銀色の悪魔…5th Stage   作:SilviaSilvermoon

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いよいよこの作品も第5部。長いですねえ…お付き合いいただきありがとうございます。



※基本的にはさつきsideで進めますがside changeする際には変わる部分で表示します
^^;;;


プロジェクトD解散後のそれぞれ…

プロジェクトD解散後…まずは高橋 涼介から始めましょうかねえ…。

年も変わって走り屋の第1線からは退いた高橋 涼介は卒論と国家試験の勉強に余念がない。

まあ、学年1,2位を争うだけの秀才ですから、落とすって事はあり得ないけど…

知り合いでもあるし、無視できないからって事で美奈子、沙雪、真子の仲良し3人組で伊香保神社でお守りを買い家に届けた。

本人も気にかけてくれてる事に照れ気味に受け取った。

その後はしっかり卒論、国家試験共に合格でこの4月からは研修医として群馬大附属病院に勤務することになった。

希望は外科だそうです。医者になってもカッコいい路線は継続ですねえ…

 

その2。次に出て来るのは弟の高橋 啓介。こちらはプロジェクトD解散後、

レーサーになりたい夢を追いかけて数々の走行会等にエントリーして土屋圭市の目に留まり、

D1のレーサーの道に進んで…織戸学や谷口信輝とかと戦って野村謙とV-OPTとかにも出るようになった。結構有名人になっちゃったなあ…(遠い目)。

でも、相変わらず女の子を寄せ付けないのだそうで…でも、たまに埼玉で対戦したシングルタービンのFDの子…京子ちゃんだっけ?あの娘とだけ電話とかメールはしてるらしい。

 

その3.拓海の方はレーサーでもジムカーナと全日本のラリーで活躍するようになった。

ある意味、峠に1番近いのはこう言う競技かもね。

ドリキン土屋に対してドリプリ(ドリフト界のプリンス)と呼ばれだしてるとか…

どっちにしてもイケメンだから女の子にキャーキャー言われるわけで…あ、2年目で

シリーズチャンピオンになった時にプロゴルファーの美佳ちゃんと一緒に食事してるのを週刊誌に撮られて…交際宣言して美佳ちゃんのシーズンオフに結婚予定だとか。

あ、そう言えば招待状が来てたけど…俺なんかが行っちゃって良いのか?きっと行ったら文太さんと俺と沙雪、それに池谷君と真子ちゃん、樹と店長プラス健二で1つのテーブルかな…そんな気がする^^;;;

 

 

※取り敢えず物凄い忙しさでなかなか会えなくなっちゃった人達からまとめてみました

^^;;;

 

 

 

ん~っと、あとは…その4として…遠距離恋愛中の樹は…毎週和美ちゃんに会いに埼玉通いしてます。

何とか会いやすくするために和美ちゃんの休みを樹経由で教えてもらい、

そこになるべく合うようにシフト組んでます^^;;;地味だけどこのシフトを組む作業って結構しんどいんだぞぉ~。

俺の努力を誰か褒めてぇ~!!

 

 

その5は池谷君と真子ちゃんのカップル。プロジェクトDの解散後…

年が明けてから真子ちゃんが正式な退院、通院を終えて日常生活が送れるようになった。ImpactBlueが再結成して美奈子はまた1人…と思ったらちゃっかり真子ちゃんと沙雪の意向により3人でImpactBlueをしていくそうで…

美奈子の色替え&名義変更終わったS13にもステッカー貼ってたな^^;;;

(3rd Stageそれぞれの恋愛事情…4を参照という事でお願いします。)

 

沙雪の実家経営の洋菓子屋の横川店で働き始めて…

その4か月後にカフェ2号店を出す計画が持ち上がって、秋をめどに新規開店&

そこの店長に就任だって。出世するなぁ。

ま、いつもの沙雪の独断と偏見ですけどね…。計画が本決まりになったから

”店長修業”と称して真子ちゃんは美奈子のカフェに移動。

今ではこんちゃんだけでなく池谷君も真子ちゃんに会いに通ってるそうな^^;;;

みんな青春してますなぁ…と、言う事でちょっと店内を見てみましょう…

 

 

カランカランッ…(入り口のドアに取り付けられたベルが来客を告げる…)

 

 

真子「いらっしゃいま…あ、池谷さん(^^♪いらっしゃい。」(←真子ちゃん…今日は美奈子が役員会議で午前中居なくてロ―テンションだったのに…一気にテンション上がったぞ?)

