前回のはデレデレがない!えぇですね!ありませんね!ってことで2話はデレデレ響書く!ぜってぇ書く!あ、是非ともお気に入りや、評価つけてください。
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翌日(2月23日)に俺と響は海南駅で待ち合わせをした。
集合時間は09:00。俺は1時間前の08:00に海南駅前の広場のベンチに座って待っていた。前に同期にデートのやり方を聞いた時にわかりきってることを言われた。
「デートはな?いいか?奥巻。女を悲しまず待たせずだ。俺は1度それでフラれた。ああ、あの時の悲しみは酷かったもんだ。」
こいつはこんなこと言っているが本当は裏の顔があって。
「よく言う。二股してたくせに。何が、女を悲しまず待たせず泣かせずだ。」
「待て。泣かせずは言ってないぞ。」
「知るか!とりあえず、お前が女の敵ってことがよーくわかった。」
とこんなことがあったからこれからはあいつに相談しないと決めた。それなら大将の方がまだ上手く相談に乗ってくれる。そんなことを考えていたら、雪風が通り掛かった。
「あ、しれぇ!何しているんですか?」
朝っぱらから元気な野郎だ。まあ、雪風は海南の皆さんからは良い印象らしい。まあ、元気のいいやつだからな。そろそろ返信してやらないと。
「あー。響と出かけるんだよ。雪風は?」
「私はですね!えっと…山にダムを作りに!」
「ダム!?最近、川の流れが悪いと思ったら!」
最近鎮守府に相談の電話が鳴り止まなかった理由はこいつだったか。おかけで大淀と明石が対応している。長門は今日1日提督代理。雪風を止めるにしても誰に…俺は周りに誰かいないか探した。
「うん。いい風ね。」
いい所にいい奴がいた。連装砲くんは居ないってことは完全オフ日か。まあ、何とかなるだろう。
「天津風。おーい!天津風!ちょっと来てくれ。」
「え?ええ!?な、何よ。」
天津風は少し驚いと感じでこちらに気づいてこっちに走ってきた。艦娘は海上なら大丈夫そうなのに、陸上だと少し息切れしていた。少し、訓練を激しめにした方がいいかなと思ってしまった。そんなことよりもだ。まず雪風をどうにかしなくては。
「天津風。こいつ何とかしてくれ。」
「こいつって…雪風を?」
「こいつが山にダム作ったから鎮守府の電話はなりっぱなしなんだ。頼む。」
「なるほど…ね。1つ条件があるわ。」
天津風はにっこり笑って条件を突き出した。
「今度。喫茶店に行きましょう。食べたいパンケーキがあるの。」
艦娘はやっぱり女の子だ。ニュースとかヒルナンデスカでも見たんだろうか。まあどうであれ。お願いする身としては条件を飲まなくては。
「ああ。いいぞ。その喫茶店の名前は?」
「え?えっと…また後日に…ね?」
どうやら天津風は拒否されると思っていたらしい。断る理由があるか?って話だが、何とか天津風が雪風を連れて行って、約20分後に響が来た。
「やぁ、司令官待ったかい?」
響の服装はワンピースに薄い上着を着て髪の毛はポニーテールにしていた。響はよく髪の毛を下ろしているイメージが強いからか、とても可愛らしくて新鮮だった。
「じゃあ、司令官…手繋いで…行こうか?」
「お…おう。」
いつもの響ならば「行こうか司令官」なのに…今日は何故か積極的だった。珍しいこともあるんだなと思いながら、俺達は電車で和歌山駅まで出て、迎えに来させている車に乗り換る予定だ。何故、車が迎えに来ているかと言うと。そろそろ、電などの藤永田造船所出身艦娘の点検がある。そのために、書類などを会社に渡さなければならないのが法律で決まった。約2年前に「艦娘鎮守府管理法」が出来、艦娘に2年に1回点検をさせ、無理な突撃などはさせないと国会で決議し。俺達提督には嬉しい法律だ。最近では、艦娘に特攻させていた提督もいるとか…そいつは、岩村元帥に悪事がバレて今頃、硫黄島で再訓練している頃だろう。響に聞きたいことがあったから聞いてみた。
