インフィニット・ストラトス・センチネル   作:妖刀

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早く完成したから、早く更新します。


邪魔が入ったらいろいろと萎えるよね

一夏と箒と鈴は震え上がっていた。なぜなら……。

 

「……いったい何の用だ?お前ら」

 

扉の前にいた藍は腕を組んで、若干眉間に皺が寄っている程度だが人も殺せるのではないかという目で睨んでおり、そして同時に出る殺気に三人は震えあがっていた。

 

「あ、いや……」

 

「その……えぇっと……」

 

「あの、その……」

 

箒と鈴に至っては、先程の威勢はどこに行ったのかと言えるほどに震えており、そして箒と鈴は床にへたり込んだ。

その時、藍は口を開いた。

 

「……織斑」

 

「は、はい……」

 

「扉を開けるときはノックするって習わなかったかな?」

 

「そ、それは……」

 

藍のあまりにも優しい言い方に一夏は恐怖を覚えた。そして藍はしゃがんだ後一夏の肩を強い力で掴み、一夏は苦悶の表情を上げた。

 

「あのな、鬼一といろいろするつもりだったのに台無しになったんだが、どうやって責任を取ってくれるのかな?」

 

藍は一夏との顔の距離を詰めた。

 

「いや、その……」

 

一夏は藍から出るとてつもない迫力にビビッてしまい、まともにしゃべることができなかった。

 

「あ、あの、い、一夏を許してやってくれませんか?」

 

この時、鈴が一夏を許してもらうように言い、藍は一夏から離れた後、鈴を睨んだ。

 

「は?許す?あの時鬼一と伽をしようとしたのに、織斑が乱入したせいでできなかったんだぞ」

 

「と、伽!?」

 

この時、箒は顔を真っ赤にして体をクネクネとしており、鈴は伽が何なのかわからず首を傾げていた。

 

「ねえ箒、伽って何よ?」

 

「なっ!?そ、それは……」

 

そして箒は鈴の耳元で小さく伽について説明をし、鈴は顔を真っ赤にした。

 

「ちょ、ちょっと!なんでそんなことをしようとしてたのよ!」

 

鈴が怒りながら食いつくが、藍は涼しい顔をしていた。

 

「ん?夫婦が愛し合うのは駄目なのか?」

 

「い、いや、だからって、その……」

 

鈴は口ごもってしまい、藍は溜息を吐いた。

 

「……お前ら、そもそもなんでこんなことをしてたんだ?」

 

「あ、それは……」

 

藍は鈴の説明を聞いてため息を吐いた。

 

「はぁ……、そんなことか……」

 

「そんなことって何よ!」

 

藍のため息に頭に来たのか、鈴が突っかかってきた。

 

「なら鳳、寮長室に行って許可をもらってこい。そしたらできるぞ」

 

鈴はそれを聞いた瞬間、目を輝かせて藍を見た。

 

「本当に!?よし!それなら寮長室へ!」

 

そして鈴は走って寮長室へと向かって行った。そして藍は部屋に戻ろうとドアノブに手を掛けた。

 

「ちょっと、それはどういうことだ!?」

 

「ん?」

 

その時、箒が一夏の襟元を掴んだ状態で藍を睨んでいた。一夏はあれ?って顔をしており、どうにか逃げ出そうともがいていた。

 

「どういうことって、どういうことだ?」

 

「だから部屋のことだ!」

 

「ぐへっ!?」

 

この時首が絞まったのか、一夏は変な悲鳴を上げて気絶をした。

 

「あぁ、それか。明日になればわかる」

 

そして藍はドアノブを捻って部屋の中に入って行った。この時箒が何か叫んでいたが、それを無視して扉を閉めてロックを掛けた。

 

「あ、お疲れ」

 

「あぁ、疲れた」

 

藍は溜息を吐いて鬼一の隣に座った。

 

「鬼一、さっきのあれはまた今度な?」

 

藍は鬼一の唇にそっとキスをした。

 

「ああ」

 

鬼一はそう言って少し残念そうな顔をしてたが笑みを浮かべた後、DVDディスクの中からとあるDVDを取り出した。

 

「藍、しょうがないからガメラ3を見るか」

 

「お、そうするか」

 

そして二人は寄り添ったまま、ガメラ3を鑑賞するのであった。

 

