横須賀でサバゲー?なんで?
急に提督!空から叢雲が!
第19話始まるよ〜。
「(東艦長…早く逃げてよ…東艦長!)」
「早く逃げよ!俺はここに残って叢雲と共にする!」
「何言っても居るんですか!早く逃げますよ!東艦長!」
「俺は特型駆逐艦 叢雲の艦長の東日出夫だ!」
「早く退艦してくださいよ!」
早く逃げて欲しい…守れなかったら私は私のことを責めてしまう。だから逃げて欲しい…この人は…そう遠くない日本を助けていく人だから…熱い…痛い。だけど、あの人だけは逃がさないと…。あれ?誰か乗ってきた…?
「東!何してる!早く降りろ!お前が生きなくてどうする!」
「俺はここでs…ぐふぅ!」
東艦長が乗ってきた男の人に殴られた。
「東いい加減にしろ!お前が故郷に置いてきた想い人や家族がお前が死んだと聞いたらどう思う!?」
「しかし…」
「杉田司令官からも降りるように言われているんだ!早く降りてこい!」
「わかった…。」
ああ…やっと降りてくれた。これで私は心置き無く沈んでいける。あれ?なにか声が…。
「早クコッチニ来イ!オ前モ仲間ダ…!」
いや…聞こえてくる…。誰?私のことを連れていこうとするのは誰…?私はもう終わりなの…やめて…?いや…痛い!引っ張らないで!何よ…この無数の手は…。怖い怖い…やめてよ…私を引きづり込まないで!私は…私は…誰?
「あっ…何よ今の夢…嫌な夢…だったわ。」
私は変な脂汗をかいて起きた。そこは信濃の艦長室だった。確か私が提督をおんぶして信濃に連れ帰ったことを思い出す。
「悪かったわね提督。だけど…?」
あれ?誰だったんだろう?さっきの人…。私と一緒に逝ってくれようとしてくれた親切な人は誰…?誰かに殴られてたけど…それに私燃えてた?ってことは過去の記憶…?私がまだ鉄の身体の時の話ってことね。私は提督の額に乗っているタオルを水につけ絞り、提督の額を拭く。
「もう…提督も艦長も泣かせないから。」
私は覚悟する。そして、あるところに電話をかける。
『はい。こちら紀伊鎮守府所属横須賀部隊寮です。』
「すみませんが…白雪をお願いできませんか?」
『えっと…どちら様ですか?』
私は名乗るを忘れてしまっていたのですぐに名乗った。
「紀伊鎮守府所属の叢雲です。少し白雪にお話があって…。」
『わかりました。少しお待ちください。』
保留音が鳴り出た。今頃横須賀寮は放送が流れているのだろうと考えつつ、出てくるのを待つ。数分後に声が聞こえたきた。
『お待たせしました。白雪です。どうしました叢雲ちゃん?』
「私が沈んだ時…近くに居たわよね…?」
『ええ、居ました。曳航していましたから。話聞きたいんですか?』
「そうね。夢で見ちゃったから。」
『そっか。叢雲ちゃんが聞きたいのなら私は教えますね?』
「助かるわ。」
白雪は嫌な声せずに一つ一つ教えてくれた。私が敵の航空機から空襲を受け、動けなくなったこと。曳航していたら燃えていたこと。艦長が逃げ出さずに残ったが雪風艦長が乗り込み艦長を連れていき、駆逐隊司令官に泣きながら謝ったことを聞いた。そして、最後白雪の手によって沈められたことも…。私は白雪の声色が変わったことに気づいた。
『ごめんなさい叢雲ちゃん。あの最後…私の魚雷痛かったですよね。』
「気にしてないわよ。あの時は私たち鉄の身体よ?」
『そうですけど…。』
「泣いて謝ることもないわよ。ほら、過去は水に流して今は同じ所属でしょ。気にする必要も無いわ。」
『そう…ですね。叢雲ちゃん強くなりましたね。』
「そうね。片想いのおかげ…かしらね。」
『ふふふ。叢雲ちゃんから恋の話を聞けるとは思わなかった。』
白雪は最後に砕けた話し方になり、電話を切った。私はすぐに艦長室に戻り、提督を確認する。提督は起きずに眠り続けてる。そこまで酷いことをした記憶は無いのだけど、眠り続けている。
「まるで白雪姫ね。そういえば…。」
私は思い出したことがあり、信濃の甲板に出る。そこには信濃護衛艦隊旗艦の『金剛』が立っていた。
「hi!どうしたノ?」
「聞きたいことがあるんだけどいいかしら?」
「んー…そうですネ…。ちょっと待ってくだサイ。」
金剛は無線を向かって誰かと話す。そして「ある人にこの場所任せるから来るまで待っててネ。」と言うので待っておく。すると数分後時雨がきた。
