英雄たちの戦場に不死鳥が降り立つ   作:厨二病と妄想の不審者

2 / 25
魔法(奴隷)少女爆誕そして初戦

「あーうー目が…目が…流石に1クール一気観はニクスの言う通りやり過ぎだったかな…」

 

流石にもう魔法少女に憧れるような歳でもないけど…

あったら色々と便利だよね〜

空飛ぶ魔法とか

宿題片付けちゃう魔法とか

恋の魔法も…

 

好きな人かぁ…

私の弟の衛宮仁久須…

小学校に入学当日周りとあまり話せなくて友達ができないんだと思って諦めたかけた時

当時同じクラスだったニクスがタツコやミミ達の4人に私を連れて話しかけてまずニクスが話しかけてから私が背中に隠れながらだけど話しかけれて友達になれた。今ではそんな事はなく遊んだりしてるけどニクスがいなかったらもしかしたら私は独りぼっちだった気がしてしまう。

今日もアニメを観ると豹して(実際観たかった)膝に乗ったりしながら甘えたりしたけど、優しく諭された…

でも少しデリカシーのない発言をする事があるのはお兄ちゃんに似たのかな?

 

「あー少し痛い行動だったかな〜恥ずかしかなってきたよ〜!……でも」

 

柔らかったな…

 

そう感触を思い出していた時、開けていた窓から何か光が見えた。前にニクスと観たUMA特番でやってたUFOかな?って思ってニクスやお兄ちゃんに自慢しようと思ってよく見ようと窓に体を近づけたら、その光が高速で飛んできて反射的なのか奇跡的なのかわかんないけどしゃがんで回避してしまった

 

窓を開けているかいないかでイリヤの未来はここで大きく変わっていたのかもしれないけどもう時すでにおすし

 

「え、え⁉︎何これ⁉︎何なの⁉︎」

 

当然飛来してきた謎の物体に驚いてると

 

『フゥー…避けられてしまいましたか…なかなかの回避性能の持ち主ですね……手っ取り早く済まそうと思ったんですが…

 

その謎の物体は人が喋るみたいに言葉を発していたしかも最後ら辺は何か物騒な事を呟きながら

 

『はじめまして!わたしは愛と正義のマジカルステッキ、マジカルルビーちゃんです!貴方は次なる魔法少女候補に選ばれました!さぁステッキ(わたし)を手にとってください!力を合わせて悪(わたしにとっての)と戦うのです!』

 

あまりに突然の出来事すぎて混乱してるけど

私の直感が告げていた

 

 

 

こいつはうさんくさい‼︎

 

 

 

 

『あぁ〜今貴方わたしの事をうさんくさいと思いましたね〜⁉︎』

「えっ⁉︎いやあの……うん」

 

このマジカルルビーという物が私の思っている事を言い当てて

 

『ショックです!ルビーちゃんショッキン!あぁ嘆かわしい…現代ではもう都合のいい(魔法少女に憧れる)少女は絶滅してしまったのでしょーか』

「あ…うん…もういいからほかを当たっーー」

『楽しいですよー魔法少女!』

「あのーー」

『羽エフェクトで空飛んだり』

「ちょーー」

『必殺ビームで敵を殲滅したり!』

 

イリヤの言葉に被せるようにルビーが迫ってきてうんざりとしていたその時

 

『恋の魔法でラブラブになったり!』

「えっ…」

 

その言葉に反応してしまった。

さっきまで少し恋愛脳になっていた際で興味を持ってしまった…

…おのれ弟め…

 

『お?興味ありますか⁉︎あるんですね⁉︎意中の殿方が⁉︎』

「そういうんじゃないよ⁉︎……でも…どこまでできるの?」

 

深く聞いてしまった

 

『(ムフフ釣れたな)そうですね…どんな草食系奥手男子も超ムラムラ肉食系男子に早変わりに!』

 

超ムラムラ肉食系男子……⁉︎

 

 

 

 

 

 

 

