銀色の悪魔…4th Stage(プロジェクトD編) 作:SilviaSilvermoon
そこまでの間のお話。
この日…さつきは休みで朝から天気も良かったので家を掃除したけどまだ午前中だったので勢いでS13とS15更に美奈子のNOTEも洗車して…たまには充電させたいって言うのもあって、
碓氷にでも行ってくればそこそこ充電も出来て楽しめるかなって思ってS15で出発し、上信越道の松井田妙義で降りて一路碓氷峠を目指す。
近所のスタンドで給油と空気圧チェックをしたついでに碓氷峠について聞いてみた。
やっぱりImpactBlueの名前は絶大。真子ちゃんが離れた後も沙雪が1人で走ってても目立ってる様だ。
さつき心の声『(へえ…原作じゃ横に乗ってるイメージしかないけど、お嬢って結構走れるんじゃん。)』
教えられた道を進んでいざ碓氷峠へ。誰にも連絡してないから今回はコーチも居ないし、自力で進めていく事にする。まずはグリップで50%位から3セットこなす毎に10%ずつ上げるという方法で徐々にペースアップ。平日の昼間は…さすがに空いてるから飛ばしやすい。でもお巡りさんが来そうで怖いのはあるけど…ね。
何とか80%で軽~くドリフトができる位にした所で夕暮れに。
さすがに夕方の混雑時は避けたかったので、今回はここで打ち切るつもりで戻りながら美奈子の勤めてるケーキ屋へ。顔を出したら美奈子は休憩中で^^;;;呼ぶのも大変だし…大人しくチョコレートケーキとチーズケーキを買って駐車場に戻ると…出くわしちゃったじゃん…お嬢に。
沙雪「あれぇ~!どうしたのこんな所で珍しいねえ?美奈子居た?」
さつき『あ、今休憩みたいで居なかったから取り敢えず俺の好きなチョコレートケーキとチーズケーキ買ってきた。』
沙雪「なぁんだ、言ってくれればいくらでも持って行くのに。ケーキとか食べるなんて思ってなかったからさあ…男の人ってあんまり食べるイメージ無いからさあ。」
さつき『そっか?俺、結構好きだよ?ケーキ類は。あ、さっき暇でさあ碓氷ちょこっと行ってきた。結構トリッキーなんだね。スタンドのあんちゃんがImpactBlueの事推しててさ。沙雪も結構走れるって言うのを聞いて今度一緒に行こうかなってさ。軽く流してコースは頭に入れてきたよ。』
沙雪「あ、そうなの?じゃあ今夜デートしようよ?ね?碓氷で良いよねえ?」
半ば強引に約束させられた…。そこで一瞬頭をよぎったのが…。
さつき『あ、美奈子に一応断り入れとかないといけないか?』
沙雪「あっ、確か今日ってさあ…店舗の歓迎会があったと思ったけどなあ?そう言われると心配になって来たから…一応確認取っとくわ。」
ピッピッピ…スマホを巧みに操作しメールを打って担当者に確認してる沙雪。
沙雪「あ、やっぱりきょう歓迎会だって。8時スタートだと思うから…多分10時過ぎまでは終わらないでしょ…家に着くのが10時半とかじゃない?メモで残しておけば…美奈子はご飯も作れるし大丈夫だと思うけどなあ…?」
さつき『じゃあ、取り敢えず家にケーキ置いてメモを残してくるから何時に集合?』
沙雪「今…6時でしょう?あたしも1回帰るから7時半位にここでも良い?」
さつき『OK^^じゃあ…あとでな。』
一旦沙雪と別れて家に帰って冷蔵庫にケーキを入れ、メモを残してそのまま家を出る…
スタンドによって一応半分よりちょっと上にあったけど…交通費の分でこっちに給油して美奈子のケーキ屋の駐車場に向かう。
