あまりありふれていない役者で世界逆行   作:田吾作Bが現れた

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第二章も先の話で終わりましたのでその区切りとして各人の簡単なまとめを用意しました(告知が遅いわ馬鹿)

ここに記載しているのは原作に出てたキャラのみとなります。またタイトルにもある通り、ネタバレ注意です。


主要キャラ簡易まとめその二(ネタバレ注意)

・メルド=ロギンス

恵里が様々な行動をしたことでクラスメイトが二つのグループに別れたり、エヒトの奴に目を付けられたせいで悪評が広まったりなんだりの結果、大幅に運命が変わった漢。

 

ステータスプレートを渡して天職やらステータスを確認してた際に恵里達と永山達とが二つの陣営に別れて大喧嘩したことにブチギレてしまい、「こんな醜態をさらすような奴らを戦場に送り出せるか」とシゴき倒すことを決める。そして『神の使徒』という特別な役職であるにもかかわらず部下達に命じて思いっきりシゴかせ、自分は恵里、ハジメ、鈴の三人の監督をやっていた。

 

しかしそうして恵里らがめげずに訓練についてきたことから段々と絆され、三人の身柄の安全を守るために追放という体をとってヘルシャー帝国へと向かわせようとしていた。しかしイシュタルによって妨害され、また自分も家の人間も無事では済むまいと考えた際に恵里らの顔が浮かび、三人を守るべく兵士達を切り捨てながら王宮を脱出。その後鷲三と霧乃に拾われて治療され、その後抜け出してオルクス大迷宮にて恵里達と合流。

 

恵里とハジメをなんとしても殺そうとする神殿騎士達と戦って倒し、また神殿騎士や神の使徒との戦闘で心の折れた光輝らを奮起させた。その後恵里らと共にオルクス大迷宮を下っていき、二尾狼戦で心が壊れそうになった香織らの心に戦う意志を、家へと帰る願いを灯させた。

 

その後皆で一緒に真オルクス大迷宮を攻略していき、無事に突破……したはいいものの、メルドが格好いい『だけ』の大人でいられた時間はここで終わった。

 

オスカー・オルクスの真実の告白にキレたり、ディンリードが残したメッセージを見ることもしない。そしてフリードを散々煽ったり脳を破壊させたりと中々とんでもないことをやっていた。

 

しかし真実から目を背けた彼であったが、愛子が立案したハイリヒ王国急襲作戦に勝利した後の異変によってその報いを受けることになる。イシュタルを倒せばきっと大丈夫だと思っていたらイシュタルどころか教会のトップのほとんどが修道士が起こした内ゲバにより撲殺され、守るべき主君であるエリヒド王、そして王妃を守ることが出来ずに殺されてしまい、リリィも信治が間に合わなければ命を落としてしまっていた。

 

リリィは信治が持ってきた回復薬によって、エリヒド、ルルアリア、三人と他重臣ら数名は魂魄魔法を手に入れた大介とアレーティアのおかげで息を吹き返したものの、自分が神代魔法を取得することを拒んだせいで自らの手で守ることも助けることも出来ず大いに後悔し、酒におぼれようとしても“毒耐性”の技能のせいで酔っ払うことすら出来ずに自己嫌悪に苛まれた。

 

しかしそこに現れたフリードの一喝により目が覚め、戦う意味を取り戻す。その後、ガタガタになったハイリヒ王国を守るためにここに残る旨を恵里達に話し、彼らの承諾を得る。かくして裏切り者のそしりを受けた漢は『ハイリヒ王国最強の剣』として舞い戻ったのである。

 

……原作で自分が迎えた結末を知った場合、やるせない気持ちになるのではないかと思われる。

 

 

 

・アレーティア=ガルディエ=ウェスペリティリオ=アヴァタール

真オルクス大迷宮に恵里達がゾロゾロと大人数で来たことで運命が大幅に狂ってしまった少女。

 

自分が力を貸すことなく、叔父のディンリードが残したガーディアンを恵里達が撃破し、拠点に招かれた際に魔物の肉を食べると抜かして思いっきりショックを受けたりしたことで恵里達に対して恩を感じたり、彼女達の境遇に同情こそしたものの、彼らに対してシンパシーを感じることが無かった……それが後に彼女にとって大きな災いとなる。

 

