銀色の悪魔…4th Stage(プロジェクトD編) 作:SilviaSilvermoon
ようやく手元に戻ってきて最終調整となり…ただ、車だけでなくドライバーももう1段階上を目指してほしいさつきは…美奈子と共に熱血指導することに…。
(※―――ここからはさつきsideで進行します―――)
結局FDも86もしっかり完調な状態で戻って来たので、週末は俺と美奈子がドライバー2人をman to manで横に乗ったり、せっかく持ってきたからS13とS15で先導したり
他の俺のホームコースも走らせて気分転換させたりしてあれこれ使えそうな走り方を伝授…。
そしたら元々器用な2人。キチンとこちらの教えたことを理解して良いタイムを連続できるように…とりあえず1つ壁を乗り越えたかな…。
北条と横にくっついてる関西弁のおっちゃん…何て言ったっけ?あ、久保さんだっけ?
あのおっちゃんにも休憩してたら話しかけられたっけ…S15が湘南ナンバーだから気になったんだろうけどさ。
でも、俺達2人が”銀色の悪魔”と”漆黒の闇に浮かぶ銀色の幽霊(ゴースト)”だとは解って無かったらしく…本番で高橋 啓介と拓海が相手をやり込めた時のあの悔しそうな苦虫を噛み潰したような顔を見て…正直スカッとした^^コーチした甲斐があると言うものです。
しかもとどめを刺すように高橋 涼介があの2人の目の前で俺と美奈子の正体をばらしたもんで、
サイドワインダーもそうだけど、見に来てて傍にいたチーム246の連中とか
ゼロのお兄さんが目を丸くして驚いてたっけ^^;;;
まあ、”銀色の悪魔”も”漆黒の闇に浮かぶゴースト”もどっちにしても生きる都市伝説みたいなものだしねぇ…
あ、そういえばこの日沙雪が前乗りしちゃったせいで、真子ちゃんは池谷君が迎えに行って一緒に見に来てたな…。そりゃあもう、ラブラブモード全開でしたけど…
美奈子と俺が関与してしまった事で原作とちょっと離れてしまったけど、
最後はプロジェクトDのWエースが復活、見事勝利を収めたことでプロジェクトDの活動もこれでピリオドが打てたし、どうにか当初の原作の結果のラインに戻せて良かったなって正直思った。(←ヲイヲイメタいって^^;;;)
この後…Dのエース2人はそれぞれレースの道に進むのだが…俺たちの手助けはここまで。後は自力で頑張ってください。俺はレーサーじゃないからそっちの事は全く知らないしね^^;;;
真子ちゃんに聞けば解る事もあるんだろうけどさ…俺はスタンドのお仕事もあるし、
大きな声じゃ言えませんけど、俺の身に結構大きな転機になるかも知れない事柄が…
あるとか無いとか^^;;;(←どっちやねん!!)
それに…ついでと言っちゃなんだけども、沙雪の実家の取締役の会議も始まるしね^^;;;(←ついでって^^;;;それ結構大事だからな! 作者注)
えっと…改めまして作者でございます。
この「銀色の悪魔」のシリーズを4th Stageまで駄文にもかかわらず、ご覧いただきまして誠にありがとうございます。
プロジェクトD編との接点も終わりましたのでその後…という事で5th Stageに移行しようかと思います。
ただ、今後はキャラの設定以外は完全オリジナルなので、オチとか未定ですけど…
近日中に公開を目指します。
そしたらまたご意見やご感想を頂けると嬉しいです。
※えっと…ここで裏話的なものを1つ。実はこのシリーズはここのキャラクターにもなってます主人公の従妹の小長井美奈子が2020年の1月21日に膠原病に起因する多臓器不全で亡くなったことから美奈子の好きだった走り屋、頭文字Dの世界をモチーフに二次創作のお話を書き始めました。
まさか40代になってこういう小説をネットで書くことになるなんて夢にも思いませんでしたけどね^^;;;
話し方や運転の仕方、性格などはほぼそのまま本人から拝借してるので美奈子を知ってる方はお話を見たらうんうんと頷いてくれるのではないでしょうか。
そして今世では途中で終わってしまった美奈子のその後を書くことで、この前1周忌を済ませた美奈子への供養になれば…と思ってます。
まあ、亡くなって1年ちょっと経っても作者の頭の中には美奈子の使いそうな言い回しなどを思い浮かべてたんで、正直な所、今でも亡くなったと言う実感があまりないんですけどね…
えっと、読者の皆さんももう少しこの主人公とゆかいな仲間達のわちゃわちゃした感じにお付き合いいただければと思います。では、5th Stageでお会いしましょう(^^♪