ハイスクールD×D×果物鎧武(休載中)   作:アルフォー

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『6』力

蓮サイド

 

あの後、匙の協力の元ギャスパーの訓練として匙にギャスパーの力を吸い取ってもらいながらボールを投げ、

それだけを止めれるように訓練を行ったのだが・・・

 

リアス「ギャスパー出て着て頂戴。無理に出した私も悪かったから。」

ギャスパー「うぇぇぇぇぇん」

 

完全に逆効果でまた、引きこもってしまった。

 

イッセー「すみません、大事な打ち合わせの最中に呼び出しちゃって。」

リアス「かまわないわ。あなたたちはこの子のために頑張ってくれたんだし。」

蓮「本当にすみません。逆効果みたいだったようで。」

リアス「ギャスパーがこんなことになったのには事情があるのよ。」

イッセー「事情?」

リアス「ギャスパーの父親は名門のヴァンパイアなのだけれど母親は人間なの。

ヴァンパイアは悪魔以上に血統を重んじる種族だから、親兄弟からも差別的な扱いを受けていたのよ。

しかも、人間界に来たら来たで化け物扱いされて、しかも時間停止の力まで持って

制御出来ていなかったから忌み嫌われていたのよ。

何をされても気づかないのよ。そんなものの近くにいたいとは思わないものね・・・。」

 

あいつにそんな過去が・・・。

 

イッセー「そうか、あいつもアーシアと同じだったんだ。」

リアス「もちろん、私たちはそんなことしない子っていうのは分っているのだけれど・・・。」

ギャスパー「僕、こんな力なんていらない。皆止まっちゃうんだ。だから皆嫌がる。僕だって嫌だ。

もう、皆の止まった顔を見るのはもう嫌だ!!」

 

部屋の外にまでギャスパーの悲痛な声が響いてきた。

 

リアス「これでは、キング失格ね・・・。」

イッセー「部長!あとは任せてください!」

リアス「イッセー。」

イッセー「せっかくできた男子の後輩なんです。俺たちで何とかします。な、蓮!」

蓮「ああ。さっきの話を聞いて余計にあいつをほっとけないからな!」

リアス「なら、後は任せるわ。」

 

部長は笑顔で、でも最後にギャスパーの部屋を心配そうに見て、魔法陣で転移した。

 

イッセー「ギャスパー、お前が出てくるまで俺はここを一歩も動かねぇからな!」

 

まぁ向こうから出てきてくれるのをひたすら待つしかないか。

 

▼▼▼

イッセーサイド

三時間後

 

あたりはもう暗くなっていた。

すると蓮が話始めた。

 

蓮「なぁ、ギャスパーお前はその力が怖いか?」

 

だがギャスパーからはその返事は帰ってこなくとも続けた。

 

蓮「俺もいつかこの世界を滅ぼす植物のある世界とを繋げる力、人でも何でも化け物に変えてしまう果物の力を使ってるんだ。

しかも、その世界を繋げて浸食させているのは紛れもなく俺だと思う。」

イッセー「蓮、だからそれはお前のせいと決まったわけじゃ・・蓮「それでもその可能性は高い。」・・・」

 

その時の蓮の顔は悲しそうで手も震えていた。

 

蓮「俺はな今でもこの力が怖いよ。俺が化け物になっちまうんじゃないかって、俺の力で世界が滅んでしまうんじゃないかって、

そんなことばかり考えてしまうよ。でもな俺はこの力で誰かを守れるなら守りたいって思ってる。」

イッセー「俺も最強のドラゴンの力を宿してる。この力を使うたび体の一部が別のナニかに変わってる気がするんだ。

それでも俺は恐れず前に進もうって思ってる。」

ギャスパー「もしかしたらその力で大切な何かを失ってしまうかもしれないんですよ。どうしてそんなにまっすぐ生きられるんですか?」

 

イッセー「俺はバカだから難しいことは分んねぇけど、部長のなっみだは二度と見たくねぇ。仲間が次々と倒れっていって最後に俺だけが残って、それでもボコボコやられて、あんま良く覚えてねぇけど、あの時の部長の涙だけは心に焼き付いてる。あれはきっついんだ。」

蓮「俺はそこまで強くない、多分俺のせいで何かを失う結果になってしまったら俺は多分その重圧に耐えられない。

でもだからこそ、失わないためにこの力を使う。たとえ俺が死んでも。」

 

すると少しだけ扉の部屋が開いた

 

ギャスパー「僕はイッセー先輩が言ってた戦いを知ってます。でも僕はただこの部屋にいただけで・・・」

イッセー「別に攻めてるってわけじゃないさ。だってこれからは違うだろ。」

ギャスパー「でも僕がいても皆に迷惑をかけるだけで・・・」

蓮「誰もお前のことを迷惑だなんて思わねぇよ、皆、仲間だって思ってるからこそお前と訓練したり、話したり、ほっとかないんだよ。」

 

今度は扉を開け、出てきてくれた。

 