 

池谷「真子ちゃんこんにちは^^ちょっと…そばを通りかかったもんだから…あ、クリームソーダください。」

 

真子「来てくれてありがと^^ウフフ。今日午前中美奈子が居ないからパフェの作り方とか教えて貰えてなかったから…暇してたんだぁ^^」

 

池谷「へぇ~パフェとか…そっか、店長だと一通り作れなきゃいけないのか…やっぱりどの職業でも大変な事ってあるもんなんだなぁ。」

 

真子「うん…元々お菓子作りとか好きだし、ケーキとか作るのも好きなんだけど、パフェって何層にも重なるからその時の見た目って結構大事じゃない?どうやったら美奈子みたいに綺麗にできるの?って…美奈子の作るパフェって凄いのよ…お客さんが”盛れてる”って写真をメッチャ撮ってて…イン〇タとかFac〇bookとかに上げると翌日からお客さんがすごくってね。」

 

池谷「って事は美奈子さんも苦労してその域に達してるのかなぁ?」

 

真子「そう…だと思うんだけどねえ…努力してる姿をあんまり見せないからなぁ美奈子ってそう言う人だし。あ、はい、クリームソーダお待たせしましたぁ。」

 

池谷「ん?クリームソーダはちゃんとできてるもんねえ…?イメージ通りだよ?

そっか…パフェねえ…」

 

 

カランカランッ!そこに入って来たのは今日休みだったさつき。

 

 

さつき『こんちわ~。おっと、居るじゃん居るじゃん。真子ちゃんさあ…チョコパフェ作ってもらっていい?』

 

真子「え?チョコパフェ…ですか?あたしまだ練習中なんで美奈子みたいにうまくできないですよ?」

 

さつき『ん?あ、そうなの?じゃあ…練習すれば良いじゃん^^俺は高校時代、ちょこっとバイトしてたから教えられるかもよ。厨房入っちゃうよ…』

 

 

そう言って厨房に入って念入りに手を洗うさつき。半ば当然の様に進める。

 

 

さつき『ん~と、じゃ、まずパフェの器取ってもらって良い?そう。うん、

そしたらまずチョコレートソースを5ミリ位かな…貯める。うん、そう。

そしたらソフトクリームを最初は出口から離し気味にして先を細くして器に入っていく様に。

うん、徐々に器を左右に振って器のへりにアイスが密着するように。

で、半分まで来たら一旦停めて、シリアルをトッピング。

で、チョコソースを真ん中に少し出したら器に波線を書くように出して…そうそう。

そのあともう1度ソフトクリームを出して器の9割までアイスを器の壁の添わせるように…

入れる。そう~そう。できてるじゃん。

その後に切ったバナナを刺してホイップクリームを絞り器に入れて…

バナナとの間にトッピングする感じで。そうそう。で、ウェハースとチョコレートを

アイスに刺してチョコソースを細目にこんな感じでさささっと…ね。

最後にチェリーを乗せれば基本的なパフェの完成。』

 

池谷「ああ…よく見る感じのチョコパフェだ…」

 

真子「すご~い出来ちゃったぁ。他のパートさんとかに聞いてもなかなか出来なくてどうしようかと思ってたんですよ^^;;;」

 

