銀色の悪魔…4th Stage(プロジェクトD編)   作:SilviaSilvermoon

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(※この内容は3rd Stageの”それぞれの恋愛事情4”の内容と重複していますが、Rフラグはありませんのでここにも書いてます。美奈子sideで進行します。)



ケーキ屋を訪れる常連さんが…

最近いつも閉店間際にやってくる若い男性が居る。

パートのおばちゃん達から”こんちゃん”と呼ばれているこの若者はいつも決まってモンブランとチョコレートケーキをお買い上げして風のように去っていく。

パートのおばちゃん達に聞いてみると1か月以上、定休日以外は欠かさず毎日来ているのだと言う。

何でおばちゃんたちが彼を”こんちゃんと呼んでいるのか…それは前に学生証を落として行って、名前が近藤勇一(こんどうゆういち)だから愛称として”こんちゃん”になったのだと言う…

聞くところによると群馬大学の4年生なんだとか。(そう言えば群馬大学ってどこかで聞いたことあるなぁ…って思ったら高橋涼介と同じ大学ね^^;;;)

 

なんか最近…あたしが接客すると挙動がおかしい…何か顔を真っ赤にして明らかにキョドっている…

理由はわからないけどことのほか急いで帰ってしまう…不思議だなぁ…と思ってあたしは去っていく後姿を見送っていた。

(ヲイヲイ、気が付いてやれよ。可哀想に…こんちゃんドンマイ^^;;;作者注。)

ある日、定休日以外毎日買いに来てた”こんちゃん”が来ない…と思ったら閉店間際に滑り込んできて…レジを閉める関係であたしが先に買って確保しておいたケーキを渡し…

息が整っていなかったので駅まで送る事に。

 

美奈子「こんちゃんって…家はどの辺なの?」

 

と走り出してすぐの信号に引っ掛かった時に聞いてみたら

 

こんちゃん「えっと・・・位置的には渋川と伊香保の境に近いんですけど、…伊香保の温泉街に向かうバス通り沿いにEssoのガソリンスタンドがあるの解りますかねぇ?あの近くですけどね。」

 

美奈子「ん?伊香保の温泉街に向かうバス通り沿いのEssoのスタンド…あ、それうちの従兄が務めてるとこじゃないかなあ?スタンドにどうせガソリン入れに行くし、そこまで乗せてっちゃうわね^^」

 

こんちゃん「えっ!?えっ!?そうなんですか?(意外な接点で驚いてる)ウチの親も親戚もあのスタンドでお世話になってるんですよ。」

 

美奈子「へぇ~そうなんだ^^じゃあ、うちの従兄とも話したことあるかもねえ?」

 

その言葉にハッとするこんちゃん…しかもスタンドに着いたら居ましたよ、こんちゃんの親戚が。何とこんちゃんの親戚はいつも池谷君と居る健二君だった。世間って狭いね^^;;;

 

その後、あたしがNOTEとS13を交換する直前に渋川駅前にオープンする事になった会社直営カフェの店長に抜擢された。

(その辺の件は3rd Stageの”それぞれの恋愛事情…4-4(ある意味これも…恋愛事情か!?)”を参照してね^^;;;)

 

(たぶん…と言うか絶対、沙雪のゴリ押しがあったのは容易に想像つくけど^^;;;)

この前のケーキの味に感化されたのか、カフェで考案したケーキを店舗でも売るとか、

大胆な行動に出始めた。こんちゃんは当然のように店舗でモンブランを買うよりカフェで食べる様になり…

チョコレートケーキだけテイクアウトするようになった。それ以降、スタンドとかでもよく会うようになってこんちゃんも慣れてきたのが話しかけてくれるようになった。

まあ…お友達の増えるのは良い事だよね。うん。

 

(※補足…3rd Stageでは恋愛エピソードを凝縮して書いちゃったので時間的な流れが解りにくいと思うので整理します。美奈子がまだ店舗で接客してる頃、こんちゃんと知り合う。→ この後にレーサーの真子ちゃんの事故→手術・長期入院があって…

プロジェクトDが関東を制して解散してから3rd Stageの河原でBBQのお話につながっていきます。ちなみにBBQの開催された頃は真子ちゃんが退院してからになりますので…翌年の春先になりますね。(ヲイヲイ、こんちゃん卒業式は?)って思われるかも知れませんが…卒論を提出し損ねてもう1年になってしまったと言う…

悲しいエピソードも付け加えておきます…(チ~ン。))

 

 

(※こんちゃんごめん!留年させちゃった大学5年生頑張ってね^^;;;読んでてつながらなくね?と思った方、そう言う流れですのでご理解ください。By 作者)

 

 

※ここではこんちゃんの美奈子に寄せる…ささやかな妄想を(※夢見る位許してあげてくれよぉ~って位の可愛い妄想を)ご覧ください。

 

 

 

(※―――ここからはNo side(=作者のナレーション目線)でお送りします―――)

 

 

