コホン。では改めまして読者の皆様への惜しみない感謝を。
おかげさまでUAも240835、お気に入り件数も1007件、しおりも506件、感想数も791件(2025/5/5 14:43現在)となりました。皆様本当にありがとうございます。長いこと期間が空きましたが、こうして拙作を見てくださる方々のおかげで勇気をもらいました。
それとAitoyukiさん、指揮官3さん、拙作を評価及び再評価してくださり誠に感謝いたします。また執筆を続ける力をいただきました。
で今回の話を読むにあたっての注意点として短め(8000字足らず)となっております。察して下さい。
それでは上記に注意して本編をどうぞ。
幕間六十六 怯える元王は(前編)
『ふん。我の期待を裏切ってくれたな、中村恵里め』
神を僭称する存在が住まう異界の最奥、極彩色の空間の中でもやのようなものが忌々しげにつぶやく。
ひな壇の最上に置かれた玉座にその人型の何かふんぞり返っており、またその空間には何枚ものディスプレイが浮かんでいた。その一枚が映したある光景に対してこの存在は吐き捨てたのである。
――今見せた映像でわかると思うけど、ボクは違う世界からやって来た。そしてこの世界の『中村恵里』に乗り移った……それが、ボクの正体。
ディスプレイが映しているのは朝日が差し込む大広間のような場所――ハイリヒ王国王宮にある食堂であった。イスとテーブルを並べ直し、王国の上層部や異世界の人間の前である少女が己の正体を明かしている。それがここに存在する人ならざるもの、エヒトルジュエにとっては不愉快であったのだ。
『真実を知って崩れ落ちていれば可愛げがあったものを……貴様には失望したぞ』
自分の正体を告げた少女こと中村恵里の言葉に場は一部を除いて騒然としている。けれども場の空気は悲観や絶望にあふれたものでないのはそこにいる人間の顔で嫌でもわかる。故にエヒトは苛立っていた。
もし目論見通り中村恵里が自分の手で大切な人間を全て壊し、復讐に囚われて躍起になったところで真実を明かせばどうなるか?……簡単に心が砕けたであろう。その絶望を見て愉悦に浸るつもりが何もかもご破算になったのだ。
ちょっとした余興程度のものであったとはいえ、楽しみにしていたイベントが消えてしまったことでエヒトは機嫌を損ねていたのである。
『まぁよい。他にも愉しみはある』
そう言いながら神を僭称する存在は、ディスプレイを一つだけ残して消し去った。唯一残ったのはある少年の後ろでちょこちょこと動き、中村恵里を見ている金髪の少女が大きく映ったものである。
――皆も見たでしょ。この黒髪の女、それと黒い竜。
『神子の心をもろくしたままであることだけは褒めてやろう。中村恵里』
『神子』と呼んだ金髪の少女がびくびくしている映像を見て、肉体なき存在は満足げにつぶやく――己の魂を宿らせる器の少女がああも心が弱いままならば、一手間加えるだけで余裕で己のモノに出来ると確信していたからだ。
『あの様子ならば中村恵里も殺せば確実か……くくっ』
『神子』の少女が依存する男、そして中村恵里を惨たらしく殺せばあの少女の心は砕け散るとエヒトは踏んでいる。そうすればこのトータスも、勇者達が元いた世界も――中村恵里の
『喜べ中村恵里。貴様の世界も花で満たしてやろう。人で作る真っ赤な花でな……それと、我と同じ名を持つ愚物め。貴様
まがい物の神は嗤う。ある偶然でこの世界に迷い込んだ少女の元いた場所すらもてあそばんと。あらゆる
「――皆も見たでしょ。この黒髪の女、それと黒い竜」
そう言うや否や恵里が近くにあったアーティファクトを操作していく。二つの映像が空間に投射されたのを見て、恵里の記憶を見た後に改造したのかもしれないとアレーティアは考えた。そして二つの映像を皆と一緒に見比べていく。
「ボクの元いた世界の南雲とこの女は一緒に動いていた。それに神の使徒の分解攻撃にこの竜は耐えてる……実際の強さはわからないけど、こいつらを引き込めたらかなり役に立つと思う」
腰まで伸ばしたストレートの黒髪の女にウラノスに負けるとも劣らない程の大きさの黒竜。映った場所はそれぞれ雪原のような場所と見覚えの無い城の中であったが、ある共通点が二つの映像にあった。違う世界のハジメが一緒に映っていたことだ。
「うわ強っ。使徒のあの攻撃喰らって無事かよ」
「大迷宮を突破した、ってことを考えると間違いなく腕は立つか」
「オルクス大迷宮から出た後、そういえばこの女の人が出迎えてたな。ということはその辺りから向こうのハジメと大迷宮を攻略してた、ってことか」
(……もしかして、この人は竜人族?)