さつき『コツは器の先がとがってる感じだから、なるべくソフトクリームを細くしてやった方がきっちり綺麗にできるよ。入れるソースさえ変えればキャラメル味でもメロン味でもベリーソース味でも…バリエーションができるって訳。』

 

池谷「すげぇ…って言うかさつきさんってそんな事も出来ちゃうんですね…(意外だ)。」

 

さつき『久しぶりに作ったけど、意外とまともに出来たでしょう?』

 

 

 

※出来たパフェを食べるさつき…色々と驚いてる池谷君と真子ちゃん。

ちなみに美奈子が帰ってきて真子ちゃんを特訓するつもりで作らせたらいきなり出来て、目玉が飛び出す勢いでびっくりしてた。

 

 

美奈子「あぁ、なぁんださつきが教えたのかぁ。いきなり出来る様になってて驚いちゃったわよ^^;;;

まあ…さつきは学生時代、いろいろバイトしてるからこういうの得意だよねえ?」

 

真子「え?そんなにいっぱいバイトしてたんですか?」

 

さつき『ああ…食べ物系かスタンドが多かったけどね。中華屋とか、たこ焼き屋で

店の前で飲食できて、ジュースとかお好み焼きとかサンデーとか食べられるような…

そういう所でバイトしてたから意外とできるよ。洋食屋でもバイトしたし…

あ、この際だから苦手なメニュー克服しちゃえば?今日休みだし、

付き合ってあげられるけど?』

 

真子「えっ…じゃあ…カフェの定番のとろふわ系のオムライスとか…?」

 

さつき『あぁ~、あるある。美奈子~、ここはチキンライス自分で作ってるの?それとも冷凍のチキンライスを使ってるん?』

 

美奈子「あ、ここは沙雪がオリジナルに拘ってるからさぁ…しかもデミソース仕様の。」

 

さつき『そうですかぁ^^;;;じゃあ、簡単な作り方ね。鳥の胸肉かささみを使うんだけど…7ミリ角位に刻んで…ちょっと多めの油で塩、コショウを振って軽く炒める。

塩コショウで下味をつけてご飯投入。フライパンをこんな感じで煽って均一に混ぜる感じで…

ここにケチャップとすこ~しのソース、隠し味で肉がパサつかない様に小さじ1マヨネーズを入れて良くかき混ぜる…っと。

 

(シャッ!シャ~~~!というフライパンで炒めてる音と共においしそうなニオイが。)

 

で、ここで皿に盛っちゃう。形を整えておいて…次は卵を焼くんだけど…

ここではマーガリンを少し入れて、サラダ油を小さじ1位かな…で火をかけたら

卵3個を割ってよ~く溶きほぐしてね。あ、あと投入する前にやる事、

これが肝心なんだけど、フライパンから軽く煙が出る位になったら火を止めてしまう事。

火を切ってから卵を投入。で広げたら半分に折りたたんでチキンライスの上へ。

で、ここでナイフで切れ目を入れて開くと…』

 

池谷「うぉおお!すげえ…トロトロのオムライスで来てる!!」

 

さつき『仕上げにデミソースと…生クリームとかを上からそれっぽく掛けてあげれば…

出来上がりっと。ま、食べてみてよ。』

 

美奈子、真子「「んふっ(^^♪んまぁ~い/凄い…お金取れる味だわ。」」

 

池谷「うはっ!マジで店開けるレベルですよこれ…うまぁ!」

 

さつき『オムライスに関しては、フライパンを1回熱くして火を止めてから余熱で卵を調理って言うのがポイントね。結構便利だよ。』

 

カランカランッ…ここでもう1人の常連さん登場♪

 

?「こんにちは…あ、すごい!今日はみんな揃ってるぅ。」

 

そう言って入って来たのは 美奈子とモンブラン目当てで常連さんになってる健二の従兄弟のこんちゃん。

 

さつき『こんちゃんが来たって事は…美奈子~いつもの出してあげて。』

 