すると美奈子がまとめたゴミをストッカーに入れるため出てきたので、今日歓迎会なのを確認。冷蔵庫にケーキが入ってるのと沙雪と会うので美奈子の方が早かったらご飯食べて適当にしてって伝えて車に戻るとちょうどお嬢が来た。
2台で一旦お嬢の家にシルエイティを置き、S15で碓氷へ。
沙雪はS15に乗ったのが初めてだったこともあって常に上機嫌。とりあえず80%で碓氷を1周してみることに。
沙雪「驚いた…今日の昼間だけでここまで走れちゃうんだ(早めに出てきてた地元の小僧たちより速い”湘南ナンバーのS15"に沙雪が素直に驚いている)…さすが”銀色の悪魔”もうちょっと一般車が減ってC=121がガラ空きになったら全開のドリフトしてるの見たいな^^」
さつき『そしたら…先に夕飯食べちゃうか?時間ずらしてもう1回来れば良いじゃん。』
そして夕飯を食べて…良さそうだったので90%をすっ飛ばして横に指示してくれる人が居るので
一気に全開…沙雪が測ったストップウォッチの一発勝負の記録は…公式記録での最速の下りの記録…真子ちゃん運転のImpactBlueの持つ記録を一気に12秒更新しましたとさ^^;;;やっぱりC=121の全開でドリフトは面白い^^
沙雪も喜んでくれたしプロジェクトDの練習にもなるし大満足です(^^♪
(※―ここからはさつきsideで進行します―)
碓氷から帰って来て…休みの度に出歩くようになった。
神奈川を含めて転戦が予定されてる峠をめぐりながら、自分なりにコースの攻略を考えてみる。
ケンタの持って来る車載の動画の運転が無茶苦茶で正直あてにならない。
”良くこれで拓海や高橋 啓介が理解できるんだなあ?”と感心してしまう位^^;;;
(俺の理解力の問題かも知れないけども…モノには限度って言うでしょ?^^;;;)
って事で最近は自分で現地に行くようになった。
(※もちろんピンチヒッターの件は頼られ過ぎても困るという事で高橋 涼介からも口外しないように言われてる為、拓海や高橋 啓介に遭わない様にしてるけどね(;^_^)A。)
ただS15やS13は目立ってしまうので専ら偵察にはNOTEで行って、まずは現地の地形などを歩いて確認…その後走ってみるパターンが多くなった。(※こう言う事があったので、S13を美奈子にやって群馬ナンバーに交換したNOTEと交換でも良いなって思うようになった。)
久々に高橋 涼介が会いたいと言ってきたので、早番で上がる日に高崎駅近くのファミレスで待ち合わせた。俺の方が先に着いた為S15を置き、奥の方の入り口からは見えにくい所の席でドリンクバーを頼んでコーラやメロンソーダーを飲んでいた。
高橋 涼介「ヲイヲイ、もっと何か頼んどけば良いのに…質素だなあ?」
さつき『おっ…来たねぇ。って言うか、経費掛かり過ぎてんじゃないか?かなり移動の交通費だけでも凄まじい額だろうに…』
高橋 涼介「まあ…それ位は計算に入ってるさ。さつきの交通費だって出そうと思ってたんだぜ?領収書持ってるか?」
さつき『とりあえず取ってはあるけどさ…群馬、栃木、埼玉だけで交通費が3万超してるぞ?
一応俺もスタンドの社員だからガソリンやオイル、タイヤに対しては従業員価格ってもんがあるから良いけど…高速代だけは何ともならなくてな。』
高橋 涼介「それで最近S15やS13ではなく…従妹のNOTEを使ってるのか?」
さつき『おいおい、ずいぶん詳しいじゃね~か?従妹の美奈子を狙ってるのか?