恵里の主張や大介達のリアクションにアレーティアは同意し、コクコクとうなずく。それと同時に彼女の脳裏にはある存在が浮かんでいた。それは竜人族という人と竜、二つの姿に自在になれるという伝説の種族のことであった。
(でも、竜人族は私が王であった二百年前には既に滅んでたはず……もしかして、表舞台から姿を消しただけ?)
昔のアレーティアはかの誇り高き存在の話をよく聞かされていた。いちおとぎ話として楽しんでもいたが、王族のあり方の手本として参考にしていたのである。
それ故に疑いをかけてしまったものの、ふとアレーティアの脳裏にある考えがよぎった。
(……お父様が私にしてくれたように、どこか大迷宮の地下へと逃げた? それとも、海底に住処を移した? いや、でも……)
それは父と慕うディンリードがかつてアレーティアを守ろうとした時のように、竜人族もまたエヒトの目が届かない場所へと移ったのではないかということだ。その可能性もあるかと思ったアレーティアだが、『恵里が別世界の住人だった』ことを思い出して少しうつむいてしまう。
(……この世界も同じだと限らない。判断出来る材料が、足らない)
「もしかするとこの世界にもいるかもしれないしね――皆、どうか探してください。お願いします」
この世界も同じだとは限らないという懸念が頭をよぎったからだ。だが、恵里が頭を下げたのを見てアレーティアはわずかに呼吸を荒くしてしまう。
「……アレーティア? おいアレーティアどうした?」
(や、やらなきゃ……な、中村さんに頼まれたんだから)
自分の罪を二度も許してくれた彼女が頭を下げて頼んできたのだ。叶えなければ、やらなければとアレーティアは
(で、でも、もしいなかったら、もし違ったら……ど、どうすれば)
だが竜人族がこの世界にいない、また単に強い女性と竜が違う世界のハジメに味方してただけの可能性もあるのだ。自分の考えを皆が信じ、それで
そう考えただけでアレーティアはもう何も口にすることが出来なくなってしまう。
「ハッ、ハッ、ハッ……」
「おいアレーティア? おい、おいっ!」
脂汗が止まらない。隣にいた大介の声すら、彼から揺さぶられることすら気づけない。自分を追い立てる感情、残酷な可能性、自分が間違えたかもしれないことへの『恐怖』で頭がかき乱され、アレーティアは動けなくなってしまっていた。
「“鎮魂”っ!……アレーティア、大丈夫かよ」
「だい、すけ……う、ううん。わ、私は大丈夫。へ、平気だから……」
だが唐突に隣から聞こえた叫びと共にアレーティアの心は平静を取り戻す。視線を感じて横を向けば、心底心配そうにこちらを見つめる大介の姿がそこにあった。
またその場にいた他の皆からも同様の視線を向けられているのにアレーティアは気づく。大介にしがみつきながらもすぐに何度も何度も首を横にブンブンと振り、皆に大丈夫だと伝える。
“言え。何か心配ごとでもあったんだろ? それか心当たりか何かでもな。俺だけでもいいからよ”
だがそれも大介には即座に看破されてしまった。肩に手を置かれ、またわざわざ“念話”でこっそり話しかけてくれた大介の心遣いにアレーティアは胸のときめきを感じてしまう。
“ほ、本当に何でも無いから……き、きっと思い過ごし、だから”
だがそれは今ここで感じるべきものじゃないとすぐに振り払い、アレーティアは自分の考えはただの
「……アレーティア、大丈夫? 何かさ、心当たりでもあった?」
「ぴっ!?……え、えっと、そのぉ」
だがそれをただの気の迷いとして逃してくれなかった人間がいた。恵里である。
