文才なんて全く無いですがよろしかったら見ていってください!
1話 ポケモンになってる~~~!?
“やっと……!”
“やっと 会えたっ!!”
“キミを むかえにきたんだよ?”
“おねがい!ちからをかして!”
どこからか声がきこえてくる。どこか懐かしい声。誰だっけ?思い出せない。
光のほうに向かって進む。進むたびに自分の身体が定まっていく。光の中に入る。身体が温かくなっていく。
“………ありがとう”
意識が薄くなる中、その声を聞いた。
△▼△▼
グボラ(……。)
グボラ(…………。)
グボラ(こ、ここは……。)
グボラ(今だれかによびかけられた気が。)
グボラ(…………ううっ、思い出せない)
グボラ(自分の名前は……うん、分かる。でもそれ以外の記憶がない。)
いったん考えることを諦め、周りに意識を移す。小鳥のさえずる音。風で木が揺れる音。水が流れる音。目を開くとそこは森だった。
グボラ(の、のどがかわいた)
幸い近くに池があったため、水を飲む。何となく気持ちが落ち着いた。ふと顔を上げる。なんと、池に映った自分の姿はポケモンだった!
グボラ(ええっ!なんで~~~!)
驚いて何度も池の水面を見るが、やっぱりポケモンだった。ちなみにハリマロンになっていた。
???「うわぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~!!!」
グボラ(うわ!?誰かの悲鳴だ!)
耳が張り裂けるかと思う程の悲鳴で、そのことから相当やばい状況だと予想し、慌てて悲鳴の聞こえた森の方へと急ぐ。だが、森に一歩足を踏み入れた途端、辺りは黒い霧に覆われてしまった。
グボラ(これじゃあ悲鳴の主を探せない!どうしよう!)
どうしようかと慌てていると、不意に霧が晴れた。しかし、そこはさっきまでいた森ではなく、土や木でできた迷路のような場所になっていた。常識的に考えて、明らかにおかしい状況に混乱するが、悲鳴の事を思い出し冷静になる。
もう一度辺りを見てみると、この空間にはいくつか部屋があり、その部屋同士をつなぐように、自分より一回り大きいくらいの道があることがわかる。
グボラ(……ここにいても何もわからないし、とりあえず進もう。)
道を進んで行くと、別の部屋に着いた。部屋の中を見ると、木の枝でできた杖のようなものが落ちていた。よく見ると、白い煙?オーラ?みたいなのが僅かに出ている。
グボラ(これはなんだろう?……とりあえず役に立つかもしれないから持っていこう。)
いきなりポケモンになって、森に入ったと思ったら迷路みたいになって、どこか心細くなっていたのかもしれない。お守りのようにその杖を両手で持って、また別の道を進んでいく。するとまた部屋に着いた。しかもその部屋には下に続く階段があったのだ。
???「うわぁぁ~~!助けて~~~!」
グボラ(また悲鳴だ!さっきよりはっきり聞こえる。たぶんこの階段の下にいるんだ!)
この下に何が待っているのか、気を引き締めて階段を降りていく。だいたい4段目ぐらいまで進んだ時だった。また黒い霧に覆われてしまった。
だが、数秒もしないで霧は晴れる。そこは前と同じような部屋だった。悲鳴は隣の部屋から聞こえてくる。杖をギュッと握りしめる。隣の部屋に続く道から、部屋の中を覗く。悲鳴の主の正体はポッチャマだった。そのポッチャマにドードー3匹が攻撃(つつく)をしている。奇妙なことに、そのドードーからは生気を全く感じない。ロボットや人形のようだった。
ポッチャマと目が合う。すると泣きながらこっちに走ってきた。
???「うわぁぁ~~~ん!助けて~~~!」
グボラ(やばい、ドードーたちの敵意がこっちに!どうしよう!)
助けにきたのに、どうやって助けるのかを考えていなかったことに気が付いた。
グボラ(技!は使い方分からない……)
グボラ(ほかに何か………杖!)
不思議なこの場所に落ちていたのだから、きっとこれもすごいものだ(やけくそ)と考えて、杖を振る。なんと!杖の先から光の球が出てきて、ドードーたちに飛んで行った。その球に当たったドードーたちは、ピュルン!という変な音を立てて、消えてしまった。
???「………ふう、助けてくれてありがとう!」
ポッチャマがペコリとお辞儀をしながら言った。
???「それにしてもさっきの光すごかったね!どうやったの?」
グボラ「ああ。えっと、ここで拾った杖を振ったら出てきたんだよ」
ネコ「ふ~ん。じゃあ、キミの名前は? あ!わたしは“ネコ”っていうんだ!」
グボラ「僕の名前は“グボラ”だよ」
ネコ「じゃあじゃあ、キミはどこから来たの?この国では見たことないけれど」
グボラ(ここで僕は人間だと言って、信じてもらえるだろうか。姿は完全にハリマロンだし…。)
本当のことを言うか、嘘をつくか。少し悩んだけれども、本当の事を言ったほうがいい気がした。とりあえず自分の勘に従うことにした。
グボラ「…………僕は人間だよ。気がついたらここにいたんだ」
ネコ「にんげん?にんげんってあの、おとぎ話の? へぇ~、すごいね!」
どうやらポッチャマ、いやネコはかなり純粋なようだ。自分の勘を信じて良かった。
グボラ「ねぇ、とりあえずここを出ようよ。またさっきみたいなポケモンがくるかもしれないし」
僕がそう言うと、ネコは頷いて答えた。
ネコ「うん!そうだね!確か、この“不思議のダンジョン”を抜けるには階段を探せないいいんだっけ?」
グボラ(なるほど、どうやらここは不思議のダンジョンというらしい。)
ネコ「それじゃあ、階段探しへ出発!」
ネコ「ねぇねぇ、この小説の作者はポケダンをあまりやっていないらしいよ!」
グボラ(へぇ、意外だな。どれくらいやってるんだろう。)
ネコ「えっと確か……ポケダン救助隊青を200時間くらい、マグナゲートを50時間くらい、超を100時間くらいだっけ?」
グボラ(うわ!めちゃくちゃやりこんでるじゃん。)