まあ、ガソリン代だけじゃないさ。NOTEの方がより風景に溶け込みやすいから
拓海や啓介の目をごまかしやすいかなってさ。ピンチヒッターの件は極秘なんだろう?少しでも目立たないほうが良かろう?』
高橋 涼介「まあな…あのS15は目立つからな。地元の連中も意識しだすだろうしな…そりゃ構わないが従妹のNOTEの距離が延びると問題出ないのか?」
さつき『だから問題がら出る前にあのS13と交換しておこうかと思ってな。』
高橋 涼介「そうか…あのS13をなあ。ああ、ちょっと調べさせてもらったが…
従妹の美奈子さん…だっけか?あの人が”漆黒の闇に浮かぶ銀色の幽霊(ゴースト)”
だったなんてな…この前S13を振り回して使ってるのを見かけたもんでな…
ちょっと調べさせてもらったらさつきの所のスタンドに入っていくから関係者で間違いないと思ったんだが…まさか従妹で”銀色の悪魔”と”漆黒の闇に浮かぶ銀色の幽霊(ゴースト)”がこの群馬で同居してるなんて考えもしなかったぞ?
昨日、親戚の叔母さん達が来るって言うんで、急遽ケーキ買いに行ったら、接客で出てきて驚いたさ。向こうは”何でここに?”って言う顔をしてたけどな。」
さつき『へえ~色々調べるねぇ…ふむふむ、そんな事がねぇ…って言うか
群馬の走り屋の頂点の高橋 涼介がケーキを買いに行くってかなりレアな感じするけどな…
へぇ~想像つかないな。フフフ( ´艸`)あ、ついでに言っておくとな…
あのケーキ屋の社長令嬢が碓氷のImpactBlueの沙雪だわ。何とかして美奈子を真子ちゃんの後釜にしようとしてるみたいだけどな…』
高橋 涼介「ほう…それはそれでまたすごい取り合わせではあるが…厄介な相手になる事は間違いないな。」
さつき『まあ…厄介であることに間違いはないと思うけどな。碓氷は厳密に言えば長野との県境だし…関東に入れなくて良いんだろう?』
冗談を言いつつも今後の転戦の順番などを決めていく。一応相手の前情報を基にレベルを徐々に上げていく方向で検討を進める。
そうすると奇しくも神奈川が最終という事になった。ある意味神奈川は自分で言うのもなんだけどそこそこレベルは高い方にあるんじゃないかとは思う。
ただ…このプロジェクトDの2人もなかなか育ってきていると思うのは確かで。
うかうかしてたら自分だってヤバいのに…神奈川に今居ないからって言うのもあるけど、名前の挙がってる奴等って…圧倒的に俺の世代より年下なんだろうと思う。
知らない名前ばっかりだしね。
神奈川はかなり早めに偵察に行かなくちゃいけないかなって高橋 涼介の言葉を聞きながら思ってたりする。
1時間ほど話し込んで高橋 涼介に交通費のレシートの束を渡しその倍以上の額をよこしてきた。おつりは今後の交通費の足しにしてくれだって^^;;;キザだねえ…まあ、ありがたくいただいて店を後にする。高橋 涼介の行動も探りを入れておかないとな…美奈子に手を出されたりしてもちょっと困るし…とかいろいろ思案しながら戻っていった。
さて…プロジェクトD始動して快進撃は続く…ので、ここらで1発、サプライズを仕掛けるとしますかねぇ…。
蒸し暑くなってきて朝晩との気温差が体力的にどう影響出るか…特に拓海は普段トラックドライバーをしている。目や肩、腰に相当な疲労を抱えてるに違いない。
取り敢えず自分が早番で拓海も早上がりの日を狙って…スタンドのお客さんでもある整体屋の先生のところに連れて行く。
拓海「さつきさん…別に俺はいいっすよぉ~」