美奈子「はいは~い♪いつものモンブランのケーキ2個セットで飲み物がアイスコーヒーねw」

 

こんちゃん「やっぱりこれ食べないとやる気でなくて^^;;;」

 

池谷「半分げん担ぎと目の保養だよな?イヒヒッ」っといたずらっ子のように笑ってる。

 

さつき『そう言えばさあ…この前”プリンタルト”を沙雪が強引に持って来させたじゃん?あれって限定メニューとかなの?』

 

真子「あぁ…確かあれって冬季限定で更に作り方に手間がかかるとかで数量限定だった気が…」

 

さつき「あれ結構好きでさぁ…でもあれ以来売り切れてるのか全然見かけなくてさ…」

 

美奈子「いっそのこと沙雪に圧力掛けて常備してもらうとか…」

 

さつき『そ、それって職権乱用じゃね?』

 

美奈子「でも、使えるモノは使っとくって言う手も…」

 

さつき『イヤイヤイヤ…いくら何でもそりゃダメだ。無理やり捻じ曲げちゃいけないものだってあるさ。』

 

真子「結構さつきさんってそう言う所が古風ですよね。義理堅いと言うか…」

 

美奈子「じゃ…MAXの殺気で迫ってみる…」

 

さつき『お前なあ…何物騒な事言ってんだよ^^;;;無理に決まってんだろうが!』

 

こんちゃんの心の声「(な、なんだろ…このカオスな状態…^^;;;)」

 

池谷「沙雪ちゃんを取り敢えず召喚しときました。」

 

さつき『おいっ!池谷君!シャレになんない事止めてって…あ、ホントに送ってるぅううう!』

 

20分後…マジで来ちゃったじゃん…お嬢が。

 

沙雪「ちょっとぉ!池谷君!ムチャぶりしすぎ!”ソッコーでカフェに来て!大至急ね!!”ってバイパス店の視察親父だけで行かせちゃったわよ^^;;;」

 

池谷「いやぁ…いきなりごめんねぇ。でもさ、沙雪ちゃんの大好きな人が沙雪ちゃんにしかできない事をボソッと呟いてたのを耳にしちゃったもんでさぁ…」

 

沙雪「へっ?あたしにしかできない事?…なになに?メッチャ気になるじゃん。」

 

こそ~っと裏口から抜け出そうとしてるさつき。

 

美奈子「コラぁ~!そんなにコソコソしなくたって…話せばわかってもらえるって^^;;;」

 

さつき『語弊があるわっ!権力ふりかざして迄する事じゃねぇ~し!』

 

 

何?このカオスな状況。

 

 

沙雪「ん?なあ~に?ダーリン…あたしじゃなきゃできない事?もう…子供欲しいならはっきり言ってくれれば良いのにぃ~(^^♪」

 

こんちゃんが「ぶはっ!」っと飲んでたアイスコーヒーを逆噴射して咳込んでる…

 

 

大丈夫かな^^;;;美奈子がおしぼりと雑巾を持って駆け寄る…

 

 

美奈子「こんちゃん大丈夫?ごめんねぇ…お嬢がとんでもない事言い出すから…もう。」

 

さつき『お~い!盛大に勘違いしてるぞぉ!俺はただプリンタルトが冬季限定でしかも

数量限定って聞いて…いつ行っても買えなくてさ…って言っただけ。

それを、池谷君がさ…”それなら権力のある人に頼めばいいじゃん?”ってさ。

俺はそう言う権力で捻じ曲げるのは良くないって言ったのさ。それなのに仕事中の沙雪を召喚しちゃうからこんな事になっちゃったんじゃん^^;;;』

 

沙雪「へっ?プリンタルト?あれ好きなの?じゃあ…ここのカフェ限定で1ホール分って事で8カット限定で出せば良いじゃん。

しかも裏メニュー的な感じにすれば?”知る人ぞ知る…”って感じで。

口コミとかで人気になるかもよ?」

 