共に恵里らと協力しながらオルクス大迷宮を攻略していったものの、時間を経る毎に段々と心の中に憎しみや嫉妬が膨れ上がり、当初は無意識下でしかなかったが時折自覚するまでとなってしまう。しかしそれも助けてくれた恩義で塗りつぶそうとするも、恵里達が仲間を信じ、裏切られる事無く困難を乗り越えていく姿を見て遂に暴発。怒りと憎しみのままに恵里達を襲い、亡き者にせんと涙を流しながら戦った。

 

その後自分がため込んでいた鬱屈した気持ちを吐き出し、オルクス大迷宮を突破したら別行動をすることを条件にオルクス大迷宮の攻略を手伝った。激戦を乗り越え、解放者の住処にたどり着いた後、信治からもたらされた情報により彼女はかつて自分が封印されていた場所へと赴き、遂にそこで真実を知る。

 

ディンリードが語った真実を当初は否定しようとしたものの、愛していた両親との記憶や叔父と過ごした時間を思い出したことでそれが本当のことであることに気付く――結果、彼女は壊れてしまう。しかし何度となく手を伸ばし続けた大介によって彼女は身も心も救われ、遂に名も無き少女から『アレーティア』へと戻ることが出来た。

 

現在彼女はチワワも同然となり、愛する大介がそばにいなければ常に何かに怯える程メンタルが弱くなってしまう。というかちょっとつつくだけで罪悪感からひたすら謝罪を繰り返してしまう程。また彼に依存していることも自覚しており、どうにかしたいとは考えている。

 

とはいえ彼女が奮闘したことによって恵里らが指名手配されることを未然に防ぎ、分身の鷲三と霧乃を倒すことが出来、またエリヒド王とルルアリアを蘇生したことで生き残った上層部から大いに感謝されるなどその貢献は計り知れない。

 

この様子を原作の正妻様が知ったら宇宙猫になることは想像に難くない。あと魔王がキレる(確信)

 

 

 

・フリード=バグアー、ウラノス

恵里の行動によってものすごい運命が変わった人物。

変成魔法を手に入れて思いっきり暴れたはいいものの、そのせいで違う運命をたどった恵里達を招くことになったので割と自業自得感はある(辛辣)

 

空間魔法を手に入れようとグリューエン大火山へと向かい、相応の戦力と共に攻め込んだはいいが、恵里達のグループもそこに向かったのが運の尽き。必死に抵抗したものの灰竜もウラノスも恵里達にアッサリと撃破されて灰竜はごはんに、そしてウラノスは是が非でも食べようとする恵里達が怖すぎて必死に命乞い。無事“縛魂”を受け入れたことで恵里達の配下に収まる。

 

そしてフリードも灰竜に乗せて連れて来た戦力を大火山攻略の際に削られていき、にっちもさっちもいかなくなる程追い詰められてしまう。しかもそんな時に恵里達が船を使ってマグマの上を渡っていくのを見てしまったことから留まる訳にもいかなくなり、犠牲を払ってでも突き進むしかなかった。

 

多大な犠牲を払ってどうにか最深部までたどり着いたはいいものの、情報源として保護するためとはいえ恵里に投げ飛ばされ、守護者に残った配下の魔物を全て殺され、土属性の魔法でみぞおちを突かれたせいで気絶と散々な目に遭っている。

 

試練が終わった後、何者かに操られていることに気付いた恵里に再度気絶させられ、洗脳を解除してもらいはしたものの、そこで相棒であるウラノスがNTRていたことを知り、激昂。叩き潰さんとばかりに炎属性の魔法を唱えるが反射され、ほぼ全裸のチリチリパーマになってしまう。しかもその後相棒がNTRれた様子を見せられて脳が破壊されてしまった。

 

その後、自分が洗脳されたことを話し、ウラノスを返すことを条件に協力することを伝えた。恵里達側から出された条件である“縛魂”を食らうことすらも受け入れ、遂に仲間と相成った。

 

……原作の自分の末路を見たら恐らく何とも言えない表情になるだろう。ただ、それはそれとして自分がダメージを受けたことに納得してるわけではないが。

 

 

 

・畑山愛子

拙作においてトップクラスで運命が狂ったであろう人物。

地球にいた頃から恵里、ハジメ、鈴の二股に注意してたり、またトータスに来てからも原作同様“作農師”として奮闘していた。そこまでは、良かった。

 

その後各地の農村や未開拓地を回って王宮に戻った際、恵里を中心としたグループがオルクス大迷宮の中で失踪したことを聞き、そのことでひどくショックを受けてしまい、涙を流す。そんな時、護衛をしていたデビッドらが気に病まぬよう声をかけたことで彼女の中で聖教教会関係者への『憎悪』が生まれ、デビッドとチェイスに八つ当たりをしてしまう。