「響。どんな服が着たいとかあるのか?」
「そうだね…司令官の好みの服…かな?司令官にもっと好きになって貰いたいから…だよ。」
少し、頬を紅く染め響は俺に告白した電車の中で。幸い、電車は2人だけだったから他の人に聞かれてはいないが。2人の気温は一瞬で上がった。
こんなことがありながらも、俺達は和歌山駅に着き。迎えに来ていた、車に乗った。車の中はシンプルだが、運転手の方はこっちをチラチラ見て不満がないかを確認している。なかなかのやり手…俺でなきゃ見逃しちゃうね。なんて言ってる間に俺達は大阪府に入った。まず、俺達は藤永田造船所の後継会社三井造船エンジニアリングに書類を提出し、許可証を貰った。点検する場所は大阪ではなく神戸らしい。一応、由良の方でも点検は受け持つらしいから大変では無さそうだ。響は「デートの途中でも仕事かよ。」って思ってそうな顔で頬を膨らましていた。悪いことしたなって思い、運転手に「すいません。天王寺の方向かせますか?」と聞くと運転手は
「ええ、構いませんよ。紀伊から出てきたんですから、大阪をお楽しみください。私は1度会社に戻りますが、お電話していただいたらすぐに来ますので。」
と優しい声で運転手は答えてくれた。大阪はやっぱり落ち着く。関西人だからなのか…それとも…大阪の近くの府県に生まれたからなのか。まあ、そんなことよりも響とのデートだ。運転手は天王寺駅に停めてくれた。俺は「ありがとうございます。」といい車から降りた。響も「Спасибо(ありがとう)」といい車から降りた。
響は無言で俺の腕に抱きつき、俺の顔を見た。そして、少し微笑んだ。嬉しかったらしい。2人で出かけれることが。響の心情は俺は分からない。だけど喜んでいることはわかる。
「(司令官の匂い…いい匂いだね。スンスン。うん大好きだ。Я люблютебяだよ。)」
気のせいか?今、背中にすぅーと動くものがあった気がするが…気のせいだと思う。
「Я люблютебя…(私はあなたを愛しています)」
「ん?響?何か言ったか?」
「いや?何も言ってないよ。ほら、行こうか司令官。私たちの買い物はこれからだよ?」
といい、響は俺の手を引っ張った。まずはあべのハルカスで買い物。
「司令官どうかな?司令官の好みだと思って選んでみたんだけど。」
「響って意外と大人っぽい服似合うんだな。」
まあ、見た目が見た目だ。クールそうに見えるから似合うんだと思う。そして、可愛いし綺麗なんだ。銀髪も何もかも。そう思う。会った最初は…ほんと凄かった。
「司令官。今回想に入るのはやめといた方がいいよ。話長くなるから。」
「そうだね。地味にメタいけどそうだね。」
でも、本当に凄かったのは事実だ。また後に思い出話をするとするが。響はさっきの服が気に入ったらしく、購入していた。俺は響に俺の財布を渡しているため、響は俺の財布からお金をだす。たまに逆もあるが、プレゼントの意味合いもあるからこそ今日は渡している。
「司令官Спасибо(ありがとう)。これで…また1歩司令官の好みに近づいた気がするよ。もっと好きになってもいい…だけど」
「本当に今日の響って積極的だな。どうした?何かあったか?」
なんかタブーに触れた気がするが聞いてみる。
「これってことは無いさ。だけど、久しぶりのデートじゃないかな?つい最近では、秋雲と一緒に【砲雷撃戦入ります!第三十九回目】に参加してたみたいだからね。」
「あれはしっかり事前報告はしてあっただろ?」
そうだ。しっかり事前報告はしてあった。予想外のことはあったが…。
「予想外の事態があったんだね。」
「はい…秋雲のやつ…1部屋しか取れなかったとか言いまして…同じ部屋で寝ました。」
あれは仕方なかったのだ。こっちはあると思って行ったのに。その前に誘ってきたのはあいつだ。俺は悪くねぇ!俺は悪くねぇ!