ある日…翌日が定休日なのを知っていたこんちゃん…学校は午後からなのでまずはカフェで美奈子の入れてくれたアイスコーヒーとモンブランを堪能しつつ、もう1つのお目当てである

”80sのPOPSの流れる店内で働く美奈子”を見て癒されてる…授業が終わってから帰りがけに久しぶりに元々美奈子が働いてたバイパス店の店舗に寄り道して、帰って楽しむ用にモンブランを2つと母親様にチョコレートケーキを買った。

 

パートのおばちゃん達には「あら?な~にぃ?こんちゃん最近全然顔を出さないから小長井さんを追いかけてカフェに行っちゃったって話してたのよぉ?」

 

などとはやし立てられ…オドオドしながら店を出る。100%当たってる訳じゃないけどほぼ正解だから言い返すことができなかったこんちゃん…。

一応、作者が彼の為にフォローさせていただくと、今時珍しい位に純粋な子なんです。

 

家に帰るとお母さんにチョコレートケーキを渡し、自分はモンブランを皿に移してラップで包んで冷蔵庫に入れる。

部屋に入ると前に店舗に居た時に美奈子に頼んで一緒に撮ってもらった2shot写真を

カメラのキ〇ムラでプリントアウトして写真盾に入れて机の上に飾っている。

写真盾を見ながら…

 

美奈子さん「こんちゃん、ほら、これおいしいよ?あ~~~~ん♪ね?おいしいでしょう?」なんてにっこり微笑んでくれて…と頭の中でメルヘンチックな展開が再生されている…。

 

何かもう中学生の淡い初恋を見てるかのような…(コホンッ…何度も言いますけど、

彼はそれだけ純粋なんです。)

 

卒業論文のネタと探すのに、ノートPCの電源を入れてネットを開くけど…ついつい美奈子の顔を思い浮かべて現実逃避してしまう…かなりの重傷かも知れない。

悶々としてるこんちゃん…最近は、ホント心ここに在らずって言うか…階段で躓いてコケちゃったり、電車で降りる駅を間違えて1つ前で降りちゃったり…学校祭の準備にも身が入らず、仲間たちからも心配されてしまう位…なのに美奈子を目の前にしてしまうと…

モジモジしてモンブランのケーキセットしか頼めない。

 

ほとんどビョーキのこんちゃんを健二君は心配して池谷君に相談していた。

 

健二「お~い、池谷…最近いとこのユーイチの様子がおかしいんだよ。」

 

池谷「え?あのこんちゃんが?どうおかしいんだよ?」

 

健二「何かさぁ…心ここに在らずって言うか…心をどっかに置き忘れちゃってるみたいな…行動と頭で考えてる事が違うって言うか…」

 

池谷「何だそりゃ?かなり重症な気がするな…恋煩いかな…健二、お前…心当たりは無いのかよ?」

 

健二「う~ん…全然見当がつかない…^^;;;大学に気になる子でも居るのかなぁ?」

 

樹「いやだなぁ。健二先輩、男はみんな女が好きなんですよ…フッ」

 

勘違いな男が登場…^^;;;

 

池谷「あのなぁ…樹、お前と違ってまだこんちゃんは純粋なんだよ…遠くから見て一方的に好きって…ポ~っとしてる…それだけでも良いって世界なんだよ^^;;;乙女チックって言うか中学生みたいって言うか…」

 

健二「うんうん、言えてる。小学生の書く絵日記の内容をそのまま大きくしちゃったような奴だからなあ…オシャレとかにも興味ないし。」

 

池谷「でも…一体こんちゃんを虜にしてる女の子って一体…誰なんだ?」

 

健二「それが解らなきゃ、対策の立てようもない…か。困ったなぁ。」

 

ブオンッ!フバァアアアアアアアアア~ンッ!ギュキャキャッ!グォオオオオオ!ブオンッ!ブオオ~~~ンッ!(シフトダウンしてスタンドに入ってくるS13)

 

美奈子「やっほ~♪ハイオク満タン、現金で。あ、会員カード渡しとくね♪よろしくお願いね~^^」

 

池谷「いらっしゃいませぇ…あ、美奈子さん!久しぶりですねえ。」

 

美奈子「やっぱりS13はNAでもパワーあるねえ…普通に乗っててストレス感じないわ。NOTEと違って圧倒的に楽だわぁ。」

 

健二「美奈子さん、ご無沙汰してます^^元気でした?」

 

美奈子「うん、あたしは全然元気だよ?」

 

健二「あっ、そうだ…美奈子さんにも聞いてみるか…美奈子さん、最近…いとこのユーイチの事で何か知ってる情報無い?」

 

美奈子「ん?健二君のいとこのユーイチ君?はて…誰だっけ?」

 

池谷「えっと…ユーイチじゃ解かんないですよね。こんちゃんの事ですよぉ。」

 

美奈子「ああ…こんちゃん?こんちゃんがどうかしたの?」

 