予想外な事を言われて一同…”へっ?”っていう感じに…。

 

沙雪「なっ、何よ…あたし変な事言った?」

 

真子「いやだって…沙雪が珍しくまともな事言ってるからびっくりしちゃって…」

 

沙雪「あのねぇ…あたしは何時でも真面目に仕事に取り組んでるわよ?失礼しちゃうわねえ!」

 

さつき『イヤイヤ、真面目に取り組んでるからこそ、そこで今までの守ってきた伝統とか主義をガラッと変えるとか…が考えにくかったって事でしょう。意外だったって言った方が良いかな。』

 

沙雪「あのねぇ…あたしはみんなの意見を聞く耳は持ってるつもりなんですけど?オヤジみたいにご意見無用の頑固ジジイと一緒にされちゃ困るわ。」

 

美奈子「でもさ、勝手に決めちゃって怒られるの沙雪じゃない?」

 

沙雪「だから、責任はあたしが取るから思いっきりやってみたら良いって言ってるのよ。働いてる現場の人が感じるって事はお客さんのニーズでしょう?そこを掘り起こしていかなくちゃ次につながらないじゃん。」

 

池谷「すげぇ。メッチャカッコいい事言ってるぅ~。しかも理に適ってる気がする。」

 

沙雪「あのねぇ…一応これでも短大で経営とかマーケティング勉強してきたの。遊びたいから短大に行ってた訳じゃないんだってば。」

 

 

★かくして沙雪のGOサインもあってカフェでプリンタルトを置くことになった。

 

 

そう言えばここのカフェ…お客さん結構増えたけど更にUPねぇ。

 

 

何か良い感じにまとまった時に…それまで空気みたいな扱いになってたこんちゃんが口を開いた。

 

 

こんちゃん「あ、じゃあ…お客さんの立場って事で発言しても良いですかねえ?」

 

美奈子「こんちゃん何か良い案があるの?教えてもらってもいい?」

 

こんちゃん「今でも開店当初よりお客さんが増えてる印象はあるんですけど、もっと集客…となった時に思いついたんですけどね。ここのお店の端っこにFMラジオとかのスタジオを招致してサテライトスタジオを併設しちゃうのってどうですかねえ?」

 

池谷「この辺でFMって言うと…FM 群馬かFM 高崎じゃないか?どっちかに知り合いでも居るのか?呼んですぐ来てくれる訳じゃ無いだろう?」

 

こんちゃん「1つ上の先輩がFM高崎に就職したんですけどね…

イ〇ンモールでやってる公開放送が店内改装に伴ってできなくなるから困ってるって…

ここにパーテーションとかで仕切って一部をサテライトスタジオ化できるようにすれば…スタジオとしての使用料もですけど、

番組のDJとかゲストのアーティストに出す飲み物とか軽食とか…そういう物の注文とか

来るんじゃないかって。それにファンが来れば飲み物位飲んで放送聞くか、終わるのを待つでしょう?

で、ゲストの方がSNSとかでここの事をつぶやいてくれたら宣伝効果的にはデカいと思うんですよね。」

 

美奈子「沙雪…今度の取締役会の議題…これで行ってみる?」

 

さつき『何か新しいこと…で考えるなら良い案かも知れないね。ガラス面の多い

パーテーションで区切ればON AIRの状態も見ながら作業できるからジャストのタイミングで飲み物とかを提供できるし…

お客さん的にも見ながらお茶できるからリクエストも書けるし、聞きながら出待ちもできる…か。』

 

美奈子「いっその事ここで取締役会議やってこの辺に…とか説明しながら提案するのも良いかもよ?」

 

沙雪「う~ん…あたしも1つ2つ思う所もあるし、その案も含めて議題に載せてみましょ。」

 

さつき『あ、それってこの前俺が言った強烈なキャラクターを持つ店員さん置いたら?