〔イリヤ…もう僕…我慢できないんだ…〕

〔ダメだよ…わたしたち姉弟なんだよ…〕

〔でもイリヤだって…誘ってた癖に…もう知らない〕

〔んっ♡ダメっ♡あっ♡〕

 

 

 

 

 

 

 

理性を保ちながらちゃんと考える

 

『いや、理性が鼻から漏れてますよ?(採血完了(認証完了))』

「わ、わたしはベ、別に興味なんてないんだから⁉︎」

『清純そうに見えますがなかなかのむっつりさんですね〜』

 

何やら失礼な誤解を抱かれているから掴んで投げようすると体が動かなくってしまった

 

『うふふふふ〜想定以上にちょろかったですねー』

 

ルビーが不穏な声をあげて

 

『血液によるマスター認証・接触による使用の契約、そして起動のキーとなるオトメのラヴパワー!少しスケベが混ざってますが

 

な、なに、なにが起こってるの…

 

『全て滞りなく頂戴しました!さあ…最後の仕上げといきましょうか。貴方の名前を教えてくさださいまし♪』

 

体の自由が効かずステッキを振り下ろすように構えて

 

「イ…イリヤ…イリヤスフィール・フォン・アインツベルン!」

 

イリヤが本名を名乗ってマスター登録が完了してあのピンクのフリフリの衣装になってしまった

 

「なあああ⁉︎何これー⁉︎ホントに魔法少女なの⁉︎恥ずかしい!これを誰かに見られたら」

 

特にニクスに見られたら…

 

だがそんな少女の願いは虚しく

 

「……イリヤ無事⁉︎……え?」

「あ、ひゃ⁉︎早速見られた⁉︎に、ニクス⁉︎こ、これは!」

 

あ…やばいよぅ…1番見られたくない人に早速見られた…死にたい!

 

「きゃわいいショタっ子キター‼︎』

 

あ、あ…不味い…ニクスにとって禁句の言葉を…

 

「あ"?んだとこの」

 

怒ったような声をニクスがあげた…

ニクスは自分をかっこよく魅せたい・ありたいと思い努力している。

ちょっと方向性がおかしい時がかなりあるけど…

 

昔わたしがニクスを可愛いと言ってしまいニクスがプリプリ怒り出してその様子がまためちゃくちゃ可愛いくて連呼してたら……丸一日、まともに口聞いてくれなかった。

あの塩対応とゴミを見る目は本当に辛かった…辛かった…

 

『な、なんか怒っていらっしゃるんですか…』

「ルビールビー!」

『はいはいなんでしょ?』

「今すぐ、カッコいいって言って⁉︎」

『え?どういう事ですか?この子は…』

「私の弟だよ!いいから、それで機嫌治るから⁉︎」

『は、はぁ…そうですか。

ゴホン…いやーすみません〜よく見ればとってもカッコいい殿方ではないですか〜いやーなんか…そう!雰囲気がカッコいいですしね〜』

 

よしこれなら!

 

「そんな都合がいい事言ってもグフフ…まあ僕はかっこよくて寛大なので許してあげましょう…エヘヘ…」

 

『なんてチョロい姉弟‼︎

なるほど…可愛いは禁句となるほどなるほど…

ルビーちゃんのメモ帳に記載っと』

 

ふぅ〜これで一安心…我が家の安穏は保たれた…

 

「えっと…それでイリヤはなんでお風呂場でそんな格好を?それに今の喋る棒は…」

 

そうじゃん‼︎この状態、何も解決してない‼︎

 

「いや!なんか勝手にこのステッキがーー」

 

言い訳をしようといたら窓から手が伸びて引っ張られた

 

「イリヤ⁉︎」

 

唐突にイリヤがお風呂の窓に吸い込まれて

僕も何事かと困惑していて初動が遅れてしまったが窓から出たらさっき空を飛んで戦っていた人間の雌の赤い印象を持つ人がいて

しかもなんかめちゃくちゃ怒ってイリヤが持っていたステッキ?を取り上げようとしていた

 