周囲、それも特に王国の上層部がざわつく中、恵里だけは気まずそうな声色と表情ながらも問いかけてきたのだ。涙目になったアレーティアは大介の背中に隠れ、彼の服をぎゅっと掴んだまま言葉を詰まらせていた。
「いや、だからさ、脅してるんじゃなくて、アレーティアのことちゃんと頼りにしてるから聞いたんだけど……」
「だよなぁ。アレーティア、ビビんなよ」
「で、でも、わ、私の考えがま、間違ってたら……」
恵里の本気で困惑してる様子の声はちゃんとアレーティアの耳にも届いていた。大介の少し不器用な励ましだって聞こえていた。だからこそ恵里の、大介の信頼を裏切るのがアレーティアには何よりも怖くて仕方なかったのである。
「え、えっと、その、女子会! 会議やめて女子会みたいなのやろうよ!!」
『……えっ?』
恐怖と脅迫感で何も言えなくなっていたアレーティアだったが、ここで香織が唐突に妙なことを口走ってきた。これにはアレーティアも間抜け面をさらし、この場にいた皆と仲良く声をハモらせたのであった……。
「すごいねリリアーナさん。こんな素敵なお庭あったんだ」
「テーブルもイスもオシャレよね。雰囲気に合ってるっていうか」
「ありがとうございます宮崎さん、園部さん。この庭園は建国当初から、インテリアの方は母が女王に即位してから使ってたものでして――」
(このテーブルとイス、私の城にあったのとは違う様式。でも周囲の景色を損ねたりしないデザインと色合い)
庭園の中の様々な花の香りが柔らかな風と共にアレーティアの鼻腔をくすぐる。目の前にある真っ白の長テーブルも大介と
「おいしい。永山君は味はよくわからない、って言ってたけどいいお茶だよね」
「あぁ。ま、重吾は緊張とかレッスンの疲れとかがあったからだと思うけどな。綾子」
(ん。昔お父様とお茶会で飲んでたものに近い。懐かしい。ルルアリアさんかヘリーナさんのレクチャーも込みだろうけれどもてなしとしては十分合格)
出されたお茶もほんのり苦みが強いが出された焼き菓子によく合う。それに香りもほどほどに抑えられたものであり、時折風に乗って運ばれてくるほのかな花の匂いを邪魔しない。手助けされたものであっても、ホストであるリリアーナのチョイスが上手であることをアレーティアは高く評価していた。
「ふむ……緑茶とは違うが、こちらのお茶もまた良い味だな」
「えぇ。出されたクッキーもいいものですね。王女様、私達も招待してくれてありがとうございます」
「いえいえそんな。お礼は私でなくこの茶会を提案した白崎さんに」
(……どうして、どうしてこんなことに。なんで私、大介達と一緒にここにいるの? 誰でもいいから白崎さんを止めてほしかった……)
だがそれはそれとしてどうして自分はこのお茶会に参加することになったのだろうとアレーティアは思い返す。この場にいるのは恵里に鈴、愛子を除く大介達のいた世界の女性陣にリリアーナ、それに愛しい彼と野村健太郎という少年と鷲三であった。
女子会なのだから女子だけじゃないのか、それと恵里達がいないけどいいのかとアレーティアは自分を棚に上げつつそんなことを考えていた。
「えへへ。ありがとリリアーナさん……えーっと、アレーティアさん。楽しめてる、かな?」
「あ、はい」
虚ろな目でカップに残ったお茶をぼんやりと見つめていたアレーティアだったが、それも香織の声がけで中断されてしまう。気まずさで口の端が引きつりそうなのをこらえつつ、アレーティアは王族スマイルを作ってすぐさま返答する。
「そっか……急なことだったし、やっぱり嫌がってないかなって思って」