「時間外だけど呼ばれたのなら仕方ないね。じゃあ、少しだけ交代するよ。叢雲もゆっくりしててね。」
と言って時雨は地平線まで真っ平らな海上を見る。私は金剛に連れられて信濃艦内にある応接間に来た。
「フリーダムに座ってイイヨ。今は先輩とか関係なしネ。」
「わかった…わよ。」
「今の信濃は沖で停泊中だから見張り必要ってわけネ。それで?どーしたノ?」
「あっ…いやちょっとね?」
「んー…恋の匂いがするヨ。ムラクモはもしかしてテイトクのことLIKEなノ?それともLoveなノ?」
「それは…そうね…。どっちかって言われるとLoveの方かしら…?」
「Oh!それはいいことを聞きたデース!応援しマース!」
「いや、まだあれよ?確定したわけじゃ…ね?」
「ノンノン。恋は行動fastだヨ?」
「そう言われても…告白とか…むずk…」
私は呉の時に起こしてしまった事件を思い出す。自分の理性が吹き飛んだお陰で提督を押し倒したあの事件を。あの後提督は何も言わずにそばにいてくれたことを思い出す。それに、このネックレスとか嬉しかったからこそ…早めに動くことはいいのはわかってるけど…。
「どしたノ?黙り込んで…もしかして紅茶苦手だった?」
「えっ?ああ!違う違う。ちょっと悩み事よ。」
「とりあえず、響のことは気にしなくていいと思うヨ?そこにいるからネ。」
「え!?」
私は金剛が指さすところへ振り返る。そこには響が立って「やぁ、叢雲久しぶりだね。」と話しかけてきた。私は嫌な汗がで初めて背中が汗でビショビショになる。
「司令官のこと好きって聞いたよ。」
「響も紅茶でいいカナ?」
「ジャムつけて欲しいかな。」
「OKネ。」
「さて、どうするのかな?」
「どうするって何よ…。」
「言えば、司令官の奥さんがここにいるってことだよ。叢雲は司令官と結婚するのかな?」
「それは…分からないわよ。」
「そっか。別に司令官が重婚してもいいって私は思うよ。」
「それは…私が結婚する場合許してくれるってこと?」
「まあ、そんな感じだね。司令官は自覚してないけど女垂れだから。知らないうちに好きにさせちゃってるんだよ。特に叢雲の場合は時によっては頼られてた時期もあるからこそかな?」
「さすがね…1番の着任艦…。」
「まあ、司令官は訓練生の時から知ってるからかな?」
「そうなの?提督ってどんな訓練生だったの?」
「そうだね。長くなるけどいいかい?」
「大丈夫よ。私は今日休みだったから。」
「そうかい。私も今日の修復作業は休みだよ。横須賀でゆっくりしたらいいと思うけど監視で忙しいかもしれないか。」
「私は提督の作業手伝わないといけないけどね。じゃあ提督の訓練生時代の話聞かせて欲しいのだけど?」
「わかったよ。司令官に聞かれたら面倒臭いからね。」
響は提督の訓練生時代の話を語り出した。
◇◇◇◇◇◇
「(困ったことになったネ。ムラクモもテイトクのことがLoveになっているなんて予想外ダヨ…。)」
私は紅茶を入れながら訓練生時代の話を聞くことにしたヨ。何せ、情報があんまり出てこないこともあるからネ仕方ないことダヨ。にしても、何があってLoveになったのか気になってしまうヨ。
「(はっ!!まさか!呉の時に何かあったのかもしれないネ…。これは問い詰める必要がある気がするヨ。)」
私はそう考えながら紅茶を入れる。いつ問い詰めるかの時期を伺うネ。提督の昔話は切れないからこそ悩むヨ。とりあえず、ここで落ち着くために紅茶を飲んでみるヨ。
「(さて、どうするべきか悩みますネ。まだ盛りあがってるみたいデスシ…うーん…ここはもう1回紅茶をキメるネ。)」
紅茶を飲むと色んなことを思いつくようになるから好きなのだが1つ出てきて欲しくないものが出てくる。それはロケットの推進力を使って回って動く兵器「パンジャンドラム」だ。私は首を振って忘れようとした時にどうやら話が終わったようだ。
「Hey!ムラクモ!呉の時何かあったのカナ?出来れば教えて欲しいヨ?」
「なっ!な…何もないわよ!」
「Really?嘘の匂いがするネ!」
「いやいや、ないって。」
「ンー…嘘の匂いがするヨ。どう思う響?」
「私には分からないかな。司令官が他の娘と何かしてても私は見てないし知らないからね。」