 

その後、国のトップを相手取り、生き残った重吾達を解放しなければ今後一切協力はしないと脅し、イシュタルと『ハイリヒ王国の領地内の農地改革を行えば重吾達を強制的に戦争に参加させない』という約束を取りつけた。

 

そうして地方を回っている時に鷲三と霧乃に出会い、恵里達の身に何が起きたのかを教えてもらい、あの場ではもう下へ下っていくしか生き延びる可能性は無かったことを伝えられ、愛子は涙する。そうして二人と活動を共にするようになるが、突如襲来した神の使徒により心を通わせたデビッドらを操られ、鷲三と霧乃を連れていかれてしまい、しかも無事だった護衛のローリエに裏切られ、心が砕け散ってしまう。

 

そうしてただローリエの言いなりとなってひたすら農地改革に勤しむことしばし。ウルの街にやってきていた幸利らに助けられ、洗脳から解放されたデビッド達と再度心を通わせ、そして恵里らがかけてくれた言葉によって遂に立ち直った。

 

その後、子供達を守り抜くために手段を選ばなくなった愛子はハイリヒ王国を急襲して落とすことを提案し、その際自身が教師でなく『魔王』と名乗った。魔王畑山愛子の誕生である。

 

そしてハイリヒ王国が展開していた軍を恵里達との連携により無力化し、重吾達を引っ叩いて「もし間違えても私が命を張って絶対に止める」と宣言した。

 

王宮の中での騒ぎが落ち着き、重吾達のおつきの使用人らとの面会の時も同席している。その際、彼らを罵倒し続けた際に本気で怒り狂って使用人どもを穴に落とし、水属性の魔法を発動して溺死させようとしたが、重吾達によって阻止されてしまう。

 

お通夜みたいな雰囲気のまま食堂にたどり着き、メルドの計らいが切っ掛けとなって皆で酔っ払い、とんでもない乱痴気騒ぎを起こしたのであった。そのおかげで少しは精神的に落ち着いている。

 

原作の愛ちゃんが知ったら多分卒倒する。あとこっちの愛子が「生徒になめられて、いいようにされて、あなたそれでも教師ですか?」と容赦なく追い立ててくる。それも魔王オーラ込みで。

 

 

 

・デビッド、チェイス、クリス、ジェイド

愛ちゃん共々運命が大きく変わってしまった人物。元々はハニートラップ要員であったものの、彼女の持ち前の一生懸命さと空回りしてる様子に心を惹かれた。その結果彼女の信者のような形となった……が、それも長くは続かなかった。

 

ハイリヒ王国に一度戻って来た後、神の使徒の恵里達のグループがごっそりいなくなったことが原因で絶望している愛子を励まそうと不用意にデビッドとチェイスが声をかけたことが運の尽き。彼女の中になかった憎悪が芽生え、憎しみのこもった眼差しと言葉を向けられて遂に目が覚めてしまった。自分達は愛子の何を見ていたのか、と。その余波はその場にいなかったクリスとジェイドにも届き、彼等四人と愛子の間に大きな溝が出来てしまう。

 

だが彼女を護衛していた鷲三、霧乃を攫うことを目的に襲撃を仕掛けて来た神の使徒を前に信仰を捨て、彼女のために味方になることを決意する――その直後、魅了によりその決意も心も塗り替えられ、愛子を死ぬ一歩手前まで追い詰めてしまうが。

 

その後、ウルの街に来た幸利らによって気絶させられ、恵里の手によって洗脳が解除される。愛子を殴った時の記憶は残っており、それを理由に自殺しようとしたものの、土壇場で味方してくれたことで信用した愛子が彼らに手を伸ばし、その手を取って共に戦うことを決意する。

 

愛子に暴力を振るわなかった原作の自分達を見たら多分相当羨ましがるだろうが、同時に「コイツら本当に愛子のために動いているのか?」と疑問符を浮かべると思われる。

 

 

 

・八重樫鷲三、霧乃

拙作における最も不運な人達。恵里が運命を捻じ曲げたことで一番とんでもないとばっちりを食らった。

 

地球にいた頃から家族ぐるみで恵里らと接し、トータスに来た後でも彼らの身を案じて暗躍を続けていた。

 

しかし神の使徒相手に惨敗を二度喫し、また愛子の下に護衛に行った際の二度目の敗北で神域へと連れ去られ、肉体改造を受け、また洗脳されて幸利達の下へ現れた。その際分身であれ雫を殺害し、また幸利も神水を使わなければ助からないほどの重傷を負わせた。