ギャスパー「先輩・・・。」

イッセー「なぁ、ギャスパー力を貸してくれ、一緒に部長を支えようぜ。お前が怖いものは俺たちで一緒に乗り越えようぜ。」

ギャスパー「でも・・イッセー「なら俺の血飲んでみっか?」!」

イッセー「そうすりゃさもっと、お目の力もうまく・・ギャスパー「怖いんです!!」」

ギャスパー「生きたものから血を吸うだなんて、今でも輸血用の血を吸うのが精いっぱいで、今でも自分の力が怖いのに、これ以上何かが昂ったら僕は・・・」

イッセー「そんなにか?俺なんてお前の能力が羨ましいけどな。」

ギャスパー「羨ましい。」

蓮「またくだらない使い方だろ。ギャスパー聞かなくてもいいからな。」

イッセー「なにがくだらないだ!!匍匐前進して女の子のスカートの中をだな。

いやいや、そんなせこいことより、部長を止めておっぱいを好き放題、いや朱乃さんや黒歌先生のおっぱいも・・・。」

「おい、黒歌に手を出すってんなら、お前でも容赦しねぇぞ。ゴラァ。」

イッセー「じょ、冗談だって。さすがに人の彼女には手を出さねぇよ。それでも妄想が止まらん!」

ギャスパー「先輩って優しいんですね。僕、羨ましいだなんて言われたことなくてしかも具体的な例まで。」

蓮「いや、その具体例は絶対にダメだからね!!」

ギャスパー「それでも、僕この能力は嫌われるものばかりだと思っていました。」

イッセー「馬鹿野郎!!俺らは神器を与えられた。それが逃れられない運命だとしたら、前向きに考えなくてどうする!呪ったり、恨んだりして一生過ごすつもりか!!

よく聞け!ギャスパー、俺はこの赤龍帝の力を何としても部長のおっぱいに譲渡した・・って蓮!!ギャスパーの耳を塞ぐな!!」

蓮「教育に悪すぎる。てか伝説の力をそんなことに使おうとしてたのか・・・。」

イッセー「ガチで引くな!!俺は何としてもこの目標を成し遂げるんだ!!」

 

蓮(こいつの将来がいよいよ不安になってきた・・・。)

 

ギャスパー「すごいです。伝説の力をそんな卑猥なことに使おうとするなんて!!僕の思考回路では到底思いつきません!!

イッセー先輩の煩悩って勇気にあふれてるんですね!!」

イッセー「よせよ。照れるだろ。」

蓮「そんなんでいいのかギャスパー・・・。」

 

蓮(部長すみません、ギャスパーがおかしな方向に進みだしました。僕にはもう止めれそうにありません。)

 

俺たちはそのままギャスパーの部屋の中で雑談をすることとなった。

 

▼▼▼

蓮サイド

 

あの後三十分ぐらい雑談してたが、あの譲渡の話ってサーゼクス様発案なの!?あの人も結構ぶっ飛んでんな・・・。

 

裕斗「お!さすがだね。もう、打ち解けあってるね。」

蓮「お、裕斗か。」

イッセー「お疲れ。いいところに来た!今、俺たちグレモリー眷属の連携について考えてたんだ。」

裕斗「へぇ~。気になるね。」

蓮「どうせ、いつものろくでもないことだろ。」

イッセー「ろくでもないとはなんだ!!まず、俺が溜めた力をギャスパーに譲渡そしてギャスパーがそれで時間を止める。そして、その間二人は俺を敵から守ってその間に俺は止まってる女の子たちを・・・!!」

蓮「ほ~ら。ろくでもないことだ。まず、そんなことしようものなら、俺がその前にお前をボコボコにするわ」

裕斗「イッセー君、そろそろ真剣に自分の力について考えた方が良いと思うよ。」

イッセー「そんな目で見るな!!そうだ!ちょうど男子だけ集まったんだ!!この際、女の子の好きな所について語ろうぜ!もちろん、俺はおっぱい!!」

 

なぜこんな話になった?てか、そんなこと考えたこともなかったな・・・。

 

イッセー「おい!蓮!最後はお前の番だぞ。」

 

な!しまった!考えていたらいつの間にか俺の番に・・・。てかギャスパーと裕斗も答えたのね・・・。

 

イッセー「さぁ!白状しろ!!本当は結構ムッツリなんだろ!!」

蓮「わかったわかった。答えるよ。俺は・・ゼノヴィア「なんだ仲良く話してるじゃないか。」おわぁぁ!!」

 

突然、ゼノヴィア、小猫、アーシアが入ってきた。

 

イッセー「答えるって言ったんだから答えろ!!蓮!!」

蓮「できるかぁぁぁぁぁ!!!」

 

女性の前で話す内容じゃないだろうが!!

 

小猫「たしかにさっき『答える』って言ってましたね。」

蓮「聞こえてたの!?」

小猫「猫は聴覚も人より優れているんですよ。」

イッセー「さてさて、聞かせてもらおうか!蓮!!」

 

しかたがあるまいか。

 

蓮「わかった。答えよう。おい!あれはなんだ!!

 

皆が俺が指をさした方を見る。

 

蓮以外「「「「何もない??」」」」

蓮「さらば!!」

 

俺は全速力で走った。

馬鹿めこんな古典的なトラップにかかりおってこのまま逃げさせてもらお・・???「そうはいかないにゃ!!」この声は!!

 

黒歌「今、白音から、蓮の女性の好きな所について答えると聞いて来たにゃ!!逃がさないにゃ!!」

 

ガシッ

 

まずい!思わぬ伏兵が!!そのまま俺は連れていかれ囲まれた。

 

ゼノヴィア「さぁ、吐いてもらおうか。その情報を!!」

 

首元にデュランダルを突き付けられる。そこまでする!?

 

蓮「はぁ~。答えるよ。サラッと髪とうなじだ。」

 

蓮以外「「「「え?」」」」

 

意外そうにするな!!

 

この後、終始恥ずかしかった。

主にみんなからの視線で!!

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