「oh......(なんてことだヨ!こんな時に響までこんな感じなんて予想外ネ!これは私1人で耐えるしかないネ!)」
「ど…どうしたの?金剛?」
「エ?あー大丈夫デスヨ。えっと、呉の時は何もなかったんですネ?」
「え、ええ。」
「Really?」
「もちろんよ…多分ね。」
「おやおや?怪しいデスネ。」
「何もないわよ。」
「ンー…怪しすぎるネ。」
「な…何よ…何も無かったわよ…。」
「むむむむ…?怪しいネ…怪しすぎるネ。」
「なんのことか…分からないわ〜…」
◇◇◇◇◇◇◇
「(この金剛…グイグイ来るわね…。呉のことバレたらやばいわ…さすがに…ね。)」
私は考えてから返事をするが全て怪しまれてどうもできない。だから一つだけ思いついた方法を取る。
「少し用事を思いましたのだわ〜!それじゃ!」
私は接待室から飛び出して甲板に逃げ出した。甲板には時雨が警備していて私が出てきた時に目が合う。
「あっ、戻ったんだね。叢雲も大変だね。 」
「ええ…ほんとね。質問だけどいいかしら?」
「うん。僕が返せる程度の質問ならいいよ。」
「時雨…あなたも提督のこと好きなのか聞いてもいい?」
「んー…そうゆう質問だったんだね。まあ、叢雲と僕の長い仲だから言ってもいいかな。僕は提督が好きだよ。」
「やっぱりそうよね…はぁ〜…私には合わない気がするのよね。」
「あはは…現在の筆頭秘書艦が豪華な悩み事だね。」
「酷い言いようね。時雨じゃなかったら殴り飛ばしてたわ。」
「怖いね。とと…あれは漁船かな。」
「そうみたいね。敵居ないわ。」
「そうだね。ねぇ、叢雲。」
「何よ。」
「呉のこと聞いてもいいかな?」
「まあ、時雨になら言ってもいい気がしてきたわね。ちゃんと秘密にできる?誰かに言ったら私…死ぬから。」
「おっと?それはちょっと危ない系かな?大丈夫だよ。僕は口が堅いからね。鎮守府内でも有名だよ?」
「その話…聞いたことないわよ。まあいいわ。じゃあ、聞いてちょうだい。」
私は時雨に呉で起こしてしまった事件を説明する。時雨は静かに水平線を見ながら聞いてくれた。そして、私が説明し終わると時雨は口を開いた。
「叢雲…成長したんだね…。」
「泣かないでくれない!?私だって一応乙女なんだから!」
「だって…トラック島の時に提督を殴り飛ばしたって聞いた時は…『あっ、叢雲は提督のこと一生好きにならないだろうなぁ』って思ってたもんだから…ずぴ!ティッシュ持ってない? 」
「ポケットティッシュなら。」
「ありがとう。ズブズズズズ!僕は嬉しいなぁ。叢雲がそうやって恋愛に向き合ってくれて。」
「私のことなんだと思ってるのよ。」
「初期組で同部屋だった親友。」
「最近は一緒に遠征も行かないわよね。」
「それはそうだよ。2人とも駆逐艦の中では響を抜きでNo.1とNo.2だからね。 」
「初期の時…懐かしいわね。」
「あの時の響より今の響丸くなったよね。」
「まあ、大体は提督のおかげでしょ。」
「そうだね。ところでこれ聞くの忘れてたんだけ…叢雲は提督のこと好きでいいんだよね?」
「まあ…そうね。あんなことしておいて好きじゃないって言ったらおかしいでしょ。」
「それもそうだね。紀伊も横須賀組が入って大所帯になって、賑やかになったよね。早く行動しないと取られちゃうよ?」
「良く言うわね。時雨も狙ってるんでしょ?」
「あはは…んー…そうだね。でも、僕はいいかな。」
「それはどうしてよ?」
「僕が好きになった人が死んじゃったら悲しいから…かな?」
「それも一理あるわね。でも、人生1回しかないのよ?」
「それもそうだね…。恋愛って難しいね。」
私たちが恋バナで花を咲かせていると後ろから足音が聞こえてきた。金剛の足音じゃなくて、駆逐艦の靴の音だった。
「金剛さんそろそろ交代よ〜…ってあらぁ?金剛さんは?」
「あっ荒潮お疲れ様!今接待室に行ってるよ。僕と交代するかな?」
「そうねぇ〜。約束は守らないといけないし〜…悩むわぁ〜。」
「それなら3人で監視する?」
「それもいいわねぇ〜。なら、そうしましょう!」
勝手に決められてしまった…。私は一言も話さずに話が進んでしまったため抜け出す時間を見つけられずにいた。しかし、これはチャンスなのでは?荒潮も提督のことが好きならば恋バナが広がるのでは無いか!?叢雲…一生の大チャンスなり!これはトラトラトラよ!
