インフィニット・ストラトス・センチネル   作:妖刀

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味方は多い方がいい

昼休みが終わって午後の授業を受けた後、本日の授業が終わり鬼一立ちは教室を出て寮に向かおうとした時だった。

 

「あ、鬼一君と藍さんだ。おーい」

 

鬼一と藍は声のした方を向くと、そこにいたのは三組のクラス代表で、将棋部の青獅子 蒼(あおじし あおい)だった。彼女は手を振って二人に近づいた。

 

「あ、えーと、青獅子さんだっけ?」

 

「そうだよー。ところで今日は部活来るの?」

 

この時鬼一は疑問に思った。この学園ならあの訳の分からん噂が漂っているのに普通に話しかけてくるとは、何か裏があるのだろうか?

 

「それにしても訳の分からない噂が聞こえるんだけどさ、あんなのありえないよね」

 

「え?」

 

それを聞いたとき鬼一は蒼の顔を見た。そしたら蒼は何を疑問に思ったのか首を傾げていた。

 

「どうしたの?」

 

「いや、この学園の大半が自分の敵になってるのかなって思ってさ……」

 

鬼一の言ったことに蒼はケラケラ笑った。

 

「何言ってるのさ。周りは鬼一君を批判しても、将棋部は鬼一君の味方だよ。」

 

それを聞いたとき、鬼一の目から一筋の涙が流れた。

 

「あれ、鬼一君どうしたの?」

 

蒼は鬼一が涙を流しているのに疑問に思った。鬼一は目元をこすった後、笑顔で答えた。

 

「いや……、前にも似たようなことがあってさ、あの時と違って味方がいてくれたのが嬉しくてな……、つい……」

 

藍は鬼一に味方が付いたことがとてもうれしく思った。前のときは鬼一を助けることができなかったため後悔していたのだ。

そして三人は将棋部部室に向かって行ったのであった……。

 

 

 

 

 

鬼一が将棋部に向かったころ、二年のとある教室で一人の女子が笑いながら何かを呟いていた。

 

「ふふっ、これであの男の人気が無くなって嫌がらせにあった後それを苦にこの学園をやめて行くわ。お金を払って嫌がらせをする人たちを集めたし、これで計画が遂行できるわ。ふふふ、あの時あの男にと一緒にいたISに殴られて気絶してしまったが、これで仕返しができる。ふふふふ、はははははは、女性権利委員会を敵に回したのが運の尽きよ」

 

教室で一人つぶやいていたのは、昨日藍に技をくらって気絶した女子であった。実際威力はそこまでなく、全く痛くなかったが彼女は仕返しに鬼一に暴力を振るわれたと言いふらしていた。そしてその計画がうまく進んでいて一人、教室で高笑いをしていた。

その時だった。

 

「ちょっといいかしら?」

 

そう言われたため彼女は振り返った。そこにいたのはIS学園の生徒会長、更識楯無だった。

 

「どうしました?」

 

女は楯無がなぜここに表れたのかわからなかった。だが、とてもいい笑顔をしているため大丈夫と決めつけたのであった。

 

「あのね、あなたに聞きたいんだけど、斎藤鬼一君が暴力を振るったていう噂を流したのはあなたで合ってるかしら?」

 

「そうなんです。私、あの男にいきなり殴られて怪我をしたんです」

 

女は涙目で言ってたが、心が警鐘を鳴らしていた。なぜなら、笑顔の楯無の目がまったく笑っていないからだ。

楯無はふ~んと言いながら扇子を自分の手の平にぱしぱしと叩いており、とてつもないプレッシャーを放っていた。

 

「か、会長、それがいったいどうしたんですか……?もしかしてあの男をこの学園から追い出してくれるんですか?」

 

この時楯無は動きを止めて、女と向き合った。

 

「あの噂って嘘でしょ?」

 

そう言った時、女は固まった。

 

「な、何を言ってるんですか?私は殴られたんですよ!?」

 

「それをしたのは藍さんだよね?」

 

そう言った時女は一歩後ずさった。楯無は距離を開けないように足を踏み出して距離を縮めた。

 

「そもそもあの技は相手を気絶させるだけの技だし、私も一回くらったことがあるからね」

 

そして楯無は女に扇子を向けた。

 

「後、あなたの正体はばれているのよ。女性権利委員会の下っ端さん」

 

楯無がそう言った後、女はワナワナと震えていた俯いていた。そして顔を上げたとき、見下すような目線で楯無を見ていた。

 

「……ちっ、ばれていましたか。それにしてもなんであんな男の味方をするんですか?」

 

楯無は扇子を広げた後、口を隠すようなしぐさをとった。

 

「そりゃあ彼、生まれて一回も暴力を振るったことない……おっと」

 

この時、楯無目掛けて近接ブレードが横から迫ってきた。楯無はそれを後ろステップでかわした後、前を見るとそこには打鉄を纏った女がいた。

 

「めんどくさいからここで消えてもらいますね」

 

女は切っ先を楯無に向けてニヤリと笑いながら言った。

そんな楯無は飄々とした顔で女を見ていた。

 

「あら、それができるのかしら?」

 

女は馬鹿にされて頭に来たのか、ブレードを楯無めがけて振り下ろそうとした。そしてブレードが楯無にあたる数センチ前で止まった。それだけではない。打鉄そのものが動かなくなっていたのだ。

 

「何!?体が……、動かない!?」

 

「ねえ、何で打鉄が動かなくなったか知ってる?」

 

楯無は一歩一歩近づきながら言った。女は何か感じたのか体を動かすも、打鉄が一切動かず涙目になってきていた。

 

「答えは、コレよ」

 

楯無は指をパチンと鳴らした後、現れたのは打鉄の関節等にまで入り込んでいる赤い紫電を纏った水であった。それらが打鉄にまとわりつき、動きを止めていたのだ。

 

「さて、今までの罪を数えなさい」

 

そして楯無は指パッチンをして後ろを振り向いて女から離れた後、まとわりついていたナノマシンから協力な電撃が放たれた。その威力は大きく、数秒流しただけで打鉄のシールドエネルギーがほぼなくなっていた。

そして電撃をやめてナノマシンを回収した後、女は倒れてISが解除された。

 

「さて、今までの話をしっかりと聞かせてもらおうかしら」

 

楯無はそう言った後、女の首の後ろをつかんで引きずって行ったのであった。

 

「待って、ISを勝手に動かしたのは謝るから許して!……誰か!助けて!誰かぁぁぁぁ!!!」

 

女はそう叫んでいたが、誰も現れずそのまま生徒会室に連れて行かれたのであった。

そのあと、生徒会室では女の悲鳴が聞こえたとかなんとか……。




妖刀「犯人、IS使ってきたな。」

鬼一「その後楯無に一蹴されたけどな。」

藍「しかも楯無IS完全展開してないしな。」

妖刀「いきなりだがゴジラとガメラ、どっちが好き?両方とも平成版な。」

鬼一「ゴジラ。」

藍「ガメラ。」

鬼一、藍「「えっ……?」」

鬼一「ゴジラの方がかっこいいじゃん!」

藍「いやいや、ガメラの方がかっこいいぞ!」

鬼一「いやゴジラが」

藍「いやガメラが」

妖刀「あ~あ、喧嘩しだしたよ。俺はどっちも好きだからどうでもいいけど。それじゃあ……。」


妖刀、鬼一、藍「「「感想、誤字報告待ってます!」」」


鬼一「だからゴジラ」

藍「だからガメラ」

妖刀「あなたはどっちが好き?」
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