 

その後恵里達の下へ赴いた本体の二人が撃破され、洗脳を解かれたことで正気に戻ったものの、自分の孫/娘をこの手で殺したことのショックは大きく、雫が手を伸ばしても振り払う程だった。しかしアレーティアの説得により和解。その後はハイリヒ王国襲撃の際に恵里達のサポートをしていた。

 

……原作の自分達を見たら、雫を傷つけずに済んでいることに安堵するだろう。ただ、向こうが雫の悩みに全然気づかなかった自分達を見て情けなく思いそうではある。ただ自分達も雫のイジメに気付かなかったことややらかしを思い出してうつむくだろうが。

 

 

 

・永山重吾、野村健太郎、辻綾子、吉野真央、相川昇、仁村明人、玉井淳史 

ここトータスに来たせいで運命を狂わされた少年少女達。地球にいた頃から恵里、ハジメ、鈴のことが気に食わなかったクラスメイトの一人であったものの、トータスに転移した後に広がった「中村恵里は裏切り者である」というウワサのせいでそれに余計に拍車がかかり、恵里達のグループと彼らのグループとでかなり深い溝が出来てしまう。

 

また家に帰れないことや違う環境で過ごさなければならないことから来るストレスもあって、彼女達に対して目が曇ってしまう。それが彼らの明暗を分けることになった。

 

オルクス大迷宮にて神殿騎士が彼女達を排除しようとした時も目を覚ますことが出来ず、ただ流されるままにオルクス大迷宮での訓練や礼儀作法の勉強、そして外に出た際も節度ある行動を強要された。終まいには目立った成果を挙げることが出来なかったために盗賊の討伐に駆り出され、精神がやられそうになったこともあった。

 

極限状態に追い込まれていた彼等であったが、鷲三と霧乃が謁見の間で襲ってきたことにより、遂に目が完全に曇ってしまう。恵里達を完全に敵視し、ハイリヒ王国に攻め込んできた時は殺す気で挑んだものの、戦いにすらならないまま返り討ちに合う。

 

その後、共に前線に並んだ兵士や冒険者、そして信頼していた冒険者らから罵声を浴び、また心の底から信用or愛していた使用人達からも拒絶され、心が壊れそうになってしまう。ただ、その後メルドの計らいが切っ掛けで全員が飲酒し、そのため幾らか楽にはなった様子である。

 

あと野村、辻、吉野は酒の勢いでえっちなことをした。三人で楽しんだ。お互い名前呼びにならないとおかしい程度には親密になることをいっぱいしましたァ!!!!(大事なことなのでry)

 

多分原作の自分達を見たら魔人族の襲撃の件を除いて羨むやもしれない。少なくとも自分達よりは窮屈ではないから。ただ原作の野村と辻、吉野は顔を真っ赤にして卒倒するかもしれない。

 

 

 

・リリアーナ=S=B=ハイリヒ

恵里が運命を変えたことでかなりの余波を受けた少女。

地球出身の恵里達がトータスに招かれ、彼女達をもてなす席にも出席し、一人一人と話をしてはいたのだが、その翌日に「中村恵里は裏切り者である」というウワサが流れ、本当にそうなのか確かめている内に雁字搦めになってしまい、軟禁され、何も出来ずに流されるままとなってしまった悲劇のヒロイン。

 

愛子に『光輝達が自分達の政争のせいで死んだ』と言われてショックを受け、また当時団長であったクゼリーが狂信者になっていく様を見て恐怖し、恵里達を迎え撃つべく用意した戦力が戦いにすらならずに負けたことから『自分達は滅ぶべくして滅ぶのだ』と考えるようになってしまった

 

だが突然起きた兵士達や使用人達の暴徒化には意味が解らずに本気で抵抗したものの、本物の神の使徒が近衛兵を全て殺したことでただ死にたくないと願うようになる。目の前で家族が殺され、自分もまた凶刃が振り下ろされてもう死んでしまうことを自覚したその時、彼女の元にある人物が現れた。彼が自分だけでなくヘリーナまでも救い、そして守るために戦ったことでその少年に特別な感情を抱くことになった。

 

……原作の彼女がこちらのリリィを見たら境遇が境遇だけに大いに同情しそうである。

 

 

 

・イシュタル

死因:たたき




……こうして見ると恵里の及ぼしたことがすさまじく大きい件について。
いや作者がこうなるように、とある程度想定して書いてたんだから当然ではありますが。
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