「荒潮は好きな人とかいるの?」
「叢雲ちゃんからそれを言われるのは予想外ねぇ〜。まあ、あえて言うとしたら〜…そうねぇ〜。」
荒潮は悩む。何かを思い出しながら考えている。私はその返事次第でかなり変わるのだが…大丈夫なのだろうか?いや、ここでネガティブはダメだ。しっかりと、前を見て話を聞くんべきなのだから。
「間宮さんのパフェかしらねぇ〜。ふふふ。」
「それは人じゃなくて物でしょ!人よ!人!好きな人!」
「人〜?それなら提督さんよ〜。しっかりしてるしたまに横須賀寮を見に来てくれるもの。横須賀のみんなも提督のこと好きになるのも時間の問題ね。でも、白露ちゃんだけは好きにならないと思うわね。まあ、唯一の結婚艦だったしね。」
「そう…。やっぱり行動した方がいいと思う?」
「んー…それはどうかしらぁ〜?恋は即行動とも言うけど…難しいと言うか…相手に想いがなかったらって思うと悲しくなるし…ここが難しいわよね。」
「荒潮はどんなものをプレゼントするとか決めてるのかな?」
「時雨ちゃんもグイグイ来るわねぇ。そうねぇ。難しいところでもあるけど…やっぱり執務に使える物とかの方がいいんじゃないかしら?ほら、毎日使うものなら使ってるところも見れて私達も嬉しいじゃない?」
「なるほど…これはいいことを聞いたね叢雲。」
「女子力の塊か…?」
「私が女子力の塊なら、鈴谷さんはどうなるのよ〜。」
「それもそうね…。」
「待って?僕たちの鎮守府に鈴谷居たっけ?」
「あっ…確か…着任してなかったはず…。」
「あらあらぁ〜。なら、私が今の女子力の塊かしらねぇ〜。困るわぁ。」
「でもでも!如月も女子力高いと思うんだ僕は!」
「なるほどね…確かに髪が髪がって言ってるもんね。」
「1回髪を心配しすぎるあたり中破したのよ?如月ちゃんって。」
「横須賀組しか知らない情報だね。」
「ええ…。それは演習?」
「違うわよ〜。確か…遠征だったかしらね…?」
「それは大変だったね。」
さすがに如月の話には私も苦笑いだ。だけど、これは本当にチャンスなのではないだろうか?ここでなにかのプレゼントでお詫びができる気がする。
「ねぇ、時雨に荒潮。」
「どしたんだい?」「なぁに?」
「この後、時間空いてる?」
「僕は空いてるよ。」「私もあとは非番よ〜。」
「呉の件とか今日のことをお詫びしたいから…買い物着いてきてくれない?」
「そう言うことから僕はついて行くよ!」「あらあらぁ。いいわよ〜。」
私たちは交代時間までどこに行くか話し合った。横須賀をよく知っている荒潮が考えて、どこに行くべきかと提案する。そして、赤レンガ倉庫は一応行っておくべきと言うことになり、交代時間になった。
「うむ。儂で最後じゃな!この利根に任せて遊びに行ってくるといいぞ!」
「じゃあお願いするわね〜ふふふ。 」
私たちは駆け足で信濃から電動ボートに乗り、岸へ向かった。その時に信濃の副艦長も降りてきた。
「お疲れ様です。」
「お疲れ様です。」「お疲れ様〜。」「お疲れ様。」
「もしかして、お出かけですか?」
「そうだね。君はどこに行くのかな?」
「少し横浜の方に中華を食べにと思いまして…せっかくの休みですから…。みなさんは?」
「赤レンガ倉庫に行こうと思ってるのだけど…行き方がわからなくて…。」
「なるほど…ならば送りますよ?確か赤レンガ倉庫って横浜ですよね?いいですよ?」
「あらぁそれは助かるわぁ。」
「向かいに来るとき用にこれ。私の電話番号です。」
「ごめんね。助かるよ。」