「イリヤ?そのステッキ?がその人の物ならちゃんと返した方がいいよ」

「い、や、返そうとしてるんだけど…なんか…手が離れないよ⁉︎」

「はぁ⁉︎もう1人の一般人にも見られてるの⁉︎

あ"あ"…んっもうどうしてこんな上手くいかないのかしら⁉︎」

 

僕が現れたらもっと怒り出したよこの人…

 

「ダメですよお3人方…すでにマスター登録は完了済みなんです!本人の意思は関係ありません!わたしが許可しない限りマスター変更は不可能です!」

 

赤い人がステッキ?を壁に叩きつけてめり込ませた

 

なんなんだこの状況…カオスすぎるでしょ…

だがその前に

 

「すみません‼︎とりあえず場所を変えましょう‼︎

ここは住宅街です夜とはいえ、さわぐと目立ちます!

その言いようで察しますがあまり人に目られるのはステッキの方も貴方も…えっと」

 

これ以上は喧嘩に発展してしまう…それだとそのステッキを持っているイリヤが怪我をしてしまう

 

「私は遠坂凛よ、凛でいいわ。そしてこのステッキはルビーって言うの…そうね人目につくもの不味いはねとりあえず…」

「あ、じゃあ私の部屋でどうですか?」

『ふむふむ、凄いですねぇこう言った場合凛さんは暴れるのがオチですがよく回避しましたね〜』

 

僕の必死の説得にルビーとやらが茶々を入れてくる…

なんかかなりムカついてきた…

 

その後はイリヤと凛さんを先に行かせて、僕がセラに壁の凹み跡をイタズラと言ってなんとか信じてもらった(めちゃくちゃ怒っていたけど…)

 

「あの子凄いわね、咄嗟にあんな言葉が出せるなんて」

「自慢の弟です!」フンス

「それに比べてあんたは慌ててばかりで…」

「し、しょうがないじゃん…あんな状況初めてなんだもん」

 

遠坂凛はなんかあの少年に少し違和感を感じていた…

一般人であるのにあの咄嗟の対応力に…

 

『逸材ですよ!あの!あの凛さんの手綱を握るなんて将来立派な詐欺師になりますよ』

「そうね…あんたの手綱も握れたら1番だったわね…」

 

ルビー携帯モードになったルビーを凛さんが握り潰そうとしていた

 

「人の弟の将来に変なこと言わないでよ…」

 

イリヤの部屋に僕が入ってきてまたルビーと遠坂凛さんが喧嘩をしていた。またカオスに…

 

 

 

それから凛さんがどんな人で何をしているのかなどを聞いた

 

凛さんは魔術師で悪用すれば街ひとつ滅ぼせるくらいの危険物の《カード》というものを回収して処理をする為にやってきた魔術師だった。

でも生身だと処理のが難しくそこで助っ人としてルビーが貸し出されたと、でもルビーとマスター契約を切られその代わりにイリヤがマスター契約を交わしてしまい、ルビーは変える気はないということなのでイリヤの協力が必要だと事

 

「ふむふむ了解。あとはイリヤはどうする?」

「え?…どうする?ってどういう…」

「イリヤがルビーの使用権限を持っているならイリヤがやろうしなければルビーを使えないでしょ?まあルビーに強制的に戦わせる洗脳とかがあるなら別だけど…」

 

この弟、物凄く物騒な事言ってるんだけど⁉︎

 

『そんな物騒なことできませんよ?唯マスターの契約を切ったり、新しいおもちゃに囁いて確保する(新しいマスターを私の話術で確保する)ぐらいですよ?』

 

うん、もう無視しよう

 

「でもこれ解決しなかったらこの街が本当に滅んじゃうからそのバカ説得させられない内はわたしの代わりに戦ってもらうから…形式だけやっちゃうかしら…いい?今から大事なこと言うからよく聞きなさい」

 

遠坂凛さんの雰囲気がガラッと変わり真面目な雰囲気になり

 

「命じるわーー貴方わたしの奴隷(サーヴァント)になりなさい」

 

