俺とGZの異世界旅行記   作:マーシィー

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私による私のための蹂躙劇です。by帰還用目印防衛手段並び防衛力統括種より



ネギ……?編 4

 私達が魔法世界の戦争に参加すると、帝国の使者に伝えてから一週間後。私は帝国の首都にいます。

 

 私が戦争に参加すると決めてから6日間の間は準備やら陰陽師達への説明やらに費やし残りの一日で移動しました。移動の際に帝国の使者と一緒に移動したのですがその時の使者の顔はなんともいえない表情でした。何ででしょう?

 さて、帝国の首都に来ましたが早速王族の人と合う事になりました。使者さん曰く今回の私達への援護要請は使者さんを送り出したヘラス帝国第三皇女テオドラ様の独断だったらしい。独断とは言え現実世界での最大規模の組織への援護要請など独断でしていい物ですか?と聞いて見たら特に問題になるような事はなかった、とのことでした。

 まあ、普通に考えたら受けてもらえるとは思いませんからね。と思っていたらただ単に彼女の父親、つまり現王様が親馬鹿だった様で問題にならないように裏から手を回していたようでした。

 

「はじめまして、なのじゃ。現実世界最大組織「陰陽院」の氷室美久殿」

 

「はじめまして。ヘラス帝国第三皇女テオドラ様」

 

 私の目の前にいる褐色の肌に頭部から生えた二本の角を持つ女性こそ私達に援護要請の使者を送ってきた張本人、ヘラス帝国第三皇女テオドラである。

 

「私個人的に聞きたい事は山ほど有るがまずは先に今回の件での条件の確認をしたいのじゃが良いか?」

 

「ええ。私もそれで構いません」

 

「そうか……なら早速はじめようか」

 

 そうして始った今回の援護に関する条件の確認ですが、まあ殆ど使者と話した事の確認であり問題になるような事は有りませんでした……一つを除いて。

 

「……以上が今回の事での条件じゃ。異論は無いな」

 

「ええ。ありません」

 

 条件の確認が終ったのにテオドラは顔を顰めていました。

 

「テオドラ様?何か問題でも?」

 

「いや、な。私が使わした使者から聞いたのだがそなたが私達に貸し出してくれる戦力なのじゃが……」

 

「それが何か?」

 

「……いや兆って如何いう事じゃ」

 

 戦力数に何か不満でもあるのでしょうか?

 

「いやそんな「足りませんか?」見たいな顔をされてもな……」

 

「では何が不満なんですか?」

 

「いやいや普通に考えたら兆単位の戦力なんて信じられんじゃろ」

 

「ああ、なるほど」

 

「えぇ~」

 

 私が納得した表情を見せると何故か引き攣った笑みを見せるテオドラ。

 

「そうですね。確かに兆の戦力を貸します、なんて言っても信じられませんよね」

 

「それが普通じゃからな。それに兆単位の戦力を何所から連れてくるのじゃ?」

 

「連れてくる?」

 

「……何故そこで不思議がるんじゃ」

 

「ああ、すみません。戦力の“作り方”でどうやら私と貴女では考え方が違うようですね」

 

「“作り方”じゃと……何を言って」

 

「私もこう見えて忙しい方なのでこの戦争も終らせましょうか」

 

「そなたッ!一体何を」

 

 驚き声を荒げるテオドラに対して私は

 

「これが私の“私達”の戦い方です」

 

 満面の笑みでそう言いました。

 

 

 

 その日、帝国首都周辺に首都を囲むように異形の化け物が現れた。たった数分とたたずに首都を包囲した化け物たち。だが化け物たちは首都には向かわず首都から“放射線状”に離れていった。その行進は途切れることなく5時間以上の間化け物は現れそして首都から離れていった。

 もしこの光景を空から見ることが出来たのなら首都を中心に太い輪が広がっていく姿が見えただろう。

 

 

 帝国首都を中心に水面に波紋が広がるように行進を開始した兵士級その他たち。地面を埋め尽くし隙間無く行進を続ける彼ら。山も谷も川も森も一切を無視して連合の首都を目指す。

 連合の兵士達も黙って見ているわけも無く防戦を始めるも十を倒せば百となって、百を倒せば千となって、千を倒せば万となって押し寄せ、味方の屍を乗り越え進んでくる敵になすすべも無く敗戦していった。飛行艇や竜騎兵は地平線の彼方から発せられる光の束によって打ち落とされ鬼神兵は腕の一振りで何千もの敵を屠るものの屠った数十倍もの敵にまるで虫の死骸に集る蟻のように這いずられ跡形もなく解体されていった。

 

 そしてもっとも悲惨だったのは地面を歩く魔法使い達だった。広範囲殲滅魔法によって一掃しても一掃した数の何倍もの兵士級たちが現れ攻撃してくる。倒しても倒しても途切れることなく現れ攻撃してくる兵士級たちにどんどん数を減らしていく魔法使い達。

 逃げ出そうとしても空に逃げれば正確無比な光線の束によって灰すら残さずに消滅し、かといって地面を伝って逃げても何所までも何所までも追いかけてくる兵士級たち。

 そしてたった三日で連合に組する国の全てを陥落させて連合の首都メガロメセンブリアを完全に包囲してしまった。

 

 首都メガロメセンブリアに住む住人たちはパニック状態に陥っていた。360度全方位を完全に埋め尽くし果ては遥か彼方の山の上にまで見える異形の化け物たち。次々と送られてくる敗戦の情報。首都から逃げ出そうにも陸地は全て包囲されておりかといって空から逃げようとすれば全方位から光の束によって跡形も無く消されてしまう。

 圧倒的すら生ぬるい数の暴力により完全に戦力を失ってしまった連合は4日目の朝、帝国に降伏の通信をいれここに連合対帝国の戦争は終結する事となった……




360度全方位に隙間無くびっしりと兵士級やら戦車級が敷き詰められ要塞級も隙間無く埋め尽くされている。
さらによく見てみると遥か彼方に見える山にも蠢く物が……

連合兵士<こんな化け物相手に如何しろって言うんだ……


そんなこんなで僅か三日で降伏した連合。この後は美玖さんによる華麗なお話が待っています。
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