インフィニット・ストラトス・センチネル   作:妖刀

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機動戦鬼の方も書いてますが、活動報告での質問に答えるコーナーの期限がまだまだあって更新ができないのでこっちを更新します。


昨日の記憶が半分ほどない

鬼一と藍が教室の扉を開ける前、教室は女子たちがいろいろな話をしていた。

 

「ねえ、斎藤君大丈夫かな?」

 

「さあ、それにしても出席簿で叩かれただけで怪我するとか弱すぎでしょ」

 

「ふん、あんな男なんか怪我をしたままでいればいいのですわ」

 

「ちょっとセシリアさん、それはないでしょ」

 

「よし、ならばこの教科書で頭をたたいてあげよう」

 

「それはやめてくださいまし!!」

 

その時だった。

教室の扉が開き、教室にいた女子たちがそっちを見ると入ってきたのは、鬼一と藍だった。鬼一は頭に包帯を巻いており、頬には絆創膏が貼られていた。そして怪我のせいか、昨日より目つきが鋭かった。

 

『斎藤君!』

 

「うぉ!?な、何だ……?」

 

鬼一は教室に入ったときに女子たちが詰め寄ってきたため、少しビビった。藍は鬼一に被害が出ないように鬼一の前に立って鬼一を女子たちから守る姿勢をとっていた。まあ、鬼一から二メートルほど離れたところで止まったから意味がなかったが。

 

「斎藤君、頭の怪我大丈夫だった?」

 

「何で叩いたらあんなに血が出たの?」

 

「ちょ、いきなりなんだよ!?」

 

「すまないが質問は一気に言わないでくれ。鬼一が混乱している」

 

鬼一は、いきなりの質問攻めに会いおろおろしていたが、藍の助けによりどうにか立ちなおした。

 

「で、質問は何だ?」

 

「はい」

 

一人の女子が挙手した。

 

「はい、え~と、誰だっけ?」

 

この時大半の女子がずっこけた。

 

「え?わからないの?」

 

「すまないな、叩かれたせいで昨日の記憶が殆ど吹っ飛んでいるみたいなんだ。」

 

鬼一は苦笑いしながら答えた。

 

『えっ……』

 

女子たちは鬼一の記憶喪失発言に凍り付いた。

その時だった。

 

「ふん、人の名前を覚えてないとか最低な男ですのね」

 

人ごみの後ろの方から声がし、鬼一と藍は顔をひきつらせた。女子たちはモーゼの十戒のように離れた後、そのには一人の金髪でクルクルヘアーの女子がいた。

 

「……何の用だ、セシリア・オルコット」

 

藍はセシリアを睨みつけながら聞いた。この時藍は鬼一が馬鹿にされたことに少し頭にきており、全くかのように目が笑っていなかった。

 

「いえ、話を聞いてれば相手の名前を憶えていないとは、あなたの頭は馬鹿みたいですのね」

 

「行った筈だ、鬼一は昨日の事件で記憶喪失になっていると」

 

藍はセシリアの見下すような言い方にイライラしていた。

 

「あら、それはすみませんですわね。ですが、たかが一回叩かれただけで記憶がなくなるとは。それに叩かれただけで怪我をするとかあなたの頭はプリンみたいにやわらかいのではなくて?」

 

藍は昨日の鬼一みたいにしてやろうかと思ってセシリアの頭を殴ろうかと思ったが鬼一に止められた。

 

「言っておくが、俺の頭はプリンみたいにやわらかくはない。ただ古傷が出席簿の衝撃で裂けて出血しただけだ」

 

「あら、ただ黙ってるだけの人形かと思っていたらちゃんと喋るのですのね。驚きましたわ」

 

セシリアはわざと驚く仕草をし、鬼一はこめかみに青筋を立てていたがセシリアの言ったことを受け流すようにして、セシリアを睨んでいた。

 

「穢れますから、そんな顔で見ないでくださいまし」

 