イリヤは魔法少女から凛さんの奴隷に転職(ジョブチェンジ)しました。

 

そして明日になり

 

イリヤは夜遅くまで考え事していたのか寝不足で授業で居眠りをしてしまってイリヤ達のクラスの担任の藤村大河先生に頭叩かれて起こされてしまった。唯イリヤは緊張だけではなく何か楽しそうにもしていた。

 

放課後になり下校する為にイリヤは下駄箱へ駆け足で移動する。

仁久須は日直によりまだ帰れないのと魔法の練習をしてみたかったので置いていってしまった(先に行くとは伝えてある)

 

『お、ようやく放課後ですか、ランドセルの中は退屈でしたよ〜』

「お待たせルビー、早く帰って魔法の練習しよう!」

『おっやる気ですねイリヤさん』

「うん何事も前向きにいかなきゃね」

 

ルビーと話をしながら下駄箱に来て、自分の靴箱を開けると靴の上に手紙があった

 

「ん?これって…」

『おおっ!もしやこれはあれですかね!ラブでレターなアレじゃないですか⁉︎』

 

え⁉︎ラブレター⁉︎

 

『今どきこんな渡し方するなんてお相手はピュアな人ですね〜もしかしたらですよ⁉︎お相手は⁉︎まさか⁉︎』

「そんな!ニクスは日直だから入れる隙はないよ⁉︎」

『あれれ〜?イリヤさ〜ん?何もニクスさんとは誰も言ってませんよ〜』

 

ハッ⁉︎自分で墓穴掘ってしまった…

 

『まあバレバレですけどね〜ささ早く中身を…』

 

腑に落ちないけど、とりあえず手紙を開けてみる

 

[今夜0時高等部の校庭まで来るべし来なかったら殺す迎えに行きます]

 

「『………』」

 

わたしとルビーは一気に白けてしまった。

これはラブレターなんて夢のあるものではなく唯の脅迫状だった。

 

『帰りましょうかイリヤさん…』

「そうだね…」

 

 

 

 

そして夜になった。

 

 

現在深夜0時

 

人の気配なんて全くない高等部につき校門を超えた2人

 

「だ、誰もいないよね?」

「まあ警備の人ぐらいはいると思うけど大丈夫だと思うよ?」

 

誰もいない校舎というのは小学生には少し怖いだろうホラーものの舞台に学校というのは定番であるだがイリヤにとってはそれだけではないだろう。

何故なら今イリヤの格好は制服や私服といった普通の服装ではなくピンクを基調としたあの衣装をしている。こんな格好で外しかも兄さんを迎えに行く為に結構な頻度訪れている見慣れた所を歩き回るのは羞恥心が刺激しまくるのだろう。

それを察した仁久須はイリヤの手を握ってあげた。

 

『そういう所ですかね〜イリヤさんのハートを射抜いたのは』

「わわわ、ニクスは気にしなくていいから⁉︎」

「……?」

 

ハート?心臓を射抜いたのか?

心臓がなくなってしまうと死んでしまうから絶対させないししないはず…何故?

 

少し考えながら校庭に着くと

凛さんがいた

 

「おっ、ちゃんと来たわね…」

「そりゃあんな脅迫状出されたら……」

 

イリヤはため息を吐きながら凛さんの言葉に答えると

 

「やっぱり、仁久須も来たのね」

「うん、イリヤの保護者として」

「同い年でしょうが……」

 

凛さんが呆れている。

 

姉が家族が心配なのは理解できるがそれでも…

 

「これは遊びじゃないの。イリヤみたいな防御手段がないようだと私も守りきれるかわからないの。だから少し遠くで待ってイリヤが鏡面界に行って帰ってくるまで待ってなさい」

 

これは遠坂凛にとって最後の忠告・脅しであるのだがなるべく一般人を危険から遠ざけようする優しさから出てきた言葉なんだろう

それは仁久須も伝わっていただから真面目に

 