さつき『センセー悪いトコは気にせずガンガンやっちゃってください!』
拓海「ちょ、ひどっ!ギャアアアアアア!」
さつき『悪い所はしっかりメンテしとかないと!それは高橋 涼介からも言われてる事だしな。(※大嘘。言われちゃいないけど、体が資本…これ位しかサポートできねぇし…悪く思うなよ。)』
拓海「いでぇえええ!!センセ!そこっ!やっべええ!そこは何!!!シャレになんねぇ~っすよおお!!」
センセー「あぁ…ここは胃腸だろ…で、ここが肩と目の関係で…」
拓海「うぉおおおお!!!ひぃいいい!!痛ってええ!!!やめてっ…くっぐはっ!死ぬ~!!」
センセー「肩甲骨の周りの筋肉がゴリゴリじゃねぇか!何でこんなになるまで放っておいた?」
施術の間…一旦外に出て一応高橋 涼介に電話。
さつき『あ、もしもし~高橋 涼介さんの携帯でよろしかったですかねえ?毎度お世話になってますぅ。〇〇エネルギー渋川SSの小長井ですけども…』
高橋 涼介「何だよ?よそよそしいな…職場からか?」
さつき『うへへっまあ…半分は仕事みたいなもんかな。今、拓海を連れて整体屋に来ててさ…あいつ仕事がトラック運転手だろ?目、肩、腰を酷使するじゃん?
で、プロジェクトDに影響が出たらヤバいと思ってね。スタンドのお客さんの所の割引券貰ったもんでさ。ゴリゴリやってもらってる所さ。
ただ、お宅の弟にもしてもらわなきゃとは思うが…
予定が解らないからな?割引券持って行くから好きな時に受けてもらってくれよ。
あくまでも俺は公平に見てるつもりだからな。
拓海だけに肩入れすることはしないから。それを伝えたくてな。』
高橋 涼介「そっか。ま、そう言う事なら俺も反論は無いしな。ドライバーへの負担がこれからますます大きくなる…費用は俺が持つから。今度会ったときに渡すさ。了解、じゃ割引券サンキューな。」
(ピッ…)電話を終えて治療院に戻るとさんざん騒いでグッタリとした拓海が抜け殻のように座っていた。
さつき『センセーありがとうございました。これでバッチリ良くなりますよね?』
サプライズのついでに…??? (マジか!嘘だろぉおおおおおおおおおおおおおおおお~!!!勘弁してくれぇ~!!!)
センセー「じゃあ次は副店長行ってみようかぁ~!」
さつき『センセ?ちょっと待って今日1人分しかお金持ってないし、俺はまた別の日に来るからさぁあああ!』
センセー「いやぁ、今日はお客さん連れてきてくれたしサビス、サビスゥ~(^^♪」
さつき『んなアホな!フィリピンパブのお姉さんみたいな言い方せんでも!うっそ!いっででっ!いででっ!いっっでええええええ!!マジでやべぇ!!!!ひいいい~!!』
拓海「センセー!さつきさんもお疲れみたいなんで思いっきり疲れの元を取っ払っちゃってくださ~い!」
さつき『マジか!拓海!!!おまえってやつわぁあああああ!!』
拓海「何て仲間思いなんでしょw俺が苦しんだ分、苦しんでくださいね^^」
さつき『マジこれ痛ってええ!センセ!ここ何よ!イタタタタタ!!!』
センセー「ここ?ここか?腎臓と肝臓だな…普段から冷たい物を飲んでるのと、客が来てトイレ我慢しすぎてないか?」
さつき『あ”あ”あ”あ”あ”!!!!うっはあああ!!!痛ってえええええええええ!!!!!!ギブギブギブ!!!!』
★思わぬ逆襲に遭い…疲れを取りに行ったのか逆に貰っちゃったのかわからない位で…帰宅。(チ~ン)
美奈子「お帰り…って何?メッチャ疲れてない?」