「まあ、いいさ。秋雲が司令官の寝顔の写真を持っていたから不思議に思っただけだよ。まあ、後でその写真を送ってくれたから許してあげたさ。」
何か裏の取引が行われていたのか…俺の寝顔どれだけの価値が…いや…響にはあるか。嫁艦だからな。
「まあ、そんな話は置いといてだよ。司令官って服装も買っておこうかな。」
響は俺を見て。服装をしっかりと見て、そう言った。自分だけ買うのは良くないらしい。まあ、響らしいといえば響らしい。
「私の好みだったら、こんな少し黒っぽい服とか似合うと思うよ。司令官は平均的なスタイルだからね。まあ、これとこれを合わせてこれでいいと思うよ。うん、似合ってる。かっこいいよ。司令官」
「お、おうありがとう響」
響が選んでくれたのもあり俺もお買い上げ。そんなこともあり、ソフトクリームをちびちびと食べる響を見たりし、俺達は運転手を呼んで紀伊鎮守府のある海南に戻ってきた。
紀伊鎮守府の門前には憲兵が2人立っていた。まあ、日常茶飯事だ。不審者が入らないようにするために立ってくれているから。憲兵達は俺を見るなり敬礼をした。
「「おかえりなさいませ。少将殿。」」
少将と言われると奥がましい気持ちになる。俺はまだ若い身として少将の座は重い気がする。だが、大将に信じてもらっている身なので、やることはしっかりとやる。
しかし、今はデートだ。だが、これならが最も大変だった。神は言った「デートは執務室に帰るまでがデート」と。俺は、今大変な目に合っている。それは…夕立と時雨に抱きつかれているのだ。何故抱きつかれているのかは不明だが…何故か抱きつかれている。響も入りたそうだが、鎮守府の中ではクールぶる。これは執務室でベッタリコースなのだが。とりあえず、夕立と時雨を引き離し話を聞いた。
「何があった?時雨、夕立」
「いや…ちょっとね…(ぽい)」
「歯切れ悪いぞ?どうした?堂々も言いなさい。」
「じゃあ夕立が言われてもらうぽい。実はさっき、アイオワさんと私達でスマッシュシスターズをやってたぽい。でも、アイオワさん強すぎて私たちでは太刀打ち出来なかったぽいぃ〜!だから提督さんに倒して欲しいだぽい!」
「なるほど事情はわかった。響。やるぞ。」
「заметно(了解)」
数十分後にはアイオワは響と俺のコンビネーションによってボロボロに負けた。アイオワの最後の言葉は「Oh…my…God…」だった。ゲームの腕は自信あったらしいが俺と響はよくゲームをする仲だったので2人とも戦略はわかる。だからアイオワを難なく撃破したもとい時雨、夕立の仇を取ったのだ。そして、執務室に戻りやっとゆっくりできた。
「ふぃ〜。響おつかれ」
「うん。お疲れ様司令官。」
2人とも疲れきって、何もやる気が出ない。なので、あいつを呼ぶことにした。
「青葉!スクープだ。来てくれ」
俺は、執務室中に聞こえる声で青葉を呼んだ。そして、10分後。
「はい!恐縮です!青葉ですぅ!スクープはどこですか?」
「スクープなんてねぇよ…コーヒー入れてくれ。」
「ちぇ、スクープないのでしたら青葉を呼ばないでくださいよ。コーヒーですね。響さんは…」
「……??…コーヒーでいいよ。」
「了解しました!直ぐに作ってきますから待っててくださいね。」
青葉が何故呼んだのがわかったのか響はわかっていない。わかった理由はただ1つ。【地味に盗聴器設置されているだけ。】まあ、大体はジャミング置いて聞こえないようにしているが、出かける時や大事な話の時はジャミングを取って青葉に警備させている。物は使いようってやつだな。
青葉がコーヒーを入れ一息ついて響と風呂に入り、2人で同じ布団に入り朝を迎えたのは翌朝のこと。1戦は行うほどの元気は2人とも残ってなかった。