「自衛手段はあります。だから信用してください。お願いします」

「………わかったわ。でも私から離れるんじゃないわよ。

じゃあルビーお願い」

『はいは〜い、個人的にはニクスさんの自衛手段に興味ありますがちゃっちゃとやっちゃいますね〜それじゃあ行きますよー半径2メートルで反射路形成!鏡界回廊一部反転します!』

 

ルビーが詠唱を唱えると魔法陣が現れ、光が増して

 

「えっ…な…何をするの?」

 

イリヤも仁久須も初めてみる現象に不安になる

 

「カードがある世界に飛ぶの。ここにはカードはないわ、あるのは無限に連なる合わせ鏡。この世界をその像のひとつとした場合、それは鏡面そのものの世界。さっきも言った鏡面界と呼ばれている世界にあるの」

 

凛さんの説明が終わった瞬間に世界が反転した。

 

ついさっきまでいた校庭は変わらず…空そして雰囲気が全く違う

 

「な…なに、この空…?」

「重々しいねこの空気感」

「流石私の弟図太い」

「何呑気なこと言ってるの⁉︎くるわよ!構えなさい‼︎」

 

凛さんのお叱りの後

 

空間が割れてその隙間・闇の中から

何か人間のような姿の者が出てきた

黒い衣装の青髪の女性だった、特徴的な眼帯でとても人間ぽさはなく恐怖感を()()()()()()()は感じていた。

 

「な、なんか出てきたっ⁉︎キモッ⁉︎」

 

イリヤが異形な雰囲気と見た目に〔ヒーッ⁉︎〕と若干怖気付いている

 

「くるわよ!」

 

凛さんが叫び

 

その瞬間女性は接近してきてその手に持っている鎖ような物ではなく腕を叩きつけた

 

「わわっ⁉︎」

 

咄嗟にイリヤも回避に成功し、凛さんは僕の腕掴んで回避しつつ

 

Anfang(セット)

 

すぐにカウンターに指の間の宝石を投擲し、命中した

 

「爆炎弾・三連‼︎」

 

宝石魔術は宝石や鉱石などの魔力を貯蔵しやすい物資を使用した魔術。使い捨てである代わりに威力も高く、財力のある魔術師には結構使われている魔術の1つ。

唯効いている様子はなく、爆炎の中から無傷の敵が現れた

 

「やっぱ魔術は無効か…!高い宝石だったのに!」

 

防御力ではなく何かで無効化したらしい。

そして今の発言からして凛さんはあまり財力のある魔術師では無さそうだ。

 

「じゃ、後は任せたイリヤ!わたしたちは建物の影に隠れてるから!」

「ええっ投げっぱなし⁉︎」

 

遠坂凛は仁久須を抱えて逃げ出した。

最も対抗できるイリヤに戦闘を任せた。

いきなりのことにイリヤは困惑していた。

 

『イリヤさん2撃目きますよ!』

「えっ…おひゃぁッ⁉︎かすった!今かすたったよ!」

 

敵がイリヤに向けて、鎖に繋がれた杭を投擲してきた。

それを紙一重で躱すイリヤでいきなりのことに困惑している。

仕方ない産まれてこの方

戦闘のせの字もなかった人生だったんだから

 

「イリヤ!まず距離を取って落ち着いて!」

『そうです接近戦は危険です!』

「キョリね!そうね取りましょうキョリ!…キョリーーーー!!!」

 

敵が鎖を回転させた攻撃しようとしてくる瞬間に全力疾走で駆け出すイリヤ

物凄い勢いで敵とイリヤの距離が開く。

 

「……逃げ足だけは最強ね、アイツ」

「人生逃げ続けた者にしか到達できない領域だよ、あれは」

 

校舎の陰から凛さんと僕は呆れと関心を込めた様子で観察していた。

 

「なんかめちゃくちゃ失礼なこと言われてるよォォォ‼︎」

『まずは落ち着きましょうイリヤさん!とにかく距離を保ちつつ魔力弾を打ち込むのが基本戦術です!魔力弾はさきほど練習した通り、攻撃のイメージを込めてステッキを振ってください‼︎」