って言うのも入ってる?あれは別に考えなくて良いからね?あくまでも例として言っただけだからさ。』

 

沙雪「あたし的にはそれもありかな…って思ってたりするんだけどね。」

 

さつき『いざ探すとなると意外と少ないぞぉ?そう言う強烈なキャラの持ち主って。

スタンドで言えば樹みたいな奴だろう?』

 

池谷「確かに強烈なキャラではあるけど…う~ん。」

 

 

う~ん壮絶。激しいなぁ(白目)

このプチ会議の後…遅番の為、池谷君がスタンドへ。こんちゃんも午後はバイトがあるとかで店を後にしていく。

残った4人(沙雪、美奈子、真子、さつき)で話は続く…

 

 

 

沙雪「で?真子は苦手なもの…できるようになった?」

 

美奈子「とりあえずさつきのレクチャーでパフェは作れるようになったよねえ?」

 

沙雪「へ?ダーリンってそんな事できたの?あたしにも作ってよ。」

 

自分の知らない事を周りが知って…更にレクチャーできるほどの腕前だと思ってなかった沙雪は何か悔しそうな顔をしてる。

 

さつき『いやいや、基本的な作り方とかしか教えてないよ?それで良いなら作るけどさ…』

 

さっき真子ちゃんに教えてた要領でテキパキ作る。2分もすれば沙雪の目の前にチョコパフェが現れた。

 

さつき『俺が作った感じだとこんなの…基本的なのだろ?リンゴとか飾り切りとかして上に添えれば見栄えは良くなるだろうけど、時間もかかるしコストも上がるからね。』

 

沙雪「めっちゃ手馴れてる感じで出てきたんですけど…^^;;;バイトで結構鍛えたって感じがビンビンするけど?」

 

さつき『まあ…学生の頃は免許取りたいって言うのがあったから、色々バイト掛け持ちしてたからな…だからある程度料理はできるんだけどね。』

 

美奈子「それにしてもこの速さでしかもその正確さ…パフェ職人としてここでバイトしない?」

 

さつき『ヲイヲイ、スタンドどうすんねん。一応俺…これでも副店長なんですけど。』

 

沙雪「最悪混雑してて人手が足りない時に助っ人で入ってもらうとかはあるかも知れないから覚悟しといて。」

 

さつき『ヲイヲイ、何か沙雪が言うと冗談に聞こえねぇ~し…^^;;;』

 

 

 

そんな話をしてると数分後カフェの外に黒い初代FUGAが…あれぇ~もしかして…社長じゃね?

白い手袋をはめた運転手が後ろのドアを開けてる…。

あっちゃ~見るからに頑固ジジィだね…

カランカランッ!FUGAの到着を全然気にしてなかった3人は普通に接客体制で…

 

 

 

沙雪、美奈子、真子「「「いらっしゃいませぇ~!…あ。」」」

 

美奈子、真子「「社、社長…すみません。お客さんかと…」」

 

沙雪「パパ…意外と早かったねえ…(←笑顔が引きつってるぞぉ。)」

 

さつき『初めましてです。あ、経営者会議ですかね?では部外者はお邪魔してはいけませんので僕はこれで…(出口にスッと移動してスタンドで鍛えた90度の最敬礼)』

 

 

 

(※このままのつながりでその6沙雪とさつきのエピソードに突入します。ここからはNo sideで進行します。)

 

 

 

社長「えっと…スタンドの副店長の小長井君だったよね。娘がいつもお世話になってるみたいで。」

 

さつき『いえいえ、いつも沙雪さんには僕もお世話になってますので…

(困ったような笑顔で)あ、これから会議ですよね?じゃ、僕はお邪魔ですからこの辺で…』

 

社長「ん?ちょっと待った。君も参加していかないか?君は美奈子君の従兄だし、沙雪の恋人だろう?」

 

さつき『え?で、でも…良いんですか?カフェとかケーキ屋さんには自分はノータッチですし。経営会議に参加できるようなノウハウも無いですよ?』

 