こうして、私たちは横須賀鎮守府に着き、鎮守府の唯一の生き残りの車に乗り横浜に向かった。横須賀からは少し遠く。赤レンガ倉庫の方が遠かった。
「中華街って反対方向だけどいいの?」
「大丈夫ですよ。私も横浜初めてなんです!ドライブできるだけで楽しいと言うか。」
「そう。楽しければいいのだけど…。」
「そろそろ着きますよ。みなさんは艦娘ってバレないようにしてください。昨日の横須賀みたいに反対派がいるかもしれません。ですので気をつけてください。」
「了解よ〜。」
私たちは副艦長に送ってもらい、赤レンガ倉庫に来た。秋なのだが、冬用の道具が売られていた。早くない?と思いつつ、中に入る。
「やっぱりハンカチとかペンとかが1番かしらねぇ〜?」
「かもしれないけど…やっぱりここは叢雲が決めるべきじゃないかな?」
「それもそうねぇ。私からの案としてはハンカチかペンなのだけど…叢雲ちゃんからなら提督さんなんでも嬉しいと思うわよ〜?」
「んー…これか…これぇ…?あれぇ?提督の好きなやつ分からないから…えっと…?」
「悩んでるわねぇ。時雨ちゃんは白露ちゃんにお土産かしらぁ?」
「それもそうだね。んー…白露何が好きかな…。」
「私も〜姉さんにお土産買って帰ろうかしら〜。何が好きなのか…分からないのよねぇ〜。」
3人で赤レンガ倉庫で何を買うか悩んでいた。これを買うべきかこれか?と3人で呑気に考える。今日1日もう非番だからこそできるゆったりした夜だった。
「あれぇ?えっと…これぇ?でもぉ?」
「あらあらぁ…。いい感じに悩んでるわねぇ〜。」
「そうだね。僕たちどうする?」
「そうねぇ…そろそろ助けた方が良さそうねぇ…。でも提督さんならなんでも喜びそうよねぇ。」
「んー…悩んでるからこそかな?」
「そうねぇ〜。叢雲ちゃん大丈夫?」
「大丈夫…なわけないでしょ!提督の好きな物って何!?は?わかんないんだけど!」
「あらぁ…これは…ダメみたいねぇ。」
「分からない!これ?これ?何よこれ!」
「時雨ちゃんちょっと電話貸してほしいのだけどいいかしら?」
「えっと…わかったよ…。」
「もしもし、聞こえるかしら?」
『はい?どうした?時雨…いや、その声は荒潮?』
「今欲しいものってあるかしらぁ?今買い物に来ているのだけど…。」
『え…?ほしいもの…?えっと護身できるものかな…?』
「そう言うことじゃないわよぉ〜。何か身の回りで使えるもの…例えば執務とかで使えるものとか買おうと思うのだけど?」
『そうだなぁ。所属の子達がちゃんと帰ってくることが俺からしたらプレゼントなんだがなぁ…。』
「そんなことじゃないわよ〜。ペンとかあるでしょ〜?」
『そう言われてもだなぁ…んー。困るんだが?』
「なら仕方ないわねぇ。最終方法取るしかないわ。」
そう言って荒潮は電話を切り、時雨と話す。
「どうする気?プレゼントなしで帰るのかい?」
「違うわよ〜。それはねぇ〜横須賀に帰ってからの秘密よ。」
「えっと…?とりあえず時雨は帰るよ。」
「え?決まってないんだけどって!離して!」
私は時雨に引っ張れて赤レンガ倉庫を出る。そして、時雨は電話をかけて私はその辺のベンチに座らされる。プレゼントも買ってないのに帰るってことは…決まらなさすぎて怒ってる!?私は考えに考えた。だけど思い当たる節がなく…迎えに来た副艦長の車に押し込まれた。そして、耳元で囁かれた。
「いいかい?叢雲、プレゼントが決まらなかったのなら叢雲をプレゼントにすればいいって話になったんだよ。それで今から帰る訳なんだけど…まあ、荒潮が何とかしてくれるよ!」
