、この最後は…」

 

話が良いところで大将の秘書艦の白露が入ってきた。

 

「失礼します。大将、北方海域より戻りました。いっちばーんはもちろんこの私。白露だよ。」

 

大将の所の白露は至って普通らしい。俺の所の白露はショートカットなのだが改二になると変わるものだ。響も変わったものだ。特に服装だが。清姫伝説の最後が気になるのだが…大将は白露とイチャつき始めたので、帰ることにする

 

「大将。お忙しそうなので私は担当鎮守府に戻ります。」

 

「そうか?まあいい。奥巻君。夜這いには気をつけた方がいいよ。」

 

「は、はぁ…。では失礼します。」

 

俺は横須賀鎮守府から自分の鎮守府【紀伊鎮守府】に我が鎮守府所有の【二式飛行艇】で帰還した。

その日の夜。

俺はいつも通り執務室で、翌日の戦闘及び警備任務の書類に目を通していた。響は、目を擦りながら書類を見ていた。時刻フタヒトマルマル。夜戦娘が居るし、解体娘も叫んでる。響はその声で「はっ!!」とし、コーヒーを入れてくれた。夕食もまだだったから響が

 

「夕食はポルシチでいいかな司令官」

 

今日の夕食は響の得意料理のポルシチらしい。

さすがソ連に明け渡された艦船だ。おちゃのこさいさいな感じに作っている。会った時の響は全然違った。1人で深海棲艦に突っ込むやつだった。その回想はまた今度にしようと俺は考えていると響の机が気になった。机の上には【秘書艦日記】と書いてあった。乙女の日記を見るのは男として「くず」だが、本能には逆らえず見てしまった。

 

「2月22日晴れ。本日も司令官はかっこいい。でも、私はクールぶらなきゃならないからいつも通り接してしまう。そろそろ一緒に寝なきゃダメなのに…陸奥さんに相談でもしようか…いや、こうゆう時は【飢えた狼】の足柄さんかな?どうであろうと…パジャマ可愛いのに変えなくてはいけない…。明日、司令官とデートにも誘うかな。」

 

と締めくくられていた。俺は、ギャップがありすぎて響のことをもっと愛そうと決めた。俺が日記を読んでいる時に響が入ってきてプルプルしていた。

 

「し、司令官…?それは何をしているのかな?私の日記を見て。」

 

響は何とかの思いで声を出したのだろう。すごく裏返って混乱しているが。だが、ここで攻めなくては男の名が廃れると思い。

 

「響。明日出かけようか」

 

俺は響をデートに誘った。そう、一緒に寝るためにそして、可愛いパジャマを見るために。

と意気込んだのはいいが…まさかあいつらに邪魔されるとは予想外だったのは俺と響はまだ知らない。

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