「あーもー、どーにでもなれーッ‼︎」

 

イリヤがルビーの助言通りヤケクソになりながらも巨大な魔力の斬撃を放った。

不意打ち気味に放たれた広範囲の攻撃が当たり、敵が吹っ飛んでいった。

そして煙が立ちこんで姿が見えなくなった。

 

「スッ…スゴッ⁉︎なにコレ⁉︎殲滅ビーム⁉︎」

『おお、やりますね〜いきなり大斬撃とは!』

「これでやっつけたとかは……」

 

攻撃をしたイリヤ本人が1番驚いていた。

 

そして煙が晴れた、その中から敵が負傷気味でよろっとした感じて現れた。

まだ倒し切れていないようだった。

 

「効いてるわよ!間髪入れず速攻‼︎」

「よく当てたね…」

 

イリヤは遠くからの歓声?指示に微妙になりながらも

今度は砲撃タイプの攻撃を繰り出した。

 

だが相手は理性をなくしても人理に刻まれる英雄、そんな戦闘ど素人の攻撃を素早く躱す。

 

そしてルビーの指示で散弾タイプに切り替え校庭の埋め尽くす程の規模の攻撃をした。

 

「や…やった?」

『いいえ、おそらく今のでは……』

 

広範囲にしすぎた影響で一撃当たり威力が減少した為

当たりはしたがそこまでダメージを稼げなかった。

 

煙が晴れ、敵は眼帯を外しその隠された顔を晒した。

そして目をカッと開く

 

「え、あれ⁉︎う、動けない…」

『ッ⁉︎これは魔眼です‼︎今解除をーー」

 

同時にイリヤが動かなくなり、ルビーがすぐにその拘束を解除しようとするが、その前に敵が鎖付きの杭をイリヤ目掛けて投擲した。

 

 

 

流石にもうこれ以上任せるのはまずい…

出来るだけ魔術師の前では隠しておきたかったけど

 

 

 

全力で建物の陰から飛び出す

 

「ちょっと、あんた⁉︎待ちなさ……え?」

 

 

イリヤは迫ってくる杭にもう間に合わないと恐怖で目を閉じた。

 

だがこれからやってくるであろう痛みはなかった、

代わりに金属を弾く音と少し強めの暖かい風を感じた。

何が起こったのか目を開けてみると、そこには…

 

「………へ?…………えェェェェェェ⁉︎⁉︎

 

目の前に我が弟、衛宮仁久須がいて、敵の攻撃を弾いたようだ。

それだけでも驚きなのだが1番驚いたのはその姿だった。

仁久須の姿は両腕以外は変わらなかった。

そう、その両腕が…人間の腕ではなかった。

 

両腕が翼になっていた。

 

両方の翼が元の腕の大きさよりもデカかった

天使とかそういうファンタジー的な優しさそうなやつじゃなく、鷹とかのガチなやつ、そしてなんか燃えてるし…

 

そして一度大きく羽ばたてから、威嚇する様に大きく広げた。

 

「さてさて、どう料理したものか」

 




【部分獣化】
手足や体の一部を過去の自分に再生させるもの

姿はモ◯娘のハーピー的な姿。
翼は常に燃えているが敵意を向けている相手以外は熱いとは感じない。
腕を鳥の翼にすることにより飛行が可能になり
アクロバットな戦闘が可能、腕力?翼力?の強さも上がる[筋力D+]
脚を鷹の脚のような脚になることにより脚力が上がり蹴りが強くなる。[筋力B-]

魔力を翼や脚に流すことにより
翼は硬質化し切ることもガードにも使うことができる(のちにルビーにウイングブレイドと名付けられる)
脚はかぎ爪が鋭くなる

部分獣化時のステータス的なやつ(宝具以外)

[筋力C]
[耐久D+]
[俊敏A+]
[魔力Cー]
[幸運D]

翼とか脚とか再生力とかが関わると色々と変動するのでなんとなくです。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。