蓮「それでもさっさと書け。」
アルフォー「そんな殺生な。こっちはFGOとかいろい••蓮「やっぱ、遊びじゃねぇか!!」あ。」
蓮「早く書け、いいな?」
アルフォー「はい•••。」
蓮「それではどうぞ。」
蓮サイド
あの後、何事もなく時間は過ぎていった。
貴虎さんは今日の朝に飛行機でまたアメリカに向かっていった。
結局、大してほとんどしゃべれなかったな。
そして今日の夕方、イッセーが朱乃さんに呼び出されたようなので俺はヘルヘイムの調査をしていた。
蓮「う~ん、やっぱ俺の思い過ごしだったのかな?」
今は遺跡を探索しているのだがやはりあるのは昔、誰かが生活をしていた形跡のみで何もなかった。
とりあえず、もう少しだけ探索するか、やっぱここがどうしても何かがある気がする。
10分後
やっぱ、なんもないかそろそろ帰るか。
そう思い俺は後ろを向き、来た道を戻ろうとすると、一瞬鎧を纏い剣のようなものをもった赤いナニかが通り過ぎていくのが見えた。
蓮「なんだ今の!?」
俺は警戒しながらも赤いナニかが行った方向に行くと今度ははっきり姿が見えた。
なんだこのインベス!?武装までしていやがる。
インベス?「~~~~。~~~~~~~。」
しゃべった!?なんだこの異質なインベス。てか悪魔でもやはり地球外の言語は分んねぇのか。
そう考えているとそのインベスは立ち去ろうとしていく。
とりあえず、俺はとっさにスマホのカメラでそいつを撮影することに成功した。
その後、追いかけてみたもののいなくなっていた。
なんだったんだ今の・・・。
その後帰宅すると、黒歌、小猫、ゼノヴィアはすでに帰っていた。
本人ら曰く「家もいいけどホテルもなかなか寛げて良かった」だそうだ。
その後、俺はあの時撮った写真を見ていた。
ぼやけているがしっかりと姿は写っていた。
蓮「やっぱ、あの森まだなんかあるのかもしれないが、一体何があるってんだ。」
まぁ考えても仕方ねぇか。そう思い、俺は寝ることにした。
▼▼▼
次の日
俺はたまにはと思い、屋上で昼食をとっていた。
そして明日は会談がある。だけど、俺はどうしても昨日のインベスが気になっていた。
やはり、会話の意思があったと見るとやはり知能を持ったインベスがいることになる。
戦うとなると厄介だぞ。こいつは。
でも、逆に会話が出来たら、あの森のことが分かるかもしれない。
小猫「・・・どうしたんですか。何か悩んでいるようですが?」
蓮「ん?あぁ、いや、別に何でもないんだ。」
てか、小猫ちゃんいつの間にいたんだ。小さくてわかんなか・・危ねぇ!!
俺の目の前を小猫ちゃんの拳が横切った。
小猫「何か失礼なことを考えていませんでしたか。」
蓮「い、いやいや、そんなわけがないじゃないですか。あはははは。」
黒歌「本当の所は?」
蓮「小さくて気づかなかったと、あ。」
黒歌もいつの間に!?ってやばい。つい乗せられて。
小猫「へぇ~。小さくて気づかなかった、ですか・・・。」
蓮「く、黒歌、嵌めやがったな。っていねぇ!?」
さっきまでいたはずの黒歌はいなくなっていた。
小猫「最後に遺言ぐらいは聞いてあげますよ。何か言い残すことは?」
やべぇ、俺、殺される。
蓮「に」
小猫「に?」
蓮「逃げろーーーーーーー!!!!」
俺は全速力で逃げた。後ろを向くとほぼ同じぐらいのスピードで鬼の形相のまま追いかけてきた。
まずいな。後昼休みの終了まで・・・20分はあるぞ。
俺は校舎内を逃げ回っていた。
生徒A「おい!蓮が学園のマスコットである小猫ちゃんに多分怒られて追い回されてるぞ。」
生徒B「なんだと!!マスコットである小猫様を怒らせ追い回されてるだと!
奴を捕まえろ!!そして小猫様に献上するぞ!!!」
他の生徒達「「「「「おおおおおおおおおお!!!!!!!」」」」」
おいいーーー!!!後ろからやべえことが聞こえたぞ!!
まずい、もし捕まって小猫ちゃんに差し出されたら俺は木端微塵☆にされるぞ。
俺はとりあえず、昼休みの間逃げきれれば後はどうとでもなるはずだ。
そして逃げていると、前の曲がり角から人が
生徒達「「「「蓮、逃げ場はないぞ!!!観念しやがれ!!!!」」」」
おいおい、挟まれてるじゃねぇか。こうなったら!!
俺は横を向き壁キックの要領で前の生徒たちをジャンプで避けて走り出した。
生徒達「「「「そんなバカな!!!!」」」」
悪魔の身体能力最高だな!!
だがここでまずいことが起きた。
俺は壁キックの要領でまっすぐ進んだはいいもののこのままいっても行き止まりなのだ。
まずいと思い俺はとっさに目の前の部屋に入った。
男子更衣室。普段なら部活の生徒が使っているが、今は昼休みなので、誰もいなかった。
そして俺は奥から3番目のロッカーに入った。
そうすると部屋のドアが開いた音が聞こえた。
小猫「逃げても無駄ですよ。今すぐ出てくるなら半殺しで勘弁してあげます。」
俺はそれを聞いて余計に見つかるわけにはいかなくなった。
小猫「・・・出てきませんか。なら探すだけです。」
そう言うと足音が聞こえ始める。
バコーン
へ?何が起こって・・バコーン
ま、間違いない小猫ちゃんロッカーを一つずつ殴ってへこませていってる!!
このままじゃさっき冗談で言った、木端微塵☆が実現してしまう。
そしてどんどん音が近づいてくる。
そして俺はここで賭けに出た。
俺は俺のロッカーの一つ前のロッカーがつぶされたと同時にロッカーから飛び出し、逃げ出した。
だが、そんな抵抗は意味をなさなかった。
小猫「ツカマエタ。」
蓮「ひぃ!小猫様!お慈悲を!」
小猫「大丈夫です。ちょっと体が全然動けなくなって、ふわふわして意識がなくなるだけです。」
蓮「それって大丈夫じゃないよね!!お願いだから許して。」
小猫「痛みは一瞬です。」
蓮「いや、いや、いやぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
その後、俺は放課後ボロボロで発見された。
そして恐怖から小猫ちゃんから小猫様と呼ぶことになった・・・。