さつき『おおぅ…今日さあ…プロジェクトDの方で連戦が続いてるじゃん?だからと思って気を利かせて拓海を連れてスタンドのお客さんのやってる整体屋に連れてってメンテナンスしてもらったんだよ。割引券貰ったのもあってさ。そしたら…1人分しか金持ってなかったのに俺まで巻添え食らっちゃって…ゴリゴリやられちゃってさ…元々46…もう47になる人にはめっちゃ堪えたわぁ…』
美奈子「あ、そんな割引券あったん?そしたらあたしと沙雪と真子ちゃんの3人で行ってみるかなあ…あたしも首と肩がひどいんだよね…。」
さつき『なになに?お前Mなん?めっちゃ痛いし、こんな状態になるぞ?良いのか?』
美奈子「でも、翌朝にはスッキリしてそ~じゃん?」
さつき『そりゃ、そ~かも知れんけども…』
美奈子「じゃ割引券3枚よろ~♪」
さつき『はいよ。後悔しても俺は責任取らないからな。』
美奈子「Thanks!」
そう言い残して自室に消えていく美奈子。ソッコーで沙雪に電話をかけてる。
美奈子「あ、沙雪?あたし、美奈子だけど…今、さつきから割引券貰ったから真子ちゃんも誘って整体に行かない?最近疲れてるじゃん?あたし達。」
沙雪「へ~整体ねえ…身体が歪んでるとお肌の具合とかダイエットにも影響あるとか聞くよねぇ…」
美奈子「でしょでしょ?女子力上げておけば相手が見つかった時にもアタフタしなくて済むし…それに、沙雪はさつきとお付き合いしてるんだから、そういうの大事だと思うよ?」
沙雪「ん~じゃあ、とにかく真子にも聞いてみるわ。今夜返事できるかどうか解んないけど良い?」
美奈子「ああ…割引券の有効期限はまだ3か月くらいあるから急がなくても良いからね。」
沙雪「オッケ~wじゃあ連絡しとくね。」
そしてこの後に真子ちゃんに連絡を取ったら、
真子「へえ…整体ねえ。確かに体が痛い時あるし…受けてみようかなあ?」
という前向きな回答に3人で一緒に行くって事で、週末3人で治療院を訪れ…
しっかり施術してもらった。(でも、拓海やさつきほど大騒ぎにはならず、むしろイタ気持ち良い位でドリフトのキレも良くなったとか…)
(注…あくまでも個人の感想が含まれています^^;;;)
整体は良いけど…でも、その後にタピオカミルクティー飲んじゃダメじゃね?って突っ込む余地がありませんでした…(さつき&池谷注。)
口コミとガソリンスタンドで配る割引券の効果もあってか…整体院に通う人も増え、
センセーには充分感謝され、高橋 啓介から連絡があった時にも施術をお願いしますってしっかり根回ししておきました。(※後日、高橋家に割引券を10枚ほど郵送で送っておきました。高橋 啓介も絶叫したそうです。)
そして数日経って…さつきが群馬に来て2度目の夏を迎え、相変わらずスタンドには常連さんがいっぱい^^;;;
まあ嬉しい事なんだけど、時々収拾がつかなくなる時が…。
今日のメンバー店員side…
店長(遅番)、池谷(珍しく配達と集金日が重なって中番)、樹(←休みなのになぜか私服でいると言う…暇人か?^^;;;)、さつき(バイトの手配が付かず遅番)
客side…健二、沙雪、真子ちゃん、美奈子、拓海(←会社のトラックの給油に寄ったら皆が居たパターン)
店長「何だぁ?今日はまた、すごいメンツが揃ったもんだなあ?」
さつき『これだけ揃うとカオスを通り越して収拾付かなくなりますよね^^;;;』
池谷「店長…これじゃ他のお客さん入ってこれないから…とりあえず片付けちゃいますね?お~い、樹!付き合えよ。」
樹「もちろんっすよぉ。」