「い、いえ。私のことを気遣ってくれたのはわかりますから……」
「それならいいけど……あんまり私や恵里ちゃんに気兼ねしないで。ね?」
それが功を奏したか、気まずそうにこちらを見ていた香織も短く息を吐いて口元を一瞬緩めてはくれた。とはいえあちらが再度気遣いの言葉をかけてきたことからアレーティアはいたたまれなくなってしまう。
「しっかし美味ぇな。茶にも合うし。あ、おかわり欲しいわ」
「ありがとうございます檜山様」
一刻も早くこの場をどう後にするかを考えていたアレーティアの耳に大介のわざとらしい感想が入った。アレーティアはうらめしげに自分のお腹に添えられた左手を見つめる。
大介に抱きかかえられているせいで降りるに降りられないし、彼も普通にお茶会を楽しんでいるのだ。参加している面々やそばで控えているメイドから時折チラチラと見られてはいるものの、そこそこの盛り上がりを見せている。下手に動けばこの空気が壊れてしまうのもアレーティアは余裕で察していた。
「だ、大介。あの……下ろして?」
とはいえ罪悪感とすさまじいまでの恥ずかしさで今にも死にそうであったため、アレーティアは顔を上げて上目遣いで大介に頼み込んでみる。
「ぁー……その、なんだ。お前が逃げるかもしれねぇから無理」
「ぁぅぅ……あほぅ。大介のあほぅ」
だが、彼の方も頬を赤く染めて何度か目を泳がせた程度で容赦なく却下されてしまう。
またメイドの何人かもあらあらうふふと小声で言い出すものだから余計に恥ずかしさが増してしまった。もうアレーティアは身もだえぐらいしか出来ず、早く終わってしまえと内心スネてしまっていた。
「あの、アレーティア様。あまりお茶を飲んでませんがもしや……」
「あ、い、いえ! ど、どちらも美味しいです……」
涙目でぷるぷる震えていたアレーティアだったが、唐突なリリアーナの問いかけにハッとする。なんだかんだ世話になっている上、上手くもてなしてくれている彼女に恥をかかすまいと慌てて答えた。
「それは良かったです……では新しいお茶でも」
するとほのかにリリアーナが笑みを浮かべると、彼女は周りを見渡すかのように目を動かす。直後、後ろにいたであろう例の首輪がついたメイドが『失礼します』と言いながらカップを取っていく。
(……もうそんなに時間が経ってたなんて)
もしやと思って周囲を一瞥すれば、自分だけでなく全員のカップが下げられたのがわかった。ぬるくなったお茶を捨てて新しいお茶を入れるためであり、同時に自分がそれだけ呆けていたことにアレーティアも気づく。
「……なぁアレーティア、ちょっといいか」
そのことにちょっとだけ驚いていたアレーティアだったが、ふと大介の方から何か尋ねてきたため彼女は少し顔を上げる。
「えっと、どうしたの大介」
「あー、まぁその、なんだ。ハッキリ言うぞ――中村のヤツにビビッてないか」
相変わらず左手はアレーティアのお腹に添えられたまま、大介は何度か目を泳がせて歯切れの悪い言葉を吐く。それから数秒後、意を決した様子の彼からの問いかけにアレーティアは大きく目を開いて全身をびくりと反応させる。
「そ、そんなこと……わ、私はただ……」
「ねぇアレーティアさん。それ本当? なんていうか、恵里ちゃんのために無理しようとしてない?」
しどろもどろになりながらも、アレーティアは見当違いと言い切れない大介の言葉を否定しようとする。だが香織の方から質問を投げかけられ、的を射たそれにアレーティアは体を軽くこわばらせてしまう。
「アレーティアさん。わし達を信じてはくれんか」
