2030戦記   作:津木山

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前回のあらすじ
それどころか今回は完全に区切っています

わかりやすく言うと前回は深海棲艦を撃破した


第壱拾玖話&弐拾話 合併話

 

《日本国 舞鶴基地 7月20日》

 

戦闘の翌日

タイピングの音がする提督執務室

その音を遮るノック音がした

「失礼します」と珍しく豊川副官が入ってきた

「どうした」

「今年の夏の人事が出ました」

「今年は異常な位の敵が攻勢を仕掛けたから遅れるのも分かっていた」と紙を見ながら言った

特に今期は海上軍では早川幕僚長が定年退官となった

「まだ学びたかったがな、えまじ?」と秋山は目を大きく開いた

「どうされました?」と豊川

「砦海東子先輩!!!!、えーと若干不安になったな」

「その人は若いんですか」

「自分の1期上で」

「マジですか」と豊川は本音を漏らした

「まぁ言いたいのも分かる、本当に人事関係頭狂ったか?上の人達は何を考えてるんだ?」

「この人、元の第5護衛艦隊の兼任て書いてありましたが」

「ただこれでカードの一つが直接動かせる事に概ねなったがまぁ大丈夫だろう」

「どんなお方なんですか」

「まぁ言える事はお金遣いが荒いかなと言うより防大在学中に一回だけ金の出会ったんだけどねまぁ何処から出てるの?と言う感想だったかな

まぁ学科が同じであったからな、だが安全保障に関しては化け物だ、法から戦闘関連まで首席クラスだったからな、まあ法の面及び後方で力を出すタイプだからな」

「大体学科は想像付きました、ちなみに同期は?」

「北方北海道海上軍総監永井提督だ、まぁその人も先輩だ」

「ほーん」と豊川

「まぁこれで興味深い事を見させるとなりそうだ」

「すまんな、時間を取らせてしまい」

「いいですよ、別に」

「まぁこんな所かな」

と秋山は人事書類を見ていた

とその時電話がなった

豊川は退室した

「もしもし、秋山です」

『久しぶりです、砦海です、いつもお世話になってます、これ変だよね』

「まぁ確かに」と秋山は悩んだ

これについては後に語るとして

「そんなことより先輩就任おめでとう御座います」

『ありがと、今でも頭が痛いが、まぁなっちゃたもんだから、どうすればいいか』

「いいですよ別に、それよりどうしたんですか」

『就任の挨拶も兼ねた会議もしたいのですが』

「ですが?」

『なんか書類等がやばくてうん』

「こっちでなんとかするよ」

『ありがとうございます』

「いいよ別に」

『うんじゃぁ』

『じゃぁ』と秋山は電話を切った

そして秋山は豊川を呼び今後に付いて話した

 

2030戦記 第壱拾玖話 終

 

 

《日本国 国防省 会議室 7月25日》

 