さつき『じゃ、俺、メーターとタンク残量取っちゃうね。』
拓海「あ…じゃ、俺ゴミでも片しますね…」
店長「お前さんは良いんじゃないのか?まあ…3年間バイトし続けた習性ってやつなんだろうけども…」
店員組はテキパキと行動…健二も取り敢えずテーブルとか拭き始める…
女子チームはソファに座って整体の帰りに寄った美奈子行きつけのタピオカミルクティーが絶品だったとか…あそこのパンケーキはおいしいだのとsweetsの話題で夢中になっている…
一方、水道の脇では洗った空き缶用のゴミ箱を片付けながら樹と拓海が話してる。
樹「それで…プロジェクトDの方はどうなんだ?ここんとこ毎週末連戦だろ?仕事しながらだと厳しいよなあ?」
拓海「まあ…正直、週の中頃が1番厳しいかなぁ。土日の疲れが月曜と火曜の仕事で増幅されて…水曜と木曜は惰性で何とか仕事をこなしてる…で、金曜の夜から走りこみ、土曜の夜に交流戦。交流戦の後、日曜の早朝までにタイムアタックまで終わらせて朝飯食って撤収…ってパターンが多いしなぁ。あ、この前…さつきさんに、ここのお客さんの整体のセンセーのとこ連れていかれて…ゴリゴリやられた^^;;;」
樹「そっかぁ~。無理してるからやられたらすげぇ痛かったんじゃね~の?」
拓海「そりゃ、もう…痛いとかの比じゃ無ぇ~って。逆に痛みがジンジン残ったまま家に帰って…でも起きたらすっきりしてたけどな。」
樹「それじゃあ…一応効果はあったんだ?」との問いに…
拓海「ん~、効果はあったけど施術中の痛さを考えるとさ…よっぽどの事が無い限り、自分から足を向けることはないと思うなぁ。」
樹「そんなに痛いんだ…でも、さつきさんもお前の事を気にかけてるからじゃね~の?」
拓海「まあな。高橋 涼介さんとさつきさんで相談して決めたらしい。そう言えば、最近 啓介さんも受けに行くんだか行ったんだかって聞いたぜ…」
樹「そりゃ、それでヒィ~ヒィ~言ってる高橋 啓介の姿も見てみたい気はするけどなぁ…ウヒヒっ。」
拓海「お前…性格悪いぞ?他人の不幸を喜ぶなんて…ま、とばっちりでさつきさんも受ける事になって悶絶してるのを見て笑ってた俺も同じだけど…な。」
樹「何だよ…お前だって俺の事言えないんじゃん。」
拓海「ま、そ~ゆ~ことだ。あははははw」
こんな話をしながら片づけを終えて中に入ってきた2人。
樹「店長~外の片づけとゴミ捨て終わりましたぁ。」
店長「おう、お疲れさん。缶コーヒーで悪いけど飲んでくれよ^^」
樹、拓海「「あざ~っす!!」」
池谷「店長~、こっちも洗車機の洗剤類の補充とノズルのエア・パージ、それに操作盤のロックと電源OFF確認しました。」
さつき『こっちもタンクの在庫量とメーターの記入終了です。お疲れ様です。』
店長「お~、2人ともおつかれ~!缶コーヒーでも飲んで休憩してくれ。俺は日報まとめちゃうから。」
さつき、池谷『「了解です^^」』
健二「一応、雑巾がけと水撒きも終わったぜ~」
さつき『お、健二君、ありがとね。これでも飲んでよ。は~い。』
良く健二の飲んでるオレンジジュースを渡す。
健二「うっほ~、さつきさん解ってるぅ~ありがたくいただきま~す。」
さつき『あ、お金は店長から出てるから店長にお礼言っといてね^^』
※この後…みんなでちょっとした食事会に出かけ…なんだかんだでこの世界のの人達と仲良くできてる。
良い人達だから…もう離れらんないな…とさつきは思っていた。
それは同時に美奈子も思ってるようだったけど…また折に触れて書きます。