「しゅ、鷲三さん……でも」
「この場にいる誰もあなたの失敗を笑いなどしませんよ。少なくとも、私とお義父さんは無理ですし」
そうすると今度は鷲三の方から声をかけられ、アレーティアは大介の左腕を抱きしめつつ迷いを見せた。それに続いて霧乃も胸の内を明かすよう自虐を交えつつ優しく促してくる。
「でも、でも……うぅ」
アレーティアはすぐに庭園中を見渡すも、多くの面々は優しく微笑むばかり。リリアーナに健太郎、綾子、真央が少し苦笑している程度でしかない。
「大丈夫よ。もしアレーティアさんのこと悪く言うなら私が撤回させるわ」
またやや食い気味に雫が味方してくれることを訴えてはくれた。
「ぴぇっ」
「雫ちゃん、ちょっと怖いよ。目とか雰囲気とか」
……くれたのだが、アレーティアの顔が別の理由でこわばってしまう。香織が言うように雫が軽く鼻息を荒くしているのが、軽く手もわきわきさせているのが見えたせいだ。そのせいで脳裏に自分が雫に猫かわいがりされていた時の記憶がよみがえり、アレーティアは軽く悲鳴を漏らす。
「引っ込め八重樫……心配すんなって。何かあったらお前連れて逃げりゃいい。だろ?」
「……ん。わか、った」
だがすぐに大介が右手も体に回して抱きしめ、また雫に対するけん制もしてくれた。最悪自分を連れて逃げることも言い出してくれたのである。顔を上げ、大介の軽くニヤついた笑みに安心したアレーティアは改めて周囲を見渡した。
「……怖かったんです。また、間違えるのが」
だが皆の、特に香織と雫、優花、奈々、妙子を見るのが怖くなり、アレーティアはまた顔を下に向ける。そして抱きしめてくれている大介の腕に手を添えながらぽつぽつと胸の内を語っていく。
「それでまた誰かを傷つけるのが、今度は取り返しのつかない事態になるかもしれないと思うと……だから、だから」
理由を語っていく毎に頭の中に記憶がよみがえる。逆恨みで命の恩人を襲った。その時点ではわからなかったとはいえ恩人にとんでもないことをした。今も自分を許せない理由がである。故にアレーティアは震え、自分の体をかき抱いてしまう。
「あの黒髪の女性、それと竜も心当たりがあるんです。でも、それで皆さんの時間を無駄にしたら。そう思うと、もう」
けれども恵里はそんな自分を許してくれたし、今朝も自分を頼ってくれた。それ故にアレーティアは怯えていた。そんな彼女の信用を裏切るのが、大介を含めた仲間皆の足を引っ張るのが怖い。それで誰かを傷つけるかもしれないと考えてしまって動けなくなってしまっていたのである。
「アレーティア……」
『アレーティアさん……』
「……わかってるんです。ここまで怯える必要がないことは。けれど」
周りから向けられる視線にアレーティアはまた体を縮こまらせてしまう。今の自分が間違ってることはアレーティアも理解していたからだ。
神代魔法の研究を含め、恵里達はよく皆の意見を聞いては色々と考えたり議論している。そんな恵里達ならば自分の意見にどれだけ真剣に耳を傾けたとしても、あくまで『参考』に留めるであろうこともアレーティアもわかっていたからだ。
「だから、だから私は……」
だからこそ自分は頭から外して欲しいとアレーティアは頼もうとする。失敗に怯えていた彼女は自分に伸びる手に気づけなかった。
ちなエヒトは恵里の正体に気付いてました。
あと過去のやらかしを考えると恵里に許してもらったといえど、アレーティアもああなると思うんです(本日の言い訳その2)
続きは一週間以内に投稿できたらいいなーと考えております。