Error Tale ✕ ダンまち〜〜黒骨ニキの力を持って三千里 作:ゴブゴブリン
「いやー、やっとまともまアイテムがドロップしたよ……」
僕は今、デカいドラゴンを倒した後の疲労感にやられて、近くにあった湧き水で休憩を取っている。
「ってかこんなにモンスターを狩りまくってゲットしたマトモなドロップアイテムがこれ一つってどうなってんの!?」
流石にドロップ率バグってません?他のドロップアイテムなんて大きさが違う位で全部似たような石ころばっかだし!でも一応全部保管してあるけど。
「じゃあこれ持っててもしょうがないし、
そう言って僕はスっと手を前に向けて、目の前の空間に
を作り出してその中に布の様なアイテムをポイッと放り込んだ。
「やっぱこの空間ってメッチャ便利だったんだな」
今アイテムを放り込んだ空間は、【アンチ・ヴォイド】と呼ばれる空間で、中は真っ白で何も無い空間だが、広さに制限がなく、さらに他の者に荒らされる心配もないので最高の保管場所になっている。
ちなみに、ここまで集めてきた色々な大きさの魔石もその空間の中で積み上げられて保管されている。
「でも連戦続きで疲れちゃったし、もう少し休憩してから……ん?」
あれ?僕って他になんかやるべき事ってなかったっけ?
えーーーーっと…………………
あ!!そういえば僕まだこのダンジョンの出口どこか知らないじゃん!
「ヤベェよヤベェよ……悠長にバトルしてる場合じゃないじゃん…」
このまんまじゃ、転生して僅か数日でこのダンジョンで餓死エンドしちゃうよ!残念!貴方の冒険はここで終わってしまったってか?冗談じゃない!!
「そうと決まればさっそk……」
ん?
あれ?なんか急に体が立ったまま動けなくなったんですけど!?しかも声すら出せなくなってるし!一体なにが起こってるんだ?
……それと、なんか声が聞こえて来た気がするんですけど。こんな声が出なくなってる状況で!?なんていうタイミングの悪さ!!
おーい!僕はここにいまーす!
「〜〜〜〜〜〜?」 「ーーーーー!?」
「ーーー!ーーー!?」 「………………」
なんだろうあの人達…冒険者かな?でも4人全員女性なんだけど…けど皆凄い豪華な武器や装備持ってるし、特にあの貧にゅゲフンゲフン…慎ましい胸をお持ちの方はどう見ても釣り合いがたってない武器を持ってるし、それに他の3人が気にしてないってことは、あの武器を使いこなせるってことでしょ?
ヤッバ……(ドン引き)
「ーーー!!」
あっ…金髪の細い剣持った子がこっちに気づいてくれた!
……でもなんか、表情が信じられないようなものを見たような顔してるんだけど、なんで?
「ちょっとまってよアイズ!いきなり走り出して…」
「そうだよ〜さっきの
「と言うかアイズさん?………この方は一体……?」
さっきの人達も合流してきたけど、やっぱりこの金髪の子はずっとこっちを凝視してくるし…こっちは当然動けなくなったのに加えて喋れも出来ないんだよ!
「……………貴方が…」
「「「???」」」
ん?
「あのモンスターを倒したの?」
「「「!?」」」
「……そウダが、何かモン題でモ?」
まぁそうだけど、そんなに驚くことかなぁ?ってか今更だけど僕喋れてる!でも喋り方がなんか変!!
「うっそ!?あの
「私たちの【ファミリア】でも倒すのに苦労するのに……」
「たった一人で………!」
「……ナラ、これを見せレバ、信じテくれるカ?」
そう言って僕はあのモンスターからドロップした布を【アンチ・ヴォイド】から取り出し、皆に見せる。ていうかこの光景って見せて大丈夫なのかな?空間に裂け目を作ってそっからアイテムを取り出すって……
「何アレ!?空中に穴あけてる!」
「あんなスキル、今まで聞いたことがないわ……」
「それよりもアレって、【カドモスの皮膜】!本当に倒してたんですか!?」
「信じてモラえたようデ、なにヨりだ」
へー、コレってカドモスの皮膜って名前なんだ。皆の反応を見るに、コレは結構な金額になりそうだな……やったぜ
「それヨリも、お前さんタチの名前ハ?」
「人に名前を聞く時は、まず自分からじゃないの?」
確かに……そう言えばまだ名乗って無かったなぁ……でも、そう安易に名乗ってもいいのかな?後で面倒な事になるかも……でも、ここで変に不信感を持たれたら、同行させてもらえないかもしれないし、ここは素直に名乗っておきますか!
「俺は【カトラ・シュベルト】、たダの編み物好キの怠け者さ」
こんな感じかな?変に自分の魔法やスキルの事は話さなくてもいいよね!すごく今更感はあるけど……
「そうなんだ!私はティオナ・ヒリュテ!こっちが…」
「姉のティオネ・ヒリュテよ。よろしくね」
「れ、レフィーヤ・ウィリディスです!!」
「…………アイズ・ヴァレンシュタイン」
ティオナにティオネ、レフィーヤにアイズ……よし、覚えた。というか、あのアイズって子、表情が読めにくいな……何考えてるかイマイチよく分からないんだよね。
「あ!!それよりもカトラさん!少しケガしてません?少し見せて下さい!」
ーーピトッ
「!?!!!?!」
う…ウヮ……何…これ……触られたと思った瞬間に、どうしようも無い不快感と不安感、そして怒りがぐわって体の中からあふれてキて……
ア……こレ、やバイ奴だ……意識ガ……
「サ ワ ル ナ !!!」
「きゃあぁぁ!!」
治療しようとカトラに触れたレフィーヤは、何か強い力に吹き飛ばされ、そのまま壁に打ち付けられた
「レフィーヤ!?」
「ちょっとアンタ、何してくれんの!うちの仲間に!!」
「…………!!」
アイズはすぐに、目の前の人物を瞬時に『攻撃対象』へと認識を変えて、直ぐに戦いの姿勢をとるが…………
「サワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタサワラレタ……」ブツブツ…
何かに怯える様にうずくまりながら、ブツブツと何かを呟く、敵対するとは全く違う態度を取ってたのだ。流石のアイズもこの様な態度を示す相手とはあった事がないので、一瞬奇妙に思ったが、直ぐにまた戦いの姿勢をとる
「ちょっとレフィーヤ、大丈夫!?」
「カハッ……大丈……夫…です」
「しっかし、あのカトラって奴、なんでいきなりレフィーヤに攻撃を?」
「考えてるのは後、今はこの状況を何とかしなきゃ…アレには何かを理由があるはず……皆、いくよ!!」
「「「分かった!(はい!)」」」
「……ククッ……オマエラ全員皆殺シダ!!」
今ここに、予想もしていない戦いが起きろうとしていた…
遂に次回はダンまちキャラとの戦闘シーン!!
上手く書けるかなぁ……(不安)
それと、感想や高評価よろしくお願いします!!