健二「最近おかしいんですよ…心ここに在らずって言うか…物は無くす、段差を踏み外して怪我するし…」

 

美奈子「うわぉ…結構重症だねぇ。^^;;;心配だわ」

 

こんちゃんの事を本気で心配してる健二、池谷、美奈子…でもその原因の当事者だと微塵も感じてない美奈子って一体…

 

美奈子「でもさぁ…こんちゃんが挙動おかしいのって最初っからだったからなぁ…」

 

健二「そんなにおかしいの?で、どんな風に?」

 

美奈子「何か顔を真っ赤にして明らかにキョドっているし…理由は解らないけど事の他急いで帰っちゃうから…好きな女の子に貢いでるのかなぁ。まあ…バスに乗り遅れるっていうのもあるのかも知れないけどさ。でも、不思議な子だなぁ…と思ってあたしは去っていく後姿を見送っていたんだけどね。」

 

池谷「んっ?もしかしてそれってさあ…原因が美奈子さんなんじゃ…」

 

美奈子「へっ?あ、あたし?何で?あたしが働きだす前から店に毎日通って買いに来てたんだよ?さすがに違うでしょう…あたしが働き始めてからそういう状態ならその可能性も出て来るでしょうけども…」

 

健二「ん~…美奈子さんじゃないとすると…一体誰が…?」

 

 

※一同の謎が逆に深まってしまったみたいですね^^;;;(作者注。)

 

 

美奈子「最近、こんちゃん同窓会に出席したりした?そうすると前好きだった子と再会しちゃってまた火が付いちゃったとか…」

 

健二「ん?最近同窓会とか開いたって聞いてないなぁ。」

 

美奈子「あ、池谷君、コピー用紙1枚貰っていい?ちょっと整理してみようよ…」

 

池谷「あ、はいはい。お待たせです。コピー用紙と蛍光ペンとボールペンね。」

 

美奈子「サンキュ。えっと…まず気になる女の子と出会う可能性を書いていくね…」

 

・大学のサークルとかゼミ

・行き帰りのバスや電車の中で見かける

・ケーキ屋(=美奈子?)

・趣味や生活の場で出会う店員さん(本屋とかコンビニとか…釣具屋さんとか釣りに来てる人の可能性もある)

・SNS(または携帯アプリのゲームなど)に入ってるならそこでのつながりのある人…

 

美奈子「まあ…大体こんな感じかなぁ?さて…でこの中からまず可能性の低い条件を消してみる…と。まずケーキ屋って言うかあたしの可能性はさっき言った理由からも可能性は低いと思うんだよね…(赤いペンで消す。)ねえ?こんちゃんってTw〇tterとかFa〇ebookとかインス〇とかやってる?」

 

池谷「ん~そんなに自分から発信するようなタイプじゃないんだよなぁ…」

 

健二「携帯でゲームって言うのもやってるのを見たことないんだよなぁ…」

 

美奈子「ん~じゃあ、SNS、ネット関連は削除…っと。」(赤ペンで消していく。)

 

池谷「そうすると残るのは大学の校内の関係かその道中…またはこんちゃんが出入りしてる店の店員さんとか常連客が怪しくなる…か。」

 

健二「あいつの出入りしてる店って言ったら…このスタンドから信号を2つ先に行ったセー〇オンか、駅の横のセ〇ンとか・・・〇〇堂書店にジョ〇サンのファミレス…隣のマツ〇トキヨシに敢えて付け加えれば美奈子さんの所のケーキ屋位…か?」

 

美奈子「じゃあ…そこにこんちゃんが好きそうな感じの女の子が居れば…って感じかなぁ。これでだいぶ枠は狭まったんじゃない?」

 

健二「ホントはもう少し絞り込みたいけど…あとは尾行か。」

 

美奈子「うっそぉ、そこまでするの?マジで?プライバシーとか無さすぎじゃね?そこまではさすがにやり過ぎだと思うけどねぇ…」

 

池谷「後はもうド直球でこんちゃんに問い詰めるか…」

 

美奈子「ん~まぁ…気になるだろうけど、ほどほどにしてあげてね。」

 

そう言って帰っていった美奈子…スタンドでは相変わらず池谷君と健二君が樹を巻き込んで何やら作戦会議が行われていたようだ…。

 

(※この後…樹が上がってしまい、残っていた池谷と健二。そこへ知らずに家の原付のガソリンを入れに来たこんちゃんはこの2人に警察の取り調べも真っ青な厳しい追及に対してついに口を割り…美奈子に片思いという事がばれてしまう…。

あ~あ。この2人に知られちゃって良かったのか悪かったのか…マイペースなこんちゃんは今後周りに引きずられるように巻き込まれて行っちゃうんですよねぇ…南無。(チ~ン))

 

 

 

 




この後、お話の流れとしては3rd Stageの”それぞれの恋愛事情…4-5(悩みは深い…) ”につながっていきます。(そこまでの細かい部分を今回フォローした感じです。By作者。)
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