社長「確かに今は…関係性があんまりないかも知れないが…個人的に3人とつながりがあるんだし、今後ますます接点も増えて来るだろうしな…それにパフェが作れるんだろう?」

 

美奈子、真子、さつき「「『へっ?ちょっと待ってください?何処からそんな情報が!?』」」

 

さつき『それにパフェ作ったのって…美奈子が会議で居なかった時にここに来てほんの1時間ちょっと前に真子ちゃんに基本的な作り方教えたのと20分位前に沙雪さんに作れるなら作って見せてってって言われて作っただけ…あ”っ!もしかしてあのパフェの写メって言うか作業工程動画で撮って送ったんじゃ…何やってんのさお嬢。だからさっきの忙しい時にはヘルプ頼むかもってヤツ?ま、マジか…』

 

 

頭を抱えて座り込むさつき。呆気に取られて口がポカ~ンと開いてる美奈子と真子ちゃん。

 

 

沙雪「だってさ…あんまりにも流れるように普通に会話しながらサッサと作っちゃっていきなり完成品が出てきたんだもん。

だからさっき「めっちゃ手馴れてる感じで出てきたんですけど…^^;;;

バイトで結構鍛えたって感じがビンビンするけど?」って言ったじゃん…

そこまで撮影して送ってるからね。」

 

社長「うむ。動画を見てて一切無駄な動きが無いし、基本が出来てるから即戦力だな。君ならカフェ任せても大丈夫そうだ。」

 

さつき『高校生の時には確かにバイトしてましたけど…さすがにカフェを仕切る腕は無いですよ^^;;;あ、そう言えば集客力UPの案を出すとか何とか言ってなかったでしたっけ?(無理矢理話しの方向を変えてみた)』

 

沙雪「あ、そうそう。常連さんとかにも意見を聞いてさっきまとめたんだけどね…」

 

ようやく会議の雰囲気に。

 

さつき心の声『(はぁ…生きた心地がしねぇわ。)【チ~ン】』

 

沙雪「えっとねえ…今日までにお客さんにリサーチした中だとねえ…

イ〇ンモールで公開放送してるFM高崎がイ〇ンモールの改修工事で公開放送できる場所が無いって言う事から、

ここの一角にサテライトスタジオを作って放送しちゃうって言うのはどうかって。

スタッフとか出演者に飲み物とか軽食を提供するのとスタジオ使用料が入るんじゃないかって。

あと、副産物的に言うと出てるゲスト目当ての出待ちとか放送を聞きに来た人が

飲み物とかケーキとかかって飲食してくれるんじゃないかなって…

後はゲストの人がSNSとかでケーキがおいしかったとか書いてみてくれたら売り上げも伸びるんじゃないか…とかね。

2つ目はそこまでコストも時間もかけられないなら名物店員を作るって言うか雇うって言うか…。

通常の時給で雇う店員さんの中でキャラの立ってる人を名物店員としてHPで流して、

その人が居るところだから来るって言う流れを作る…って言うパターンね。」

 

美奈子「現実的なのは後者なんでしょうけど…ただバイトの面接の中でそういう個性を見抜けるか…だよね?

大概普通って言うか個性を抑えて面接しに来るものじゃない?」

 

真子「または今、居る中から強烈な個性の人を探すか、またはキャラとして作り上げるか…ご当地キャラみたいな感じで。」

 

さつき『ん~ちょっと今の聞いてて思ったんですけど…ご当地キャラみたいに着ぐるみとかにしちゃうの?