今日は砦海提督の海幕の就任挨拶を兼ねた会議を行った

敵はしばらく進行がないので短時間で終わった

「まさか砦海先輩が上司は未だに思いません」

「それはひどくない」と砦海

「いやお金の管理は大丈夫ですか」

「大丈夫ですから」

「うーん本当かな」と苦笑いする提督がいた

彼女は髪を一つ結びにして眼鏡を掛けていた

「永井さんは、全く」秋山は苦笑いした

「まぁ確かにそうなんだが、こっちはロシアだったりの外交が忙しいからね」と永井は苦笑しながら言った

「一応ロシアとは仲良くなっているとはいえなかなか気を抜けない相手だからな、特にクリミアと千島列島の撤退は驚いたよ」

「あれは予言でもしているのですかね今でもそう思いますけど」

「私もだなあ」

「当時は不思議だったからな、しかし直後に特殊類の侵略が始まったから各国は手こずったがロシアは手こずらなかった、どう評価すべきか今でも議論すべきだな」

「しかしそのロシアでも新たな主義が生まれてしまいこれを語りないと」

「気持ちは分かるがよせ秋山うちらは軍人なんだよ」

「そうだな」

「まぁ欧州は機能しているだけで奇跡だと思う」

「特殊類によるベルリン陥落を発端とした再編成、欧州は政権が崩壊していないだけで奇跡だが‥」

「実際集団的自衛権を常時発動している今、日本は派兵しているがこれはいつ持てるがわからない」

「そうだね、この前ロシアとの定期会合でモスクワが陥落すれば国内情勢は悪化の一手をたとるど」

「ロシアは技術を高めている、それに対になるのは中国」

「中国は国家としては言えにくいまぁ現状わかっている特殊類の大ボスががいる限り国としての機能は難しい、それ以降の対応が追いつかなかった」

「今こうして台湾が陥落していないのはこちらのおかげなのかな」

「そんなことよりアメリカの方まだ回復はしていないのか」

「陸軍、海兵隊を中心とした国内進行危機を食い止めた代償がきついて太平洋軍総司令官が言ってたな」

「空母がいるて言う事が大きが数は少ない」

両者はうなずいた

「うむさてと今の日本の状況は楽ではない」

「うん航空を主に制空権が確保だれているがこれがいつまでもつのか」

「そうだな先程話したとおりの状況だからな」

「海上はこちら側が抑えているが、ヒヤヒヤするものだあからな」

「それでも国内が平穏なのは安定した物流と物価流石だと言わないといけないと思いますね宇佐美総理には」

「ふん砦海さんのゆうとおりだ」

「それよりその海運の方から、二桁護衛隊の要請が」

「気にするな永井、こっちでなんとかするそろそろ時間かな」

「そうだな、また」

「またね、時雨ちゃんによろしく」と秋山は両者を見送った

そして会議室をあとにした

 

2030戦記 第弐拾壱話 終

 

 

 




壱拾玖話
あとかき
どうも津です
今回は一話で言っていました二次創作からの登場です
NCB管制さんの「秘書艦いなづま」より砦海東子氏の登場させました
まず秘書艦いなづまの作品紹介をさせて下さい
秘書艦いなづまは3dカスタム少女というゲームソフトを使いまして、艦これの二次創作でかつ自衛隊(特に海上自衛隊)も登場する作品です
特徴としましては艦娘を改自化することで現代と同様に戦える事もできます
すみません自分が説明不足でしたら大変申し訳御座いませんでした
後名前だけでしたが
永井(準急)様の単冠湾泊地から永井提督も借りる事ができました
これに関しては次回辺りには書くと思います
この場をお借りしまして、ありがとうございます
自分はキャラクターを捉えるのが苦手ですが違うと思ったら指摘しても構いません
それではまた次の回でお会いしましょうさようなら

二次創作使用
NCB管制
秘書艦いなづま

弐拾話
後書き
どうも津です
前回に引き続き、許可が降りたのでもう一人のコラボの方のキャラクターを出しました
永井(準急)様の
単冠湾シリーズから永井提督を登場させました
このシリーズを簡単に説明しますと単冠湾泊地で妖精達と一緒にのんびりわちゃわちゃの物語です
当シリーズはたぶん緊迫感が有りこのふんわりとしたキャラクターはちょうど良いですね
書けるか不安材料ですが
あ当然、時雨との関係ですがちょと考えましたが……………ナイショ
ヒントを差し上げるのであれば《繋がっている》ことです
後伏線をばら撒きましたね
第一話でばらまいた導入原作から何個かピックアップしました
新たな主義、中国の大ボス、ベルリン陥落
これはその道の分野がよくわかるようにしました
さてこれで分かるはずですが
分からなかったら力不足です自分の
さて次回からは空編に戻ります
空に関してはまだまだ勉強をしなきゃいけないので不安ですがなんとかします
それではまたお会いしましょうさよなら(^^)/~~~

二次創作使用
NCB管制
秘書艦いなづま

永井(準急)
単冠湾泊地シリーズ

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