「それで大丈夫なのよね?」
「多分だけど大丈夫だよ!」
そうゆって私たちは横須賀鎮守府に帰ってきた。横須賀鎮守府は特に誰も立っておらず、暗闇だった。その中に軍事車両のライトのみしか明かりはなく、1歩ズレると常闇に連れていかれるようだった。
「こっちよぉ〜。叢雲ちゃんは〜。」
「ちょっと待って…?何よそれ…ちょっと!?」
私は闇の中で服を脱がされ何かを巻かれる。周りが闇で全然分からない。だからこそ怖い。これは…呉事件の第2次ではなかろうか!?どうするべきなのか…。大事なところを上手いこと隠され、箱の中に押し込まれる。私は自分がどんな姿をしているの未だに理解ができていない。今は船の上なのかすごく揺れていた。そして、信濃に上げられてどこかに連れていかれる。
「失礼するわねぇ。これ私たちからのプレゼントだからぁ〜。大事に使って欲しいわぁ〜。」
「じゃあ、僕達は叢雲の代わりに渡しに来ただけだから!じゃあね!おやすみ!」
「お…おう?急になんだ?」
私は箱が開けられるのが嫌で何とかして提督が開けないようにしなければならないと考えた。しかし、内側からは何も出来ず…その時は来てしまった。ビリビリと外から聞こえる。包装を破っている音だろう。そしてシュルシュルとリボンを取る音。「(いやぁぁぁぁぁぁぁぁ。)」と心の叫びをしていると箱が開いて私の姿が顕になる。
「む…叢雲!?なんて格好してるんだ!」
「私がやりたくてやったわけじゃないわよ!」
「これ着ろ!」
「ありがとうね!」
私は提督に渡された服を着た。しかし、これよく見たら彼シャツだった。
「これ…彼シャツじゃない…。」
「うーん。別の意味でエロさが。」
「うるさい。」
「すいません。」
私はとりあえず代わりの服を探す。しかしここは艦長室でそんなものは無いはずだ。私は諦めて提督の布団に潜り込む。
「服…取ってきてよ。」
「服なぁ…そのタンスに改二前の服が入ってるはずだぞ。」
「どうして入ってるのよ。私しっかり明石さんに渡したはずだけど…?」
「何故か入ってた以上。俺は廊下に出てるから着替えとけ。」
そうやって提督は艦長室を出ていった。私は改二前の服装を着るとかなりピチピチで私は焦る。
「あれ!?私太った!?いや、違うわ!これは成長期よ!胸もほら、大きくなったし?だから!太ったわけじゃないのよ!そうよね!」
私は1人で言い聞かせる。それしか方法がないのだから。
どもども綾凪九尾です。
皆さんどうですか?元気ですか?私は病みかけです。
別に病んでるわけじゃないのでご安心を。
さて、今回は叢雲軸の話です。叢雲、時雨、荒潮と言う少し個性の強い艦娘たちが一緒にお出かけって良くないですか?いいですよね?いいって言えよ。
お前も叢雲推しにならないか?見ればわかる叢雲好きだろ?って訳です。(何を仰ってるのか…?)
さて、今回のネタ…はぁ〜…ないですね。あるわけないですねぇ〜恋愛重視にしてますから。ええ。はい。
荒潮の話し方変?ですよねぇ〜。私もそう思います。まだ掴めてないキャラなので難しいんですよねぇ〜。
あっそうだ。信濃の副艦長の名前募集しよっと。
決して考えるのが面倒とかコメ稼ぎとかじゃないですから。面倒なだけです。
それではメンタルが持ちそうにないのでここで締めさせて頂きます。
この小説は今月2月22日を持って1年目を迎えますのでどうかそのことも頭の片隅にお願い致します。
読んでいただきありがとうございます。
次回もお待ちくださいませ。
次回は20日となっておりますのでお待ちくださいませませ〜