そうするとマスコットキャラクター化するならイベントとかには出やすくなるけど、

コストが結構かかるのと通常の仕事が大丈夫かな…って思うんですけど?』

 

真子「そうするとカフェの店員さんにそう言うお客さんウケする様なキャラを作ってそのラインに沿って演じてって言うか…そういう人を新たに雇うか…あとはここの店に来ればこういうサービスが受けられます!的な何かを始めるとか…?」

 

社長「個人的な意見としてはラジオのスタジオをここに…って言う突飛な発想好きだけどね。」

 

沙雪「そしたらFM高崎にも問い合わせの電話を入れてみる?」

 

社長「もしアポ取れるなら直で話してみる価値はあるかも知れないぞ?常識に囚われてたら普通で終わっちゃうかもしれないしな…」

 

さつきの心の声『(フッ…文太さんみたいな事言ってるなぁ。頑固一徹でもないなぁ。

これはそれなりにポリシーを持って仕事してると思った方が良いんだろうな。)』

 

沙雪「じゃあ…アポとかこの後取るから後日また打合せするって事で良い?」

 

※この後…会議は無事終了したけど、これが引き金で”お~い!何でこっちに持って来るねんっ!!(チ~ン)”と思う様な出来事へと進んでいく事となる。

 

 

 

前回のCafe"Blue-Moon"での経営sideのミーティングから数日…何故か閉店後のカフェに集まってくれとのメールが。しかも今回は池谷君にも届いたそうで、驚きを隠しきれていない。

そのために池谷君を中番にして樹を遅番に入れ替えて…

そして何故か早番だった俺はちょこっと前に来るようにと沙雪から召集のメールの後、更に電話で念押しされた。どういうこっちゃ?頭に大きな?が浮かんだままNOTEでCafe"Blue-Moon"に池谷君より30分早く到着。取り敢えず店内に入ってみる。

カランカラン…

 

さつき『あのぅ~こんばんは…』

 

美奈子「あっ、来た来た^^沙雪~!さつきが来たよ!!」

 

さつき『なになに?今回池谷君も呼んだんだろう?なのに俺だけ早く呼ぶって…』

 

美奈子「まあまあ…その辺は沙雪からちゃんと説明があるから^^;;;」

 

さつき『何か怪しい…また何か俺にしてくれとかって言わないよねえ?』

 

美奈子「さあ…詳しくは沙雪に聞いてよ。」

 

怪しい…十二分に怪しすぎる…この美奈子の泳いでる視線。一体何をさせたいのさ…?あ、もしかして強烈キャラの店員さんって事…無いだろうなぁ?いやな予感しかしねぇ。

 

沙雪「あ、ダーリン来てくれた。うふっふ…ねえダーリン?ちょっとお願いがあってね…」

 

さつき『すっごい嫌な予感しかしないんだけど…あのさぁ何を企んでるのさ^^;;;』

 

美奈子「いや…ねぇ…沙雪と真子と3人であれから連日会議をしててね…」

 

真子「キャラが立ってる人を…って新規で面接をしながら中の人の方のリストアップも

並行してやってるんだけど…接客はそこそこできるとは思うのね。まあ…練習すれば

カフェの事も出来るようになると思うんだけど…困ったのはみんなキャラクターで躓いててね。」

 

さつき『そしたらキャラのラインを作って”役を演じてもらう”しか無いんじゃない?』

 

沙雪「それに役者じゃないから見つからないのよ…。でね、」

 

さつき『じゃ、樹貸そうか?強烈なキャラだぞぉ。』

 

沙雪、美奈子「「へっ!樹…君?確かに強烈なキャラだけどさぁ…圧がすごいって言うか目指す方向も違うし…カフェの事出来ないじゃん^^;;;(モノの見事にハモってるし…)」」

 

真子「でね…はっきり言っちゃうけど…その…さつきさ…」

 

さつき『ちょ~っと待ったぁああああ!いくら何でも俺は無理だからね、スタンドの副店長の仕事そっちのけで出来ないぞ?』

 

まずい…非常にまずいじゃん…この流れって。立ったフラグは直ちに折り取らないと…

さつきの脳裏にこの”フラグ建設阻止”と言う文字が浮かび上がっていた。

 

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