この時、鬼一はセシリアを睨んでおり、セシリアは鬼一を見下すような目で見ていた。

藍からは殺気がセシリアの方に向けられており、近くにいた女子たちがそれに感知したのか震えていた。この時セシリアは二人から睨まれているわけだが、そんなのが大丈夫なのか鈍感なのかわからないが威張った顔をしていた。

 

そして一触即発の空気の中、それを壊すものが現れた。

 

 

ウィーン

 

 

「さーて、今日も頑張るか」

 

教室に入ってきたのは、背伸びをしながら何か言っている一夏であった。一夏はこの時、教室の異様な空気に全く気付かず自分の席に座った。

それを見た女子たちは自然と席に着き始め、そこに立っていたのは鬼一と藍とセシリアだった。そしてお互いに睨み合っていたが、どちらともなく舌打ちした後席に着いていったのであった。

 

 

 

 

そして数分後チャイムが鳴った後、織斑先生と山田先生が教室に入ってきた。

鬼一は織斑先生の顔を見た瞬間、昨日のことを思い出したのか少し嫌な顔をした。織斑先生は鬼一が嫌な顔をしたのに気付いたのか少し顔をしかめたが、昨日みたいに叩いて怪我をさせたらまずいと思ったのか見なかったことにした。

 

「それではホームルームを始めます」

 

山田先生の号令とともにホームルームが始まった。

 

 

 

 

 

ホームルームが終わって休み時間に入り、女子の視線等から逃れるために鬼一は藍に連れられて屋上にきていた。そしてベンチに二人は座っていたおり、最初はお互い無言だったが藍が口を開いた。

 

「鬼一、さっきのことだが本気でキレていなかったな?」

 

「当たり前だ。あんなのでキレていたらこっちの身が持たないからな。そう言う藍は中々キレていなかったか?」

 

「あ~、鬼一のことを馬鹿にされたからついカッとなってしまったな」

 

藍は頭を少し掻いて苦笑いをした。

 

「藍、キレても相手を殴るとか勘弁してくれよ。お前が殴るときは必ずって言っていいほど急所を狙ってくるんだから」

 

「ぜ、善処する……」

 

そして鬼一は自然な感じで藍の膝の上に横になった。藍はそんな鬼一に微笑んだ後、頭を撫でていた。だが不意に手が止まったため、鬼一は藍の方を向いた。そしたら藍が少し不安そうな顔をしていた。

 

「藍、どうした?」

 

「いや、この後鬼一に嫌なことが起きそうな気がしてな……」

 

「いや、大丈夫だろ」

 

鬼一は笑い飛ばしていたが、藍は鬼一が心配だった。

 

その時、余鈴のチャイムが鳴った。鬼一は起き上がって背伸びをした後藍の方へ向いた。

 

「それじゃあ教室に戻ろうか」

 

「……わかった」

 

そして二人は教室に向かって行ったのであった。

 




妖刀「さて、セシリアが登場したが二人はセシリアについてどう思う?」

鬼一「一生関わりたくない。」

藍「馬鹿にすることしか出来ない最低な女。」

妖刀「なるほどな。さて話が変わるが、藍、今のアンチ対象は誰かわかるか?」

藍「篠ノ之箒と織斑千冬だったな。あとセシリア・オルコットも入るな。」

妖刀「そうだ。だから、まだ数人増やそうと思うのだがどう思う?」

藍「別に、そこは作者の勝手で。」

???「ちょっと待った。」

妖刀「ん?……お前は刀也!?」

刀也「あ、そうだが。それはともかく作者、刀奈と簪はアンチ対象に入るのか?」

妖刀「い、いや、極力入れないようにする予定だ。俺はあの二人が好きだからな。」

刀也「そうか。いきなり入ってきて失礼した、じゃあな。」

鬼一、藍、妖刀「「「……。」」」

妖刀「びっくりした……。いくら更新しなくて暇だからってこっち来なくても……。」
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