 

そして、寮長室で女子の悲鳴が聞こえたのは余談である。

 

 

 

 

 

次の日の放課後、鬼一はとあるものを見て大笑いしていた。

 

「ちょ、マジかよ、青獅子。お前の一回戦の相手が一夏?」

 

今日の放課後、クラス対抗戦のトーナメント発表があったため一年部員全員で見に行くと、そこには『第一回戦 一組代表、織斑一夏VS三組代表、青獅子蒼』と書かれていた。

 

「鬼一君、織斑君を潰していいかな?」

 

蒼は少し不安そうな眼差しで鬼一を見つめた。鬼一が一組のため、勝手大丈夫なのだろうかと思ったのだろう。

鬼一は小さくため息を吐いて応えた。

 

「いいよ」

 

「え?」

 

鬼一の即決ともいえる反応に、そこにいた部員全員が目を点にしていた。その中で蒼は嬉しそうな顔をしており、嬉しそうに飛び跳ねていた。

 

「やった!これでまともに戦える!」

 

「蒼、なぜまともに戦えると思ったのだ?」

 

藍は一番気になったことを聞いた。

 

「だって、鬼一君が甘いものが好きだったら勝ちにくいんだもん」

 

藍はなるほどって顔でうなずいてた。

 

「ああ、なるほど。まあ鬼一は洋菓子とかより和菓子や駄菓子が好きだな」

 

その時みんながへぇ~みたいな顔をしており、何人かそれをメモしていた。まあ鬼一に向けてお菓子でも作ろうと思っているのだろう、藍はそんな部員たちを微笑ましく見ていた。

 

「でもさ、織斑君が負けてもいいの?だって鬼一君のクラス代表でしょ?」

 

他の部員が心配そうに聞いてきた。まあ自身のクラス代表に負けてほしいって思ってたら少しは心配するだろう。

 

「まあそうだが、それとこれは別だ。あいつはボコボコにしてくれ。昨日の“あれ”は許せん」

 

鬼一は若干

 

「あれって?」

 

「わひゃあ!?」

 

その時、いつの間にか藍の後ろにいた部長が聞いた。藍はいきなり現れたことに驚いて飛び退き、鬼一の後ろへと回った。

 

『部長!?何時の間に!?』

 

この時全員の声が一致したが、無理ないだろう。先程まで周りに将棋部以外、人がほとんどいなかったのだからいきなり現れたらびっくりしない方が難しいものだ。

 

「部室に行ったら誰もいなかったからさ、なお音なく思いついたのがここなんだよ。それにしてもトーナメント表すごいね。蒼ちゃん頑張って優勝目指してね」

 

「あ、はい!」

 

蒼は笑みを浮かべて返事をした。そして部長はニヤニヤした顔で鬼一の方を向いた。

 

「で、“あれ”って何?」

 

そう言った時、部員全員が鬼一の方を向いてきた。

 

「あ、ああ、藍、説明してくれ」

 

「私が!?」

 

藍は鬼一のいきなりの振りに驚き、そして前を向いたら全員がニヤニヤしていた。そして藍はあきらめたかのように溜息を吐いて、口を開いた。

 

「まあ、鬼一と伽をしようとしてな……」

 

『え……、えぇぇぇぇ!!??』

 

この時全員からの悲鳴に鬼一と藍は耳を閉じた。全員は藍の告白に驚いて阿鼻叫喚になっており、そこだけ混沌な状況になっていた。

 

「はぁ……こうなるから話したくなかったんだ……」

 

「すまん……」

 

そして二人は阿鼻叫喚状態の部員を見ているのであった。

 

 

 

 

 

「あ、蒼。対織斑戦の対策を教えておいてやる」

 

「え?藍さん、本当ですか?」

 

蒼は嬉しそうな顔をしていた。

 

「ああ、本当だ。それはな……」

 

そして藍は蒼に織斑対策を教えるのであった。

 

 

 

 

そして時は過ぎ、クラス対抗戦当日になる。

 




妖刀「藍、一つだけ聞きたい」

藍「何だ?」

妖刀「伽って、何?」

藍「ん?知らないのか?それはな……」

~藍、説明中~

妖刀「……うん、このラブラブ夫婦め!それは自分の家でしろよ!」

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